プロキシ サーバーを使うと、管理者はインターネットへのアクセスを制限することができます。プロキシ サーバーは、Internet Explorer 管理者キット ウィザード、Internet Explorer 管理者キット プロファイル マネージャ (以前の INS エディタ)、およびブラウザで指定できます。ユーザーによるプロキシの設定値の変更は、Internet Explorer 管理者キット ウィザードや Internet Explorer 管理者キット プロファイル マネージャの [規制] ページでも制限できます。
注意
プロキシ バイパス機能を使うと、JavaScript または JScript を使ってプロキシを選ぶ必要がなくなります。
プロキシの選択とプロキシ バイパスを設定するには、次の手順に従って操作してください。
注意
ほとんどの場合、どのプロトコルでも、使用できるプロキシは 1 つだけです。そのような場合は、HTTP の設定でプロキシのアドレスとポート番号を入力し、[すべてのプロトコルに同じプロキシ サーバーを使う] チェック ボックスをオンにします。
プロトコル ("http://" や "ftp://") が先頭に付いていないようなプロキシ アドレスは、CERN タイプの HTTP プロキシと見なされます。たとえば、"proxy" は、"http://proxy." と同じものとして処理されます。FTP ゲートウェイの場合は、TIS FTP ゲートウェイおよび WinGate Win95 Modem FTP プロキシの場合と同様に、プロキシ名の前にプロトコル "ftp://" を付ける必要があります。たとえば、"ftpproxy" という FTP ゲートウェイは、"ftp://ftpproxy." と入力する必要があります。
バイパスするプロキシのアドレスの先頭には、http://、https://、ftp://、gopher:// のようなプロトコルのタイプを指定することもできます。プロトコルのタイプを指定すると、そのプロトコルに対する要求だけが除外されます。プロトコルの値は、大文字/小文字が区別されません。注意してください。エントリを複数個指定する際は、セミコロン (;) で区切ります。
次は、インターネット アドレス、IP アドレス、またはドメイン名を入力します。プロトコルを指定しないと、該当アドレスを使っている要求がすべてバイパスされます。プロトコルを指定すると、該当アドレスが指定された要求は、指定したプロトコル タイプの場合だけバイパスされます。プロトコル タイプの場合と同様に、アドレスの大文字/小文字も区別されません。
最後に、ポート番号を指定できます。ポート番号を指定すると、ここまでに指定した条件がすべて満たされ、かつ指定したポート番号が要求で使用されているときだけ、その要求が処理されます。
[例外] ダイアログボックスでは、ワイルドカード文字 ( * ) により、0 個以上の文字を表現することができます。