MEIMI 取扱説明書(操作編)

操作編目次



0.MEIMIがどんなものか手っ取り早く知りたい人

 1.MEIMIを起動する。
 2.ある程度
描画ウィンドウを大きくする。
 3.
描画ウィンドウメインウィンドウに動画ファイルをドラッグ&ドロップする。
 4.
メインウィンドウを1回おしてしばらく眺める。

 これで他のプレイヤーとの違いがわかるかもしれません(^^
 


1.描画ウィンドウ

再生中の動画が表示されるところです。



このウィンドウ上でマウスの右クリックをすると、他のウィンドウの表示のメニューが表示されます。
全画面再生をしているときは、ウィンドウの枠はあらわれません。

描画ウィンドウにファイルまたはフォルダをドラッグ&ドロップできます。なお、ファイルリストは一端破棄されドラッグ&ドロップしたファイルのみになります。ファイルリストに追加したい場合は、ファイルリストウィンドウにドラッグ&ドロップするかファイルリストウィンドウのからファイルを選択してください。

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2.メインウィンドウ

主に動画の再生方法の制御、他のウィンドウの表示などを操作するためのウィンドウです。

動画ファイルを選択します。選択直後に再生されます。現在のファイルリストは破棄されます。
リストファイル中の1つ前のファイルを再生します。
巻戻し(押しっぱなし可)
再生(再生時は一時停止)
停止
早送り(押しっぱなし可)
リストファイル中の1つ後次のファイルを再生
ABリピート再生ボタンです。。1回めのボタンでリピート開始位置を、2回目のボタンでリピート終了位置を設定します。設定直後にABリピート解除になります。もう一度ボタンを押すとABリピート再生解除です。 
リストファイルの再生の設定です。ボタンを押すごとに以下のように再生方法が変わっていきます。
 
ファイルを順番に再生していきます。
ファイルをランダムに再生していきます(すべてのファイルを再生するまで重複はしません)
現在のファイルの再生が終了したら、再生終了をします。
現在のファイルを繰り返し再生します。

 

MEIMIの終了
描画ウィンドウの大きさを1まわり小さくします
描画ウィンドウの大きさを1まわり大きくします
ウィンドウ表示に関するメニューが表示されます。
TTWモードのON/OFFを切り替えます(トグル)。
ステータスパネルのON/OFFを切り替えます(トグル)。

また、Rate、Volume、再生位置のバーの位置はマウスで変更できます。
Rateのバーの上で右クリックをするとデフォルト値(Rate=1.0)に戻ります。
時間表示のところでダブルクリックをすると、再生時間と残り再生時間が切り替わります。


他のウィンドウを開くプルダウンメニューは、メインウィンドウ上で右クリックを押すことによっても表示されます。

メインウィンドウにファイルまたはフォルダをドラッグ&ドロップできます。なお、ファイルリストは一端破棄されドラッグ&ドロップしたファイルのみになります。ファイルリストに追加したい場合は、ファイルリストウィンドウにドラッグ&ドロップするかファイルリストウィンドウのからファイルを選択してください。

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3.ファイルリストウィンドウ

動画の再生ファイルの登録や再生順序などの操作を行うウィンドウです。
またを押すと各アイコンのプルダウンメニューが表示されます。


動画ファイルをファイルリストに追加します。フォルダの選択はできません。
指定したフォルダの中にあるファイルをファイルリストに追加します。
ファイルリストを読みこみます。
ファイルリストの状態を保存します。
ファイルリストからファイルを削除します。を押すと削除の方式を選択できます。
ファイルリストのソートを行います。を押すとソートの方式を選択できます。

ファイルの再生に関するボタンについてはメインウィンドウと同じなのでそちらを参照してください。

ファイルリストを新規作成したい場合は、削除ボタンのプルダウンメニューから「すべて削除(A)」を選んでください。

ファイルのソートは今のところ動作が不完全です(^^

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4.画面設定

動画が描画される領域の設定を行うウィンドウです。



変更したい解像度のところにマウスカーソルを合わせてダブルクリックすると解像度が変更されます。

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窓サイズとは描画ウィンドウのWindowsから見たサイズで、窓内の仮想解像度とは、描画ウィンドウのMEIMIから見たサイズです。
たとえば、窓サイズ:800x600、窓内の仮想解像度:1024x768と設定した場合、描画ウィンドウのサイズは800x600のままですが、描画される画像の配置は1024x768のものと同じになります。(ただし、本来1024x768の画面が800x600に縮小されているので当然画質自体は悪くなっています。)

これだけではわからない人がいると思いますので、詳しい説明が見たい人は、HomePageを参照してください。

「窓サイズと仮想解像度を連動させる」がチェックされていると、窓サイズ、仮想解像度が連動します。

「常にトップ」をチェックしていると、描画ウィンドウがmeimiや他のアプリケーションなどにかかわらず、 画面の一番上に表示されます。

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壁紙として動画を再生する場合の設定です。

透過色で指定した色の範囲でのみ動画が表示されます。 描画ウィンドウのサイズは、Windowsの解像度になります。 当然、透過色に設定した色が画面上に存在しねければ見た目にはなにも表示されません。ビデオカードによっては壁画再生時にエフェクトがかかるものもあるようです。なお、IEの機能を使用した場合は透過色の設定はできません。

色情報フォーマット欄で、現在使用中のビデオカードが利用できるフォーマットが選択できます。このフォーマットによってはハードウェアアクセラレーションが使用できたりできなかったりオーバーレイ再生が使用できなくなったりします。使用しているビデオカードの詳しい仕様がわからない場合は、とりあえずいろいろ選んで試してみるほかありません。

壁紙再生時にMEIMIのウィンドウをすべて閉じた場合のMEIMIの終了方法はこちらをご覧ください。

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5.TTW設定ウィンドウ

ランダムにエフェクトを変更する再生方法(TTWモード)についての設定を行います。



エフェクトはエフェクトリストウィンドウのTTWグループから選択されます。

変更タイミングについて:

 オプションの変更タイミングは、エフェクトが切り替わった瞬間からカウントされます。よって、エフェクトの変更タイミングより大きな値に設定しても意味はありません。

エフェクト変更指定について:

1巡内でランダム すべてのエフェクトが選択されるまで重複のないランダム選択です。
完全ランダム 重複のあるランダム選択です。

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6.エフェクトリスト

エフェクトの選択をするウィンドウです。
左側にはグループが、右側には選択したグループのエフェクトが表示されています。



グループを選択すると右側にそのグループに属したエフェクトの一覧が表示されます。エフェクト一覧の中からエフェクトを選択すると、選択したエフェクトに切り替わります。
エフェクトグループの編集は基本設定からできます。

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.エフェクトオプション

エフェクトのパラメータを操作するウィンドウです。



エフェクトの選択は、2組ので行います。 上段のエフェクトリストのエフェクトグループを選択するもので、 下段のはエフェクトグループのエフェクトを選択するものです。グループ内のエフェクトの選択は、さらに下にあるトラックバーを使っても変更できます。

エフェクトの中には上図のように、オプションを設定できるものがあります。 オプションの数値を変更すると、エフェクトの動作が変化します。
遅延数とは遅延系のエフェクトで利用する遅延の幅を設定します。数値が大きいほど遅延が大きくなります。ただし十分なメモリのないビデオカードを使用すると、遅延の動作がエフェクト作成者の意図しないものになってしまうことがあります(見た目以外の問題はありません)。

ボタンについて

Reset 現在のエフェクトのオプション値をデフォルトの値に変更します。
Random 現在のエフェクトのオプション値をランダムな値に変更します。
AllReset すべてのエフェクトのオプション値をデフォルトの値に変更します。

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.基本設定

meimiの基本設定を行うウィンドウです。


 

特定ウィンドウの移動範囲を制限する:

  メインウィンドウ画面設定エフェクトオプションウィンドウが画面の外にはみ出ないようにします。  

ストリーム音量でなくWAVE音量を変更する:

  ストリーム音量はMEIMIが処理するときの音量で、WAVE音量はWindowsが処理する音量です。 たとえば、MEIMIで音量を0にしたときに、 ストリーム音量を変更する設定なら、MEIMI以外のアプリケーションは影響を受けませんが、WAVE音量を変更する設定になっていた場合は、すべてのアプリケーションの音量が0になります。  

タスクバーの文字列をスクロールさせる:

  タスクバーには通常ファイル名が表示されていますが、ファイル名が長くて表示しきれないときに文字列スクロールさせてファイルを表示します。  

MEIMIの2重起動を許可しない:

  そのままの意味です(^^  

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さまざまな情報を表示するステータスパネルの設定です。ステータスパネルの表示のON/OFFはメインウィンドウ上のボタンでできます。ステータスパネルの表示内容は編集できます。使用できるマクロ変数は以下の通りです。

%Width 現在の描画ウィンドウの横幅
%Height 現在の描画ウィンドウの縦幅
%ColorBit 現在の画面の色bit数(ウィンドウモード時には正常に表示されません)
%File 再生中のファイル名
%PlayTimes 再生ファイルの現在の時間
%PlayBackTimes 再生ファイルの終了時間
%PlayFrame 再生ファイルの現在のフレーム
%PlayBackFrame 再生ファイルの終了フレーム
%Rate 再生速度
%Repeat リピート再生モードの表示
%Volume 現在のボリュームの表示
%FPS 現在のフレームレート
%FPSMin もっとも低かったフレームレートの値
%FPSMax もっとも高かったフレームレートの値
%StreamFPS 再生ファイルのフレームレート
%Group 現在のエフェクトのグループ
%EffectTitle 現在のエフェクトのタイトル
%EffectDescription 現在のエフェクトの説明
%EffectVender 現在のエフェクトの制作者
%EffectDLL 現在のエフェクトが格納されているDLLファイル名
%GroupNo 現在のエフェクトグループの番号
%GroupMax エフェクトのグループの総数
%EffectNo 現在のグループ内でのエフェクトの番号
%EffectMax 現在のグループ内でのエフェクトの総数

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エフェクトグループの編集ができます。
左側にはエフェクトグループが、右側には選択したグループのエフェクトが表示されています。

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「くるくるたみこさん」です。
URLをクリックするとHomePageにいけます。

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9.その他の機能

・ボタンにマウスカーソルを合わせてしばらくすると、そのボタンについての簡単な説明が表示されます。

・お気に入り保存
よく使うエフェクトをフルキーの0~9に割り当てることができます。
Ctrlを押しながらフルキーの0~9を押すと対応する数字のキーに現在のエフェクトとエフェクトオプションの値を記録します。以後、0~9を押すとそれぞれのボタンに記録したエフェクトを復帰します。エフェクトの作成をしている人にも便利だと思います(^^

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10.ショートカット一覧

ショートカット一覧

ウィンドウ表示制御系:

F1 メインウィンドウの表示/非表示
F2 ファイルリストウィンドウの表示/非表示
F3 画面設定の表示/非表示
F4 TTW設定ウィンドウの表示/非表示
F5 エフェクトリストの表示/非表示
F6 エフェクトオプションの表示/非表示
SPACE 現在表示されているウインドウすべてを隠す/復帰
Ctrl+SPACE すべてのウィンドウを非表示
Shift+SPACE すべてのウィンドウの表示

再生制御系:

P 再生 A ABリピート
W 一時停止 S 再生停止
K 再生速度アップ J 再生速度ダウン
L 早送り B 巻き戻し
N ファイルリストの前のファイル再生 M ファイルリストの次のファイル再生
O ファイルリストにファイルを追加 Ctrl +O ファイルリストにフォルダを追加
音量アップ - 音量ダウン
PageUp 遅延数アップ PageDown 遅延数ダウン
R 繰り返しモード変更 T TTWモードのON/OFF
Ctrl+J 再生Rateを1.0にする    
Ctrl+K 再生Rateを2.0にする    

スクリーン制御系:

F10,Shift+RETURN 窓再生モード
F11 フルスクリーン再生モード  
F12,Ctrl+RETURN 壁画再生モード
Alt+RETURN フルスクリーン窓再生切替
Y 窓サイズと仮想解像度の連動のON/OFF
X 画面サイズアップ Z 画面サイズダウン
V 色bit数アップ C 色bit数ダウン
Ctrl+F1 320x240 16bit 全画面 Shift+F1 320x240 32bit 全画面
Ctrl+F2 640x480 16bit 全画面 Shift+F2 640x480 32bit 全画面
Ctrl+F3 800x600 16bit 全画面 Shift+F3 800x600 32bit 全画面
Ctrl+F4 1024x768 16bit 全画面 Shift+F4 1024x768 32bit 全画面
Ctrl+F5 1280x1024 16bit 全画面 Shift+F5 1280x1024 32bit 全画面
Ctrl+F6 1600x1200 16bit 全画面 Shift+F6 1600x1200 32bit 全画面
Ctrl+A 描画ウィンドウを常にトップON/OFF

エフェクト制御系:

→,E エフェクト次 ←,Ctrl+E エフェクト前
エフェクトグループ次 エフェクトグループ前
Num0 エフェクトオプション0ダウン . エフェクトオプション0アップ
Num1 エフェクトオプション1ダウン Num3 エフェクトオプション1アップ
Num4 エフェクトオプション2ダウン Num6 エフェクトオプション2アップ
Num7 エフェクトオプション3ダウン Num9 エフェクトオプション3アップ
Ctrl+Num0 エフェクトオプション4ダウン Ctrl+. エフェクトオプション4アップ
Ctrl+Num1 エフェクトオプション5ダウン Ctrl+Num3 エフェクトオプション5アップ
Ctrl+Num4 エフェクトオプション6ダウン Ctrl+Num6 エフェクトオプション6アップ
Ctrl+Num7 エフェクトオプション7ダウン Ctrl+Num9 エフェクトオプション7アップ
* エフェクトオプション値リセット Ctrl+* すべてのエフェクトオプションリセット

Num0といったらテンキーの0、Num1はテンキー1のボタンのことです。
キーの種類の順番より配置を見ながら操作説明を見ると多少は覚えやすいと思います。
*や.はテンキーのものです。

その他:

Q,ESC 終了 Ctrl+Q 最小化
H ショートカット一覧表示 Ctrl+H ショートカット一覧をkeyhelp.txtで出力
I ステータスパネル表示/非表示    
Ctrl+I ステータスパネル表示位置変更    
Shift+I ステータスパネル表示形式変更    

おきにいり:

Ctrl+0 おきにいり0 記憶   Full 0 おきにいり0 復帰
Ctrl+1 おきにいり1 記憶 Full 1 おきにいり1 復帰
Ctrl+2 おきにいり2 記憶 Full 2 おきにいり2 復帰
Ctrl+3 おきにいり3 記憶 Full 3 おきにいり3 復帰
Ctrl+4 おきにいり4 記憶 Full 4 おきにいり4 復帰
Ctrl+5 おきにいり5 記憶 Full 5 おきにいり5 復帰
Ctrl+6 おきにいり6 記憶 Full 6 おきにいり6 復帰
Ctrl+7 おきにいり7 記憶 Full 7 おきにいり7 復帰
Ctrl+8 おきにいり8 記憶 Full 8 おきにいり8 復帰
Ctrl+9 おきにいり9 記憶 Full 9 おきにいり9 復帰

Full 0といったらフルキーの0、Full 1はフルキー1のボタンのことです。
なお、ショートカットの一覧は、起動してからHキーを押すことにより表示されます。

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1998,99 by S.E.E.R.A.
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