自動バージョン同期 (AVS)

Internet Explorer 6 カスタマイズウィザードのこの段階では、Internet Explorer とほかのコンポーネントのセットアップファイルを、指定したダウンロードの場所からダウンロードします。

コンピュータにインストールされているコンポーネントのバージョンと、Internet Explorer 製品リリースのバージョンが同じ場合、既にインストールされているバージョンをそのまま使うように指示されます。コンポーネントをダウンロードするためにウィルスチェックプログラムを一時的に無効にする必要がある場合は、そのことを知らせるメッセージが表示されます。

パッケージを後で簡単に作成し直せるように、ファイルをハードディスクにコピーしておくことをお勧めします。パッケージを再作成する際は [更新] をクリックして、より新しいバージョンのプログラムがあるかどうかを確認してください。

Microsoft コンポーネント

ボックスに表示されている Microsoft のコンポーネントを 1 つまたは複数ダウンロードします。各コンポーネントの状況は、次のように表示されます。

記号	意味
	このコンポーネントは、お使いのコンピュータのダウンロードフォルダにありません。
	お使いのコンピュータのダウンロードフォルダにあるこのコンポーネントのバージョンが Internet Explorer 製品リリースのバージョンよりも古いか、またはウィザードの段階 1 で AVS を無効にしました。
	このコンポーネントのバージョンは、Internet Explorer 製品リリースのバージョンと同じです。
	Microsoft は Internet Explorer 製品リリースの後に、このコンポーネントをアップデートしました。アップデートされたバージョンがお使いのコンピュータのダウンロードフォルダにあります。
	これは Internet Explorer 製品リリースには含まれていない、新しいコンポーネントです。

[更新]

この [更新] をクリックして、Internet Explorer がリリースされた後に更新されたインターネットコンポーネントや利用可能な新しいインターネットコンポーネントがないかどうかを調べます。

たとえば、リリースされているすべての Internet Explorer セキュリティ問題の修正プログラムを 1 つに集めたコンポーネントが [更新] ダイアログボックスから利用できます。

[更新] ダイアログボックスで選択したコンポーネントがダウンロードされ、ウィザードのこのページの一覧に含まれます。

AVS を無効にしてあると、このボタンは使用できません。

詳細については、「自動バージョン同期 (AVS) の更新」を参照してください。

重要

コンポーネントを最新バージョンに更新すると、古いバージョンに簡単に戻すことができなくなります。

[同期]

1 つまたは複数のコンポーネントをダウンロードするには、目的のコンポーネントを選択するたびに [同期] をクリックします。

注

連続して並んでいる項目を選択するには、Shift キーを押しながら最後の項目をクリックします。
隣接していない複数の項目を選択するには、Ctrl キーを押しながら各項目をクリックします。

[すべて同期]

すべての利用可能なコンポーネントをダウンロードするには、[すべて同期] をクリックします。

[同期] または [すべて同期] をクリックすると、最新の Internet Explorer 製品リリースがダウンロードされます。この同期処理が以前に [更新] ダイアログボックスからダウンロードした新しいまたは更新されたコンポーネントに影響を与えることはありません。

[ディスク領域]

選択したコンポーネントに必要なディスク領域を指定します。コンポーネントを 1 つも選択しなかった場合、一覧のすべてのコンポーネントが必要とする必要なディスク領域を指定します。

[キャンセル] をクリックして、Internet Explorer 6 カスタマイズウィザードを終了します。
ウィザードを再起動します。
ウィザードの [ファイルの場所] ページで、[詳細設定] をクリックします。
[詳細設定] ダイアログボックスで [コンポーネントダウンロードフォルダ] を別の場所に変更します。
ウィザードに従い、処理を続行します。

より新しいバージョンのコンポーネントや修正プログラムを Windows Update Web サイトから利用できることがあります。ただし、パッケージに Windows Update のコンポーネントを含める場合は、関連するファイルをカスタムコンポーネントにバンドルする必要があります。それに対して、AVS を使ってダウンロードしたコンポーネントとパッケージに含まれたコンポーネントは、自動的に Windows Update セットアップからインストールされます。詳細については、「Microsoft のアップデート情報をカスタムコンポーネントにパッケージ化する」を参照してください。

製品の更新に関する最新情報については、「Windows Update に関する Web サイト」(英語) を参照してください。

注

このウィザードの段階 1 で、[詳細設定] ダイアログボックスの [AVS を実行して、Internet Explorer のコンポーネントの最新バージョンを確認する] チェックボックスをオフにした場合 (「ファイルの場所」を参照)、Internet Explorer 6 カスタマイズウィザードは最新バージョンのコンポーネントが揃っているかどうかを検証することができません。その場合は、最新バージョンが揃っていても、アイコンが緑色で表示されません。ダウンロード済みのコンポーネントのアイコンは、黄色で表示されます。まだダウンロードしていないコンポーネントのアイコンは、赤色で表示されます。また、バージョンの同期機能を無効にしてあると、ウィザードのこの段階で個々のコンポーネントをダウンロードすることができません。

IESetup.cif には、自動バージョン同期の更新でダウンロードした新しいまたは更新されたコンポーネントが、自動的に含まれます。

コンポーネントとそれらに関連する ComponentID 文字列については、「IEAK に関する Web サイト」を参照してください。

AVS の図解については、「自動バージョン同期」を参照してください。