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Text File  |  1999-11-25  |  23KB  |  350 lines

  1.     デスクトップピンナップ説明書
  2.                  −−−導入手順&設定編−−−
  3.  
  4.   本ドキュメントは、デスクトップピンナップ(以下、本ソフト)の導入手順を解説したものです。一般的な使い方での、具体的な導入手順を解説します。なお、設定機能の詳細も、あわせて解説しています。
  5.  設定以外の使い方については、同梱の別ドキュメントを参照してください。
  6.  ※本ドキュメントは画像が含まれています。日本語版のSimpleTextを使用して閲覧ください。
  7.  
  8.  本ソフトはシェアウエアです。別ドキュメント“重要(必ずお読みください)”に詳しい説明があるので、30日以上継続して使用したい場合、いくつかのオプション機能を使用するには、説明に従ってシェアウエアフィーをお支払いください。登録するとパスワードが発行され、期間制限、および機能制限が解除されます。試用期限が来ると、本ソフトは起動しません。また、試用期間中は本ソフト起動時に試用期間である旨のダイアログが毎回現れます。
  9.  
  10. ※本ドキュメント中、“デスクトップピクチャ”コントロールパネルとある箇所は、Mac OS 8.5以降では“アピアランス”コントロールパネルと置き換えて読んでください。(Mac OS 8.5に収録されているアピアランスマネージャーVersion 1.1から、“デスクトップピクチャ”の機能は“アピアランス”コントロールパネルに吸収されています)
  11.  
  12. ・導入手順
  13.  
  14.  “デスクトップピンナップ(FAT)”ファイル(アプリケーション本体)を御使用のMacintoshのハードディスクの任意の場所にコピーしてください。
  15.  ※バージョンアップの場合は、今バージョンに収録されているファイルで、これまで使っていたバージョンの同名ファイルをすべて置き換えてください。つまり、すべて上書きコピーしていただければ、それだけで新しいバージョンが使えます。
  16.  
  17.  以降、正規登録ユーザーと試用ユーザーで、使える機能に制限がありますが、基本的には同様の手順で導入が可能です(起動時の登録ダイアログを除く)。
  18.  なお、“一般的”と思われる使用方法でも、いくつかのパターンが考えられますので、本ドキュメントでは、パターン別に分けて解説いたします。
  19.  
  20.  パターンは以下のものを想定しました。
  21. ・単純にデスクトップの画像を編集するツールとして用いるパターン(1)
  22. ・単純にデスクトップの画像を編集するツールとして用いるパターン(2)
  23. ・日替わりでデスクトップの画像を自動生成&変更するツールとして用いるパターン
  24. ・日替わり以外の間隔で自動生成&変更するツールとして用いるパターン
  25.  
  26. ・単純にデスクトップの画像を編集するツールとして用いるパターン
  27.  
  28.  このパターンの場合、基本的には、後述する“基本設定”だけを行えば、導入部は完了です。心ゆくまで編集し、画像生成を行ってください。
  29.  
  30. ・日替わりでデスクトップの画像を自動生成&変更するツールとして用いるパターン(1)
  31.  
  32.  このパターンの場合、コマンドファイルの“画像生成/Day”を用いるのが一番簡単です。
  33.  コマンドファイル“画像生成/Day”(あるいは、このファイルのエイリアス)を“システムフォルダ”の“起動項目”フォルダーに入れておきます(下図アイコン参照)。これで、Mac OS起動時に自動的にデスクトップピンナップが起動し、設定に従って画像を生成→デスクトップ画像の変更を行います。
  34.  この時、日付チェックを行い、最後に画像を生成した日と同じ日付の場合は、何もせずにデスクトップピンナップを終了します。(“画像生成/Day”の代わりに“画像生成&StartupScreen/Day”を入れておくと、さらにスタートアップスクリーンも作成します)
  35.  
  36.  
  37.  ※“起動項目”フォルダーには、いずれか一方を入れてください。
  38.  
  39.  上記のファイル配置が終了したら、後述の“基本設定”を行い、自動生成時に用いられる画像を編集してください。日替わりデスクトップが実現できるので、後述の“自動生成時に有効な機能”で紹介する画像選択機能や各種アイテム等が有効に機能します。
  40.  
  41. ・日替わりでデスクトップの画像を自動生成&変更するツールとして用いるパターン(2)
  42.  
  43.  日付が変わった際に、自動的に壁紙が変わらないと気持ち悪いという要望の方は、添付ユーティリティの“ぷちぷち”を用いてください。
  44.  “ぷちぷち”ファイル(アプリケーション本体)を御使用のMacintoshのハードディスクの任意の場所にコピーしてください。なお、ぷちぷちと同じフォルダーに、デスクトップピンナップのアプリケーション本体が存在する必要があります。(以下の2ファイルです)
  45.  
  46.  
  47.  
  48.  
  49.  その後、“ぷちぷち”のエイリアスを作成し、“システムフォルダ”の“起動項目”フォルダーに入れておきます。これで、Mac OS起動時にぷちぷちは自動的に起動し、動作開始します。(エイリアスファイルのファイル名は任意です)
  50.  そのままぷちぷちを終了させなければ、ぷちぷちはMac OS終了時まで動作し続け、日付が変わるのを監視し、日付が変わるとデスクトップピンナップを起動して、“画像生成”を実行させます(結果として、画像を生成してデスクトップの画像が変更されます)。
  51.  
  52.  
  53.  
  54.  
  55.  
  56.  
  57.  
  58.  
  59.  
  60.  
  61.  
  62.  
  63.  
  64.  上記のファイル配置が終了したら、後述の“基本設定”を行い、自動生成時に用いられる画像を編集してください。日替わりデスクトップが実現できるので、後述の“自動生成時に有効な機能”で紹介する画像選択機能や各種アイテム等が有効に機能します。
  65.  
  66. ・日替わり以外の間隔で自動生成&変更するツールとして用いるパターン
  67.  
  68.  基本的には、前述の日替わりでのパターンと同様ですが、“ぷちぷち”では、日替わり以外の間隔では自動生成させる事ができないので、やはり同梱ユーティリティの“ぷちらんち”を用います。
  69.  “ぷちらんち”は、“ぷちぷち”よりもかなり汎用に作ってあるので、一定間隔での繰り返しや、指定した時刻での実行等、かなり変則的な自動実行が可能になります(余談ですが、ぷちらんちなら、デスクトップピンナップ以外のアプリケーションやドキュメントでも自動実行・終了が可能です)。
  70.  
  71.  こちらのパターンでは、ぷちらんちで起動するファイルはぷちらんち上で設定しますので、ぷちぷちの場合と同様にぷちらんち(“ぷちらんち(FAT)”ファイル)のエイリアスを“システムフォルダ”の“起動項目”フォルダーに入れるか、あるいはぷちらんち本体をそのまま“起動項目”フォルダーに入れておきましょう。
  72.  ファイル配置に関しては、これだけです。後は、ぷちらんちを起動し、自分の目的通りの時間(時刻)にコマンドファイル“画像生成”が起動するように、ぷちらんち上で設定を行ってください。設定の方法は、“ぷちらんち&ぷちぷち説明書”にて、詳しく解説してあります。(この設定がわかりづらいという方は、とりあえず、前述の“ぷちぷち”を使った方法で導入を行い、デスクトップピンナップの使い方に慣れてから、ぷちらんちの設定に挑戦することをおすすめします)
  73.  
  74.  ファイル配置が終了したら、後述の“基本設定”を行い、自動生成時に用いられる画像を編集してください。日替わり、あるいは任意の時間間隔によるデスクトップ変更が実現できるので、後述の“自動生成時に有効な機能”で紹介する画像選択機能や各種アイテム等が有効に機能します。
  75.  
  76. ・基本設定
  77.  
  78.  “デスクトップピンナップ(FAT)”を起動します。まだ正規登録を行っていない場合などは、起動時に以下のダイアログが現れます。
  79.  ※これまでのバージョンですでに正規登録を行っている場合は、ダイアログは現れずに、そのままアプリケーションが起動します。
  80.  
  81.  
  82.  
  83.  
  84.  
  85.  
  86.  既に正規登録を行って、パスワードを入手している場合には、OKボタンの左にあるパスワード入力欄にそのパスワードを入力し、「OK」をクリックしてください。まだの場合は「試用」をクリックしてください。
  87.  
  88.  さて、ここで、本ソフトでデスクトップ画像の編集を行う際の基本的なレイヤー構造について説明しておきます。
  89.  本ソフトで作成できるデスクトップ画像は、編集時に2つのレイヤー(と背景)を持っています。2つのレイヤーは、「ベース画像レイヤー」と「ピンナップレイヤー」と呼び、それぞれのレイヤーは、下図の様に重なっています(実際にはぴったりと重なっていますが、下図では斜めにずらして表現してあります)。
  90.  背景(外領域)は、後述の設定ダイアログの「外領域」で設定した内容に従って塗りつぶされます。
  91.  その上にベース画像レイヤーが重なります。ベース画像レイヤーには、1枚の画像を置くことができます(これをベース画像と呼んでいます)。ベース画像は、常に同じ画像を使うこともできますし、任意のフォルダー中から、ファイル名の命名規則(後述)に従って、あるいはランダムに取り出す様にする事もできます。
  92.  ベース画像に用いる事のできる画像ファイルは、インストールされているQuickTimeが取り込むことのできる静止画フォーマットの画像です。ベース画像に用いる画像のサイズや、配置方法の選択内容によっては、ベース画像が画面全部を覆わない場合があります。この覆われていない部分が“外領域”となるわけです。
  93.  ベース画像レイヤーの上に重なるのがピンナップレイヤーです。ピンナップレイヤーは、本ソフトで自由な編集が行える部分です。このレイヤーの編集方法は、別ドキュメントの「使用方法」や「配置モード」の説明を参照してください。
  94.  
  95.  
  96.  
  97.  
  98.  
  99.  
  100.  
  101.  さて、設定の説明に戻ります。本ソフト起動完了後、「ファイル」メニューから、「設定...」を実行してください。以下のダイアログが現れます。
  102.  
  103.  
  104.  
  105.  
  106.  
  107.  
  108.  
  109.  
  110.  
  111.  これが本ソフトの基本的な設定を行うダイアログです。
  112.  
  113.  「ボード画像配置」ポップアップメニューは、“デスクトップピクチャ”(“アピアランス”)コントロールパネルにある画像の配置方法と同じ役割を果たします。通常はどれを選んでも同じですが、本ソフトで壁紙を作成(“ボード画像書き出し”)した後に、画面の解像度を変更した場合に影響が現れます。あまり画面の解像度を変更しない様なMacintoshの使い方をしている場合には、初期状態(“画面の中心に表示”)で構いません。Ver. 2.7.0より
  114.  
  115.  「コマンドファイル実行後自動終了」チェックボックスは、別ドキュメントで解説する“コマンドファイル”によるコマンド実行後、本ソフトを終了するかどうかの設定です。チェックしておくと、終了します。
  116.  ※「・単純にデスクトップの画像を編集するツールとして用いるパターン」の場合はあまり影響しませんが、それ以外のパターンで使用する場合を考えて、このチェックボックスはチェックしておくことをおすすめします。
  117.  
  118.  「Navigation Serviceを使用する」チェックボックスは、本ソフト上で用いるファイルダイアログを、Mac OSの新技術であるNavigation Serviceを用いたものを使用するかどうかを選択するオプション設定です。基本的にMac OS 8.5でしか意味を持たないでしょう(Appleが配布している機能拡張ファイルをインストールすることで、8.5よりも前のMac OSでも、Navigation Serviceを使用することは可能ですが、本ソフトでの動作は保証いたしません)。
  119.  
  120.  「ボード書き出しコンパチブル」チェックボックスは、ボード画像書き出し(つまり、実際に壁紙を設定する操作)時に不具合がある場合に用いる特別オプションです。Ver. 2.5.1より
  121.  コンパチブルモードに設定すると、“デスクトップピクチャ”(“アピアランス”)コントロールパネルを同期状態でコントロールする様になります。つまり、ユーザーに解放されるまでに、わずかですが余計に時間が掛かるようになります。
  122.  ※主にMac OS 8.6で発生する不具合に対して用いるオプションです。Mac OS 8.6で問題が起こる場合に、ここをチェックして下さい。ただし、デスクトップピンナップのVer. 2.6.0からは、“アピアランス”コントロールパネルを呼び出さずに壁紙設定を行うようになったので、特に意味を持ちません。チェックは外しておいていいと思います。
  123.  
  124.  「ベース画像」欄では、壁紙のベースとなる画像についての設定を行います。
  125.  ・「決定方法」で、ベース画像の決定プロセスを設定します。ポップアップメニューで設定します。
  126.  
  127.  >ベース画像を使用しない場合は「不使用」を選択します。
  128.   画面全体が「外領域」で設定された方法で塗りつぶされます。
  129.  
  130.  >壁紙画像生成時の日付け等の条件によって、画像を決定したい場合は「起動状況でスケジュー
  131.   リング」を選択します。
  132.   選択すると、「スケジュール...」ボタンが使用可能になるのでクリックしてください。
  133.   以下のダイアログが現れます。
  134.  
  135.  
  136.  
  137.  
  138.  
  139.  
  140.  
  141.    ♢一番上のポップアップメニューで、選択方法を設定します。
  142.     本バージョンでは、以下が選択できます。
  143.    ≫ランダム
  144.     フォルダー内の画像をランダムに選択します。
  145.    ≫ファイル名でスケジューリング
  146.     壁紙画像生成時の日付け等の条件と、ファイル名を照らし合わせ、合致した画像を選択します。
  147.     ファイル名のフォーマットは以下の通りで、優先順位が高い方から照らし合わせを行います。
  148.      ┏━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  149.      ┃優先順位│ フォーマット            ┃
  150.      ┣━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  151.      ┃  高  │ BasePict + <yyyy/mm/dd>       ┃
  152.      ┃  ↑  │ BasePict + <yyyy/mm>        ┃
  153.      ┃  │  │ BasePict + <mm>           ┃
  154.      ┃  │  │ BasePictD + <dd>           ┃
  155.      ┃  ↓  │ BasePict + <week>          ┃
  156.      ┃  低  │ Desktop Picture           ┃
  157.      ┗━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
  158.      yyyy...4桁の西暦年
  159.      mm.....2桁の月
  160.      dd.....2桁の日
  161.      week...例えば「-日曜日」等、半角ハイフンに3文字の曜日表示を連結
  162.      例えば、1998/01/02(金)に本ソフトを起動(正確には壁紙画像を生成)した場合
  163.       「BasePict1998/01/02」→「BasePict1998/01」→「BasePict01」→
  164.       「BasePictD02」→「BasePict-金曜日」→「Desktop Picture」
  165.      の順にフォルダー内を探索します。
  166.    ♢各スケジューリング方法の対象となるフォルダーは、「画像フォルダー...」ボタンで設定します。
  167.     設定後、指定したフォルダー名が画像フォルダーボタン下に表示されます。
  168.  
  169.  >常に同じ画像をベース画像に用いる場合は「固定画像」を選択してください。
  170.   選択すると、「画像選択...」ボタンが使用可能になりますので、クリックしてください。
  171.   ファイルダイアログで画像が選択できます。
  172.  
  173.  ・「配置」で、ベース画像が使用している画面の大きさと異なる場合のベース画像の配置を設定します。
  174.   設定はポップアップメニューで行います。
  175.   設定内容は、“デスクトップピクチャ”コントロールパネルと同様です。
  176.  
  177.  ・「外領域」では、ベース画像が描かれない領域の塗りつぶし方法を設定します。
  178.   本バージョンでは、色かデスクトップパターンのいずれかの方法が選択可能です。
  179.   設定はラジオボタンで行います。
  180.   >「デスクトップパターン」を選んだ場合、“デスクトップピクチャ”に収録されているデスクトップパターンで塗りつぶされます。
  181.    本ラジオボタンに隣接している「設定...」ボタンをクリックすると、以下のダイアログが現れます。
  182.  
  183.  
  184.  
  185.  
  186.  
  187.  
  188.  
  189.    ♢ダイアログ下部のラジオボタンで、設定方法を選択します。
  190.    ≫デスクトップピクチャの設定を使用(Mac OS 8.5上では“アピアランスの設定を使用”)
  191.     “デスクトップピクチャ”コントロールパネルで設定したデスクトップパターンを使用します。
  192.     こちらを選択すると、上部のパターン選択部がロックされます。
  193.     デスクトップパターンを変更する場合、“デスクトップピクチャ”で変更してください。
  194.    ≫カスタム設定
  195.     本ソフト上で、“デスクトップピクチャ”に収録されているパターンの中から選択できます。
  196.     上部のパターン選択部のスクロールパーを操作して、使用したいパターンを表示してください。
  197.  
  198.   >「色」を選んだ場合、指定した色で塗りつぶされます。
  199.    ラジオボタンあるいは色見本表示をクリックした時にあらわれるダイアログで色を設定します。
  200.  
  201. ・「貼付け画像」欄では、ピンナップレイヤーに置かれる貼付け画像(ピンナップ画像)の表示方法について設定します。
  202.  本バージョンでは、この設定欄には「影」についての項目しかありません。
  203.  影は、貼付け画像の右下に描かれる効果です。
  204.  単純な色か、あるいはその下の画像を暗くするかどちらかの方式を選べます。
  205.  「下画像」、「色」のラジオボタンで方式を選択できます。
  206.   ※色については、「外領域」と同様の方法で色選択ダイアログを表示して設定します。
  207.  「厚み」ポップアップメニューで、影の太さを設定できます。
  208.  この厚みは、画像取り込み時の初期値として用いられます。
  209.   ※正規登録の場合と試用期間の場合で、「厚み」の機能の影響の仕方が事なります。
  210.    詳しくは使用方法の「影の厚み」メニューを参照してください。
  211.  
  212. ・「全体処理」欄では、ベースや貼り付け画像などをレイアウトした後の全体(つまり、壁紙画像(本ソフトでは“ボード画像”と呼ぶ))に対して行う処理についての設定を行います。
  213.  本バージョンでは、カラースクリーン機能のみが提供されます。
  214.  「カラースクリーン」の2つのポップアップメニューと、色指定で、ボード画像に対して、色のスクリーンを掛けることができます。簡単に言うと、白を設定すれば画像が白っぽく、黒を設定すれば黒っぽくなります。
  215.  
  216.  1つ目(左側)のポップアップメニューで、どの範囲にカラースクリーンを施すかを指定します。
  217.  ≫なし
  218.   カラースクリーンを使用しません。
  219.  ≫ベース部に
  220.   ベース画像レイヤー(ベース画像と外領域)に対して、カラースクリーンが掛かります。
  221.   ピンナップ画像やアイテムに対しては影響しません。
  222.  ≫全体に
  223.   ピンナップレイヤー(ピンナップ画像やアイテム)も含めて、壁紙全体に対してカラースクリーンが掛かります。
  224.  
  225.  2つ目のポップアップメニューで、カラースクリーンの強さを6段階に設定できます。強くすれば、カラースクリーンに設定した色が強く出るようになります。
  226.  
  227.  色見本表示をクリックした時にあらわれるダイアログで、カラースクリーンに用いる色を設定します。
  228.  
  229.  ※なお、本機能は、正規登録を行っていないと、強さは「標準」、色は白か黒に条件が限定されます。
  230.  
  231. ・「画像書き出し」欄は、実際に“デスクトップピクチャ”コントロールパネルによって表示される壁紙画像(本ソフトでは“ボード画像”と呼ぶ)の出力時のオプション機能についての設定を行います。
  232.  本バージョンでは、圧縮に関する設定しかありません。
  233.  「圧縮PICTで保存」チェックボックスをチェックすると、画像を圧縮PICT形式で保存します。
  234.  チェックボックスをチェックすると、「圧縮形式...」ボタンが使用できるようになります。
  235.  圧縮形式ボタンをクリックすると、圧縮形式設定ダイアログ(QuickTime標準)が現れます。
  236.   ※圧縮PICTで保存する様にすると、形式によっては、画像書き出し時に時間が掛かる場合があります。
  237.   ※本オプションは、正規登録しないと使えません。
  238.  
  239.  以上の設定項目を設定しおえたら、「設定」ボタンをクリックして設定をファイルに保存してください。
  240.  
  241.  このほか、本ソフトには、画像以外の“アイテム”をピンナップ画像の様に貼り付ける機能を持っています。そのアイテムに関する設定もここで説明させていただきます。アイテムの設定を行うには、「ファイル」メニューから、「アイテム設定...」を実行してください。以下のダイアログが現れます。
  242.  
  243.   ※本設定機能は、正規登録しないと使えません。従って、試用期間中、アイテム機能はデフォルト状態でのみ、使用が可能です。
  244.  
  245.  
  246.  
  247.  
  248.  
  249.  
  250.  
  251.  
  252.  
  253. ・「アイテム設定▼」の横に、現在行っている設定が保存される設定ファイルの名称が表示されています。
  254.  
  255. ・「設定アイテム」ポップアップメニューで、設定を行いたいアイテムを選択します。アイテムの詳細については後項の「アイテム」で解説します。
  256.  
  257. ・「設定アイテム」ポップアップメニューの下にあるエリアが、実際の設定項目です。アイテムによっては、設定できない項目があります。
  258.  ・「フォント」はアイテムの文字表示に用いるフォントを設定するための項目です。
  259.   ポップアップメニューから、使いたいフォントを選択します。
  260.  
  261.  ・「スタイル」はアイテムの文字表示に用いる文字スタイルを設定するための項目です。
  262.   各チェックボックスで使用したいスタイルを設定します。
  263.   「標準」ボタンをクリックすると、スタイル指定の全チェックボックスがクリアされます。
  264.   「縁取り」ラジオボタンを選択すると、チェックボックスで指定したスタイルは全て無視され、
  265.   標準状態の文字の周囲を、指定した色で縁取った文字が使用されます。色の指定は、「縁取り」
  266.   ラジオボタン横の色見本をクリックしてください。
  267.   縁取りを無効にして、チェックボックスでスタイルを指定する場合は、チェックボックス群の
  268.   左にあるラジオボタンを選択してください。
  269.  
  270.  ・「サイズ」はアイテムの文字表示に用いる文字サイズを設定するための項目です。
  271.   ポップアップメニューから、使いたいサイズを選択します。
  272.  
  273.  ・「行揃え」はアイテムの文字表示に用いる行揃えを設定するための項目です。
  274.   ポップアップメニューから、使いたい行揃えを選択します。
  275.   (設定アイテムで“月間カレンダー”を選んでいる場合は、この項目は表示されません。)
  276.  
  277.  ・「文字色」「背景色」「枠色」は、表示に用いる各部分の色を設定するための項目です。
  278.   各項目の色見本表示をクリックすると色選択ダイアログが現れますので、それで設定します。
  279.   また、「背景色」「枠色」の横の「無し」と「半透明」のチェックボックスは、それぞれ(背
  280.   景部分と枠部分)の描画を行わない(「無し」)、半透明で描画するという、オプション処理
  281.   です。
  282.  
  283.  ・設定アイテムで“月間カレンダー”を選んでいる場合は、以下の項目が「行揃え」の部分に表
  284.   示されます。
  285.  
  286.  
  287.  
  288.   この「強調部」は、月間カレンダーの“当月”で、当日をどのような方法で強調表示するかを
  289.   設定します。現在、「システム塗り」(Mac OS側でテキストの強調色として設定された色で
  290.   塗る)と、「黒枠」(黒い矩形で囲む)の2種類から選択できます。2.7.0より追加
  291.  
  292. ・設定項目エリアの下には、各項目の設定内容を反映する見本が、常に表示されています。
  293.  
  294.  以上の設定項目を設定しおえたら、「設定」ボタンをクリックして設定をファイルに保存してください。
  295.  
  296.  アイテムの内、“かべごよみ”に関しては、その表示する内容に関して、ユーザーがある程度自由に設定が可能です。その設定も続けて説明いたします。かべごよみの表示テキストの設定を行うには、「ファイル」メニューから、「かべごよみ設定...」を実行してください。以下のダイアログが現れます。2.1.0より追加
  297.  
  298.  
  299.  
  300.  
  301.  
  302.  
  303.  
  304.  ある意味、一目瞭然な編集ダイアログですが、まず、一番下の「設定月」ポップアップメニューで、編集する月を指定します。ダイアログの上半分を占領するスクロールリストに、現在設定されている内容が一覧されますので、編集したい日付をクリックして選択してください。
  305.  下半分の設定エリアに、クリックした日付の情報が反映されますので、255バイト(全角127文字)以内で、その日付に対応する文字列を編集してください。
  306.  編集を行った後、他の日付の編集に移る(設定月の変更も含む)時点で、その編集内容が“共通プリファレンス”ファイルに保存されます。
  307.  なお、その月の全ての編集内容を破棄し、デフォルトの内容に戻す場合は「Default」ボタンを使用してください。
  308.  
  309.  全ての編集終了後、「終了」ボタンをクリックすることで、本ダイアログを終了します。
  310.  
  311. ・自動生成時に有効な機能
  312.  
  313.  本ソフトをぷちぷちやぷちらんち、あるいはコマンドファイルを“起動項目”フォルダーに入れるなどして、手動による編集を介さずにボード画像を生成(続けてデスクトップに設定)する場合、ランダムな画像選択やその時点の日付等を利用した画像選択等、自動的に前回と異なるボード画像を生成させる機能を、本ソフトは数多く搭載しています。以下に、それらの機能を簡単に紹介します。
  314.  
  315. >ベース画像
  316.  “基本設定”で説明した通り、ベース画像は、ランダム、あるいは画像ファイル名の命名規則により、ボード画像生成時にベース画像を変更させる事ができます。
  317. >ピンナップ画像
  318.  「ファイル」メニューの「ランダム取り込み&配置...」でピンナップレイヤーに貼り付けた画像は、貼り付け時に指定したフォルダー内の画像(QuickTimeが対応している静止画)ファイルを、ボード画像生成時にランダムに取り出します。
  319.  ・任意のフォルダーが指定可能です。
  320.  ・フォルダーを指定し、ランダムに取り出される事以外は、「取り込み&配置...」による画像貼り付けと同様です。効果(ピンや影、マスクや枠など)を施すことも可能です。
  321. >アイテム
  322.  “日付”、“月間カレンダー”、“かべごよみ”、“週間スケジュール”等のアイテムは、画像生成時の日付に従った情報をピンナップレイヤー上に貼り付けます。
  323.  ・月間カレンダーは、“前月”、“当月”、“次月”という形で設定します。この結果、常に、画像生成時を中心としたカレンダーを貼り付けることが可能です。
  324.  ・月間カレンダーの“当月”の当日(画像生成時の日付)は、“アピアランス”コントロールパネルの“カラー”設定の“強調表示色”で設定されたテキストハイライトカラーでハイライトされます。
  325.  ・月間カレンダーは、平日は黒、土曜日は青、日曜は赤、祭日(休日)はマゼンタで日付を表示します。
  326.  ・かべごよみは、一行歳時記です。その日(画像生成時の日付)が“何の日”なのか教えてくれます。また、トータル255バイト以内で、自分で設定することも可能です。
  327.  ・週間スケジュールは、当日(画像生成時の日付)を含んだ一週間の予定表を表示します。予定は特定のフォルダーにテキストファイルで格納しておきます。
  328.  
  329.  これらの機能をうまく組み合わせて、バラエティ豊かなデスクトップ装飾をお楽しみください。
  330.  
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  336.  
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