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1995-06-20
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6KB
|
143 lines
< VIEWP.EXP 操作法 >
このツールは、ポリゴンデータをワイヤーフレーム(線画)で表示し、マウスを
使って視覚的にデータの確認,"camera"データの決定をするための支援ツールです。
出力データとして、EASTRAYの .RAYファイル用の "camera", "display" データが
出力されます。
●画面表示について
指定されたファイルからデータを読み込み正常終了すると、次にデータの表示画面に
切り替わります。(大きなデータだと、このデータ読み込みと表示までにある程度時間
がかかります)
この表示画面の画面モードには以下の4種類があります。
┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃画面モード│ 画面上方に表示されるタイトル ┃
┏━╋━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃1┃ 固定 │ [Fix ] ┃
┠─╂─────┼────────────────┨
┃2┃ 回転 │ [Rot.] ┃
┠─╂─────┼────────────────┨
┃3┃ 移動 │ [Move] ┃
┠─╂─────┼────────────────┨
┃4┃拡大・縮小│ [Zoom] ┃
┗━┻━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━┛
表示形式には2通りあります。一つは、最初に表示される時のような「ワイヤー
フレーム」で、もう一つはそのポリゴンデータの座標X,Y,Zの最大最小値により
構成される「バウンディングBOX」です(これは回転,移動,拡大・縮小操作を行う
時に表示される)。
バウンディングBOXで表示される時は、その基準点(座標値X,Y,Zが最小)
からの3辺が、マゼンタ(X軸),シアン(Y軸),イエロー(Z軸)の各色で表示
されます。BOXの回転はこの3辺を目安にすると良いでしょう。
また、「ワイヤーフレーム」表示にはさらにモードが2通りあります。一つは全部
のポリゴンを表示する(BackON)モードで、もう一つは裏向きポリゴン(*2)は非表示
とする(BackOFF)モードです。
各タイトルは、[BackON]モードの時はグリーンで、[BackOFF]モードの時はイエロー
で表示されます。
最初は、画面モードは固定モード, 初期状態のcameraデータで、ポリゴンデータ
がワイヤーフレームモデル(BackONモード)表示されています。
表示は、起動時にオプションで指定されたサイズでディスプレイの真ん中辺りの
青枠内にされます。
*2 ポリゴンには一般的に表裏の向きがある。詳しくはPTOOLに添付の"POLYGON.DOC"
またはEASTRAYに添付の"RAY_FORM.DOC"のポリゴンについての説明部分を参照
のこと。
●操作法
1.画面モードの変更
固定モードでは、マウスを動かしても表示画面は動きません。
この状態で、マウス左クリックすると「メニュー1」が、右クリックすると「メ
ニュー2」が画面中央付近に表示されます。これらのメニューは幾つかのボタンに
よって構成されています。各ボタンはそれぞれある機能が割り当てられています。
また、「メニュー2」は画面モードに関係なくマウス右クリックで表示されます。
基本動作として、ボタンをマウス左クリックする事でその機能が有効になります。
また、マウス右クリックで表示されているメニューが消えます。
・メニュー1 (画面固定モードの時のみ)
E(Exit) :終了確認画面に移る.
┌─┬─┐
│E│B│ B(Back mode):BackON/BackOFFモードの切り換え
└─┴─┘ を行う.
このボタンをクリックすると下の
ようにさらにボタンが表示される.
(Bボタンをクリックした時)
┌─┬────┐
│E│BackON │ BackON :全ポリゴンを表示する.
└─┼────┤
│BackOFF │ BackOFF:表向きポリゴンだけ表示する.
└────┘ (裏向きポリゴンは表示しない)
この時「E」ボタンはクリックできません。
・メニュー2 (画面モードの切り換え)
R(Rotate):回転モード
┌─┬─┐
│R│M│ M(Move) :移動モード
├─┼─┤
│Z│F│ Z(Zoom) :拡大・縮小モード
└─┴─┘
F(Fix) :固定モード
2.各画面モードでのマウス操作
画面モードが固定モード以外の時、マウス左クリックするとワイヤーフレームが
表示されている画面上に重ねてバウンディングBOXが表示されます。さらにマウス
左ボタンを押下したままマウスを移動(マウスドラッグ動作)すると、その移動によ
ってバウンディングBOXが変化します。
次にマウス左ボタンを放すと、その時の状態が反映されてオブジェクトがワイヤー
フレームで表示し直されます。
各モードでのマウスの移動によるバウンディングBOXの状態変化
┌───────────┬───────────┐
│ マウスの上下移動 │ マウスの左右移動 │
┌─────┼───────────┼───────────┤
│回転モード│画面上での横軸の回転 │画面上での縦軸の回転 │
├─────┼───────────┼───────────┤
│移動モード│画面上での縦方向の移動│画面上での横方向の移動│
├─────┼───────────┼───────────┤
│拡大・縮小│表示スケールの変更(*3)│表示スケールの変更(*3)│
└─────┴───────────┴───────────┘
*3 見た目上のスケールの変化であり、実際にデータの大きさが変わる訳ではない。
「視点の前後移動」による相対的なスケール変更である。
3.終了
終了する場合は、「画面固定モード」状態でマウス左ボタンクリックで「メニュー1」
を表示し、『E』ボタンを左クリックしてください。
それで終了確認のウィンドウが表示されますので「終了」「継続」「新データ」の内
から選んでマウスでクリックしてください。
すると、画面左上に"camera"データが表示されます。さらにマウスをクリックする
と終了確認のウィンドウでの選択によって以下の処理に移ります。
「終了」 :プログラムが終了します。
「継続」 :ポリゴンデータを変更せずに、そのまま処理を継続します。
「新データ」:現在のポリゴンデータを破棄し、ファイルセレクタ画面になります。
「終了」または「新データ」が選択されるた時、その時の状態がEASTRAYの "camera",
"display" 情報としてデータのファイル名と共に、出力ファイルに出力されます。また
同時に画面にも "camera" 情報が表示されます。
ここでマウスの左右どちらかのボタンをクリックすると、終了又はファイルセレクタ
画面に変わります。
'95.06.20
*** NIFTY:HBA00106/佐藤 雅弘/MARIN ***