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DOS/V Power Report 1998 July
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1997-02-19
|
17KB
|
448 lines
Video FixPak - VGA ディスプレイ・ドライバー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(Video FixPak:VX03802)
Video FixPak のご使用条件
重要事項
Video FixPak をご使用になる前に必ずお読みください。お客様が Video FixPak を
使用される場合、以下の条件に同意したものとみなします。
- お客様は、すでに「OS/2 Warp V3 - 日本語版」(注:参照) の使用権を許諾されて
いることが前提となります。
- お客様は、ご使用中の「OS/2 Warp V3 - 日本語版」(注:参照) の本数まで
「Video FixPak」を複製することができます。
- お客様は、保守の目的に限りこの「Video FixPak」をご使用になれます。
- その他の条項については「OS/2 Warp V3 - 日本語版」(注:参照) に同梱されて
いる「IBM プログラムのご使用条件」および「ライセンス情報」が、この
「Video FixPak」にも適用されます。ただし、この Video FixPak のご使用条件は
「IBM プログラムのご使用条件」の保証を拡張するものではありません。
注: WIN-OS/2 が含まれる「OS/2 Warp V3 with WIN-OS/2 - 日本語版」、「OS/2 Warp
Connect V3 with WIN-OS/2 - 日本語版」および「OS/2 Warp Server V4 - 日本語
版」を含む。
******************************************************************************
内容
~~~~
1.0 サポートされている機能
1.1 サポートされている解像度
1.2 サポートされているアダプター
2.0 OS/2 のバージョン
3.0 Video FixPak 適用のための前準備
4.0 ディスケットからのインストール
5.0 CD-ROM からのインストール
6.0 CID 環境でのインストール
7.0 機能制限
8.0 ディスプレイを VGA モードに設定する
9.0 SYM ファイルを展開する
10.0 この Video FixPak で修正された APAR
11.0 商標
1.0 サポートされている機能
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
1.1 サポートされている解像度
この Video FixPak で提供されるディスプレイ・ドライバーは、次の解像度および
色数をサポートしています。
必要な
解像度 色数 ビデオ・メモリー
--------------------------------------------------
640x480 16 0.5MB
1.2 サポートされているアダプター
IBM によってテストされ、OS/2 と互換性があると判断されたすべての主要メーカー
製品の包括的なリストについては、「OS/2 Hardware Compatibility List」を参照
してください。この資料は、次の BBS で入手可能です。
IBM National Support Center BBS (データ接続: 919-517-0001)
CompuServe (IBM OS/2 Support Forum \Library\IBMFiles\PCMTABLE.ZIP)
Prodigy
LAN Server & OS/2 BBS -オーストラリア シドニー
IBM Austria BBS - オーストリア ウィーン
IBM BBS - カナダ BC バンクーバー
IBM PS BBS - 香港
IBM OS/2 BBS & IBM AP OS/2 BBS - シンガポール
IBM BBS - ベルギー
IBM BBS - イギリス
IBM BBS - スペイン
OS2BBS - デンマーク
Hitline BBS- スイス
DAP & PSP BBS - イタリア
IBM BBS - ジャカルタ
IBM BBS - タイ
注:「OS/2 Hardware Compatibility List」は、参考情報として提供されています。
IBM は、リストされているパーソナル・コンピューターまたはアダプターでの
OS/2 の動作に関して、何ら保証をするものではありません。
2.0 OS/2 のバージョン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この Video FixPak が適用可能なシステムは、下記の通りです。
o OS/2 Warp V3.0 - 日本語版 (XRJ3000_)
o OS/2 Warp V3.0 with WIN-OS/2 - 日本語版 (XRJ3001_)
o OS/2 Warp Connect V3.0 with WIN-OS/2 - 日本語版 (XRJ3003_)
o OS/2 Warp V3.01 - 日本語版 (XRJ3004_)
o OS/2 Warp Connect V3.01 - 日本語版 (XRJ3004_)
o OS/2 Warp Server V4.0 - 日本語版 (XRJ3005_)
上記以外のバージョンの OS/2 には適用することはできません。ご注意ください。
3.0 Video FixPak 適用のための前準備
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以下の手順にしたがって、Video FixPak 適用のための前準備を行ってください。
1. Video FixPak を適用する前にシステム構成のディスプレイ設定を VGA の状態に
戻しておいてください。具体的な手順は、「8.0 ディスプレイを VGA モードに
設定する」を参照してください。
2. 本体 FixPak (WX02204 など)を適用する場合は、この時点(ディスプレイを VGA
モードに設定した後で、尚且つ Video FixPak を適用する前)で適用してください。
4.0 ディスケットからのインストール
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ディスケットから Video FixPak を適用するには、以下の手順に従ってください。
1. Video FixPak ディスケットをドライブ A (または他のディスケット・ドライブ)
に挿入します。
注: このディスケットのボリューム・ラベルは "VGA" でなければなりません。
確認するには、"Label A:" を実行してください。
2. OS/2 全画面表示または OS/2 ウィンドウ表示セッションをオープンします。
3. OS/2 コマンド・プロンプトで、次のコマンドを実行します。
A:SETUP A: C:
(ここで、A: はディスケット・ドライブ、C: は OS/2 がインストールされて
いるドライブです。)
これにより、ディスプレイ・ドライバーのインストールのために予め必要な
ファイルのコピーが行われます。
4. システムを再始動するように指示されたら、ディスケットを取り出して OS/2 を
終了させ、コンピューターを再始動します。
5. OS/2 が再始動したら「OS/2 システム」フォルダーをオープンします。
6. 「システム設定」フォルダーをオープンします。
7. 「ディスプレイ・ドライバーのインストール」オブジェクトをオープンします。
「ディスプレイ・ドライバーのインストール」ウィンドウが表示されたら、
「主ディスプレイ」を選択し、その次に「了解」を選択します。
8. 「主ディスプレイ・ドライバー・リスト」ウィンドウが表示されたら、
「VGA (Video Graphics Array) - Video FixPak -」または「SVGA (Super Video
Graphics Array) VGA モード表示 - Video FixPak -」のいずれか適当な方を
選択して、その次に「了解」を選択します。
9. 「ソース・ディレクトリー」ウィンドウが表示されたら、Video FixPak ディス
ケットをドライブ A に挿入します。その次に「インストール」を選択します。
10. インストールが完了したら、OS/2 を終了して、再始動します。
Video FixPak の適用中に、DISPLAY.LOG および DSPINSTL.LOG ファイルが
\OS2\INSTALL ディレクトリーに作成されます。これらのファイルの内容は、更新
された OS/2 システム・ファイルを識別したり、インストールが正常に終了したか
どうかを調べるのに役立ちます。
5.0 CD-ROM からのインストール
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
CD-ROM から Video FixPak を適用するには、以下の手順に従ってください。
1. Video FixPak の入った CD-ROM を CD-ROM ドライブ(この例では、ドライブ D)
に挿入します。
2. OS/2 全画面表示または OS/2 ウィンドウ表示セッションをオープンします。
3. OS/2 コマンド・プロンプトで、次のコマンドを実行します。
CD D:\CSD\VIDEOFIX\VGA
D:SETUP D:. C:
(ここで、D:\CSD\VIDEOFIX\VGA は Video FixPak が含まれるディレクトリー
C: は OS/2 がインストールされているドライブです。)
これにより、ディスプレイ・ドライバーのインストールのために予め必要な
ファイルのコピーが行われます。
4. システムを再始動するように指示されたら、OS/2 を終了させ、コンピューターを
再始動します。
5. OS/2 が再始動したら「OS/2 システム」フォルダーをオープンします。
6. 「システム設定」フォルダーをオープンします。
7. 「ディスプレイ・ドライバーのインストール」オブジェクトをオープンします。
「ディスプレイ・ドライバーのインストール」ウィンドウが表示されたら、
「主ディスプレイ」を選択し、その次に「了解」を選択します。
8. 「主ディスプレイ・ドライバー・リスト」ウィンドウが表示されたら、
「VGA (Video Graphics Array) - Video FixPak -」または「SVGA (Super Video
Graphics Array) VGA モード表示 - Video FixPak -」のいずれか適当な方を
選択して、その次に「了解」を選択します。
9. 「ソース・ディレクトリー」ウィンドウが表示されたら、「変更」を選択します。
「ディレクトリーの選択」ウィンドウが表示されたら、ソース・ディレクトリー
に "D:\CSD\VIDEOFIX\VGA" と入力するか、ディレクトリーを [D:]->CSD->
VIDEOFIX->VGA と順次選択して、その次に「設定」を選択します。
「ソース・ディレクトリー」ウィンドウに戻ったら、「インストール」を選択
します。
10. インストールが完了したら、OS/2 を終了して、再始動します。
Video FixPak の適用中に、DISPLAY.LOG および DSPINSTL.LOG ファイルが
\OS2\INSTALL ディレクトリーに作成されます。これらのファイルの内容は、更新
された OS/2 システム・ファイルを識別したり、インストールが正常に終了したか
どうかを調べるのに役立ちます。
6.0 CID 環境でのインストール
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
注:
1. OS/2 ディスケット・イメージを置いているサーバーのドライブと同じドライブに
VGA_DRVS という名前のディレクトリーを作成し、その中にこの Video FixPak の
ファイルをあらかじめコピーしておいてください。
2. OS/2 は、CID (Configuration Installation Distribution) を使用して、
クライアントに正常にインストールされていなければなりません。
CID を使用してこの Video FixPak をインストールするには、次の情報を参考にして
LCU コマンド・ファイルを修正してください。
次の情報は、あくまでも参考です。実際の LCU コマンド・ファイルとは異なっている
ことがあります。
/*****************************************************/
/* LCU PRODUCT DATA SECTION */
/*****************************************************/
.
.
.
x.vgavideo = 15
x.15.name='VGA Video'
x.15.statevar = 'CAS_' || x.15.name
x.15.instprog = 'x:\img\vga_drvs\SETUP.CMD',
' x:\img\vga_drvs ' || bootdrive || ' CID'
x.15.rspdir = ''
x.15.default = ''
x.vgadspinstl = 16
x.16.name='VGA CID Dspinstl'
x.16.statevar = 'CAS_' || x.16.name
/*******************************************************************/
/* 下記の /pd: パラメーターは、ビデオ・チップによって適宜変更する。*/
/* bbsvga.dsc : VGA (Video Graphics Array) */
/* bbssvga.dsc : SVGA (Super Video Graphics Array) VGA モード表示 */
/*******************************************************************/
x.16.instprog = bootdrive || '\os2\install\DSPINSTL.EXE',
' /pd:' || bootdrive || '\os2\install\bbsvga.dsc',
' /s:x:\img\vga_drvs',
' /t:' || bootdrive,
' /res:640x480x16',
' /u'
x.16.rspdir = ''
x.16.default = ''
/*---------------------------------------------------*/
/* NUMBER OF PROGRAMS SET UP IN THE */
/* PRODUCT DATA SECTION */
/*---------------------------------------------------*/
NUM_INSTALL_PROGS = 16
/*****************************************************/
/* INSTALLATION SECTION */
/*****************************************************/
.
.
.
when OVERALL_STATE = 2 then do
if RunInstall(x.vgavideo) == BAD_RC then exit
Call RebootAnd GotoState(3)
end
when OVERALL_STATE = 3 then do
if RunInstall(x.vgadspinstl) == BAD_RC then exit
Call CheckBoot
end
.
.
.
/******************************************************/
/* ROUTINE SECTION */
/* 以下の情報は LCU コマンド行にすでに存在していなけ */
/* ればなりません。 */
/******************************************************/
.
.
.
RebootAndGotoState:
parse arg new_state, other
rc2 = SetState(new_state, 'RebootAndGotoState', 1) /* Set the state */
/* to go to in */
/* OVERALL_STATE */
Call SaveStates /* Save the environment vars */
Call Reboot /* Reboot the machine */
return
.
.
.
/*****************************************************/
/* 追加される LCU 情報の終わり */
/*****************************************************/
以下は、LCU コマンド・ファイルの中で実行される行の説明です。
C:\OS2\INSTALL\DSPINSTL /pd:c:\os2\install\bbsvga.dsc
/S:X:\img\vga_drvs /T:C: /res:640x480x16 /u
/pd:c:\os2\install\bbsvga.dsc
セットアップ・フェーズで使用される .DSC ファイルです。
/S:X:\img\vga_drvs
ここで、X:\img\vga_drvs はリダイレクトされたソース・パスです。
/T:C:
ここで、C: は OS/2 がインストールされているドライブです。
/res:640x480x16
「1.1 サポートされている解像度」のリストの解像度、色数です。
VGA ディスプレイ・ドライバーの場合、サポートされる解像度、色数は
640x480x16 のみです。
/u
不在インストールを意味します。
7.0 機能制限
~~~~~~~~~~~~~
o CorelDRAW** 2.0 は WIN-OS/2* ウィンドウ・セッションで稼働しません。WIN-OS/2
全画面セッションで実行してください。
o Micrografx** Charisma 2.1 は WIN-OS/2 ウィンドウ・セッションで稼働しません。
WIN-OS/2 全画面セッションで実行してください。
8.0 ディスプレイを VGA モードに設定する
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
VGA モードに戻すには、以下のようにしてください。
システムを始動しても OS/2 デスクトップが表示されない場合など、システムが
正常な状態にない場合、以下の手順に従って VGA モードに戻してください。
ただし、使用可能なデスクトップがある場合は、「システム設定」の「システム
構成機能の追加」でディスプレイ設定を VGA モードに設定することをお勧めし
ます。
1. コンピューターの電源を入れます。すでに始動している場合は、Ctrl+Alt+Del
を押して再始動します。
2. 小さな白いボックスが画面の左上隅に現れたら、Alt+F1 を押します。
3. 「回復選択」画面が表示されたら、V を押します。
4. システムが立ち上がったら「システム設定」の「システム構成機能の追加」を
実行して Windows ドライバーを VGA のものに変更します。
9.0 SYM ファイルを展開する
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この Video FixPak には、デバッグに必要な SYM ファイル(記号ファイル)が含まれて
います。これらは、SYMFILES というファイル名でパックされています。展開するには
以下のように実行してください。
UNPACK2 A:\SYMFILES C:\ /C /P
ここで、A:\ は Video FixPak が含まれるドライブおよびディレクトリー、C: は
OS/2 がインストールされているドライブです。これにより、対応するディレクトリー
に SYM ファイルが展開されます。ただし、WIN-OS/2 関連のファイルに関しては
C:\OS2\MDOS\WINJOS2 ディレクトリー(および、そのサブ・ディレクトリー)から
適宜、必要なディレクトリーにコピーしてください。
例)
COPY /S C:\OS2\MDOS\WINJOS2 C:\OS2\MDOS\WINOS2
COPY /S C:\OS2\MDOS\WINJOS2 D:\WINDOWS
10.0 この Video FixPak で修正された APAR
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
修正済み APAR が、ここにリストされていない場合もあります。IBM OS/2 サポート・
チャネルからこの Video FixPak を受け取り、要求した APAR がリストされていない
場合でも、この Video FixPak を適用して問題が修正されている可能性があります。
<VX03801>
PJ21747 : PM と DOS/V 全画面表示間の切り換えでハングする。
PJ21902 : CONFIG.SYS で VSVGA.SYS もしくは VVGA.SYS に対する
/HS=OFF (or ON | LC) オプションが効かない。
VGA と互換性のないビデオ・チップ上で、DOS/V 全画面の画面スクロールが
正しく動作しない場合に /HS=OFF や /HS=ON などを指定する。
PJ18533 : 一太郎 Ver.5 for OS/2 で不正な描画が起こる場合がある。
PJ20255 : IBMDEV32 でトラップする。
PJ20573 : 横 7 ドット以下のフォント使用時に 3270 画面の一部が正しい位置に書かれ
ない。
PJ21747 : スクリーンスイッチでハングする場合がある。
PJ22103 : VGA/SVGA 系の PM Display Driver を使っていると、PM アプリケーションで
塗りつぶしされている図形をピック出来ないことがある。
PJ22373 : 沢山のウインドウを開いた状態で、デスクトップに張り付けられた 256 色
ビットマップの色が正しく表示されない。
PJ22392 : DOS/V ウィンドウで 640x480 16 色カラー・モードに変更した後、Alt-Home
等で DOS/V 全画面に切り換えると「英数 半角」のステータス・ラインが
画面の途中(25 行目) に表示されることがある。
<VX03802>
JR09918 : DOS/V ウィンドウ表示で罫線の色が正しく表示されない。
11.0 商標
~~~~~~~~~~
このファイルで、アスタリスク(*)を付けて示されている以下の用語は、米国または
他の国、あるいはその両方での IBM Corporation の商標または登録商標です。
IBM
OS/2
WIN-OS/2
このファイルで、2重アスタリスク(**)を付けて示されている以下の用語は、他の
会社の商標または登録商標です。
商標 所有者
==========================================================================
CorelDRAW Corel Corporation
Micrografx Micrografx Incorporated
Windows Microsoft Corporation
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