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Text File  |  1999-02-10  |  15KB  |  338 lines

  1. **********************************************************************
  2. Norton AntiVirus for Windows NT ワークステーション          README.TXT
  3. Copyright (C) 1998 Symantec Corporation                     1999年 1月
  4. **********************************************************************
  5. この README.TXT ファイルには、互換性に関する情報、マニュアルに記載でき
  6. なかった最新の情報、Norton AntiVirusの使用上のヒントなどが記載されてい
  7. ます。以下の項目について説明します。
  8.  
  9.  * Norton AntiVirus 5.0 のインストールについて
  10.  * ドライブ名の割り当て
  11.  * 以前のバージョンの Norton AntiVirus の設定
  12.  * LiveUpdate の定期購読契約
  13.  * LiveUpdate のアンインストール
  14.  * Windows スタートメニューからの Norton AntiVirus の削除
  15.  * Norton AntiVirus と Microsoft Outlook 98の インストール
  16.  * Novell NetWare: 長い名前 (LFN) のフォルダからのインストール
  17.  * 削除不能ファイルの検疫
  18.  * ブート感染型ウィルスの修復後のコンピュータの再起動
  19.  * インストールに必要なアクセス特権
  20.  * インストール中の短いファイル名(SFN)の別名の生成
  21.  * スキャンのスケジュール設定のためATコマンドでの /INTERACTIVE スイッチ
  22.  * NetWare サーバーの長い名前を持つフォルダからのインストール
  23.  * MO・ZIPドライブのスキャンについて
  24.  * Auto-Protect の実行とネットワークアプリケーションの処理速度の問題
  25.  * Norton AntiVirus の起動画面を表示しない
  26.  * Messenger サービスのための NetBios の必要性
  27.  * シマンテック社以外のウィルス防止ソフトウェアについて
  28.  * LHA 圧縮ファイルのスキャンについて
  29.  * その他の圧縮ファイルのスキャンについて
  30.  * Norton Utilities 2.0 for Windows NT
  31.  * 法人用バリューライセンス
  32.  * Nortonプログラムスケジューラの実行されなかったイベントの警告について
  33.  * 起動時にユーザーインターフェース用のボタンが表示できない場合について
  34.  * NAVWNT.EXEをコマンドラインで実行する時の注意
  35.  * サイレントインストール後の再起動の推奨
  36.  * LiveUpdate におけるインターネットアクセス問題
  37.  * システム管理者のための追加情報
  38.  * 活動ログのアクセス拒否オプション
  39.  * オンラインマニュアルの「実行ファイルが見つかりません」エラーメッセージ
  40.  * Norton AntiVirus インストール中の「名前の変更」エラー 
  41.  
  42.  **********************************************************************
  43.  
  44. Norton AntiVirus 5.0 のインストールについて
  45. -------------------------------------------
  46. 現在、以前のバージョンのNorton AntiVirus をご使用の場合は、アンインストール
  47. を行ってから、Norton AntiVirus 5.0をインストールして下さい。
  48.  
  49. ドライブ名の割り当て
  50. --------------------
  51. この README.TXT ではコンピュータのドライブ名を次のように想定します。自
  52. 分のコンピュータのドライブ構成(つまりドライブ名)が異なる場合には説明
  53. にあるドライブ名をそれぞれに置き換えて解釈してください。
  54.  
  55.    1台目のハードディスクがドライブ C
  56.    1台目のフロッピーディスクがドライブ A
  57.  
  58. 以前のバージョンの Norton AntiVirus の設定
  59. ------------------------------------------
  60. Norton AntiVirus 5.0 をインストールすると以前のバージョンの Norton 
  61. AntiVirus の設定は無効になります。以前のバージョンとは設定の保存方法が
  62. 異なるためです。
  63.  
  64. LiveUpdate の定期購読契約
  65. -------------------------
  66. Norton AntiVirus 5.0では、期間限定でウィルス定義更新を受信する LiveUpdate
  67. を自由に使用できるように自動的になります。
  68.  
  69. インストール済みの Norton AntiVirus プログラムは、定期購読契約が期限が
  70. 切れると通知します。定期購読契約を延長して、継続して最新の保護が保証される
  71. よう情報を供給します。
  72.  
  73. LiveUpdate のアンインストール
  74. -----------------------------
  75. LiveUpdate はシマンテック製品群の間で共有されるので、
  76. [Norton AntiVirusアンインストール]を選択しても自動的にはアンインスト
  77. ールされません。
  78. LiveUpdate をアンインストールするには、Windows コントロールパネルの
  79. [アプリケーションの追加と削除]で LiveUpdate を選択します。
  80.  
  81. Windows スタートメニューからの Norton AntiVirus の削除
  82. ------------------------------------------------------
  83. アンインストーラは Windows スタートメニューから Norton AntiVirus プログ
  84. ラムグループを削除しません。手動で削除してください。プログラムグループ
  85. を削除するには、スタートメニューで[設定(S)]を選択してから[タスクバー
  86. (T)]を選択 (またはタスクバーを右クリックして[プロパティ(R)]を選択し、
  87. [スタートメニューの設定]ページで[削除(R)]をクリックし、リストで 
  88. Norton AntiVirus を選択してから[削除(R)]をクリックします。
  89.  
  90.  
  91. Norton AntiVirus と Microsoft Outlook 98の インストール
  92. -------------------------------------------------------
  93. Norton AntiVirus のインストール中に Microsoft Outlook 98 が動作している
  94. とインストールに時間がかかります。Norton AntiVirus をインストールする前
  95. にMicrosoft Outlook 98 を終了してください。
  96.  
  97. Novell NetWare: 長い名前 (LFN) のフォルダからのインストール
  98. -----------------------------------------------------------
  99. Norton AntiVirus は Novell NetWare 環境下で長い名前 (LFN) が付くフォル
  100. ダからはインストールできません。
  101.  
  102. 削除不能なファイルの検疫
  103. ------------------------
  104. Norton AntiVirus は削除不能なファイル (たとえば、DirII ウィルスに感染し
  105. たファイル) を検疫できません。これらのファイルの種類を検疫に手動で追加
  106. するには、検疫ウィンドウで[項目の追加]をクリックします。
  107.  
  108. ブート感染型ウィルスの修復後のコンピュータの再起動
  109. --------------------------------------------------
  110. ハードドライブのブート感染型ウィルスを修復したあと再起動することをお勧
  111. めします。ブート感染型ウィルスの中には(ほとんどがステルス型です)NTと
  112. そのフロッピーディスクの扱い方を微妙に混乱させるものがあります。修復後
  113. に再起動すれば確実に正しい操作が行われます。 
  114.  
  115. インストールに必要なアクセス特権
  116. -------------------------------- 
  117. Norton AntiVirusのインストールの一部として、シマンテックの共有ファイル
  118. が Windows NT 4.0 では \Program Files\Symantec にインストールされます。
  119. インストール中にNorton AntiVirusのプログラムファイルのインストール場所
  120. をデフォルトではない場所に指定した場合も同じです。この場所への書き込み
  121. 特権(および必要な場合は作成特権)がない場合はインストールは失敗します。
  122.  
  123. インストール中の短いファイル名(SFN)の別名の生成
  124. -------------------------------------------------
  125. 長いファイル名を持つフォルダをインストール先に指定してNorton AntiVirus 
  126. をインストールする場合は、SFN 別名生成を無効にすることはできません。
  127. SFN 別名生成を有効にするには REGEDT32 を実行して次のレジストリキー行を
  128. 変更します。
  129.  
  130.   HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\FileSystem
  131.  
  132. SFN 別名生成を有効にするには NtfsDisable8dot3NameCreation を 0 に設定し
  133. ます。
  134.  
  135. SFN 別名生成の変更を有効にするには NT 機を再起動する必要があります。イ
  136. ンストール後に値を 1 に戻して SFN 別名作成を無効にすることもできます。
  137.  
  138.  
  139. スキャンのスケジュール設定のため AT コマンドでの /INTERACTIVE スイッチ
  140. ----------------------------------------------------------------------
  141. AT コマンドでスキャンをスケジュール設定するには /INTERACTIVE スイッチを
  142. 使う必要があります。NAVWNT を /INTERACTIVE スイッチなしで NT 
  143. Scheduling Service (AT) から起動すると、Norton AntiVirus がメモリ内に残
  144. って終了できなくなります。次の例は週 3 回自動スキャンをスケジュール設定
  145. する方法を示しています。
  146.  
  147. Windows NT 4.0 の場合
  148.  
  149.  at 17:30 /interactive /every:M,W,F "c:\Program Files\NAVNT\navwnt" /L
  150.  
  151. ATコマンドの使い方の詳細は Windows NT のマニュアルを参照してください。
  152.  
  153.  
  154. NetWareサーバーの長い名前を持つフォルダからのインストール
  155. ---------------------------------------------------------
  156. Novell NetWare サーバーでは、長い名前を持つフォルダから Norton 
  157. AntiVirusをインストールできません。
  158.  
  159. MO・ZIPドライブのスキャンについて
  160. ---------------------------------
  161. 540/640 MB の MOドライブおよびZIPドライブへのブートレコードスキャンは
  162. 対応していません。ブートレコードスキャンを無効にしてからスキャンを
  163. 行ってください。
  164.  
  165. ブートレコードスキャンを無効にするには
  166.  
  167. Norton AntiVirus を起動し[オプション]ダイアログボックスの[スキャ
  168. ナ]ページで[スキャン対象]グループボックスの[ブートレコード(B)]の
  169. チェックマークをはずします。
  170.  
  171. MO 128/230 MB ドライブへのブートレコードスキャンは問題ありません。
  172.  
  173.  
  174. Auto-Protect の実行とネットワークアプリケーションの処理速度の問題
  175. -----------------------------------------------------------------
  176. デフォルトでは、Auto-Protect はネットワークドライブ上のファイルを共有モ
  177. ードで開きます。非共有モードでファイルを開くように Auto-Protect を設定
  178. すればアプリケーションのロード時間を短縮できます。そのためには Norton 
  179. AntiVirus フォルダに入っている APNTFAST.REG ファイルをダブルクリックし
  180. てからコンピュータを再起動します。
  181.  
  182. Auto-Protect を非共有モードに設定した後で共有違反が起きた場合には 
  183. Auto-Protect を共有モードに戻します。そのためには Norton AntiVirus 
  184. フォルダに入っている APNTFAST.REG ファイルをダブルクリックしてからコン
  185. ピュータを再起動します。
  186.  
  187. Norton AntiVirus の起動画面を表示しない
  188. ---------------------------------------
  189. 下記の Windows のレジストリを追加することで起動画面を表示しないことがで
  190. きます。
  191.  
  192. [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Symantec\Norton AntiVirus\Auto-Protect]
  193. "DisableSplashScreen"=dword:00000001
  194.  
  195. [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Symantec\Norton AntiVirus NT\Clinic]
  196. "DisableSplashScreen"=dword:00000001
  197.  
  198. MessengerサービスのためのNetBiosの必要性
  199. ----------------------------------------
  200. Messenger サービスの警告を送るには NetBios プロトコルスタックを実行して
  201. おく必要があります。Messenger サービスが機能するためにはこれが必要です。
  202. 必要であれば、NetBios プロトコルを NT のセットアップディスクからイン
  203. ストールできます。NetBios はデフォルトではインストールされません。
  204.  
  205. シマンテック社以外のウィルス防止ソフトウェアについて
  206. ----------------------------------------------------
  207. シマンテック社以外のウィルス防止ソフトウェアがインストールされた環境へ 
  208. Norton AntiVirus をインストールすると動作不具合の原因になります。前もっ
  209. て他社のウィルス防止ソフトウェアをインストール解除または常駐プログラ
  210. ムを停止してから Norton AntiVirus をインストール、スキャンを実行してく
  211. ださい。
  212.  
  213. LHA 圧縮ファイルのスキャンについて
  214. ----------------------------------
  215. 現在、LHA V2.13と V2.55bとLHA32bit版に対応しています。
  216. ご使用になっている unlha32.dllのバージョンや圧縮タイプによってはウィルス
  217. を検出しない場合があります。念のため圧縮解除を行ってからウィルススキャン
  218. を行ってください。
  219.  
  220. その他の圧縮ファイルのスキャンについて
  221. --------------------------------------
  222. 現在、ZIP、自動解凍型LHA/ZIP、MIME、UUenode、CAB、PKLiteに対応していま
  223. す。パスワードZIPには対応していません。
  224.  
  225. Norton Utilities 2.0 for Windows NT
  226. -----------------------------------
  227. Norton AntiVirus 5.0 をインストールしたあとで Norton Utilities 2.0 をイ
  228. ンストールすると、LiveUpdate が正常に動作しないことがあります。Norton 
  229. Utilities 2.0 をインストールしたあとで Norton AntiVirus 5.0 を再度イン
  230. ストールしてください。
  231.  
  232. 法人用バリューライセンス
  233. ------------------------
  234. 法人用バリューライセンスで 25 ライセンス以上お使いのお客様は必ず法人用
  235. バリューライセンスの Norton AntiVirus をインストールしてください。法人
  236. 用バリューライセンス以外の Norton AntiVirus をインストールすると、10ヶ
  237. 月後にインストールした全てのコンピュータでウィルス定義ファイル使用期限
  238. についてのメッセージが表示されますので注意してください。
  239.  
  240. Nortonプログラムスケジューラの実行されなかったイベントの警告について
  241. --------------------------------------------------------------------
  242. ご使用になっているインターネットエクスプローラのバージョンのよっては
  243. 実行されなかったスケジューライベントの警告ダイアログが表示されない
  244. 場合があります。インターネットエクスプローラ4.0をご使用の場合は
  245. 問題ありません。
  246.  
  247. 起動時にユーザーインターフェース用のボタンが表示できない場合について
  248. --------------------------------------------------------------------
  249. インストール後、再起動をせずにご使用になりますとユーザーインターフェー
  250. スの一部が不安定になる場合があります。完全な動作のためにシステムの再起
  251. 動をお勧めします。なお、ウィルスの検知の機能には問題がありません。
  252.  
  253. NAVWNT.EXEをコマンドラインで実行する時の注意
  254. ----------------------------------------------
  255. NAVWNT.EXEをコマンドラインで実行する場合はパス名をダブルクォーテーショ
  256. ン(")で囲んでからコマンドラインを入力します。ダブルクォーテーション
  257. を使用しない場合の長いパス名にはチルダ(~)を使用します。
  258.  
  259. サイレントインストール後の再起動の推奨
  260. --------------------------------------
  261. サイレントインストール後、完全な動作のためにシステムの再起動をお勧めし
  262. ます。
  263.  
  264. LiveUpdate におけるインターネットアクセス問題
  265. ---------------------------------------------
  266. LiveUpdate の効力はファイアウォールや代理サーバーにより限定される
  267. 可能性があります。もしネットワークセキュリティの方針のせいで
  268. LiveUpdate の使用に問題があるようなら、ネットワーク管理者と連絡を
  269. 取ってください。
  270.  
  271. システム管理者のための追加情報
  272. ------------------------------
  273. システム管理者の方で、Norton AntiVirus システム管理者ツールや他の
  274. 企業の製品についての情報が欲しい場合は、以下のサイトにお越しください。
  275.  
  276.     http://www.symantec.com/solutions/navcorp.html
  277.  
  278.  
  279. 活動ログの「アクセス拒否エラー」オプション
  280. ------------------------------------------
  281. 活動ログに含まれる新しいオプションでは、アクセスが拒否されたときに
  282. スキャンを試みて報告します。例えば、管理者が他の人たちにアクセスを
  283. 許可していないフォルダにもスキャンを試みることができます。Norton
  284. AntiVirus は活動ログで、アクセス制限のあるフォルダをスキャンしたと
  285. 報告するでしょう。
  286.  
  287. オンラインマニュアルの「実行ファイルが見つかりません」エラーメッセージ
  288. ---------------------------------------------------------------------
  289. Norton AntiVirus のオンラインマニュアルを表示するには Adobe Acrobat
  290. Reader のインストールが必要です。
  291.  
  292. Adobe Acrobat Reader のインストール
  293.  
  294.  1 Windows のタスクバーでスタートをクリックし、プログラムから Norton
  295. AntiVirus をポイントし、Norton AntiVirus をクリックしてメインウィンドウ
  296. を開きます。
  297.  
  298.  2 ヘルプメニューの[サポート情報(P)]から、[NortonAntivirus情報(P)]を
  299. 選択します。
  300.  
  301.  3 製品サポートヘルプウィンドウが現れます。[Adobe Acrobat Reader の
  302. インストール]をクリックしてください。
  303.  
  304.  
  305. Norton AntiVirus インストール中の「名前の変更」エラー
  306. ----------------------------------------------------
  307. Norton AntiVirus のインストール中に、Comctl32.dll 名前の変更エラーが起
  308. きたときは、エラーダイアログボックスに下記の情報が表示されます。
  309.  
  310.   「名前の変更」エラー
  311.  
  312.   ファイル名変更エラーが起こりました。
  313.   「ファイルを作成できません。そのファイルは既に存在しています。」
  314.   (エラー #183)
  315.  
  316.   現在のファイル名: C:\WINNT\System32\Comctl32.dll
  317.   新しいファイル名: C:\WINNT\System32\comctl32.bak
  318.  
  319. Comctl32.dll 名前の変更エラーを修復するには、
  320.  
  321. 1)Windows エクスプローラで、下記のディレクトリにアクセスします。
  322.  
  323.    \winnt\wywtem32
  324.  
  325. 2)下記のファイルを右クリックします。
  326.  
  327.    comctl32.bak
  328.  
  329. 3)新しいファイル名を下記のように入力します。
  330.  
  331.    comctl32.old
  332.  
  333. 4)Norton AntiVirus インストールプログラム(setup.exe)を再度実行します。
  334.  
  335. **********************************************************************
  336.                                 以上
  337. **********************************************************************
  338.