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Text File  |  1996-06-13  |  4KB  |  134 lines
  1. ==============================================================================
  2.     Binary Editor BZ Ver. 0.95  Copyright (C) 1996 by c.mos
  3.                   Bz.txt
  4. ==============================================================================
  5.  
  6.  
  7. ◎ 動作環境、および必要なDLL
  8.  
  9. ・BZ はWin32アプリです。Win95Jでのみ動作確認を行なっています。
  10.  
  11. ・BZ は、MFC4.0を使って記述されています。実行には、MFC40.DLL、MSVCRT40.DLL
  12. 　が必要です。
  13.  
  14.  
  15. ◎ Find ComboBox
  16.  
  17. ・文字列を入力してEnterまたはFindボタンを押すと、カーソル位置以降で文字列を
  18. 　検索します。[View]-[Character set]メニューにより、検索モードが変わります。
  19.     Ascii   - 英大小文字を区別して検索
  20.     S-JIS   - 英大小文字を区別しないで検索
  21.     Unicode - Unicodeで検索
  22.  
  23. ・文字列の先頭に「? > < + #」記号を記述すると、以下の特定の処理を実行します。
  24.  
  25. 　「?」    16進数の計算式を入力できます。演算子は「+ - * / & | ^」、演算子に
  26.     優先順位はありません。左から順次演算されます。
  27.     10進数を入力したい場合は、直前に「%」を付加します。
  28.     演算結果は「= 16進数 (10進数)」で表示され、ここでEnterを打つと続けて
  29.     計算式を入力できます。
  30.  
  31. 　「>」    計算結果のアドレスへジャンプします。
  32.  
  33. 　「+」    カーソル位置に計算結果のオフセットを加えたアドレスへジャンプします。
  34.  
  35. 　「#」    バイト数値列を検索します。バイト値は、カンマ、スペース等で区切ります。
  36.  
  37. 　「<」    計算結果を、BYTE/WORD/DWORD でカーソル位置に入力します。
  38.     「< %100」とすれば、10進数で100が入力できます。
  39.  
  40. 　 ※ Dump Viewでマウスの左ダブルクリックを実行すると、BYTE/WORD/DWORD モード
  41. 　　　が順次切り替わり、StatusBarにカーソル位置の値が表示されます。
  42.  
  43.  
  44. ◎ Bitmap View
  45.  
  46. ・[View]-[Bitmap View]メニューを実行すると、ファイル全体をBitmapに変換して
  47. 　左側のViewへ表示します。ファイルの１バイトがBitmapの１ドットに相当し、以下の
  48. 　ようにカラーリングされます。
  49.     　00h       白
  50.     　01h～1Fh 水色
  51.     　20h～7Fh 赤
  52.     　80h～FFh 黒
  53.  
  54. ・この機能は、大きなEXEファイル中の文字列プールの場所を探す時に便利です。
  55.  
  56.  
  57. ◎ ２画面２ファイル処理
  58.  
  59. ・[View]-[Split Horizontally/Vertically]メニューで窓を横／縦に２分割します。
  60. 　この時、開いているファイルもコピーされます。
  61.  
  62. ・マウスクリックまたは Ctrl+Tabで、アクティブViewを切り換えられます。
  63.  
  64. ・ファイルの読み書きは、アクティブなViewに対して実行されます。
  65.  
  66. ・[Jump]-[Compare]メニュー、またはFind ComboBoxが空の状態でFindボタンを押すと、
  67. 　カーソル位置から２つのファイルを比較し、異なる場所へジャンプします。
  68.  
  69. ・２つのファイルのサイズが同じ場合は、異なるデータをブルーで表示します。
  70.  
  71. 　 ※ 終了時に非アクティブView側のファイルは、セーブチェックがなされません。
  72.  
  73.  
  74. ◎ 構造体ファイルの参照
  75.  
  76. ・[View]-[Structure View]メニューで、構造体リスト窓が開きます。
  77.  
  78. ・構造体リストは、BZ.DEFに記述します。書式は C言語の構造体定義に似ています。
  79.  
  80. 　◇型名のキーワードは、次の９種です。構造体のネストは定義できません。
  81. 　    char, short, long    符号なし１０進数表示
  82.     byte, word,  dword    符号つき１０進数表示
  83.     BYTE, WORD,  DWORD    符号なし１６進数表示
  84.  
  85. 　◇複数のメンバをカンマで区切る場合、カンマの両側にスペースを入れます。
  86.     ex.) dword cx , cy;
  87.              ~ ~
  88. 　◇配列にする場合、メンバ名と[]の間にスペースを入れます。
  89.     ex.) long dfReserved1 [4];
  90.                  ~
  91. ・右側のDump Viewでダブルクリックすると、構造体の開始位置を更新します。
  92.  
  93. ・Member ListBoxでダブルクリックすると、ComboBox内に「< %」と表示され、
  94. 　メンバーのデータを変更できます。「%」は10進数入力のプレフィックスです。
  95.  
  96.  
  97. ◎ 配布条件、その他
  98.  
  99. ・BZはフリーソフトウェアですが、まだ評価版ですので、再頒布はご遠慮下さい。
  100.  
  101. ・ご要望があれば、ソースコードも公開します。MFCを使い初めて間もないので、
  102. 　人に見せられる代物ではありませんが･･･ (^^;
  103.  
  104. ・不具合、ご要望等は、下記へご一報いただければ幸いです。
  105.  
  106.     E-mail:    zob10043(c.mos)     Nifty GCA03652  c.mos@mix.or.jp
  107.  
  108.  
  109. ◎　免責
  110.  
  111. 　本プログラムを使用した上で生じたいかなる損害についても、作者は責任を負いま
  112. 　せん。
  113.  
  114.  
  115. ◎　変更履歴
  116.  
  117. 0.91    BitmapViewの生成方法を改良
  118. 0.92    BitmapView解除後のﾍﾟｰｼﾞ違反をfix
  119. 0.93    修正してセーブ後のﾍﾟｰｼﾞ違反をfix
  120.     レジストリへオプションをセーブ
  121.     BitmapView表示時の窓サイズの拡大
  122. 0.94    検索モードの変更
  123.     Jump-To... メニューの追加
  124.     ２画面２ファイル処理対応
  125.     構造体ファイルの参照
  126. 0.95    水平スクロール時にキャレットが動かない
  127.     short cutで起動すると、起動パスのBZ.DEFを読まない
  128.     NT3.51でComboBoxの文字が化ける
  129.  
  130.  
  131. ==============================================================================
  132.                 End of Bz.txt
  133. ==============================================================================
  134.