MEIMI 取扱説明書(操作編)

まだまだ暫定
もしかしたら使われてる画像は古いバージョンのものの可能性があります。

一目見てわかるようなボタン、仕様が今にも変わりそうな場所についての説明はしません。
ボタンなどにマウスカーソルを合わせてしばらくすると、
簡単な説明が出るのでそれも参考にしてみてください。

操作編目次



0.ショートカット一覧

各ウィンドウの表示/非表示にはショートカットが割り当てられています。 すべてトグルです。

ウィンドウ表示関連ショートカット

F1 メイン
F2 ファイルリスト
F3 画面設定
F4 シナリオエディター
F5 エフェクトリスト
F6 基本設定
F7 エフェクトオプション
SPACE ウィンドウ配置を保存して、全最小化or復元


操作関連ショートカット:

Q 終了
N
M
B 巻き戻し
L 早送り
P 再生
W 一時停止
S 停止
A ABリピート
R 再生モード切替
O ファイルを開く
Ctrl + O フォルダを開く
E エフェクト次
Ctrl + E エフェクト前
Z 画面サイズ縮小
X 画面サイズ拡大
C 色数減少(フルスクリーン時)
V 色数増加(フルスクリーン時)
T TTWモードのON/OFF(オプション値固定)
Ctrl+T TTWモードのON/OFF(オプション値ランダム)


Num+ ボリュームアップ
Num- ボリュームダウン


Num5 エフェクトグループ下
Num8 エフェクトグループ上
Num4 エフェクト前
Num6 エフェクト次


Num/ エフェクトオプション変更対象前
Num8 エフェクトオプション変更対象次
Num* エフェクトオプションリセット
Num7 変更対象オプション値減少
Num9 変更対象オプション値増加


Num6 遅延数増加
Num4 遅延数減少

Num0といったらテンキーの0、Num1はテンキー1のボタンのことです。
キーの種類の順番より配置を見ながら操作説明を見ると多少は覚えやすいと思います。
ショートカットの一覧は、起動してからHキーを押すことにより表示されます。

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1.描画ウィンドウ

再生中の動画が表示されるところです。



このウィンドウ上でマウスの右クリックをすると、他のウィンドウの表示のメニューが表示されます。
全画面再生をしているときは、上図のような枠はあらわれません。

基本設定で、「右クリックメニューを使用する」にチェックが入っている場合は、 描画ウィンドウ上で右クリックすることにより他のウィンドウの表示をするためのメニューが現れます。

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2.メインウィンドウ

主に動画の再生方法の制御、他のウィンドウの表示などを操作するためのウィンドウです。



各ボタンについては、マウスをあわせたときに表示されるメッセージを参照してください。 おそらく直感的にもわかると信じています(ぉ

今のところ、Rate、Volumeをデフォルト値に戻す怠惰な方法はないので、変更してからもとに戻したい場合は、 値を合わせなおしてください。ボリュームの操作にはショートカットがあります。

ABリピートの下のボタンはファイルの再生処理のボタンです。
押すたびに、全ファイルリピート->全ファイルランダム再生-> シングル再生->シングルリピート->全ファイルリピートと変更されます。

他のウィンドウを開くプルダウンメニューは、メインウィンドウ上で右クリックを押すことによっても表示されます。

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3.ファイルリスト

動画の再生ファイルの登録や再生順序などの操作を行うウィンドウです。
右半分の再生に関するボタンについては、 メインウィンドウのものと同じです。
またを押すと 該当部分のプルダウンメニューが表示されます。



ファイル追加とフォルダ追加は違うボタンなので注意してください。 フォルダ追加は再帰的に下のフォルダのファイルも追加していきます。

ファイルリストを新規作成したい場合は、削除アイコンのプルダウンメニューから すべて削除(A)を選んでください。

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4.画面設定

動画が描画される領域の設定を行うウィンドウです。



変更したい解像度のところにマウスカーソルを合わせてダブルクリックすると解像度が変更されます。





窓内の仮想解像度:

例えば、窓サイズ、仮想解像度が共に680x480の場合、320x240の動画ファイルを 「9画面タイル」のエフェクトで再生すると、表示の一部は領域からはみ出してしまいます。 そこで、仮想解像度を960x720とすると、はみ出なくなります。

このように窓サイズは小さいままで、高い解像度のエフェクトの雰囲気を味わいたいというときなどに便利です。 ただし上の例の場合、個々のフレームは縮小されて表示されているので、 窓サイズ、解像度がともに960x720のときと比較した場合、画質の点では劣ります。

窓サイズ、仮想解像度を一致させたい場合は、
「窓サイズと仮想解像度を連動させる」をチェックしてください。

「常にトップ」をチェックしていると、描画ウィンドウがmeimiや他のアプリケーションなどにかかわらず、 画面の一番上に表示されます。






壁紙として動画を再生する場合の設定です。
透過色で指定した色の上でのみ、動画が表示されます。 描画ウィンドウのサイズは、Windowsの現在の解像度になります。 当然、透過色が画面上になければ見た目にはなにも表示されません。

例えば、Windowsの壁紙の設定なしの人は、に設定すれば、 描画ウィンドウの上にデスクトップのショートカットのアイコンや各アプリケーションの窓が表示されるようになります。
オーバーレイ透過色の設定は、今のところ、カラーパレットから色を選択する方法のみです。 他の場所から取得したりすることはできません。

この機能は、環境に依存しやすいので、制作者サイドの意図通りに動かないこともあるようです。 なお、IE4の機能を使用した場合には、壁紙再生のみ利用可能で透過色などの処理はできません。

現バージョンでは、壁紙再生時にmeimiのウィンドウをすべて閉じると、meimiが通常の方法では終了できなくなってしまいます。そのため、壁紙再生時には、ウィンドウを全部閉じないようにしてください。もし閉じてしまった場合は、Ctrl+Alt+DELを押して、meimiを強制終了してください。

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5.シナリオエディター

シナリオファイルの編集などを行うウィンドウです。シナリオファイルとは、動画ファイルごとに、任意のフレームの任意のエフェクトの設定を保存しておくファイルです。

例えば、シナリオファイルを使えば、HummingBird_SetsunaiOmoi-SKS.mpgの再生しているときは、1000フレームから「9画面遅延再生」、2000フレームから「壁反射移動」などのエフェクト変更を自動で行うことができます。(TTWモード)

また、ある周期でランダムにエフェクトを変更する再生方法も このシナリオファイルを用いて実現する予定です。

担当者多忙なため今のところかなりNUIですし、操作体系変更の可能性が多分にあるので、 ここでは操作法などは説明しません。



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6.エフェクトリスト

エフェクトの分類や選択などエフェクトの管理方法に関するウィンドウです。



エフェクトフォルダに関する操作はウィンドウ上部のボタンを使うか、エフェクト分類ウィンドウ上で右クリックするとできます。 ただし、「全エフェクト」フォルダの中身は削除ができないようになっています。
このウィンドウで設定したエフェクトのフォルダは、エフェクトオプションで使用します。 フォルダには、エフェクトをドラッグ&ドロップで格納できるので、 自分の好きなようにエフェクトを分類できます。
(ctrlを押しながらエフェクトを選択すると複数のエフェクトを同時に選択できます。)

また、このウィンドウ内でエフェクトの削除をしても、リストから消去されるだけで、 実際のエフェクトが格納されているファイルが消去されるわけではありません。

エフェクト番号の隣のチェックは、エフェクトが使用可能かどうかをしめします。
チェックをはずすとエフェクトを選択しても適用されないようになり、 エフェクトオプションのエフェクト選択では そのエフェクトが表示されなくなります。

チェックは、手動でON/OFFの切り替えができますが、エフェクトでエラーが出た場合にも自動的にはずされます。

全エフェクトを自分なりに分類したいときなど、コピーしたエフェクトを順次リストから消していきたいときがあると思います。しかし、「全エフェクト」フォルダの中身は削除不能なので、そのまま作業を続けると、いったいどのファイルが分類の終わったものなのか分からなくなってしまいます。その場合は、例えば、一回適当なフォルダを作って、そこに全エフェクトをコピーしてから、そのフォルダを元に作業を始めるという解決策があります。

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7.基本設定

meimiの基本設定を行うウィンドウです。


シナリオ変更時間をフレームで表示する:

  チェックした場合はフレーム表示、しなかった場合は時間表示になります。  


右クリックメニューを使用する:

  メインウィンドウ上で右クリックをするとウィンドウ表示のメニューが出るようになります。  


各ウィンドウ位置を保持する:

  MEIMIを起動時に前回のウィンドウの配置にします。  


ストリーム音量でなくWAVE音量を変更する:

  ストリーム音量はMEIMIで処理するときの音量で、WAVE音量はWINDOWS全体の音量です。 たとえば、MEIMI再生中にMEIMI以外のアプリケーションから、WAVEが鳴らされても、 ストリーム音量変化にしておけば、MEIMIのVolumeに関係なく一定の音量で鳴ります。  


特定のウィンドウの移動範囲を制限する:

  一部のWINDOWを画面の外にはみでないようにします。  



TTW時にオプション値を変更する:

  エフェクト自動変更時にオプション値もランダムに変更するかどうかを設定します。
TTW間隔はエフェクト自動変更の時間間隔で単位は秒です。
 


遅延の限界:

  大きくすればするほど、遅延フレームを多くすることができます。
その際、遅延フレームの量に比例してメインメモリの使用量が増え、 動画ファイル読み込んでから再生までにかかる時間が長くなります。数字は、遅延に確保するフレームの枚数です。
 






各ウィンドウのフォントの設定です。
今のところメインウィンドウのフォントは変更できません。

 




ステータスパネルを使用する:

  描画ウィンドウのTIME,FPSの表示の設定  

 



くるくるたみこさん

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8.エフェクトオプション

エフェクトのパラメータを操作するウィンドウです。



エフェクトの選択は、2つのトラックバーで行います。 上のバーはエフェクトリストのエフェクトフォルダを選択するもので、 下のバーは、フォルダの中のエフェクトを選択するものです。 エフェクトをショートカットで選択した場合、 フォルダの中の最後のエフェクトと、次のフォルダの最初のエフェクトはつながっています。

エフェクトの中には上図のように、オプションを設定できるものがあります。 オプションの数値を変更すると、エフェクトの動作がいろいろ変化します。 数値の変更には、マウスで直接数値を変更するか、ショートカットキーを使います。

遅延数:

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1998,99 by S.E.E.R.A.
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