画像をカタログファイルに登録した後でその画像ファイルを削除すると、カタログファイル内には画像が登録されたまま残ります。ViXのカタログファイルは1画像につき5KB程度(120×90時)と小さいのですが、ディスクの無駄であることは変わりません。また、画像を加工して上書き保存すると、カタログファイル中の縮小画像と実際の画像とが食い違ってきます。
「設定」の「カタログファイル」内の「自動更新」をオンにしておくと、画像ファイルに変更があったときは、カタログファイル内の対応する縮小画像を自動的に削除しますが、それがオフになっていたとき、または自動ではうまくいかないとき、手動でカタログファイルの更新を行うのがこのコマンドです。カタログ表示のときは、コマンド終了後、現在の表示も更新します。
実行すると、カタログファイルと実際のファイル内容とを照合し、カタログファイルに縮小画像があるのに実際にはファイルがない、更新日時が食い違う、カタログファイルへの記録日時よりもファイル更新日時が新しいといったとき、カタログファイル内の縮小画像を削除します。更新日時を調査して縮小画像を更新するかどうか決定するので、画像の保存時にも更新日時を変えない設定になっていると、画像処理後保存し直してから本コマンドを実行したのに、縮小画像が更新されない、ということも起こります。
「更新・ツリー」では、サブフォルダすべてについて整理することができます。このときはキャンセルボタンで中止することができますが、いつキャンセルボタンを押しても、フォルダ1つ分処理し終わってから中止されます。
カタログ表示で、縮小画像表示中は実行できないようになっています。