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1995-06-20
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6KB
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136 lines
Polygon Object Previewer
VIEWP2 Ver.1.0b : Jun. '95
Copyright(C) 1994-1995 M.Satoh(MARIN/NIFTY:HBA00106)
このツールはEAST氏作のレイトレーシングソフトEASTRAYでサポートされている、
MONOLITH形式のポリゴンデータをワイヤーフレーム(線画)で表示し、マウス操作に
よって視覚的にデータの確認,"camera"データの決定をするための支援ツールです。
出力データとして、EASTRAYの .RAYファイル用の "camera", "display" データが
出力されます。
以前は同じく拙作のポリゴンデータ用ツールであるPTOOLの中に含めていまし
たが、前回回(Ver.1.0時)少々インターフェースや表示方法を変更した事と、PTOOL
の方はDOS-EXTENDER汎用であるのに対して、こちらはグラフィック表示の関係から
FM-TOWNS専用になってしまうため、分ける事にしました。
●ファイルに関して
提供されるファイルは以下の通りです。
・"VIEWP.DOC" ---------- VIEWPについて(このファイル)
・"VIEWPX.MAN" ---------- VIEWP操作法について
・"VIEWP.EXP" ---------- VIEWP 実行ファイル(汎用版)
・"VIEWPX.COM" ---------- コプロ,ODP対応版への差分
VIEWP.EXPはコプロ,ODPがなくとも実行できる汎用版になっています。コプロや
ODPを搭載の方は"VIEWPX.COM"を"VIEWP.EXP"と同じディレクトリ上で実行すると
対応版にアップデートできます。これにより動作速度が向上します。
"VIEWPX.COM"は自己修正型の差分データです。アップデート後元の"VIEWP.EXP"は
"$IEWP.EXP"として残ります。
この差分データの作成には、ワキチ氏作の「WSP V1.50」を利用させていただきました。
●起動方法
TMENU上でアイコン登録するか、DOSコンソールモード上で直接実行します。
アイコン登録する場合は、アプリケーションの所を"TownsOS"にして、オプション
を適当に指定します(指定しなくとも実行できる)。
コンソールモード上で実行する場合は、T-OSに添付の"RUN386.EXE"やフリーウェア
の"386.COM"を介する等DOS-EXTENDERによって起動します。
起動時には幾つかのオプションを指定できます。オプションは小文字でも大文字
でも構いません。
・起動時のオプション
-o : この後に出力データのファイル名を指定する。省略時はカレントディレクトリ
の "viewp.tmp" というファイルに出力される。
-x : この後に横方向の表示サイズ(1~640)を指定する。省略値は640。
-y : この後に縦方向の表示サイズ(1~480)を指定する。省略値は480。
-a : この後に視野角度を度(degree)で指定する。この値はEASTRAYで使用
するカメラアングルの倍に当たる。省略値は30。
例)
・ >RUN386 VIEWP SAMPLE.POL -o CAMERA.RAY
"SAMPLE.POL"というファイルを呼んで640x480の画面サイズで表示する。
camera,displayデータは"CAMERA.RAY"というファイルに出力される。
・ >RUN386 VIEWP *.POL -x 256 -y 256 -O CAMERA.RAY
ファイルセレクタを表示(表示されるファイル名は拡張子が".POL"のものと
ディレクトリ名だけ)して起動する。画面表示サイズは256x256。
●入力ファイルについて
対象データは、MONOLITH形式のポリゴンデータです(*1)。それ以外のファイルを
指定すると「入力エラー」となります。また、「EASTRAYのRAY形式の一部」である
"obj ["や"<",">;"といったRAYファイルの記述が含まれる場合もエラーとなるので
注意してください。
データの指定には、他のツールと同様に直接指定する方法とファイルセレクタを利用
する方法の2つがあります。起動時にファイル名を指定しない場合はファイルセレクタ
を使用してファイル選択する事になります。ファイル選択は指定するファイル名の上で
マウス左クリックし、ファイル名が反転表示させます。別なファイル名に変更したい
場合は、そのまま別なファイル名を左クリックすれば、今度はそのファイル名が反転
表示されます。
ドライブの変更は、[《],[》]ボタンで選択した後ドライブ名のボタンをマウス左
クリックすることで行います。
この時、起動時の入力ファイル名にワイルドカードを利用することによって、表示
するファイル名を制限する事が出来ます。例えばポリゴンデータのファイル名を".POL"
という拡張子に統一していた場合、起動時にファイル名として"*.POL"を指定しておく
事によってポリゴンデータのファイル(とディレクトリ)だけ表示する事ができます。
ただし、"D:\POLYGON"のようにディレクトリ名やドライブ名を含む事はできないの
で注意してください(ちょっと手抜き ^^;)。
※なお、TOWNSの環境では概ねそうであるように、CD-ROMドライブは"Q"ドライブに
固定されていると見なして処理します。他のドライブに割当してる方はご注意下さい。
ファイルが選択できたら「確認」ボタンを左クリックします。
ファイルセレクタが表示されている状態で、「Cansel」ボタンを左クリックすると
このプログラムは終了します。
その後の操作法については同包の"VIEWP.MAN"を参照ください。
*1 MONOLITH形式については、PTOOLに添付の"POLYGON.DOC"またはEASTRAYに添付
の"RAY_FORM.DOC"中のポリゴンについての説明部分を参照ください。
●質問,バグ,使用感の報告について
作者は、質問,バグ,その他使用感についての報告を歓迎いたします。使用してい
て何かお気づきの点がありましたら、お気軽に作者まで報告をお願いします。
報告先としては、NIFTYのメールでも構いませんが、なるべくなら他のユーザの為に
も会議室等への発言としてお願いします。場所としては、FPICSTの<EASTRAYサポート
会議室>をお勧めします。
●著作権,配付について
このプログラムの著作権は作者である私、MARIN(NIFTY:HBA00106)が保有する
ものとします。
このプログラムを使用することは自由ですが、そのことによる損害等が発生しても
当方は関知できません。
また、配付に関しては「必ず添付ドキュメントも全て揃えての上」であれば、特に
制限するものではありません。また他のフォーラム,ネット等に転載する場合は、作者
にその旨をご連絡くださると幸いです(事後連絡でも可)。
商用目的の配付に限っては、必ず事前に作者までご連絡くださるようお願いします。
(そんな奇特な人がいるとは思えませんが ^^;)
●修正内容 (Ver.1.0 → Ver.1.0b)
・ファイルセレクタにバグがあったのを修正。
・カレントディレクトリ名表示追加と共に若干のルックスを修正。
Jun. '95
*** NIFTY:HBA00106/佐藤 雅弘/MARIN ***