home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 1998 July
/
Vpr9807a.iso
/
bench
/
vbench12
/
vbench12.lzh
/
VTBENCH.DOC
< prev
next >
Wrap
Text File
|
1994-06-04
|
6KB
|
182 lines
VTBENCH DOS/V TEXT Benchmark V.1.2 (c) BAX-SOFT T.KITAMURA '94
VTBENCH は DOS/V のテキスト画面関係のスピードを計測するベン
チマークプログラムです。ただし、アルゴリズム・計測方法などはか
なりいいかげんなので結果はあまり信用しないでください。結果が良
くないと言って作者を責めないでください。(^_^;)
現在DOS/Vには各種のフォントやディスプレイ関係のドライバ
が有り、その各々が色々な特徴を持っています。そこで、各種のドラ
イバを使用したときにどの位の画面回りのスピードが出ているかを相
対的に計測しようと作成したのがこのベンチマークテストです。
絶対評価ではないので画面の広さやCPUのスピード、ビデオボード、
表示ドライバ等によって数値は変化します。この辺を頭においてお使
いください。測定結果はファイルに書き込むことが出来ます。また、
コメントも付けられます。
なお、文字表示、スクロールともにビデオBIOSと仮想VRAM
直接書込の両方で計測出来ます。
以下のような用途に使えるとおもいます。
※同じマシンでビデオボードを変えて計測しビデオボードの性能比
較をする。
※同じマシンでドライバを変えて計測しドライバの性能比較をする。
※ハードウエアスクロールの有無でどの程度変化があるか確認する。
※仮想VRAM直接書込とBIOS使用書込のスピード比較。
※ただひたすらマシンとドライバのチューンナップを行い好成績を
得て「俺のマシンではVTBENCH****点だ」と言って自
慢する。(^_^;)
◎使用法
※コマンドラインオプション
仮想VRAM直接書込のみ計測
/VRAM
BIOS使用書込のみ計測
/BIOS
コマンドラインオプション無しで両方とも計測します。
※関連ファイル
VTBENCH.EXE と VTBENCH.$$$ は同じディレクトリに格納してく
ださい。VTBENCH.$$$ が表示用テキストファイルで VTBENCH.EXE
の起動されたディレクトリから読み込みます。
終了時にファイル書き込みを指定した場合にはカレントディレク
トリの VTBENCH.RES に追加(アペンド)モードで書き込みます。
※計測の中止
ベンチマーク実行中にストップさせるには疑似ポップアップメニ
ューが表示されているときになにかキーを押してください。
または、計測実行中になにかキーを押しておくと疑似ポップアッ
プメニュー表示時に実行を中止します
※計測時間
条件によっては計測に3~4分掛かる事も有ります。
◎表示用テキストについて。
表示用に使用しているのはISHの /SS オプションで作成したも
のに若干手を加えて作成しました。漢字(1、2水準)・ANKを
含みます。すこしANKの比率が高いような感じもします。
このテキストをすべてメモリ上に読み込み1行の最大文字数が画面
の横幅になるように乱数で1行の長さを決めています。
なお、行の長さが実行毎に変わらないように乱数系列は毎回必ず同
じものを使うようにしています。
◎文字表示スピードの計測。
エディタなどのページ切替を想定しています。
256行のテキストを画面行数で割りページ切替回数を計算します。
画面をクリアし、最上行からテキストを画面行数分だけ表示します。
これをページ切替回数分だけ繰り返します。
要するにエディタなどで PageDown を押しつづけた状態です。
これを60回ループさせて時間を計測しています。
出力文字数は1行出力するごとにその文字列の文字数分だけをカウ
ントしています。
テスト終了後総出力文字数を時間で割ってスピードを計算していま
す。
◎スクロールスピードの計測
正方向スクロール、逆方向スクロールを全画面、横分割画面、縦分
割画面でただひたすら繰り返します。いずれの場合でも1行スクロ
ールするたびにカウントを+1します。一応画面分割みたいな事を
していますがただ単に表示区域を区切って両方を1行ずつスクロー
ルしているだけです。SD32の画面分割モードで試すと壮観です
ね (^_^;)
テスト終了後総スクロール行数を時間で割ってスピードを計算して
います。
◎独断と偏見の得点?
(出力文字数*スクロール行数)/20000
で計算しています。 特に意味は有りません。
参考値です。
ハード構成は以下のとおり。
i486DX2-66(82Mhz 動作)
Diamond FastBus Rev.B4
Diamond Stealth PRO VLB 2MB
ドライバはβテスト中のスパードライバーズ/32の
FONT32とDISP32(最終β版)を使用。
Special thanks to Lepton-san!(^_^)
V-TEXT Benchmark report V.1.2 by T.Kitamura
Tested at 22:20 on 1994/06/04
SD32 FONT32+DISP32 NS3A3.VDV
ビデオモード 70h 80字*30行 解像度 640*480
表示フォント 半角:8*16 全角:16*16
DIRECT BIOS
文字出力 98690字/秒 102677字/秒
スクロール 156行/秒 475行/秒
独断偏見評価 769点 2438点
V-TEXT Benchmark report V.1.2 by T.Kitamura
Tested at 22:22 on 1994/06/04
SD32 FONT32+DISP32 NS3D7.VDV
ビデオモード 70h 106字*42行 解像度 1280*1024
表示フォント 半角:12*24 全角:24*24
DIRECT BIOS
文字出力 88421字/秒 92750字/秒
スクロール 71行/秒 137行/秒
独断偏見評価 313点 635点
V-TEXT Benchmark report V.1.2 by T.Kitamura
Tested at 22:25 on 1994/06/04
$FONT+$DISP (5.02D) HS=ON
ビデオモード 03h 80字*25行 解像度 640*480
表示フォント 半角:8*19 全角:16*19
DIRECT BIOS
文字出力 82267字/秒 82964字/秒
スクロール 160行/秒 79行/秒
独断偏見評価 658点 327点
◎その他
※時間の計測には55msのシステムタイマカウントを読んで使用
しています。
※カーソルは表示していません。DOS/Vではエミュレーション
カーソルなので表示させるとスピードが落ちます。
◎作者からのお知らせ・お願い。
AT互換機の世界はとても広くて自分一人で確認できる環境は限
られています。自分の環境では動かない等が有りましたらご連絡
頂ければできるだけ協力させて頂きますのでご遠慮なくお申しで
ください。
本プログラムの使用結果について、作者は一切の責務を負わない
ものとしますが、本プログラムの運用で何かトラブルが発生しま
したら、作者まで御連絡頂ければ幸いです。今後のバージョンア
ップの為の資料として参考にいたします。機能に関しての御要望
は著者の時間と技術力の許す限りできるだけ取り入れる様にした
いと思っております。
◎転載条件等
VBENCH12.LZHに含まれるすべてのファイルの著作権
は作者が保持致します。
以下の条件を満たすものに対しまして著者は転載を認めています。
アーカイブに含まれるファイルを改変しない。
転載,配布の際にはすべてのファイルを転載、配布してください。
転載先ではバージョンアップなどのフォローをしてください。
転載時には必ず転載先を作者まで連絡してください。
上記以外の条件で転載,配布なさりたい方は作者の許可を得てく
ださい。
平成元年 6月4日
Nifty Serve HFD01563 北村敏彦