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/ DOS/V Power Report 1997 July / VPR9707B.ISO / DRIVER / IBM / ISAISDN / README.TXT < prev   
Text File  |  1997-01-22  |  12KB  |  300 lines

  1.        ==========================================================
  2.        IBM ISA ISDN アダプター ドライバーディスケット(V.2.0)取扱説明
  3.        ==========================================================
  4.  
  5. 目次
  6.  
  7.  1.はじめに(必ずお読み下さい)
  8.   2.バージョンアップを行うまえに
  9.   3.導入作業
  10.  
  11.  
  12.  
  13. 1.はじめに(必ずお読み下さい)
  14.  本バージョンからマイクロソフト社の提供する"ISDN Accelerator Pack
  15.  1.1 for Windows 95"に対応しています。以下の導入に先立って、この
  16.   日本語版(JAMSISDN11.EXE)を入手する必要があります。
  17.  
  18.   以下のURLより入手し、お手持ちのディスケットへ保存してください。
  19.  
  20.       http://www.microsoft.co.jp/win95/modules/pcat.htm
  21.  
  22.  ここでは、ドライバーのバージョンアップ、新規導入、およびダイアルアップ
  23.  の使用方法について解説します。INSネット64のお申し込み方法やインターネット
  24.  サービスプロバイダーとの契約などの準備作業やIBM ISA ISDN アダプターをシス
  25.  テム装置へ導入については、「IBM ISA ISDN アダプター ユーザーズガイド」を
  26.  参照して下さい。
  27.  
  28.  
  29.  今回のバージョンアップでは、新たに以下の機能が追加されました。
  30.  
  31.  1.マルチリンクの対応
  32.   ISDNの2本のBチャネルによる128kbpsの通信が可能になりました。
  33.  2.着信のサポート
  34.   着信が可能になりました。(64kbpsのみ)
  35.  
  36.  
  37. 2.バージョンアップを行うまえに
  38.  
  39. 2.1.古いバージョン(ISDN Accelerator Pack V1.0)からのバージョンアップ
  40.  
  41.  バージョンアップを行う場合("ISDN Accelerator Pack V1.0"の古いバージョン
  42.   をご使用の場合)は、以下の手順で古いバージョンの削除を行った後、新しいバ
  43.   ージョンの導入を行って下さい。
  44.  
  45.   1.「マイコンピュータ」の「ネットワーク」を起動します。
  46.   2.「現在のネットワークの構成(N)」から「IBM ISA ISDN Adapter..」を選択し、
  47.    「削除(R)」をクリックします。
  48.   3.「OK」をクリックし、ネットワークのプロパティを終了します。
  49.     ここでは「再起動しますか」に対して「いいえ」を選択します。
  50.   4.本ディスケットをディスケットドライブに入れます。
  51.   5.「タスクバー」の「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行(R)」を
  52.    選択し、"A:\DELMIC.BAT"を実行します。
  53.   6."DELMIC.BAT"が終了したら、DOSウィンドウを終了し、Windows 95を
  54.    再起動します。
  55.   7.「3.導入作業」に従って導入を行って下さい。
  56.  
  57. 2.2.英語版のISDN Accelerator Pack 1.1からのバージョンアップ
  58.  
  59. 英語版のMS ISDN Accelerator Pack 1.1より、日本語版へ変更する
  60. 場合は、以下の手順に従って英語版を削除してから導入を行って下
  61. さい。まだ英語版を導入されていない場合は、4.からお読み下さい。
  62.  
  63.      1.MS ISDN Accelerator Pack 1.1(英語版)の削除
  64.  
  65.       (1)「コントロールパネル」-「アプリケーションの追加と削除」を
  66.           起動する。
  67.       (2)「Windowsファイル」のタブをクリックします。
  68.       (3)「通信」をマークし「詳細」をクリックします。
  69.       (4)「Microsoft ISDN 1.1 Accelerator Pack」のチェックをはずし
  70.          ます。
  71.       (5)「OK」をクリックします。
  72.       (6)「OK」をクリックしてアプリケーションの追加と削除」を終了
  73.        します。
  74.  
  75.     2.IBM ISA ISDN Adapterドライバーの削除
  76.  
  77.       (1)「コントロールパネル」-「ネットワーク」を起動します。
  78.       (2)「IBM ISA ISDN Adapter」をマークし「削除」をクリックします。
  79.       (3)「OK」をクリックします。
  80.       (4)「コピーするより新しいファイルが...」というメッセ ージに対し
  81.          ては、「はい」を選択します。
  82.       (5)再起動をする旨のメッセージが表示されたら再起動してください。
  83.  
  84.     3.その他の情報ファイルの削除
  85.  
  86.       (1)再起動後、「スタート」-「プログラム」-「MS-DOSプロンプト」を
  87.          起動します。
  88.       (2)Aドライブに「IBM ISA ISDNアダプタードライバーディスケット」
  89.          を入れ、"A:DELMIC"と入力し、Enterキーを押します。
  90.          (例: C:\WINDOWS>A:DELMIC)
  91.       (3)MS-DOSプロンプトを終了します。
  92.  
  93.  
  94. 3.導入作業
  95.  
  96. 3.1.準備作業
  97. 3.1.1.Windows 95でダイヤルアップ、TCP/IPを使用可能にする
  98.  
  99.    1)ダイヤルアップが使用可能な場合は、「マイコンピュータ」-「コントロールパネル」
  100.     で「ネットワーク」を起動した際、「現在のネットワーク構成(N)」の中に「ダイヤ
  101.     ルアップアダプタ」と「TCP/IP」の項目が表示されています。表示されて
  102.         いる場合は、3.1.2.へ進んで下さい。表示されていない場合は、次の
  103.         手順に従って導入して下さい。
  104.  
  105.    2)「マイコンピュータ」-「コントロールパネル」の「ネットワーク」を起動します。
  106.  
  107.       3)「追加(A)」をクリックします。
  108.  
  109.    4)「アダプタ」をマークして「追加(A)」をクリックします。
  110.  
  111.    5)左側の「製造元(M)」で「Microsoft」をマークし、右側の「ネットワークアダ
  112.     プタ」で「ダイアルアップアダプタ」をマークし「OK」をクリックします。
  113.  
  114.       6)「ネットワーク」の画面に戻ったら、再び「追加(A)」をクリックします。
  115.  
  116.       7)「プロトコル」をマークして「追加(A)」をクリックします。
  117.  
  118.    8)左側の「製造元(M)」で「Microsoft」をマークし、右側の「ネットワークプロ
  119.         トコル」で「TCP/IP」をマークし「OK」をクリックします。
  120.  
  121.       9)「ネットワーク」の画面に戻ったら以下の不要のものを削除して下さい。
  122.  
  123.     -「Microsoft ネットワーククライアント」
  124.     -「Netware ネットワーククライアント」
  125.         -「IPX/SPX 互換プロトコル」
  126.     -「NETBEUI」
  127.  
  128.         これらを削除し終わって残っているものは、「ダイヤルアップ アダプタ」と
  129.         「TCP/IP」であることを確認して下さい。よろしければ「OK」をクリ
  130.         ックして下さい。
  131.  
  132.    10)必要なファイルのコピーがなされ、システムの再起動を尋ねる画面が
  133.      表示されますので「はい」をクリックして下さい。
  134.  
  135.  
  136. 3.1.2.「ISDN Accelerator Pack 1.1」の導入
  137.       以下の手順に従って、「ISDN Accelerator Pack 1.1」の導入を行って
  138.       下さい。
  139.  
  140.    1)入手した「ISDN Accelerator Pack 1.1」の入ったディスケットを
  141.         ディスケットドライブへ入れます。
  142.  
  143.    2)「タスクバー」の「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行(R)」を
  144.         選択し、"A:\JAMSISDN11.EXE"と入力し、実行します。
  145.  
  146.       3)「ISDN Accelerator Pack 1.1」の導入確認メッセージが表示されます。
  147.        「はい」をクリックします。使用許諾のメッセージに対しても「はい」
  148.          をクリックします。
  149.  
  150.    4)ファイルのコピーが完了すると「ISDNアダプターをインストールするには、....」
  151.         というメッセージが表示されます。「ISDN AcceleratorPack 1.1」の
  152.         導入は終了です。「OK」をクリックして再起動し、
  153.         「IBM ISA ISDN アダプター」の導入を行って下さい。
  154.  
  155.  
  156. 3.1.3.「IBM ISA ISDN アダプター」の導入
  157.       「IBM ISA ISDN アダプター ユーザーズガイド」に従ってカードを導入
  158.       して下さい。その際、割り込み番号とI/Oポートアドレスの設定には特に
  159.       注意して下さい。(出荷時設定:割り込み番号=11, I/O = 320 - 32F)
  160.  
  161.  
  162. 3.2.ISDNドライバーの導入
  163.   次の手順に従ってドライバーを導入して下さい。
  164.  
  165.  
  166.       1)ドライバーディスケットをディスケットドライブへ入れます。
  167.  
  168.    2)「マイコンピュータ」-「コントロールパネル」の「ネットワーク」を起動します。
  169.  
  170.       3)「追加(A)」をクリックします。
  171.  
  172.    4)「アダプタ」をマークして「追加(A)」をクリックします。
  173.  
  174.       5)「ディスク使用(H)」をクリックし、ドライバーディスケットを入れた
  175.     ドライブ(A:\)を指定し、「OK」をクリックします。
  176.  
  177.    6)「ネットワークアダプタの選択」画面で「IBM ISA ISDN Adapter」を選択し
  178.     ます。
  179.  
  180.       7)「現在のネットワーク構成(N)」に「IBM ISA ISDN Adapter」が追加された
  181.        ら、それをマークし「プロパティ(P)」をクリックします。
  182.  
  183.    8)「リソース」のページを選択すると、I/Oポートアドレスおよび割り込み番号の
  184.     設定画面になります。ここでISDNアダプターのジャンパーで設定したI/O
  185.         アドレスと割り込み番号を指定します。もし指定したI/Oアドレスと
  186.         割り込み番号の先頭に「***」がついている場合は、ジャンパーの変更
  187.         が必要です。ドライバーの導入をキャンセルし、システムの電源を
  188.         落とし、ISDNカードのジャンパー設定を変更してから再度ドライバー
  189.         の導入を行って下さい。
  190.         よろしければ、「OK」をクリックして下さい。
  191.  
  192.    9)ISDN関連の設定の画面が表示されます。「次へ>」をクリックします。
  193.  
  194.    10)使用するISDN回線の種別を選択します。日本で使用する場合は
  195.      「INS64:NTT[日本]」を選択して下さい。「次へ>」をクリックし
  196.      ます。
  197.  
  198.    11)ISDNの電話番号を設定します。自分のISDN番号を設定します。
  199.      (サービスプロバイダー等の相手の番号ではありません)「次へ>」
  200.      をクリックします。
  201.  
  202.    12)次の画面で「完了」をクリックすると自動的にディスケットから
  203.      必要なファイルのコピーを行います。
  204.  
  205.          注1:Aptivaで導入作業を行っていて、「'Windows 95 Disk 29'ラベル
  206.               の付いたディスクを挿入して[OK]を押してください。」というメッ
  207.               セージが表示されたら「OK」をクリックし、次に表示されるウィ
  208.               ンドウで「C:\WINDOWS\OPTIONS\CABS」を入力して「OK」をクリ
  209.               ックします。
  210.  
  211.      注2:「コピーするファイルより新しいファイルがコンピュータに存在します。現在の
  212.         ファイルをそのまま使うことをお勧めします。」というメッセージ
  213.         が表示されることがあります。ここでは必ず「はい」を選択し
  214.         て下さい。
  215.  
  216.  
  217. 3.3.ISDNダイヤルアップの設定
  218.  
  219.   1)正常にISDNドライバーが導入されたら「マイコンピュータ」の「ダイアルアップネットワーク」
  220.       を起動します。
  221.  
  222.   2)「新しい接続」を起動します。ただし初めてダイヤルアップネット
  223.    ワークを起動する場合は、自動的に「新しい接続」が起動します。
  224.  
  225.     3)「接続名」に項目を入力します。
  226.      インターネットプロバイダー名等の分かりやすいものをお勧めします。
  227.      「モデムの選択」では、「IBM ISA ISDN Adapter Port1」を選択し、
  228.      「次へ>」をクリックします。(注:ここで「設定(C)」をクリックすると
  229.      通信速度の変更画面となりますが64kbps以外に変更しないで下さい。)
  230.  
  231.     4)接続相手先(インターネットプロバイダ等)の 「市外局番(R)」と「電話番号(T)」
  232.       を入力して下さい。また「国番号(U)」を「日本(81)」を選択して設定して下さい。
  233.      「次へ>」をクリックします。
  234.  
  235.   5)「新しいダイアルアップネットワークが...」が表示されます。「完了」をクリックして下さい。
  236.  
  237.     6)「ダイアルアップ ネットワーク」ウィンドウに作成した接続名のアイコンが登録され
  238.      ているのを確認します。
  239.  
  240.   7)作成した接続名のアイコンを選択し、右クリックして「プロパティ」を実行します。
  241.  
  242.   8)この画面で接続相手に関する設定を行います。マルチリンク(128kbps)を
  243.    使用しないのであれば「サーバーの種類」を選択し、10)の設定へ進みます。
  244.    マルチリンクの通信を行うのであればこの画面の「追加デバイスの設定:」
  245.       をクリックします。
  246.  
  247.   9)「追加デバイスの設定」の画面で「追加デバイスを使用する」をマー
  248.       クし、「追加(D)」をクリックします。「追加デバイスの編集」画面で「デバイス
  249.       名」から「IBM ISA ISDN Adapter Port2」を選択します。また「電話番号(P)」
  250.       には追加チャネルで接続する相手局の電話番号を指定します。
  251.       「OK」をクリックします。
  252.  
  253.   10)「サーバーの種類」のページを選択します。
  254.    以下はインターネットにダイヤルアップ接続する場合の例です。
  255.  
  256.    - "サーバーの種類(S)" : "PPP Windows 95, Windows NT 3.5, インターネット"
  257.       - "詳細オプション"
  258.           "ネットワークへのログオン"             : マークなし
  259.           "ソフトウェア圧縮をする"            : マークあり
  260.           "暗号化パスワードを使う"         : マークなし
  261.       - "使用できるネットワーク プロトコル"
  262.           "NetBEUI"                     : マークなし
  263.           "IPX/SPX 互換"                : マークなし
  264.           "TCP/IP"                      : マークあり
  265.  
  266.    ここで「TCP/IP 設定(P)」をクリックします。
  267.  
  268.    11)TCP/IP関連の設定を行います。
  269.    以下はインターネットにダイヤルアップ接続する場合の例です。
  270.       設定後、「OK」をクリックします。
  271.  
  272.       - "サーバーが割り当てたIPアドレス(S)"       : マークあり
  273.       - "サーバーが割り当てたネームサーバーアドレス(E)" : マークあり
  274.      "プライマリ DNS"                      : プロバイダ指定のドメインネーム
  275.                           サーバーのアドレスを入力
  276.           "セカンダリ DNS"                  : 同上
  277.       "プライマリ WINS"                     : "0.0.0.0"
  278.           "セカンダリ WINS"                     : "0.0.0.0"
  279.  
  280.       - "IP ヘッダー圧縮を使用"                : プロバイダの指定による(通常あり)
  281.       - "リモート ネットワークでデフォルトのゲートウェイを使用 : マークあり
  282.  
  283.  
  284.   12)「サーバーの種類」画面で「OK」をクリックしてプロパティを終了します。
  285.       これで設定は完了です。
  286.  
  287.    13)「ダイアルアップ ネットワーク」ウィンドウに作成されたアイコンをダブルクリック
  288.      して「接続」を起動します。
  289.  
  290.   14)「ダイアルのプロパティ(D)」をクリックします。ここで所在地の市外局番を入力
  291.       して下さい。「OK」をクリックします。
  292.  
  293.    15)ユーザー名およびパスワードを入力し、「接続」をクリックすると
  294.      回線の接続を行います。
  295.  
  296.   16)回線の接続が完了したら、インターネットアプリケーションの動作が可能
  297.    です。まだアプリケーションの導入が済んでいない場合は回線を切断後、
  298.    導入を行って下さい。
  299.  
  300.