Address Book アプリケーションでは、RDS.DataControl オブジェクトを使って、SQL Server データベースのデータをクライアントの HTML ページに表示されるオブジェクト (この場合は DHTML テーブル) とバインドします。イベント駆動型の VBScript プログラム ロジックでは、RDS.DataControl を使って次の処理を行います。
次のコードで、RDS.DataControl コンポーネントを定義します。
<OBJECT classid="clsid:BD96C556-65A3-11D0-983A-00C04FC29E33"
ID=DC1 Width=1 Height=1>
<PARAM NAME="SERVER" VALUE="http://<%=Request.ServerVariables("SERVER_NAME")%>">
<PARAM NAME="CONNECT" VALUE="Provider=sqloledb;Data Source=yourServer;
Initial Catalog=AddrBookDb;User ID=adcdemo;Password=adcdemo;">
</OBJECT>
<OBJECT> タグで、RDS.DataControl コンポーネントをプログラム内に定義します。このタグには 2 種類のパラメータがあります。
一般的な OBJECT タグ パラメータ
次の表は、<OBJECT> タグに関連するパラメータの一覧です。
パラメータ | 説明 |
CLASSID | 一意の 128 ビットの数字で、システムに埋め込まれたオブジェクトの種類を識別します。この識別子は、ローカル コンピュータのシステム レジストリに保持されます。(RDS.DataControl オブジェクトのクラス ID については、「DataControl オブジェクト (RDS)」を参照してください。) |
ID | 埋め込まれたオブジェクトの、ドキュメント全体での識別子です。コード内でオブジェクトを識別するために使用されます。 |
RDS.DataControl タグ パラメータ
次の表は、RDS.DataControl オブジェクト固有のパラメータの一覧です。RDS.DataControl オブジェクトのすべてのパラメータ一覧、およびすべてのパラメータが実装される時期については、「RDS.DataControl オブジェクト」を参照してください。
パラメータ | 説明 |
Server | HTTP を使用している場合、この値はサーバー コンピュータの名前で、http:// の後に指定します。 |
Connect | SQL Server に接続するために RDS.DataControl に必要な接続情報を指定します。 |
SQL | Recordset を取得するために使用されるクエリ文字列を設定します。または値を取得します。 |