ExecuteComplete イベント

       

ExecuteComplete イベントは、コマンドが実行を終了した後に呼び出されます。

構文

ExecuteComplete RecordsAffected, pError, adStatus, pCommand, pRecordset, pConnection

パラメータ

RecordsAffected   コマンドによって影響を受けるレコードの数を表す長整数型 (Long) の値です。

pError   Error オブジェクトです。adStatus の値が adStatusErrorsOccurred の場合に発生するエラーを示します。これ以外の場合は設定されません。

adStatus   EventStatusEnum ステータス値です。このイベントが呼び出されたとき、このパラメータは、イベントを発生した操作が成功した場合は adStatusOK、失敗した場合は adStatusErrorsOccurred に設定されます。

このイベントから返る前に後続の通知が実行されるのを防ぐには、このパラメータを adStatusUnwantedEvent に設定します。

pCommand   実行された Command オブジェクトです。明示的に Command を作成せずに Connection.Execute または Recordset.Open を呼び出しても Command オブジェクトが格納されます。この場合、Command オブジェクトは ADO によって内部的に作成されます。

pRecordset   実行されたコマンドの結果の Recordset オブジェクトです。この Recordset は空の場合もあります。

pConnection   Connection オブジェクトです。操作を実行したときの接続です。

解説

Connection.Execute メソッド、Command.Execute メソッド、Recordset.Open メソッド、Recordset.Requery メソッド、または Recordset.NextRecordset メソッドにより、ExecuteComplete イベントが発生します。