Handler プロパティ (RDS)

       

RDSServer.DataFactory の機能と、"ハンドラ" が使うパラメータを拡張する、サーバー側のカスタマイズ プログラム (ハンドラ) の名前を示します。

構文

DataControl.Handler = String

パラメータ

DataControl   RDS.DataControl オブジェクトを表すオブジェクト変数を指定します。

String   ハンドラ名と、カンマで区切られたパラメータ (たとえば、"handlerName,parm1,parm2,...,parmN") をすべて含む文字列型 (String) の値を指定します。

解説

このプロパティは、カスタマイズをサポートします。この機能には、CursorLocation プロパティに adUseClient を設定する必要があります。

ハンドラの名前とパラメータは、カンマ (",") で区切ります。String 内にセミコロン (";") が含まれていると、予期できない結果が発生する場合があります。また、IDataFactoryHandler インターフェイスをサポートしていれば、独自のハンドラを作成できます。

既定のハンドラ名は MSDFMAP.Handler であり、この既定パラメータは MSDFMAP.INI という名のカスタマイズ ファイルです。このプロパティは、サーバー管理者が作成した別のカスタマイズ ファイルを呼び出すときに使います。

Handler プロパティを設定せずに ConnectionString プロパティにハンドラとパラメータを指定するには、"Handler=handlerName,parm1,parm2,...;" と指定します。