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- 使用上の注意
-
- ところどころ、画面の挿入や脚注部分があるから
- 取り除いてからお使い下さい。
-
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- 第一章 インストール
-
- 1.1 ハードディスク空き容量について
-
- TurboLinuxは、WindowsやMacOSとは違い、OSだけでなく、主要なアプリケーション、
- ユーティリティなども同時にインストールするようになっています。そのため
- TurboLinuxをインストールするには、選択する構成によって以下のハードディスク容
- 量が必要になります。
-
- ・最小構成 400MB以上
- ・すべて 800MB以上
-
- 参考: 他のOSとTurboLinuxを共存させるには
-
- Windows95(DOS)などのOSがインストールされているPCにTurboLinuxを共存
- させることもできますが、このマニュアルではPCにOSがインストールされてい
- ないことを前提に説明を続けます。他のOSとTurboLinuxを共存させたい方は「付
- 録A.Win95との共存」を参照して下さい。
-
-
- 1.2 ブートディスク
-
- TurboLinuxをインストールするには、まず最小限の機能を持ったシステムを起
- 動しなければなりません。このために、付属のブートディスクが用意されてい
- ます。
-
- もし付属のブートディスクが壊れてしまった場合には、付録***を見て下さ
- い。ブートディスクの作成方法が説明されています。
-
- 1.3 インストールの第1ステージ
-
- インストールや各種設定は、メモを取りながら行うことをお奨めします。インストー
- ル過程で表示された設定画面のタイトルやrootパスワードなどをメモしておけば、問
- 題があった場合にも発見しやすくなります。
-
- 1.3.1 インストーラーの起動
- ブートディスクを挿入してコンピューターの電源を入れて下さい。起動
- ディスクがコンピューターに読み込まれると次の画面が表示されます。
-
-
- 「Welcome to TurboLinux v1.0 --Japanese version---」
-
-
- [ENTER]キーを押して下さい。コンピューターにカーネルが読み込まれます(ここは眺め
- ているだけでかまいません)。
-
- 注:
- このメッセージが表示されない場合には、1)BIOSでフロッピーから起動しな
- いようになっている、2)ハードウェアが故障している、などが考えられます。
- もう一度、ハードウェア構成を確認してください。
-
-
- 以降は表示される選択肢に答えていくことによってインストールが進みます。
-
- インストーラーでは、[矢印]キーでカーソル(反転表示します)が上下移動
- し、 [TAB]キーで項目を移動します。「OK」が反転表示された状態で [ENTER]
- キーを押すと次の選択肢へ進みます。
-
- ここでは、それぞれの選択肢について簡単な説明を行います。
-
- 1.3.2 ディスプレイの選択
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- ・カラー・ディスプレイ
-
-
- 「はい」、「いいえ」のいずれかを選択して下さい。
-
- 1.3.3 キーボードタイプ
-
- ・キーボード・タイプ
-
-
- お使いのキーボードを選択して下さい。左上方に「半角/全角キー」が
- あるキーボードをご利用の場合は、デフォルトのまま日本語キーボード
- 「jp106」を選択して下さい。それ以外の、カナなどが刻字されていない
- キーボードなら「us」を選択しておくと良いでしょう。
-
- 日本語キーボードにも種類があるので、お使いのキーボードの説明書などを読
- んで確認して下さい。106漢字キーボードや109漢字キーボードなどはデフォル
- トの「jp106」のままで使用できます。
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- 1.3.4 PCカード
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- ・PCカード(PCMCIA)サポート
-
-
- PCカード(PCMCIA)を利用してTurboLinuxをインストールする場合には「はい」を選
- 択します。「はい」の場合は、補助ディスクが必要になります。補助ディス
- クの作成方法については、付録***「補助ディスクの作成」を参照して下さ
- い。
-
- 注:
- ノートパソコンはPCカード(PCMCIA)を使用している場合が多いですが、最近のノー
- トに内蔵されているCD-ROMは、ほとんどがATAPI接続です。
-
-
- 1.3.5 TurboProbe
-
- ・TurboProbe
-
-
- ハードウェアを自動検出します。 「OK」を押すと、TurboProbeがデバイス
- (機器)を探して表示します。 ここでコンピューターがフリーズ(5分経っても次に
- 進まない)したらリセットボタンを押して、1.3 からやりなおして下さい。その場合
- 、
- ハードウェアの自動検出は「スキップ」して下さい。
-
-
- 1.3.6 インストール元の選択
-
- ・インストール元の選択
-
-
- TurboLinuxをインストールする媒体を選択します。デフォルトは、CD-ROMになってい
- ます(初心者の方推奨)。他にもNFSサーバ、ローカル・ハードディスク、FTPサー
- バ、SMBサーバなどからインストールすることも可能ですが、本マニュアルでは
- CD-ROMのインストールだけを解説します。
-
- 1.4 インストールの第2ステージ
-
- CD-ROMが認識されると、いよいよ第2ステージです。
-
- 1.4.1 インストールタイプの選択
-
- ・インストールタイプの選択
-
-
- Linuxをはじめてインストールする方や慣れていない方は、「すべて(約650MB)」
- を選択することをお勧めします。ここからは「すべて(約650MB)」を選択し
- たことを前提に説明します。「最小構成」や「カスタム」を選択した場合も基
- 本は同じです。
-
- 注:
- 最小構成は、多くのアプリケーション、ゲーム、フォントをインストールしま
- せん。X Window Systemと、基本的なプログラムやアプリケーションだけをイ
- ンストールします。但し、日本語パッケージ(プログラム)はインストールさ
- れます。
-
- カスタムインストールは、パッケージセットや個々のパッケージを手動で選択
- していくものです。インストールするパッケージがわかっているLinux上級者向け
- のインストール方法です。パッケージセットを選ぶ際には質問に答えなければなりま
- せん。
-
-
- 1.4.2 ネットワークタイプの選択
-
-
- ・ネットワークタイプ・オプションの設定
-
-
- LANやPPP接続を行う場合は該当する項目にチェック[*]をして下さい。はじめて
- Linuxを触れる方は、ここでのチェックボックスをはずした方が選択する項目
- が少なくなります。もちろん、ネットワークやppp接続の設定はインストール
- 後にも変更可能です。
-
-
- 1.4.3 SCSI設定
-
- ・SCSI設定
-
-
- TurboProbeで検出されたSCSI機器に誤りがなければ「OK」を押して下さい。
-
- SCSI機器が検出されなかった場合や間違って認識された場合は「いいえ」を
- 選んでください、SCSIカードのリストが表示されます。リストから正しいSCSI
- 機器を選び、パラメータの自動設定を選択して下さい。もし自動設定でうまく
- 動かない場合には手動でパラメータを設定して下さい。
-
- 1.4.4 ディスクパーディションの設定
-
-
- ・ディスクパーティションの設定
-
-
- 一般的にLinuxシステムはWindowsやDOSとは別の専用のパーティションに
- インストールされます。この場合、最小限必要なパーティションはルート
- とスワップです。パーティションの設定にはCFDISKというツールを使用します。
-
- 注:
- TurboLinuxでは、よりGUI表示に近いCFDISKを使いますが、同じ機能を持つFDISKとい
- うユーティリティもあります。
-
-
- 画面には、認識されたハードディスクが表示されているはずです。表示された中から
- 、インストール先のハードディスク(/dev/hda...)の名前を反転させ、「TAB」キー
- を押し、「CFDISK」を選択します。インストーラよりCFDISKが起動します。ディスク
- パーティションの設定はCFDISK上での操作になります。
-
- 各パーティションの容量は、スワップに実装メモリの約2倍を、ルートはその残りを
- 目安に割り当てれば良いでしょう
-
- まず、仮想記憶領域「スワップパーティション」を確保します。
-
- 1.「New」を選択(メニューは「矢印」キーの右左をお使い下さい)
-
- 2.「Primary」を選択
-
- 3. スワップパーティション用(Linux swap)に実装メモリの約2倍の容量を入力しま
- す。(上級者の方は、構築するシステムを考慮してスワップ容量を決めて下さい。ま
- た、ノートパソコンのようにディスクが1GB前後ならば20~40MBくらい確保しておけ
- ば無理なく使えるでしょう。)
- この時、「NumLock」がロックされていない状態でテンキーを使用すると、ビー
- プ音がしてCFDISKの最初に戻ってしまうため、テンキーではなく数字キーで確
- 保したい容量(MB)を入力します。
-
- 4.[Beginning]を選択
-
- 5.「Type」を選択し、82(Linux Swap)と入力します。これは、作成した領域が自動
- 的に「Linux native」になってしまうので、パーティションタイプをスワップに変更
- するためです。
-
- 以上でスワップパーティションが確保されました。次に残りの容量をルートパーティ
- ションに割り当てます。
-
- 6.「Free Space」を選択・反転させ、同様に「New」「Primary」と進むと、残りの容
- 量が表示されますので、そのままエンターキーを押します。800MB以上確保できてい
- ればインストールタイプですべてを選択しても大丈夫です。
-
- 7. 最後に「Write」を選択し、「yes」と入力。ここで「yes」を入力するま
- で(yではだめです)パーティション情報は変更されていません。書き込み自
- 体は数秒で終了します。
-
- 8. 書き込みが終わったら「Quit」で"CFDISK"を終了してください
-
- CFDISKを終了するとTurboLinuxインストーラに戻ります。「決定」を押して次
- の選択肢に進んで下さい。
-
- 1.4.5 ファイルシステムの設定
-
-
- ・「ファイルシステムの設定」
-
-
- 2つ以上のLinux nativeパーティションを作成した場合のみこの選択画面がでて
- きます。どのパーティションをルートパーティションにするかを選択します。
- LinuxにはWindows95(DOS)などのOSのようにプライマリーパーティションの
- 先頭でなければ起動できないといった制限はありません。ただし、Linux を起動する
- パーティションはハードディスクの先頭から1GB以内に収めておくと安全です。
-
- 1.4.6 マウントテーブルの設定
-
-
- ・「マウント・テーブルの設定」
-
-
- システムパーティションの設定で、ルートパーティション用とスワップパーティ
- ション用以外のパーティションを確保した場合、または他のパーティション
- (Windows95など)が存在する場合に、この選択肢が現れます。 Windows95
- (DOS)やOS/2などのパーティションを扱えるようにすることもでき、インストール
- 終了後でも変更できます。
-
- ***説明???
-
- 1.4.7 パーティションのフォーマット
-
-
- ・「パーティションのフォーマット」
-
-
- Linux 専用パーティション領域をフォーマットします。 デフォルト状態ではフォー
- マットのチェック[ ]は、はずれています。必ずチェック[*]を付け、フォーマットを
- するようにして下さい。チェックをつけなくてもインストーラーは先に進みま
- すが、ファイルが正しくコピーされず、インストールは失敗します。ただし、フォー
- マットされたパーティションに記録されていたデータは二度と回復不可能になります
- ので必要なデータが残ってないことを確認の上、チェックをして下さい。「フォーマ
- ット時にブロックのチェックを行う」は、お使いのハードディスクに欠陥があるかど
- うかをチェックします。時間が多少余分にかかります。
-
- 1.4.8 パッケージの確認
-
-
- ・「パッケージの確認」
-
-
- そのままでよければ「継続」を、インストールするパッケージをご自身で選
- 択したい場合は「パッケージの選択」を押して下さい。初心者の方には「継続」
- をお勧めします。
-
-
- ・「パッケージの確認」
-
-
- そのまま「OK」を押して下さい。インストールが開始されます。経過時間、残
- り時間などが表示されます。ファイルの転送が終了したら、いままでのように
- 選択肢に答えてください。
-
- 1.4.9 マウスの設定
-
-
- ・マウスの設定
-
-
- お使いのマウスを選択して下さい。マイクロソフト互換シリアルマウス(com
- ポート接続しているもの)であれば「マイクロソフト・コンパチブル(シリア
- ル)を選び、PS/2タイプのものなら「PS/2」を選択してください。
-
- 「3ボタンのマウスを2ボタンでエミュレートする」をチェック[*]しておくと、
- 2ボタンマウスの左右のボタンを同時にクリックすることで、3ボタンマウスの
- 中央のボタンを代用します。もし設定を誤り、マウスが使えなくなってもイン
- ストール終了後プロンプト上でmouseconfigと入力すれば、再度マウスの設定
- ができます。
-
- なお、現在売られている Logitec 社のマウスのほとんどはマイクロソフトマウスか
- 、PS/2 マウスの互換になっています。シリアルコネクタの場合はマイクロソフトマ
- ウス互換を、PS/2 コネクタの場合は PS/2 マウス互換を選択して下さい。
-
- 1.4.10 TurboProbe - ビデオカードの設定
-
-
- ・TurboProbe - ビデオカード
-
-
- ビデオカードの自動認識を行います。 TurboProbeが認識したビデオカードに
- 誤りがあれば「間違い」を押して、正しいビデオカードを選択して下さい。こ
- こでキャンセルするとXConfiguratorを終了し、TimeConfigを飛ばしてしまう
- ので注意して下さい。但し、インストール終了後も設定は可能です。
-
- X Window Systemに必要なXFree86を自動的にインストールします。
-
-
- ビデオカードの設定値・キャプチャ
-
-
- モニタやビデオカードの設定をせずに、一般的で安全な設定値を使用するの
- であれば「はい」を選択して下さい。「いいえ」を押すと、以下の設定を行う
- ことができます。初心者の方には「はい」を選択することをお勧めします。
-
- 以下、「いいえ」を選んだ場合
-
- ***ここが変わる
- ・「モニタの設定」
-
-
- モニタタイプを選択して下さい。 お使いのモニタがリストにない場合は、
- "Default Monitor"を選択して下さい。 "Custom"を選択し、細かな値を入力す
- ることも可能ですが、上級者でない方にはお勧めしません。
-
-
- ・「クロック・チップの設定」
-
-
- デフォルト設定の"No Clockchip Setting"を選択してください。 但し、詳細
- な値が分かる場合は特定のクロックチップを選択して構いません。
-
- ・「オプションの自動認識」
-
-
-
- ・「ビデオ・モードの選択」
-
-
- 8ビット(256色)、16ビット(65,536色)、24ビット(1,677万色)の中から
- 最低1つを選択して下さい。もし15インチ以上のモニタをお使いなら、少なく
- とも1024x768の解像度を選んだ方がいいでしょう。
-
-
- ・「デフォルトの設定」
-
-
- 各色数でのモニタの解像度のデフォルト値を選択して下さい。
-
- 以上「いいえ」を選択した場合の選択肢です。これより下は共通の選択肢です。
-
-
- 1.4.11 ログイン方法の設定
-
-
- ・ログイン設定の方法
-
-
- ここではTurboLinuxの起動方法(Xdmによるグラフィカルログイン、コンソー
- ル画面からのテキストログイン)を選択します。このとき、色数も選択するよ
- うになっていますが、モニターやビデオカードの設定で「いいえ」を選択した
- 場合はデフォルトの65,000色モードを選択するようにして下さい。デフォルト
- のモニター・ビデオカードの設定では1,677万色モードは動作しませんので注
- 意して下さい。
-
- 下記のネットワーク画面は、LANもしくはPPP接続を選択した場合のみ表示され
- ます。
-
- 1.4.12 PPP接続の設定
-
-
- ・PPP接続の設定
-
-
- モデムの設定、PPP接続の設定を入力します。 「PPP設定」電話番号、モデム
- 初期化文字列、モデム・ダイアルコマンド、ログイン名、パスワード等を入力
- して下さい。 設定を誤っても、のちにXベースのツール「netcfg」か、テキス
- トベースのツール「pppconfg」のいずれかでダイアルアップ接続を再度設定で
- きます。
-
- ダイアル後にターミナルウィンドウを開かずにWindows95上でダイアルアップ
- 接続をしている場合、多くのプロバイダが採用している認証形式である「PAP
- を使用する」というチェックボックスをチェック[*]して下さい。
-
- 1.4.13 TCP/IPの設定
-
-
- ・「TCP/IPの設定」
-
-
- 自分のコンピューターのIPアドレス、ネットマスク、ゲートウェイ、DNSをIP
- (数字)で入力して下さい。入力後、システムはDNSを調査します。この調査には数
- 分の時間を要します。
-
- ドメイン名(例:turbolinux.co.jp)、ホスト名(例:pht.turbolinux.co.jp)
- と、あれば補助ネームサーバ(IP)、他のネームサーバ(IP)を入力して下さ
- い。設定を誤っても、インストール終了後、設定を変更することは可能です。
-
- 以上、LANもしくはPPP接続を選択した場合のみの項目です。
-
- 1.4.14 時間帯の設定
-
-
- ・時間帯の設定
-
-
- 「グリニッジ標準時の設定」をチェック[*]すると、コンピューターの時間がグ
- リニッジ標準時間に設定されます。(チェックすると我々の普段使っている時
- 間とは、時差が出ます。)ここはチェック[ ]をしないように次に、時間帯を
- 設定します。デフォルトのJapanを選択して下さい。
-
-
- 1.4.15 プリンタの設定
-
-
- ・プリンタの設定(プリンタを選択した場合のみ)
-
-
- 接続されているポートを選択して下さい。
-
- ローカルポート---ネットワークを介さず、お持ちのパソコンの端子(ポー
- ト)に直接つながっている場合、
-
- リモートlpd---LAN上の別のLinuxに接続されているか、HP JetDirectモ
- ジュールがインストールされたHPプリンタを持っている場合、
-
- LANマネージャ/SMB---Windows95やWindowsNTに接続されていて、共有するように設
- 定されている場合、
-
- 選択したプリンタによって設定するオプション項目が異なります。項目には
- 次のようなものがあります。
-
- 「プリンタ・オプション」「ローカルプリンタ機器」「プリンタの設定」「印
- 刷サイズと解像度」「色数の指定」「プリンタ設定の確認」
-
- 以上、プリンタを選択した場合のみの項目です。
-
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- 1.4.16 ルートパスワードの設定
-
-
- ・ルート・パスワードの設定
-
-
- TurboLinuxでは、システム管理者のためのユーザーー名を「root(ルート)」と
- いいます。
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- root(ルート)は、TurboLinuxをインストールした時に最初から設定されてい
- る唯一のアカウントです。ここではそのroot アカウントのためのパスワード
- を入力します。細心の注意を払ってパスワードを入力して下さい。入力したパ
- スワードは秘密保持のため画面には表示されません。また、入力ミスを防ぐた
- めパスワードは2回入力します。
-
- rootパスワードは最も大事なパスワードですから解読されやすいパスワード
- は避けた方がいいでしょう。6文字以上のパスワードを設定しないと先に進
- めません。
-
- 1.4.17 LILOのインストール
-
-
- ・LILOインストール
-
-
- TurboLinuxの起動にはLILO(Linux Loader)と呼ばれるものが使用されます。
- ここではLILOのインストール先を指定します。 初心者のかたはマスターブー
- トレコードを選択して下さい。
-
- 注:
- もしLILOが原因でTurboLinuxが起動しない場合には付録のトラブルシューティ
- ングを参照して下さい。
-
-
- これでTurboLinuxのインストールは終了です。「OK」を押して下さい。
-
- 1.5 起動
-
- インストール終了後、すぐにTurboLinuxを起動するには、フロッピーディスク
- (ブートディスク)を取り出しコンピューターをリブート(再起動)して下さい。
-
- コンピューターが起動するときに画面の左下に注目してください。
-
- courierフォント
- LILO boot:
-
-
- というメッセージが現れるはずです。キーボードに手をふれなければ5秒後に
- LILOで設定したOSが起動します。TurboLinuxを起動したい場合には「LILO
- boot:」というプロンプトが出たら、[Enter]キー、数秒待って[space]キーを
- 押してください。
- カーネル(TurboLinuxの核)がコンピューターに読み込まれ、TurboLinuxが起
- 動し、グラフィカルなログイン画面が表示されます。
-
-
- 注:
- ・TurboLinuxの起動がうまくいかない場合は、ほとんどの場合X Window
- Systemの設定ミスが原因です。付録トラブルシューティング***を参照し
- て下さい。
-
- ・ネットワークを使用する設定をした場合、DNS Serverがネットワーク内にな
- いとTurboLinuxの起動に数分~十数分の時間がかかる場合があります。この問
- 題を回避する方法もトラブルシューティング***に説明がありますので、参
- 照して下さい。
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-
- Osamu Kurashima (osamu@pht.co.jp)
- Pacific Hi-Tech,Inc.
- Voice: 03-5477-9675 Fax: 03-5477-9919
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