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■BERETTA M92FS TARGET(HORI)

いよいよ発売されました。各ゲーム雑誌で発売予定までは紹介されたものの実際に発売された後にレポートなどされず、私も久々に日本橋へ出かけた時にソフマップの店頭で偶然見かけて「もう、発売されていたんだ!」と思わず購入してしまった逸品である。

この銃は商品名と同じで「BERETTA M92FS」といい映画「レオン」で主人公レオン愛用の銃である。ちなみに普通の「BERETTA M92F」(銃身が短い)は映画「ダイハード」を代表するハリウッド映画で銃が出てくる映画の殆どで使われているため全て紹介していくとキリがないのでしないが、そういったことからこの銃を選んだ株式会社ホリはなかなか良い目を持っていると言えるだろう。
型はモデルガンメーカーの老舗「マルシン」が作っていることもあり、非常に出来が良い。大きさはナムコのガンコンと同じぐらいの大きさだ。ただ、足で”ふみふみ”する部分は使う使わない関係なく接続しなければならないのでちょっと邪魔になる時もある。
重さは、ヘヴィウェイトモデルと書かれている通り、ナムコのガンコンの約3倍もの重さがある(実銃はもっと重い)。写真にある通り、体重計で量ってみたので細かな重さの表示が無いのだが600gとはちょっと持っただけではずっしりとした重量感があると感じるぐらいだが、実際にこの銃でゲームをしてみると腕がちょっとだるくなってくるので、女性・子供には少々つらいガンコンなのだが男性にとっては、この重量感と腕がだるく感じる具合が心地よいのである。
握り具合は、実銃をモデルにしているだけあって非常に握りやすく撃ちやすい。そして「マガジンキャッチ」(引き金の後ろの丸いボタン)と「スライドストップ」(グリップの上のギザギザ部分)がそれぞれAボタン、Bボタンとなっておりオシャレな配置がされている。
アメリカ人なら親指が届き、片手で操作できると思うが日本人の手の大きさでは親指が各ボタンに届かないので、両手を使わなければならない。

また、パッケージにわざわざ表記されている
本製品は、日本製・ホリ製であり、ピエトロ・ベレッタ社より賦与されたライセンスによって付されているものである。
というのは銃のグリップのエンブレムの部分などを使用する権利代とも言える。実際にモデルガンやエアーガンなどでは、銃の形は同じでもエンブレムを似て非なるものにしているものが結構ある。余談ではあるが詳しい人に聞いてみたところ日本ではウエスタンアームズ社というモデルガンメーカーが権利を所持しているらしい。そこでBIOHAZARDシリーズで使用している銃火器類を見ると一部の銃などをカスタムバージョンにし回避している点を見ると「もしかして、以前いちゃもん付けられた?」という気もしなくはない。

さて、実際にゲームをやろうとしたのだがプレステのガンコン対応ゲームはお手軽なものが少ない。仕方ないのでフットペダルも付いている事だし、とりあえずプレステ版「バーチャコップ」こと「タイムコップ」をやってみたが、なかなか感触が良く「シビレるぅー」っていう感じでとっても良い。
出来る事なら「バーチャコップ」でこの銃2丁を使いマトリックス打ち(これね→)をやってみたかったが、プレステには「バーチャコップ」が無い(DC用変換ケーブルも発売されているが、ガンコンに対応していない)。そこでプレステのガンコン対応シューティングゲームで2人同時プレイが出来るゲームを探した所、SIMPLE 1500 シリーズ Vol.24「THE ガンシューティング」というゲームが見つかったので、実際に2人同時プレイを一人でしてマトリックス打ちをしてみたが腕がつるほど疲れて1面以上腕が持たない。「ホンマかぁ、あんたの体力&筋力が無いだけとちゃうん?」と疑っている人(確かにその通り^^;)は両手を前に延ばし手を「グーパー、グーパー」と繰り返しやってみて欲しい。そんな感じで30分以上続けられるあんたはエライ!(おそらく普通の軽いガンコンでも、そうなると思う)
スタイル的にはとってもええ感じで、快感だが、思った以上に疲れるので腕の筋力強化に一度やってみては?

総評としては、ブローバックはしないものの久々に「私のお気に入り」といえるコントローラに出会えたという感じで大満足!ハッキリ言って今までのガンコンの中ではトップの出来と操作性だ!
ただ、このガンコンを使うのにピッタリで良いゲームが少なく、今後プレステ又はプレステ2で2人同時プレイが出来る感じの良いゲームさえ出てくれれば、もっと満足できるのにぃぃぃというちょっと歯がゆさが残ってしまった。
2丁拳銃用ゲーム開発なんとかならん?>各メーカー様(こういう時だけ様付け^^;)

おまけ

ちなみに、限定発売のガスガン「サムライエッジ」(東京マルイ)からグリップを持ってくる事で、このように「S.T.A.R.S」バージョンなんてものも出来たりする。(ちょっと幅がピッタリとは合わないが一応付けられる)