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DOS/V Power Report 1997 March
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1995-10-18
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18KB
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270 lines
パーツアセンブラのヘルプ
[◎]ルートの目次に出る項目
[>]次の階層の目次に出る項目
◎このヘルプあてにするべからず
>ヘルプなんてよう読むなぁ
あんたは偉い!
いやぁー、ちゃんとヘルプを読む人がおるねんなぁ。感心するわぁ。
わたしゃ、マニュアルとかヘルプとか堅苦しいのは、めんどくさいんで、よう読まんへんけどなぁ。だから、このヘルプも、どうせみんな読まへんねんから、あっても、無くても構へんでぇと思っててんやんか。でも最後になって、やっぱり一応付けなあかんなぁと今になってあせってんねん。
だいたいやなぁ、このプログラムを企画したとき、“初心者が、マニュアルを読まなくても、30分以内に使える”という目標があったんや。だから、マニュアルもヘルプもいらんはずや。うんうん(ほんまか?)。
ちゅうこって、このヘルプも極めていい加減に、且つ、適当に、且つ、でたらめに、且つ、無責任に作られています(えっ? そんなこと、ここまで読んでとっくに分かってるって? ええつっこみや)。
だから、このヘルプはあまり当てにせんと、自力で試行錯誤を繰り返して、使い方を把握するんや。ガンバレ!
>このマニュアルの読み方
「パーツアセンブラとはなんぞ」
施行錯誤するっちゅてもやな、このパーツアセンブラがそもそも何をするためのツールかぐらい知っとかな、何をしたらええか分からんわなぁ。でも、そんな人いるんやろか? 普通は読まんでもええで。
「どないして使うんや」
詳しくは、PCエンジンFANの1996年1~3月号に連載する予定やから、そっちを見る方がええと思う。まぁ、どうしても分からんなら見てもええけど、大したこと書いてへんで。
「知って幸せ、お得な機能」
これは大切。試行錯誤では、なかなか気が付かんようなことが書いてある。これだけは読んでな。
「注意せなあかんこと」
これも大切。まぁ、注意せなあかんことが書いてるに決まってるわな。
「開発後記」
開発スタッフの本音、雑談。でも、もう時間がないから、多分書いている暇ないんとちゃうかな。
ところで、これ大阪弁で書いてんねんけど、分かるんかいな。
では、問題です。以下の言葉を標準語に翻訳せよ。
A:「あれちゃうちゃうちゃう。」
B:「えっちゃうちゃうちゃうんちゃう。」
A:「え~ちゃうちゃうちゃうん。
B:「ちゃうちゃう、ちゃうちゃうちゃう。」
A:「ふ~ん、ちゃうちゃうちゃうん。」
答
A:「あれはチャウチャウじゃないか。」
B:「えっ、チャウチャウじゃないと思うけど。」
A:「え~、チャウチャウだよ。」
B:「いいや、チャウチャウではない。」
A:「ふ~ん、チャウチャウじゃなかったのか。」
>お問い合わせ先
533 大阪市 東淀川区 淡路 5-17-2-102号
Do-GAプロジェクトルーム内
「あてにできないサポート(FXGA)」係
・お問い合わせに対しては、すべて対応できるとは限りません。いや、あまり十分な対応はできないと予想されますので、あらかじめご了承ください。
・お電話でのお問い合わせはご遠慮ください。
・封筒だけでなく、便せん等にも連絡先の住所・氏名・電話番号を明記してください(だって、中身と封筒がバラバラになってしまうから)。
>振込先
このソフトを使って、むっちゃ感動したとか、PROJECT TEAM Do-GAの活動におもいっきし賛同した方は、当チームへカンパしてください。いただいたカンパは、当チームの活動(プログラムの開発、配布、CGAコンテストの開催)などに有効に活用させていただきます。決して、宴会に使ったりしません。本当です。
カンパは、郵便局へ行って、郵便振替用紙をもらい、通信欄にカンパと明記してください。
口座番号:00930-2-109598
加入者名:DOGA
◎「パーツアセンブラ」とはなんぞ
今までのCGソフトゆうたら、まずモデラーでモデリングの作業から入らなあかんかってん。でも、一から物体の形状を作るっちゅう作業はむっちゃ大変で、多くの人がここで挫折してしまってん。
これはいかんなぁ。なんとかして初心者でも簡単に形状が作れな。けど、簡単にしたからといって、丸とか三角とか、ちゃちい形しかできへんというのもあかんと思うねん。だって、そんなんできたって、おもろないやん。始めてCGやる人も、“もっとやりたい!”って気にならへんやん。
むっちゃ簡単で、かつ、かっこいいものができる。そんな方法はないやろか。ずっと考えてたんや。
それを解決するきっかけになったのは、映画「STAR WARS」のメイキングを見たときやったと思う。あの宇宙戦艦スターデストロイヤーとか、デススターの表面とかは、実は日本製のプラモデルの部品をぺたぺたくっつけてんねんて。知ってた?
細かい形状を一から作るんは大変やけど、既にできているメカのパーツをくっつけるだけならずっと簡単や。そりゃ、その方法ではできないような形状もあるけど、宇宙戦艦とか、宇宙戦闘機なんかは、自由にできるで。
それを実現したのが、このパーツアセンブラというわけやねん。
戦闘機の機体やコックピットや翼やエンジンといったパーツをたくさん用意しておいて、それらを組み合わせて自分のメカを作る。CGの場合、プラモデルと違って、自由な位置に、何個でもくっつけるやん。それにパーツの大きさを変えたり、簡単な変形をしたりもできるわけや。
ちゅうことで、このパーツアセンブラは、一言でいうと、パーツをくっつけてメカを作るソフトやねん。
◎どないして使うんや
>1)起動と画面
このヘルプを読んでいるちゅうことは、もう起動はできてるわけや。
そんで、画面の説明やけど、大きく分けて4つの画面があるやんか。左上が上から見た図。左下が横から見た図。右下が前から見た図。この3つの図をまとめて三面図ちゅうんや。
そして、右上が透視図ちゅうて、要するにカメラから見た図や。ほら、三面図に赤いマーカーと水色の線が数本放射状に広がっているやんか。この赤いマーカーの位置にカメラがあって、水色の線の中で、真ん中の短いやつが、視線を表現していて、残りの線が視野を意味してんねん。つまり、今は右斜め上から見おろしているわけや。
でも、そんなん言われなくても分かるわなぁ。どんどんいきましょ。
右端に矢印の付いたボタンがあるけど、これでカメラを動かすんや。メカをデザインした後、いろんな角度から見たいやろ。で、どのボタンを動かしたら、どう動くかは、やってみれば分かるやろう。めんどいので省略。
右下に、灰色の余白があるけど、ここには、パーツを置いたときに、そのパーツの位置だとか、大きさとかが表示されるんや。
それから、最後になったけど、一番下の一行、これは簡単な解説や。現在何ができるのかとかを表示してくれるねん。メニューを出して、そのメニューにマウスを持っていくと、この「メッセージ行」に、そのメニューの説明が表示されるんやわ。これ便利やろ。もうこれでヘルプなんかいらんやん。ほな、さいなら・・・ちゅう訳にもいかんか。
ちゅうこって、この最下の一行をちゃんと見るようにしてな。
ところで、余談やねんけど、この起動画面にはバグがあるんや。ほら、上面図と側面図の間にあるスクロールバー見てみ。なんか、ツマミの部分が点滅しとるやろ。これ、なんで点滅するんか、よう分からんのやわ。だれか知ってたら教えて。
>2)パーツの追加
ほな、使ってみよか。まず、「パーツ(P)」のメニューの「パーツ追加(C)...Ins」を選ぶんや。そしたら、「パーツ選択ウインドウ」がでるやろ。パーツがズラーと並んで、かっこええやろ。このパーツ作るん、大変やねんでぇ。そんな話はどうでもええな。
この「パーツ選択ウインドウ」の左端を見てみ。「機体1」、「機体2」、「船体1」・・・「文字3」までズラーと並んでるやんか。これが「種類」ちゅうて、パーツのジャンルちゅうか、まぁ、いろんなパーツが整理されて入ってるわけや。
今は「機体1」が選択されてるやんか。だから、今画面に表示されている12個のパーツは、この「機体1」に入ってるパーツなんや。えっ、まさかパーツはこの12個だけやなんて思ってたん?
そんで、まず「種類」を選択するやんか、すると「パーツ一覧画面」が切り替わるやんか、そして、好きなパーツを選ぶんや。パーツの絵をダブルクリックしてもええし、1回クリックして選択状態にしてから「OK」でもええ。
選択されたパーツは、3面図と透視図に表示されるってことで、パーツの選択方法は、わかったやろ。
ゆうとくけど、この「種類」は、適当に決めただけやから、気にしたらあかんで。宇宙戦艦作るのに、「船体」からパーツを選ばなあかんちゅうことはないねんから。もっと、いろんなパーツを組み合わしてな。そういえば、前に「艦橋」を組み合わせて空母作ったなぁ。
>3)移動・回転・拡大
パーツを追加した直後とか、複数のパーツの中からどれかを選んだ(赤いマーカーをクリックする)ら、パーツが黄色で表示されて、そのパーツが四角い枠で囲まれるやんか。この状態が、「パーツ選択状態」やねん。
この状態で、中心の赤いマーカーを持って動かすと、そのパーツが移動するわけや。また、枠の水色のマーカーを動かすと拡大縮小、緑色のマーカーを動かすと回転になるわけや。やってみたら分かるわな。簡単や。
ただ、注意せなあかんのは、拡大・縮小には方向があり、回転には軸があるっちゅうこっちゃ。同じ色のマーカーでも、表示されている場所で、方向や軸がちがってくんねん。自分の思う通りにいかないときは、3面図の中の他の図面のマーカーを動かしてみ。
どの方向に拡大するかとか、どの軸に回転するかとは、さわっている内になんとなく分かってくると思うわ。
特に気をつけなあかんのが回転やねんけど、もし、むちゃくちゃな角度になって訳が分からんようになったら、「パーツ」の「回転初期化」か、画面の右端にこそっと出てくる「キャンセル」でも実行したら、やり直せるから。
そんで、この「パーツ選択状態」から出るには、右クリックか、画面の右端にこそっと出てくる「確定」を選択してね。
>4)FXGA表示
基本的には、2)と3)のパーツの追加と、それを移動・回転・拡大するのを繰り返せば、いつのまにかかっこいいメカが出来上がるわけや。どんどんいろんなパーツをくっつけたらええけど、ポリゴン数が多くならんように気つけなあかんで。アニメーションで使うとき、重くなんねん。500ぐらいがええんとちゃうか。
んでもって、かっこいいメカが出来れば、それをポリゴンで表示してみたいわな。そこで「表示」の「FXGA表示」や。こうすると、PC-FXGAボードを通じて、いま作ったメカがポリゴンで表示されるわけや。FXGAが無いと表示されへんのは、しゃーないやろ。
FXGA表示中、パッドでグリグリ動かせるんで、いろいろやってみて。
[SELECT]:モード変更。モードは、静止・回転・直進の3通りがある。
[十字] :(静止モード)上下・左右に見る位置を変更
:(回転モード)上下の位置の変更と回転速度の加速・減速
:(直進モード)上下・左右に見る位置を変更
[1] :色調変更。白・青・赤・緑・紫
[2] :床面ON/OFF
[3] :縮小
[4] :拡大
[5] :金属光沢のON/OFF
[6] :背景の星のON/OFF
ところで、[2]の床面や[5]の金属光沢をOFFにすると、ポリゴンの描画速度があがんねん。さて、問題です。金属光沢をOFFにすると速くなるのはFXGAのハードの問題やけど、床面は別の理由で、2倍強速くなります。さて、なぜでしょう。(床面自体はポリゴン数すくないからあまり負担になりません。)
正解は「影」でした。あの床面に落ちている影は、単に物体を黒くして平べったくして置いているだけやねん。だから、物体2つ描くことになって、遅くなるわけや。うんうん。
>5)セーブ・終了
できたメカを保存したり、このパーツアセンブラを終了して、DOGAGENIE-1のメニューに戻んのは、みんな「ファイル」のメニューの中や。それぞれちゃんと説明しようとも思ったけど、このへんはWINDOWSの他のソフトと共通やし、このへんのこと知らんかったら、根本的に使いこなせる訳ないわなぁ。そういう人は、悪いけど自分でWINDOWSで勉強してね。
んじゃ。
◎知って幸せ、お得な機能
>相似拡大・縮小
パーツを全体的に大きくしたり、小さくするときってあるやんか。そんとき、X軸方向に大きくして、Y方向に大きくして、Z方向に大きくするって3回するんはめんどくさいやん。
そんときは、「SHIFT」キーを押しながら、どれか一つを大きくしたり、小さくしたりしてみ。ほら、3軸いっしょに変化するやろ。これ便利やから覚えといてな。
>垂直・水平移動
「相似拡大・縮小」と同じで、「SHIFT」キーを押しながら移動すると、X,Y,Zの各軸に平行にしか動かなくなるねん。まぁ、あんまり使うこともないと思うけど。
じゃぁ、「SHIFT」キーを押しながら回転するとどうなると思う。実は別にかわらんねやんか。このへんがちょっと美しくないなぁ。
>グリッドのON/OFF
デフォルトでは、パーツの移動は50単位でしか動かへんねん。つまり、100とか500の位置には持っていけるけど、75とか623という位置には持っていけへんねん。これがグリッドの機能で、この機能のおかげで、簡単に0とか500とかのピシッとした位置に置けたり、正確に一列に並べたりできるわけやん。同様に、回転も10度単位でしか回転せーへんし、拡大も0.1倍単位でしか変形できへんわけや。
でもときどき、ほんのちょっとだけ動かしたいっちゅうこともあるやんか。そんなときは、「CTRL」キーを押しながら操作するんや。「CTRL」キーを押している間は、グリッドが解除されて、好きな値をとることができるわけや。
回転や拡大も同じやで。
ただし、これは、「操作設定」の「グリッド有効」のメニューがONになっているときの話しや。このメニューをOFFにしておくと、常にグリッドが解除されているねやんか。そんとき、「CTRL」を押すと、逆にその間だけグリッドが有効になるわけや。
まあ、好みに応じて、好きなように使って。
ついでにいうと、この移動や回転・拡大のグリッドの値は、「操作設定」の「グリッド量設定」で変更できるで。
>数値入力
画面の右下に、パーツの位置とか回転・拡大の値なんかが表示されてるとこがあるやん。その部分をクリックすると、ウインドウが開いて、その数値を直接入力できるようになんねん。知らんかったやろ。
>密集しているところのパーツ選択
なんかどんどんパーツをくっつけていたら、ある付近にたくさんのパーツが密集したり、下手したら完全に同じ位置に複数のパーツがあるってことになるやんか。そんとき、特定のパーツを選択するのって難しいわな。どの赤いマーカーがそのパーツなのか分からんやん。
そういうときは、まず適当にその付近でクリックするねん。それで、希望するパーツやなかったら、そのままもう一度クリックするねん。そしたら、もっとも近い次の候補が選択されるねん。そうして、次々にクリックしていけば、そのうち希望するやつになるわけや。
但し、この選択方法は、最大16パーツまでやから。極端な話し、同じ場所に20パーツあったら、選択できんもんが4つできてしまうわけや。でも、そんな無茶することないわな。
ついでにいうと、マウスカーソルを赤いマーカーに持っていくと、クリックして選択しなくても、画面右下にそのパーツの情報が表示されるねん。この場でクリックすると、このパーツが選択されるぞって感じ。
>便利なキー操作
「INS」 :「パーツ選択ウィンドウ」が開く
「DEL」 :選択状態のパーツが削除される
「GRPH」+「Y」:選択状態のパーツが左右反転複製
カーソルキー :三面図のスクロール
>わけの分からない角度になったとき
いや~、X,Y,Zの各軸で回転を加えると、もうどっちに向いているか分からんようになるやんか。そんなとき、とりあえず最初の状態に戻してやり直すんが賢明やねんけど、その最初の状態に戻すのも簡単にできへんやん。
そんなとき、「パーツ」の「回転初期化」を選択すると、どの角度も0に戻るねん。
そうじゃなくて、そのパーツを選択する前の状態に戻したいときは、画面の右端の方にある「キャンセル」ボタンやから。
◎注意せなあかんこと
>ヒント
下を見よ。
>パーツを確定できずに困ってる方へ
マウスのボタンは2つある。
>ズームを解除できずに困っている方へ
もう一度、同じことをやってみよ。
>メカの大きさ
例えば、戦闘機と空母ってぜんぜんスケールが違うやんか。そういったメカを同じ倍率で制作しようとすると、えらいこっちゃで。
だから、これだけは注意してや。戦闘機も空母もなんでも、みんな同じ大きさでデザインするんや。だいたい画面いっぱいになる程度の大きさや。そして、モーションエディタの方でスケールを変更するねん。よお覚えといてな。
もし、作っているうちに、だんだん大きくなって、ずいぶん画面範囲からはみ出してもうたときは、「編集」の「物体全体拡大」で、大きさ変えたらええで。
>ポリゴン数
簡単やからゆうて、どんどんパーツを加えとったらあかんで。プログラムとしてはかなり余裕もって作られてんねんけど、FXGAの方で限界っちゅうもんがあるねんから。
計算せねばなるまい。FXGAの描画能力は、毎秒10万ポリゴンということになってるけど、これは理想的な状態やろ。このDOGAGENIE-1でアニメーションするときは、背景がついたり、プログラムが十分洗練されてないとかで、なんだかんだいって、毎秒4万ポリゴンぐらいしかできへんわ。
そんで、毎秒30フレームのアニメーションをしようとしたら、1フレームで1333ポリゴンしか表示できへんわな。毎秒20フレームのアニメーションでもええんなら、2000ポリゴンや。
そんなら、1000ポリゴン以上もあるメカばっかり作っとったら、アニメーションのとき、その物体以外なんにも置かれへんやん。つまり、戦艦1隻、戦闘機4機が飛び交うシーンを作るためには、どれも400ポリゴン以下にせなあかんわけや。
ちゅうこって、できれば1つのメカは300ポリゴン以下で作るように心がけたいもんや。よほどのことがないかぎり、500ポリゴン以上はあかん。
だいたいなぁ、ポリゴン数を増やしてええんなら、だれだってかっこいいメカが作れるんや。できるだけ少ないポリゴンで、かっこいいもんを作るんが、センスなんや。
そういえば、ガンダムのメカデザインの人も同じようなこと言ってたなぁ。
>以下は必ず読んでください
「必ず読んでください」なんて書いてたら、なんかとってもためになることが書いてあると思うやろ。しかし、実はほとんどの人にとってどうでもええことなんや。
そしたらなんでそんなこと書くかというと、訴訟問題が恐いからやねん。例えばさぁ、アメリカだったっけ、仕事で長時間パソコン使っていた女性が、目が悪くなったといって、パソコンの会社相手に損害賠償の訴訟を起こしたっていう話しもあんねん。信じられへん。
私ら、できるだけいいプログラムを作って、できるだけ多く人に使ってもらおうと思っているけど、可能性としては、妙な理由で、訴訟を起こすような人がいるかもしれへんやん。私らアマチュアに毛が生えたような団体、下手にしたら、それだけで潰れてしまうやんか。でも、それを恐がっていたら、何もできないやん。
つまり、「このプログラムは非売品であり、このプログラムの使用などに関して、どのような問題が発生しても、当方はいかなる責任もとりません。この件に承諾できない方は、使用しないでください。」と明記して、それを「必ずお読みください」に入れておかないかんわけや。なんか、こういうユーザーを信頼してないような文章は嫌いなんやけど、ほんまに嫌な世の中やなぁ。
ちゅうことで、よろしく。
・このCD-ROMに収録されているプログラム、データは、すべてPC-FXGAに対応しています。必ず、FXGAボードをパソコン本体に接続し、FXGAボードの出力をご覧になれる状態でご使用ください。
・収録されているソフトは、すべてのPC-9801シリーズで動作するとは限りません。自分の持っているマシンでしか動作確認しておりません。
・このソフトには、きっとバグがあります。必ずあります。絶対にあります。あらかじめご了承ください。
・このソフトを使用することで、ご使用の機器(特にハードディスクやMOなど)等に不都合が発生する可能性があります。また、重要なファイルを消されたり、オーバーライトする可能性もあります。あらかじめご了承ください。
・このソフトがウイルス等に感染している可能性は完全には否定できません。あらかじめご了承ください。
・このソフトについて、個人で楽しむ以外、著作権者、制作団体の活動主旨に反するような使用は認められません。特に、これらをもとに営利活動を行う場合、著作権者、制作団体に事前に書面による許可を得ること必要です。
・このプログラムは非売品であり、このプログラムの使用などに関して、どのような問題が発生しても、当方はいかなる責任もとりません。この件に承諾できない方は、使用しないでください。
◎開発後記
今、忙しい。