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DOS/V Power Report 2004 June
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COPIT2_1
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Readme.txt
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Text File
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2003-11-19
|
11KB
|
212 lines
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////
// コピーできない文字列をコピー "コピット!" version 2.1 //
// Copyright(C) 2003 梅村博一(梅ちゃん堂)//
///////////////////////////////////////////////////////////////////////////
【はじめに】
ソフトウェアのバージョン情報ダイアログにホームページのURLなどが表示されたのでマウスでドラッグしてコピーしようと思ったら出来なかった・・・・こんな歯痒い経験をされたかたは多いと思います。
コピットは、起動中のウィンドウの「コピーできない」説明文などの文字列を取得し、コピー可能な文字データにするツールです。
取得可能な文字列:ウィンドウタイトル、ダイアログ上の文字列、ボタン上の文字、テキストボックス内の文字列、リストビュー及びリストボックス内の選択行の文字列、ツリービュー内の可視行、ステータスバーの文字列、etc。
またバージョン1.7からはマウスキャプチャ機能も搭載しました。
但し対象ウィンドウの仕様によっては取り込めない場合もあります。御了承下さい。
いろいろなソフトで試してみましょう。ハマリ過ぎないように(笑)
用途(一例):ソフトウェアのバージョン情報などの説明文、シェアウェアの起動時に表示されるメッセージ、エラーメッセージ、警告メッセージ、その他のダイアログウィンドウの文字列など。シンプルな形式のダイアログであれば、ほぼ100%文字列を取得できます。
コピット!(Copit!)とは "Copy it!" の縮約形です。
【今回 Ver.2.1 での主な改善点】
・ウィンドウ一覧にウィンドウアイコンを表示するようにしました。(通常モード、コンパクトモードとも共通)
・Ver1.8 以降のコピットが PC-Talker で読めなくなっている不具合に対応しました。(後述【スクリーンリーダーをお使いのかたへ】を参照)
また今回より添付の history.txt にコピットの更新履歴を記載しました。
【動作環境】
Windows98 以上または WindowsNT4.0 以上。
注意:Windows95 では正常に動作しません。Windows95 をお使いのかたはバージョン1.5をご使用下さい:http://www.umechando.com/software/download/COPIT1_5.lzh
【インストールとアンインストール】
COPIT2_1.LZH を解凍後、Copit.exe(実行ファイル)と Readme.txt(このテキスト)を同一フォルダーに置きます。
アンインストールは両ファイルを削除するだけでOKです。
【使いかた】
1.コピーしたい文字列のある対象ウィンドウを起動します。いくつ起動していても構いません。
2.コピット!を起動すると、左上のリスト内に起動中のウィンドウのタイトルが表示されます。直前にアクティブだったウィンドウが一番上にあります。
3.アクセスしたいウィンドウタイトルを選択すると、下のデータ表示欄に取得された文字列データがリストアップされます。
4.コピット!をアクティブにするたびに起動中のウィンドウが再検索され、直前にアクティブだったウィンドウが一番上に来ます。
5.コピーしたい文字列をマウスなどで選択して「コピー」をクリックすると、クリップボードにコピーされます。選択せずに「コピー」をクリックすると、メモ欄のすべてがクリップボードにコピーされます。
6.「ファイルに保存」をクリックすると、データ表示欄のデータをテキストファイルとして保存できます。
【おもなショートカットキーの使いかた】
・リストにアクセス ______________ Ctrl+L
・リストの先頭へ ________________ Home
・リストの末尾へ ________________ End
・データ表示欄にアクセス ________ Ctrl+M
・メニューにアクセス ____________ Alt
・常に手前に表示 ________________ Alt+B(コンパクト表示では使えません) または Ctrl+G
・ウィンドウ検索 ________________ Alt+R(コンパクト表示では使えません) または F5
・コピー ________________________ Alt+C(コンパクト表示では使えません)
・ファイルに保存 ________________ Alt+S(コンパクト表示では使えません) または Ctrl+I
・終了 __________________________ Alt+X(コンパクト表示では使えません) または Alt+F4
・Readme(このテキスト)を開く __ F1
・(通常-コンパクト)モード切替 ___ F11
また、メモ欄にフォーカスがあるときは、
・元に戻す ______________________ Ctrl+Z
・切り取り ______________________ Ctrl+X
・コピー ________________________ Ctrl+C
・貼り付け ______________________ Ctrl+V
・1行選択 ______________________ Ctrl+S
・すべて選択 ____________________ Ctrl+A
・行末に移動 ____________________ End
・行頭に移動 ____________________ Home
・最初に戻る ____________________ Ctrl+Home
・最後に移動 ____________________ Ctrl+End
・ポップアップメニューを表示 ____ Shift+F10
などとなります。
【コンパクト表示】
メインメニューの「表示」-「コンパクト表示」にチェックを入れると、コピット!をコンパクトモードで表示することが出来ます。
「コンパクト表示」では、
・ウィンドウリストがドロップダウン式である
・ボタン類の表示を省略
・通常表示とは異なるサイズ・位置を記憶
という特徴があります。場所を取らずにコピット!を常駐させたい、という人にオススメです。通常表示では画面の真ん中に大きめに、コンパクト表示では画面の端っこに小さく表示する、なんていう離れ業も出来ます。
それぞれのモードで、ウィンドウをマウスでドラッグするなどしてカスタマイズして下さい。
【環境設定】
メインメニューの「ファイル」- 「環境設定」で設定できます。
・全般
「テキストの種類を表示」
「∇ ウィンドウ タイトル ∇」、「∇ スタティックテキスト ∇」等々の表示のことです。
「隠れているデータは取得しない」
よくわからない場合はチェックを入れて置いて下さい。
「次の文字列を含むウィンドウは取得しない」
取得したくないウィンドウタイトルを入れて追加して下さい。例えば「IME」を追加すると、以後、ウィンドウタイトルに「IME」を含むウィンドウデータは取得しなくなります。元に戻したい場合は、当該項目を削除して下さい。
「アクセスキー・プレフィクス '&' を表示しない」
メニューやボタン類でアクセスキーを示す '&F' などの '&' を表示しないオプションです。
・取得するテキストの種類
チェック項目の入っているデータのみ取得します。(初期設定ではすべて。)
なお、「環境設定」の設定内容は保存され、次回起動時にも有効となります。
【マウスキャプチャの使い方】
使い方の基本は前項と同じです。必ず、対象ウインドウの取得データがフル表示されている状態で、キーボードの SHIFT キーを押しながらマウスカーソルで対象ウインドウ内の文字列をポイントしてみて下さい。
文字列が取得された場合はコピット!のデータ表示欄に表示されます。SHIFT キーを離すと取得データを固定できます。
フル表示に戻したい場合は、「ウィンドウ再検索」のボタンをクリックするか、Alt+R キーを押して下さい。
マウスキャプチャで注意すべき点は、対象ウィンドウの名前がコピット!のリスト欄の最上部に表示され、データ表示欄に全取得データが表示されている状態でおこなってほしいという点です。そうしないと上手く取得できない場合があります。
また、ダイアログでタブを切り替えた場合など、対象ウィンドウのデータが更新された場合は、必ずコピット!をいったんアクティブにして、取得データの方も更新させてからマウスキャプチャに入って下さい。
マウスキャプチャで取得するデータは、基本的にはフル表示の中に含まれているものです。但し、リストビュー、ツリービュー、及びリストボックスの場合は、マウスカーソルでポイントした項目を取得できますので、フル表示の場合より便利になっています。一方、メニュー項目の文字はマウスキャプチャでは取得できません。
ウィンドウタイトルをマウスキャプチャする場合は、タイトルバーの上にマウスカーソルを置きます。
【「デスクトップ」について】
コピット!のリスト欄に「デスクトップ」として表示されるデータは、実際には WINDOWS/DESKTOP ディレクトリにあるデータをシェルの機能により取得したものです。従って「マイ コンピュータ」や「ゴミ箱」などは表示されませんし、ソート順も反映しません。これを実現する場合は、エクスプローラの「デスクトップ」を選んで「編集」→「すべて選択」を選んでから、コピット!で表示させて下さい。
【スクリーンリーダーをお使いのかたへ】
コピット!は目の不自由なかたのためのスクリーンリーダー(音声読み上げソフト)への対応に努めています。
「98Reader」「XP Reader」などの Reader系ソフトをお使いの場合、クリップボードへのデータ送信を通じてデータの読み上げを可能にしています。
クリップボードを読み上げ対象にする設定にして下さい。
また PC-Talker など他のスクリーンリーダーをお使いの場合、コピット!起動時に F-11キーを押すと以後、クリップボード送信が可能になり、データが読み上げられます。
(Readerシリーズで、「アイコンをタスクトレイに入れる」設定にしている場合も、同様にして下さい。)
なおクリップボードへのデータ送信を解除したい場合は、Ctrl+F-11キーを押して下さい。
コピット!を通常モードでお使いの場合は、コンパクトモードに変えてみることをお勧めします。
コンパクトモードにすると、ウィンドウリストとデータ欄だけのやりとりとなりますので、スクリーンリーダーをお使いの場合、むしろわかりやすいと思います。
コンパクトモードへの切り替えは F-12ボタンを押します。
【謝辞】
先般、コピット!を画面読み上げソフト「98Reader」に対応させるに当たり、ご提案ならびに動作テストしていただいた伊東厚冶さんに心から感謝いたします。
また「95Reader」「2000Reader」でも、動作するとのご報告をいただいています。「パソ吉」さんからは「PC-Talker」でも読めるとのご連絡をいただきました。ありがとうございます。
水野義己さんからは、「XP Reader」での音声読み上げにコピット!を対応させるご提案とご協力をいただきました。
Michio.Kawasakiさんからは、最新版を「PC-Talker」に対応させるためのご提案ならびに動作テストをいただきました。ここに重ねて感謝いたします。
さらに、コピット!についてご感想、ご要望をいただいた多くのかたがたにお礼申し上げます。これからもご支援下さい。
【支援のお願い】
コピット!はフリーソフトであり、無条件にご使用いただくことが出来ます。
しかしフリーソフトといえども、その開発と改善には時間的・金銭的に多大なコストを必要とします。
コピット!が今後も、改善を続けられるように、寄付をしていただくかたを募集しています。
金額は特に指定いたしません。
寄付の方法については、以下の2つの方法をご利用できますので、よろしくお願いします。
1.フリーソフト支援サイト AnyWare:R-troops(http://r-troops.com)のシステムをご利用いただく場合:
以下のページから支払方法を選択して下さい。
http://r-troops.com/cgibin/donate/donate.cgi?awid=mz2
2.銀行振込をご利用の場合:
a.イーバンク口座をお持ちの場合は、振込手数料無しで送金することが出来ます。
便利な「メルマネ」の機能をご利用下さい(メッセージも添えることが出来ます)。
「受取人のメールアドレス」には
private@umechando.com
を指定して下さい。
b.一般の銀行口座からお振り込みいただく場合、
りそな銀行 イーバンク支店(支店番号942)
普通預金 口座番号 0662550)
受け取り名義人 イーバンクギンコウ(カ
【注意】
ソフトウェアはすべて著作権を持っています。コピーした文字列が独特な場合、個人的な目的以外に使用するときは作者の著作権に配慮する必要があります。
【バージョン及び著作権】
コピット!のバージョンは 2.1、著作権は作者・梅村博一(梅ちゃん堂)が有します。
【連絡先】
ご感想・ご意見は以下までお願いします。
E-Mail アドレス:support@umechando.com
ホームページ掲示板:http://www.umechando.com/forum/
コピット!を転載される場合は事後でもいいですから上記宛にご連絡いただけると嬉しいです。
2003年11月
[Eof]