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DOS/V Power Report 1999 November
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1999-05-23
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24KB
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502 lines
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
PowerDVD 1.6
(c) Copyright 1999 CyberLink Corp.
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
CyberLink PowerDVD version 1.6 へようこそ! PowerDVDは、DVDコンテンツをパソコン
上で再生するプレーヤーソフトです。サウンド機能とDVDドライブを搭載したパソコンが
あれば、専用ボードは不要です。
このファイルにはPowerDVDについてマニュアルに記載できなかった最新情報が記載され
ています。PowerDVDをご使用になる前にこのファイルをお読みください。また、お使い
のパソコンでベストの画質・音質を得るためには、「再生性能と品質について」の項目を
参照してください。
- バージョン1.6からの新機能
- ハードウェアによるDVD再生支援機能について
- パンスキャン機能について
- 4スピーカ、5スピーカシステムへの対応について
- バージョン1.5からの機能
- Intel Pentium III拡張命令とAMD 3DNOW! のサポートについて
- S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力について
- ビデオ画面の明るさ調整機能について
- ASPIインタフェースについて
- A3D 3Dサラウンドサウンドについて
- スクリーンセーバーと省電力設定について
- VERSION 1.3から継承している新機能
- AMD製CPU用SUPER 7 マザーボードへの対応
- ビデオ画面のキャプチャー機能について
- 新SIS6326改訂バージョンチップへの対応
- 再生性能と品質について
- ディスプレイカードについて
- サウンドカードについて
- DVD-ROM/RAMドライブとの互換性について
- 今後の最新情報・お知らせについて
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VERSION 1.6からの新機能
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
・横長ワイドスクリーンの映画をパンスキャン方式でフル画面表示。迫力が大幅アップ
しました。左右へのパンニング(スクロール)はマウスで行うことができます。
・ATI社のグラフィックアクセラレータチップ、ATI RagePro、RagePro LTの持つMotion
Compensation(動画補償)機能を新たにサポート。同チップ搭載の環境において、大幅な
再生性能の向上が図られました。
・S3社のグラフィックアクセラレータチップ「Savage3」に加え、新たに「Savage4」の
Motion Compensation(動画補償)機能もサポートしました。
・S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力(EV1938規格)に加え、新たに以下のメーカーの
マルチスピーカ出力をサポート。4スピーカ、6スピーカシステムを構築して、ドルビー
デジタルシアター環境が実現します。(詳細については後述の説明をお読み下さい)
オーディオチップ:
- Fortemedia 801A
- CMI8338
サウンドカード:
- FIC Golden Melody Hi-Five (搭載チップ:Maestro-2E)
・DVD再生エンジンのさらなるチューンナップを行いました。これにより、非常に動きの
激しいタイトルで従来発生していたティアリング(画面に一瞬横線が入って乱れる現象)が
ほとんどなくなったほか、フレーム間の動きやA/V同期がより正確になりました。
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ハードウェアによるDVD再生支援機能について
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バージョン1.5から、S3社の最新グラフィックアクセラレータチップ「Savage3D」の持つ
DVD再生支援機能をサポートしています。具体的には、同チップのVideo Engine Unit
(VEU)のアルファブレンディング、およびMPEG-2 Acceleration Unit (MAU)のMotion
Compensation(動画補償)機能、さらにHardware Deinterlacing Unit(HDU)のBob/Weave
支援機能をサポートしています。これらにより、同チップ搭載の環境において、大幅な
再生性能の向上が図られました。
また、バージョン1.6から、ATIのRagePro、RagePro LTのMotion Compensation(動画補償)
に対応しました。なお、Windows95やWindows 98の標準ドライバはMCに対応していないた
め、MCを利用するには、そのグラフィックカードに付属していたドライバか、ATIのウェ
ブサイトから最新のドライバを入手して使用してください。
ATI Technology社のホームページ: http://www.atitech.com
MC(動画補償)機能と明るさ調整機能や静止画キャプチャなどの機能は、アーキテクチャー
上の制限により、同時には使用できないことがあります。これらの同時使用は、各グラフ
ィックカードメーカーの提供するドライバーをアップデートすることによって実現する場
合もあります。
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パンスキャン機能について
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パンスキャンとは - 映画館やワイドテレビ向けのコンテンツは、パソコンのモニタ
とは縦横比が異なるため、全てを表示しようとすると、横幅は一杯でも、絵の上下が
黒帯表示となり、ずいぶん小さい画像になってしまいます。そこで、今回の新バージ
ョンのPowerDVDで、PanScanのオプションを搭載。横長の絵のうち、たて方向は一杯
に、そして左右をカットしてフル画面表示を実現します。さらに、映画などで重要な
被写体がいつも画面の中央にいるとは限らないため、パンスキャンモードで再生中は
いつでもマウス操作で左右にスクロールできるようにし、とにかく大きな表示で鑑賞
したい、というユーザーの要望に応えました。パンスキャン機能を利用するには、フ
ル画面再生中に、マウスの右クリックで表れる「エクスプレスメニュー」から、パン
スキャンを選択してオンにします。これで、ワイド画面の中央部が拡大された表示に
なります。表示部を左右にスクロールするには、マウスの左ボタンを押さえた状態で
(このときカーソルの形が手のひらになります)、マウスを左右に動かして下さい。
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4スピーカ、5スピーカシステムへの対応について
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力(EV1938規格)に加え、バージョン1.6から、新たに
以下のメーカーのチップを搭載したサウンドカードからのマルチスピーカ出力をサポート
しました。それらのサウンド・カードを利用する場合のみ、PowerDVDの環境設定画面でこ
の機能が選択可能となります。
また、4スピーカ、6スピーカ・モードを利用するには、Use DirectSoundオプションは
オフにしてください。
現在サポートしているオーディオ・チップは以下の通りです。(今後順次追加予定です)
・S/PDIF出力対応:
- Creative ES1373
- Creative EV1938
・マルチスピーカ出力対応:
- CMEDIA CMI8338
- Fortemedia 801A
- FIC Golden Melody Hi-Five
* C-MEDIA社からは、CM8338-026DおよびCMI-8338-031Cという二つのチップがリリース
されています。PowerDVDでマルチスピーカ出力をさせるには、CM8338-026D用にドライ
バ4.05.1050(Ver150)、CMI-8338-031C用にドライバ4.05.1048(Ver148)以降が必要とな
ります。ドライバのアップデートにつきましては、サウンドカードのベンダーまたは
製造元へお問い合わせください。または、下のWebサイトからも最新バージョンのドラ
イバをダウンロードすることができます。
http://www.cmedia.com/.tw/8338/38w9x155.htm
* Fortemedia 801AとPowerDVDでマルチスピーカ出力をさせるには、4.05.00.3202(バー
ジョン 202)以降のドライバが必要となります。これ以前のバージョンでは、ボリューム
コントロールに不具合が生じることがあります。ドライバのアップデートにつきまして
は、サウンドカードのベンダーまたは製造元へお問い合わせください。または、下のWeb
サイトからも最新バージョンのドライバをダウンロードすることができます。
http://www.fortemedia.com/support/driver.htm
・ドライバのバージョンにより、コントロール・パネル内にAudio Output Optionが用意
され、サポートされるスピーカー数を指定することができます。この場合オーディオ・
カードとスピーカー・システムがサポートする数値に合わせてオプションを設定してく
ださい。その設定は、たとえば以下のようになります。
例-1)4スピーカーをサポートするオーディオ・カードに、2つのスピーカーを接続し
ている場合には、「2スピーカー」として設定してください。このドライバ・オプション
の設定により、PowerDVDのオプション画面では、「2スピーカー」のみが表示されるよう
になります。
例-2)6スピーカーをサポートするオーディオ・カードに、6つのスピーカーを接続し
ている場合には、「6スピーカー」として設定してください。DVDタイトルがDolby
Digital 5.1 Channel/サウンド・トラック対応である場合には、PowerDVDのオプション
画面で、2/4/6スピーカーのいずれかを選択できるようになります。
* FIC Golden Melody Hi-FiveとPowerDVDでのマルチスピーカ出力は、現在のところハー
ドウェア上の制約により、2スピーカ、4スピーカ・システムまでとなります。また、
ドライバは4.05.00.0667(Version 667)以降のものが必要となります。これ以前のバージ
ョンでは、ボリューム・コントロールに不具合が生じることがあります。ドライバのア
ップデートにつきましては、サウンドカードのベンダーまたは製造元へお問い合わせく
ださい。または、下のWebサイトからも最新バージョンのドライバをダウンロードするこ
とができます。
http://www.nfic.com.tw/m2cb/driverup.htm#sound
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VERSION 1.5からの機能
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・再生エンジンのチューンアップにより、6~10%のパフォーマンスアップが図られまし
た。これは、従来コマ落ちなどが発生していた環境においては、秒間約2~3コマの再生
性能の向上となります。
・Intel Pentium IIIプロセッサの新拡張命令「Streaming SIMD Extention」をサポート。
Pentium III搭載のパソコンでの再生性能が向上しました。
・AMDのCPUに搭載されている「3DNow!」命令をサポート。K6-2およびK6-3プロセッサに
おいて、再生性能が向上しました。
・S3社の最新グラフィックアクセラレータチップ「Savage3D」の持つMotion
Compensation(動画補償)機能をサポート。同チップ搭載の環境において、大幅な再生
性能の向上が図られました。
・IDCTやMotion CompensationなどのハードウェアDVD再生支援機能がオン/オフ可能に
なりました。
・ビデオ画面の明るさ調整機能を新搭載。もともと劇場用に合わせて暗めの設定になっ
ている洋画などでも、お好みの明るさでお楽しみいただけます。
・S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力(EV1938規格)に対応。パソコンでも手軽にシア
ターサウンドが実現します。
・Incomingなどのゲームで有名な、Aureal社のA3D、ドルビーサラウンド、マイクロソフ
トDirectSound3Dなどの最新3Dサラウンドサウンド機能を新搭載。お好みに合ったバーチ
ャル3Dサウンドを、通常の2スピーカー環境でもお楽しみいただけます。
・再生画面の右クリックまたは次チャプターボタンの右クリックで、お好きなチャプター
にいきなり飛べる、ダイレクトDVDチャプターセレクション機能を新搭載。
・ビデオ表示ウインドウのサイズ変更オプションを追加しました。
・DVDカラオケ機能に対応しました。
・再生中のDVDタイトルおよび現在の再生環境についてのさまざまな参考情報を表示する
情報表示ボックスを開発しました。
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Intel Pentium III拡張命令とAMD 3DNOW! のサポートについて
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バージョン1.5から、Intel Pentium IIIの新拡張命令「Streaming SIMD Extention」およ
びAMDの「3DNow!」命令をサポートしました。これにより、Pentium III、Pentium III
Xeon、K6-2、K6-3などのCPUを搭載したパソコンにおいては、自動的にCPUの種類を認識し、
新命令群を使用して再生性能を向上させます。これらのCPUを正しく認識しているかどうか
は、「DVD環境設定」ウインドウおよび「技術情報」ボックスで確認することができます。
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S/PDIF マルチチャンネルサウンド出力について
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S/PDIF出力に対応したPowerDVDバージョン1.5では、S/PDIF出力を持ったサウンドカード
から、デコードされる前のドルビー5.1サウンドやドルビーデジタルサウンド信号を、外
部接続したAC-3デコーダ機器に品質劣化なく送信することができます。これに、たとえ
ばクリエイティブ社のDesktop Theater 5.1などのマルチスピーカーシステムを接続する
ことにより、パソコンでホームシアター環境が実現します。
現在サポートしているサウンドチップは以下の通りです。(今後順次追加予定です)
- Creative ES1373
- Creative EV1938
これらのサウンドチップが認識されない場合は、「PowerDVD環境設定」ウインドウにある、
「S/PDIF出力を使用する」のオプションボックスはグレー表示となり、選択できません。
サウンドカードによっては、コンフィギュレーション設定などで、S/PDIF出力をオンに設
定しないと信号が出力されないモデルもあります。この場合、S/PDIF出力を使用する際に
は、PowerDVD側の設定をオンにするとともに、サウンドカード側でもこの設定がオンにな
っているかを確認してください。
S/PDIF出力ポートと外部デコーダ機器との接続については、それらの機器のマニュアルを
参照して正しく接続してください。
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ビデオ画面の明るさ調整機能について
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再生ビデオ画面の明るさ調整機能は、グラフィックカードの持つオーバーレイサーフェスを
直接コントロールするので、ご使用のグラフィックカードがオーバーレイサーフェスをサポ
ートしていない場合、あるいはオーバーレイモードが正しく動作していない場合は、明るさ
調整機能は働きません。この場合は、オーバーレイモードを正しくインストールするか、モ
ニター側の明るさ調整機能を利用してください。
SiS6326および S3 Savage3D のチップを搭載したグラフィックカードで、Motion
Compensation(動画補償)機能などの、ハードウェアによるDVD再生支援機能をオンにしている
場合、アーキテクチャー上の制限により、ビデオ画面の明るさ調整機能や静止画キャプチャ
などの機能の同時使用ができないことがあります。この現象は、各グラフィックカードメー
カーの提供するドライバーをアップデートすることによって解決する場合もあります。
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ASPIインタフェースについて
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ASPI(Advanced SCSI Programmer's Interface)は、もとはアダプテック社がデザインした
SCSI周辺機器用インタフェース用のソフトウェアレイヤーですが、今日ではIDEインタフェ
ースでも利用されており、Windows95や98にも標準で提供されています。 WINASPI.DLL、
WNASPI32.DLL、およびAPIX.VXDという3つのファイルから構成されています。PowerDVDは、
リージョン設定の認証やスクランブルされたデータのデコードなどのための交信をDVDドラ
イブとの間で行いますが、この交信はASPIを必ず通るため、ASPIが正しくインストールさ
れていることが、DVDタイトルを正常な再生にとって重要です。
ところが、市場にでているさまざまな周辺機器は、インストール時に自動的にASPIドライバ
を(ときにはインストールして動作しているものよりも古いバージョンに)書き換える場合
があり、それによって、予期せぬ種類やバージョンのASPIに突然入れ替わると、PowerDVDは
認証失敗などのエラーを表示することがあります。このケースで表示されるエラーメッセー
ジはいろいろありますが、エラーコードは8090xxxxまたは80axxxxx番台になります。このよ
うな場合は、もしアダプテック社のホストアダプタをご使用の場合、同社
(http://www.adaptec.comまたはhttp://www.adaptec.co.jp)が供給している新しいバージ
ョンのASPI32.EXEを入手して更新してください。それ以外のアダプタメーカーの場合は、
そのメーカーにご相談ください。
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A3D 3Dサラウンドサウンドについて
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PowerDVDバージョン1.5から搭載した、A3D 3Dサラウンドサウンド機能が、ESS社の
Maestro-1搭載のサウンドカードで正しく機能しないケースが報告されており、現在原因
を確認中です。このタイプのサウンドカードで問題が発生した場合は、ドルビーサラウン
ドやQsoundなどの、A3D以外のサラウンド機能を選択してください。
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スクリーンセーバーと省電力設定について
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DVDタイトルの再生中は、ユーザーによるキーやマウスの操作などが長時間行われないこ
とが想定されるので、スクリーンセーバーや電源の省電力設定によっては、再生してしば
らくするとスクリーンセーバーが起動したり、画面の表示が消えたりすることになります。
従ってDVDを鑑賞するときは、これらの機能を切っておくことをお勧めします。
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VERSION 1.3から継承している機能
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* Bob/Weaveモードのサポートによりディスプレイを最適化、日本に多いアニメタイトルや
DVD化されたTVドラマの再生品質が大幅に向上しました。
* AMD社のK6-2プロセッサ環境(VIA MVP3およびALI Aladdin 5 チップセット搭載モデルを
含むSuper 7マザーボード)との互換性、安定度が向上しました。
* SCSIカードやSCSI DVD-ROMなどSCSIデバイスとの互換性、安定度が向上しました。
* 6326AGP Rev.h0、6326DVD Rev.d2、一般の6326 Rev.c5など、新SiS6326改訂バージョン
チップに対応しました。
* ハードウェアに地域設定システムを組み込んだ新世代のドライブ(Phase II DVD-ROM/
RAM)を使用できるように地域設定機能を向上しました。
* ハードウェアに地域設定機能を組み込んでいない従来のドライブに対して、地域設定
機能を修正しました。
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AMD製CPU用SUPER 7 マザーボードへの対応
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* PowerDVD version 1.3は、VIA MVP3およびALI AladdinVチップセット搭載マザーボードで作動するこ
とが確認されています。しかし、DVD-ROMのDMAオプションを使用して最高の性能を得るには、バスマス
タードライバをインストールする必要があります。インストールするバスマスタードライバはあなたの
マザーボードに搭載されているチップセットの種類によって異なります。それぞれのドライバはマザー
ボード付属のCD-ROMまたはフロッピーディスクに格納されています。Windows95 OSR2およびWindows98は
DMA機能対応のDVDドライブをサポートしていますが、VIAおよびALIプラットフォームに対しては完全に
安全であるとは保証できませんので、それぞれのドライバをインストールしてください。
* Super 7プラットフォーム上でDVDタイトルを再生するには、SiS6326ディスプレイカードなどのハード
ウェアを使用しないのであれば、300MHz以上で稼動するK6-2プロセッサが必要です。
最新のバスマスタードライバおよびMVP3またはAladdinVチップセット対応Windows9xパッチは次のWeb
サイトからダウンロードすることができます。
http://www.via.com.tw
http://www.ali.com.tw
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
ビデオ画面のキャプチャー機能について
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
* Windows95およびWindows98環境にInternet Explorer 4.x がインストールされていて、Active
Desktopがアクティブになっている場合、[デスクトップの壁紙としてキャプチャ]オプションを使用
してからキャプチャした画像がデスクトップ上に表われるまでに時間がかかることがありますが、
正常に作動しています。キャプチャした画像はWindowsディレクトリの下に保存され、[ファイルとし
て保存]と[クリップボードに転送]オプションも正しく作動します。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-
新SIS6326改訂バージョンチップへの対応
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-==-=-=-=-=-=-=-
* 一般のSiS6326またはSiS6326DVDをご使用の場合は、MPEG-2ビデオのデコーディング処理
を速めるためにPowerDVDが自動的にMPEGアクセラレーションエンジンを使用します。
このアクセラレーションはローカルフレームバッファとハードウェアリソースを使用します
ので、場合によってはこのエンジンに合わせて自動的に画面の解像度とスクリーン
リフレッシュレートが変更されます。PowerDVDを終了するとこれらの設定は元に戻されます。
* SiS6326AGP Rev.h0、SiS6326DVD Rev.d2、一般のSiS6326 Rev.c3をご使用の方は、最新のドライバ
をインストールされるようお勧めします。ドライバのアップデートにつきましては、ディスプレイ
カードのベンダーまたは製造元へお問い合わせください。または、下のWebサイトからも最新バー
ジョンのドライバおよびBIOSイメージをダウンロードすることができます。
http://www.sis.com.tw
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
再生性能と品質について
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
* CPUの性能をフルに活かすために、DVD-ROMのDMA転送機能をご使用になるよう強くお勧め
します。Windows98とWindows95 OSR2はDMA機能に対応したIDE DVD-ROMとHDDをサポートしてい
ます。PowerDVDをインストールすると、この機能を有効にするためにシステムテスト
プログラムが自動的に起動します。Windows95 OSR2およびWindows98は元々この機能に対応して
いますので、サードパーティのバスマスタードライバをインストールされることは
お勧めしません。ただし、Windows95の比較的初期のバージョンをご使用の方は、サード
パーティのバスマスタードライバをインストールする必要があります。
古いバージョンのバスマスタードライブは、DVD-ROMやIDEリムーバブルストレージメディア
など、新しいIDEデバイスに対応していない場合が多いので、ドライバの日付を確認
して、DVD-ROMに対応している最新バージョンをインストールするようにしてください。
Windows95のバージョンは[コントロールパネル]の中の[システム]をクリックすると、
"4.00.950 x"という形式で表示されます。古いバージョン(リテールバージョン)の
Windows95の場合は "4.00.950"または"4.00.950 A"と表示されています。
OSR2をインストールしてある場合であっても、DMAオプションを使用できない場合も
あります。これは、OSR2がIntel 440LX、440BX、440EXなど、新しいチップセット
を認識しないためにDMA対応のデフォルトドライバがインストールされていないために
発生する問題です。CyberLinkシステムテストプログラムの中に含まれている
"Intel 82371xB INF Update Installer"というパッチプログラムを起動して、
Intelチップセットのパッチを行ってください。その後でシステムを再起動し、
Windows95に新しいハードウェアを検出させてください。数回システムを再起動して、
CyberLink PowerDVDフォルダにあるシステムテストプログラムがDMAオプションを使用
できるようにしてください。
他のベンダーのチップセットにつきましては、マザーボード付属のフロッピーディスクや
CD-ROM、あるいはベンダーのWebサイトから正しいパッチプログラムを入手して、それを
システムにインストールしてください。
* ディスプレイカードのDirectDrawドライバが正しくインストールされていることを確認
してください。詳しい手順はディスプレイカードの説明書をお読みください。
または、最新のMicrosoft DirectX Runtimeをインストールしてこれを使用できるように
してください。
PowerDVDはあなたのディスプレイカードがサポートし得る最高の再生品質と性能を実現する
ために、DirectDrawオーバーレイサーフェスを使用します。新しいディスプレイカードは
ほとんどがこの機能をサポートしています。PowerDVDがどのサーフェスを使用するかは、
PowerDVDの画面でハンマーの形をした[設定]ボタンをクリックして、[DVD再生設定]を
選択すると、[ディスプレイモード]と[サーフェスタイプ]のフィールドが表示されます。
"DDRAW/オーバーレイ"に設定すると、PowerDVDがオーバーレイサーフェスを検出
してこれを使用できるようにします。他の設定を組み合わせると、ソフトウェアがビデオ
デコーディング処理を実行しなければならないためビデオの再生品質と性能が劣化します。
これはディスプレイカードの性能によるものか、正しいドライバがインストールされていない
ことが原因と考えられます。
* ほとんどのDVDタイトルの解像度は720x480か704x480ですので、640x480の画面解像度は、
DVDビデオを見るには適切ではありません。
* 16:9タイトルを800x600で再生すると、フルスクリーンモードに設定
してあってもビデオの縦横比を維持するためにPowerDVDがビデオウインドウの縦の長さを
調整します。その結果、ディスプレイカードの中には、ビデオウインドウがオリジナルビデオ
の縦の長さよりも短いとときはいくつかの走査線を省略するものがありますので、
走査線がドロップしてしまう場合があります。この問題を解決するためには、画面の
解像度を1024x768に設定してください。このモードでは、PowerDVDがビデオウインドウの
縦の長さではなく横の長さを調整します。
16:9タイトルを認識したときはユーザに知らせてPowerDVDが自動的に解像度を切り換えること
もできます。さらに、「環境設定」の機能で[PowerDVDの設定]ボタンをクリックし、
[詳細設定]を選択することにより、4:3タイトルと16:9タイトルで異なる解像度を指定する
ことも可能です。この自動切り換え機能はSiS6326ベースのディスプレイカードでは使用できま
せんのでご注意ください。詳細は「ディスプレイカードについて」の項をお読みください。
* ディスプレイカードによっては、解像度切り換え機能を使用するとシステムがクラッシュしたり、
正しく作動しなくなったりすることがあります。そのような機種の場合は[PowerDVDの設定]の
[詳細設定]において、自動切り替えをしない設定にしておいてください。
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
ディスプレイカードについて
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-
* NVidiaのRivaTNTカードで、ドライバのバージョン 4.10.01.0048 の場合、DVDタイトルの
再生中にマウスのカーソル表示に問題が出るケースが報告されています。この場合は、ド
ライバを 4.10.01.0107 以降に更新してください。
* MatroxのMystique G200 シリーズの場合は、ドライバのインストールは、MatroxのCDに
入っている"MGASETUP.EXE" プログラムから実行してください。それ以外の方法(INF
ファイルからなど)でインストールすると、Macrovision APIが機能しないためPowerDVDの
動作に問題が起きることがあります。
* 3DLabs PermediaIIまたはPermediaIIvをご使用の場合は、ディスプレイドライバを
4.10.01.2105-0346以降のバージョンにアップデートして、ハイカラーモードでPowerDVD
を起動してください。
* Intel 740をご使用の場合は、ビデオウインドウを大きくするとビデオフレームレートが
明らかに劣化する場合はビデオウインドウを元に戻すようお勧めします。ビデオをフルスク
リーンモードで見たい場合は、画面の解像度を800x600に設定してください。
* Matrox MillenniumIIをご使用の場合は、ディスプレイカードがハードウェアオーバーレイ
サーフェスに対応していませんので、DirectDrawオーバーレイモードではなくDirectDraw RGB
モードという遅いモードに設定されます。
* Trident 9750カードで、解像度変更の際にハングしやすくなるケースが報告されています。
この場合は、ドライバを 4457a (4.10.01.2163)以降に更新してください。下のWebサイトか
らも最新バージョンのドライバをダウンロードすることができます。
http://www.tridentmicro.com/HTML/Drivers/3DImage.htm
このファイルの執筆時点で、ここから入手できるドライバのバージョンは、5423bでした。
http://www.tridentmicro.com/Drivers/Net9x50/w98-9x5.exe
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
今後の最新情報・お知らせについて
=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
サイバーリンクでは、最新の製品情報およびサポート情報をホームページにて公開していま
す。詳細については以下のWebアドレスを参照してください。
http://www.cli.co.jp