非同期実行ができるかどうかを示します。
設定値と戻り値
次のいずれかの値を設定します。また、値の取得も可能です。
定数 | 説明 |
adcExecSync | 次回の Recordset の更新を同期的に実行します。 |
adcExecAsync | 既定値です。次回の Recordset の更新を非同期的に実行します。 |
注意 これらの定数を使うクライアント側の各実行可能ファイルは、その定数を宣言する必要があります。C:\Program Files\Common Files\System\MSADC フォルダの Adcvbs.inc ファイルから、定数の宣言をコピーして貼り付けることができます。
解説
ExecuteOptions に adcExecAsync が設定されている場合、RDS.DataControl オブジェクトの Recordset における次の Refresh 呼び出しは非同期的に実行されます。
RDS.DataControl オブジェクトの Recordset を変更する可能性のある別の非同期操作の実行中に、Reset、Refresh、SubmitChanges、CancelUpdate、または Recordset を呼び出そうとすると、エラーになります。
非同期操作中にエラーが発生すると、RDS.DataControl オブジェクトの ReadyState 値は adcReadyStateLoaded から adcReadyStateComplete に変更され、Recordset プロパティの値は Nothing を維持します。