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/ DOS/V Power Report 1996 December / VPR9612A.ISO / ANGELINE / README.TXT < prev    next >
Text File  |  1996-04-09  |  13KB  |  315 lines

  1. -----------
  2.  はじめに
  3. -----------
  4.   日本電信電話株式会社(NTT)では、平成2年12月1日より、お客
  5. 様がお手持ちの通信機能をもつパソコン端末等から番号情報センタ(デー
  6. タベース)へ直接アクセスし、電話番号の検索ができる「電話番号検索サ
  7. ービス(エンジェルライン)」を提供しております。
  8.   また、NTTでは「エンジェルライン」による電話番号検索のための
  9. MS-DOSで動作する専用ソフトも提供しており、本通信ソフトは、
  10. Windowsをご利用のお客様向けに提供する番号検索専用の通信ソフ
  11. トです。
  12.   本通信ソフトをご利用いただくにあたって、必要な事柄を以下に記しま
  13. すので、ご参照ください。
  14.  
  15. ------------------------------
  16.  ソフトウェアライセンス契約書
  17. ------------------------------
  18.   本ソフトウェア(本ソフトウェアに組み込んだアプリケーション開発ツ
  19. ールのランタイムモジュールを除く)の著作権は、日本電信電話株式会社
  20. (以下、NTTという)に帰属します。NTTは、本ソフトウェアを自己
  21. の占有下に置いた者(以下ライセンシーという)と、本ソフトウェアの非
  22. 独占的かつ無償の権利許諾に関し、以下の通り本契約を締結します。
  23.  
  24. 第1条(契約の成立、効力及び終了)
  25.   1.ライセンシーが本ソフトウェアに含まれるプログラムを使用したとき
  26.     又は本ソフトウェアの一部もしくは全部を複製したときに、ライセン
  27.     シーは本契約の締結を承諾したものとみなされます。ここで、プログ
  28.     ラムを使用するということは、プログラムを電子計算機上で実行させ
  29.     ることをいいます。
  30.   2.ライセンシーが本ソフトウェアに含まれるプログラムを使用しないと
  31.     決めたときには、本契約は終了します。
  32.   3.NTTは、NTTが選択する発行部数10万部以上の定期刊行物にその
  33.     旨を公表することにより、NTTが定める期限をもって本契約を終了
  34.     させることができます。但し、それ以前に本条第2項によって本契約
  35.     が終了することを妨げません。
  36.   4.ライセンシーが本契約の締結を承認した時点で既に本条第3項に定め
  37.     る期限を経過していた場合は、本契約は直ちに終了するものとします。
  38.   5.本条第3項又は4項により本契約が終了した場合は、ライセンシーは
  39.     速やかに本ソフトウェア及びライセンシーが占有する本ソフトウェア
  40.     のすべての複製物を消去することとします。
  41.   6.ライセンシーは、いかなる理由によるものであれ、本ライセンスの終
  42.     了についてNTTに対し補償金その他の支払いを求めることはできま
  43.     せん。
  44.  
  45. 第2条(許諾事項・禁止事項)
  46.   1.ライセンシーは、本ソフトウェアに含まれるプログラムを使用するこ
  47.     とができます。
  48.   2.ライセンシーは、本ソフトウェアを複製することができます。
  49.   3.ライセンシーは、対価を無償とする場合に限り、本ソフトウェア又は
  50.     複製物を第三者に配布することができます。但し、配布について合理
  51.     的に必要な実費を当該第三者に求めることについてNTTは異議を述
  52.     べません。また、本ソフトウェア又はその複製物を出版物に添付する
  53.     ことは、その出版物の頒布価格に本ソフトウェアの対価が含まれない
  54.     場合に限り、無償配布とみなします。
  55.   4.ライセンシーは、本条第3項で規定する配布の際に、本ソフトウェア
  56.     の内容又は構成に変更を加えたものを配布することはできません。但
  57.     し、本ソフトウェアをデータ圧縮プログラム等で圧縮することは、そ
  58.     れが適当な方法で復原できる限り、本ソフトウェアの変更ではないと
  59.     みなします。
  60.   5.ライセンシーは、本ソフトウェアに含まれるプログラムに対して、逆
  61.     アセンブル等のリバースエンジニアリング(解析して人間が読み取り
  62.     可能な形に変換すること)を行うことはできません。
  63.  
  64. 第3条(免責)
  65.   1.NTTは、ライセンシーに対し、本ソフトウェアの一切の動作保証及
  66.     び瑕疵担保義務も負いません。
  67.   2.NTTは、ライセンシーに対し、本ソフトウェアに関するいかなる技
  68.     術的役務の提供義務も負いません。
  69.   3.NTTは、ライセンシーが本ソフトウェアに起因して被ったいかなる
  70.     損害に対しても責任を負いません。
  71.  
  72. 第4条(その他)
  73.   1.本契約は、日本国法に準拠し、日本国法に基づいて解釈されます。
  74.  
  75.  
  76. ---------
  77.  ご注意
  78. ---------
  79. ・本通信ソフトの仕様、ファイルの内容は、将来予告なく変更されること
  80.  があります。
  81.  
  82. ・本通信ソフトの作成に使用した言語製品(Visual Basic,Visual C/C++,
  83.  Spread/VBX)および、次のランタイムモジュールは、各社に著作権があ
  84.  り、各権利者からの使用許諾に基づき配布するものです。
  85.     VBRJP200.DLL (C)Copyright 1985-1993 Microsoft Corporation
  86.     SPREAD20.VBX (C)FarPoint Technologies, Inc., USA 
  87.                       & Bunka Orient Co., Japan
  88.                   
  89.   ※MS-DOSは、米国マイクロソフト社の登録商標です。
  90.   ※Windowsは、米国マイクロソフト社の登録商標です。
  91.   ※MNP(Microcom Networking Protocol)は、米国Microcom,Inc.の登
  92.     録商標です。
  93.   ※Hayesは、米国Hayes Microcomputer Products,Inc.の登録商標です。
  94.  ※Microsoft, Visual Basic は、米国マイクロソフト社の登録商標です。
  95.  ※Spread/VBX は、米国FarPoint Technologies社の登録商標です。
  96.   ※会社名・製品名は、各社の商標および登録商標です。
  97.  
  98. ---------------
  99.  準備するもの
  100. ---------------
  101. 1.パソコン
  102.   本通信ソフトは、Windows3.1または Windows95がインストールされたパ
  103. ソコンが必要です。
  104.  本通信ソフトをインストールするためには、ハードディスクに2MB程
  105. 度の空き容量が必要です。
  106.  
  107. 2.モデム
  108.   電話番号検索サービスの通信条件に適合し、自動発信機能をもつNCU
  109. (網制御機能)を内蔵したモデムが必要です。使用できるモデムは、次の
  110. 仕様に適合している必要がありますので、ご確認してください。
  111.  
  112.   通信規格:ITU-T(旧CCITT)勧告  V22  または  V.22bis  準拠
  113.   通信速度:1200bps  または  2400bps
  114.   通信方式:全二重非同期通信方式
  115.   NCUインタフェース:ヘイズATコマンド  または  V.25bis  対応
  116.  
  117. 3.電話回線
  118.   パソコン通信用として市販されているモデムは、2線式アナログ電話回
  119. 線のモジュラージャックに接続する仕様になっていますので、次の電話回
  120. 線に接続する場合は注意が必要です。
  121.  
  122. ・モジュラージャック化されていない電話回線
  123.   モジュラージャック化が必要です。共同電話については、モジュラージ
  124.  ャック化できないため使用できません。
  125.  
  126. ・ホームテレホン、ビジネスホン
  127.   別途、電話機アダプタや工事が必要となる場合があります。
  128.  
  129.  ・ディジタルPBX、ディジタル電話回線(INSネット64)
  130.   2線式アナログ電話回線に変換するTA(ターミナルアダプタ)等が必
  131.  要です。
  132.  
  133. ・キャッチホンに加入している場合
  134.   通信中に割り込み着信があると、文字化けや通信が切断される場合があ
  135.  ります。
  136.  
  137. ・特殊番号への発信が規制されている電話回線
  138.   電話番号検索サービスの電話番号は、0190-104104であり、市外発信など
  139.  特殊な番号を規制している回線(PBX内線等)では、接続できない場
  140.  合があります。
  141.  
  142. ---------------
  143.  注意すること
  144. ---------------
  145. 1.通信ソフトについて
  146.   本通信ソフトの動作については細心の注意を払っていますが、万が一
  147.  に備えて重要なデータはバックアップをとっておくようにお願いします。
  148.   次のように使用された場合は、正しく動作しないことがあります。
  149.  
  150. ・複数のソフトウェアを同時に使用する場合
  151.   ソフトウェアの競合により動作を保証できない場合があります。
  152.  
  153. ・パソコンとモデムの組み合わせ
  154.   パソコンとモデムの組み合わせによっては、電話回線の切断等が正しく
  155.  動作しない場合があります。
  156.  
  157. ・シリアルポート
  158.  モデムは、パソコンのシリアルポートに接続されることを前提に動作し
  159.  ます。パソコンの環境によっては、モデムとの通信速度を、2400bps程
  160.  度に落とす必要がある場合があります。
  161.  
  162. 2.電話番号検索サービスについて
  163.  
  164. ・利用料金について
  165.   電話番号検索サービスの利用料金は、全国一律で3分間10円(午後
  166.  11時から翌朝8時までは、4分10円)です。電話番号が検索できな
  167.  かった場合でも、この料金はいただきます。
  168.  
  169. ・検索回数の制限
  170.   1回のセンタ接続につき2回の検索に制限されます。ただし、本通信ソ
  171.  フトでは、3回目の検索を実行する場合、自動的に通信を切断し再接続
  172.  しますので,継続して検索ができます。
  173.  
  174. ・プライバシーの保護
  175.   入力条件と一致する該当件数が、個人検索では10件以内、その他企業
  176.  等の検索では50件以内に絞られた場合のみ表示します。
  177.   また、電話帳へ掲載されていない電話番号は、検索の対象外として一切
  178.  表示しません。
  179.  
  180. -------------------
  181.  実行環境をつくる
  182. -------------------
  183. 1.実行環境とは
  184.   本通信ソフトを利用するためには、提供したファイル(プログラム等)
  185. をお手持ちのパソコンへ組み込み(インストール)、モデムの種類・電話
  186. 回線の種別等、環境の設定が必要です。
  187.   インストールと環境設定を行い、通信ソフトが動作できる実行環境をつ
  188. くる手順を説明します。
  189.  
  190. 2.プログラムのインストール
  191.  
  192. 2.1 提供ファイル
  193.  本通信ソフトは、次の複数のファイルで提供されます。
  194.     README   TXT  本ファイル
  195.     INST     EXE    インストールプログラム
  196.     UNINST   EXE    アンインストールプログラム
  197.     ANGELWIN INF    インストール情報ファイル
  198.     ANGELWIN HL_    ヘルプファイル*
  199.     FIRST    TX_    はじめにお読みください*
  200.     ANGELCTL EX_    ANGEL LINE 通信プログラム*
  201.     ANGELWIN EX_    ANGEL LINE 画面プログラム*
  202.     ANGELADR EX_    アドレス帳プログラム*
  203.     AWSUB    DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  204.     ALCOMMCT DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  205.     ALCOMMON DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  206.     ALCONDCT DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  207.     ALCTRL   DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  208.     ALDDECTL DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  209.     ALFORMAT DLL    ANGEL LINE ライブラリファイル
  210.     VBRJP200 DL_    Visual Basic ランタイムモジュール
  211.     SPREAD20 VB_  Spread*VBX ランタイムモジュール
  212.     JYUSYO   DA_  住所ファイル
  213.     KOKYO    DA_  公共機関ファイル
  214.     AGUIDE   DAT  一時ダミーファイル
  215.     ADDRESS  CSV  アドレス帳ファイル
  216.  
  217. 2.2 インストールプログラムの起動
  218.  インストールプログラム「inst.exe」の起動方法は、次の通りです。
  219. (a) Windows3.1の場合
  220.  (1)「プログラムマネージャ」で「メイン」をダブルクリックします。
  221.  (2)「メイン」のグループウインドウで「ファイルマネージャ」をダブル
  222.   クリックします。
  223.  (3)提供したファイルが格納されているドライブに対応するドライブアイ
  224.   コンをクリックします。(必要に応じてディレクトリを指定します。)
  225.  (4)表示されたファイルリスト中の「inst.exe」をダブルクリックします。
  226.  
  227. (b) Windows95
  228.  (1)「マイコンピュータ」アイコンをダブルクリックします。
  229.  (2)提供したフロッピーディスクを挿入したドライブに対応するアイコン
  230.   をダブルクリックします。(ディレクトリアイコンの指定も必要に応
  231.   じて行います。)
  232.  (3)「inst」アイコンをダブルクリックします。
  233.  
  234. 2.3 インストール方法
  235.  起動されたインストールプログラムの誘導に従い操作してください。
  236.  
  237.  (1)「ANGEL LINEインストール」画面
  238.    インストールを実行するかの確認ができます。インストールを実行す
  239.  るには、「続行」をクリックしてください。
  240.    すでに、インストール済みの場合には、再インストールするかを確認
  241.  する画面が表示されます。
  242.  
  243.  (2)「インストールディレクトリの指定」画面
  244.    インストールするドライブ及びディレクトリを指定します。初期値は、
  245.  「C:\ANGELWIN」ディレクトリです。それ以外のドライブ及びディレク
  246.  トリにインストールしたい場合は、変更します。
  247.    なお、本通信ソフトをインストールするためには、2MB程度の容量
  248.   が必要ですので、ディレクトリ指定欄の下に表示されるドライブの空き
  249.  容量が十分か確認してください。空き容量が足りない場合は、別のドラ
  250.  イブを指定するか不要なファイルの削除を行ってください。
  251.   「参照」をクリックすると、パソコン内にあるディレクトリを表示し
  252.  てインストール先を選択することができます。
  253.    ドライブとディレクトリ指定の入力を完了したら「続行」をクリック
  254.  してください。
  255.    指定したディレクトリへ既にインストールされている場合には、上書
  256.  きしていいか確認してきます。上書きする場合には「続行」をクリック
  257.  してください。
  258.  
  259.  (3)「ANGEL LINEインストール終了」画面
  260.    インストールが正常に完了すると、「インストール終了」画面に変わ
  261.  りますので「確認」をクリックしてください。
  262.  
  263.  (4)「システム設定」画面
  264.   通信環境の設定を行う場合は、「する」をクリックしてください。本
  265.  通信ソフト提供時の初期設定でよい場合は「ディフォルト」をクリック
  266.  してください。インストール後の変更もできます。
  267.   「ディフォルト」を選択した場合は、(6)の画面へ移ります。
  268.  
  269.  (5)「通信システム設定」画面
  270.   通信環境の設定を行う画面です。設定にあたっての主な注意点は次の
  271.  とおりです。
  272.  【モデム関連】
  273.   ○「制御コマンド種別」は、ほとんどのモデムでは、「ヘイズATコ
  274.    マンド」のままで対応可能です。
  275.   ○MNP対応のモデムをお持ちの方は、「MNPの設定」を「使用す
  276.    る」に変更し、「フロー制御」「パソコン~モデム間の速度を固定
  277.    する設定」「パソコン~モデム間の通信速度」をご利用のモデムに
  278.    あわせて設定してください。
  279.   ○「ダイヤル付加記号」は、一部のFAXモデムでセンタ接続ができ
  280.    ない場合のため用意した機能です。
  281.     FAXモデムの場合、「付けない」のままでセンタ接続にうまく
  282.    接続できないとき、本設定を「付ける」に変更されることをお勧め
  283.    します。
  284.  【通信ポート関連】
  285.   ○ モデムが接続されている通信ポートを設定してください。
  286.  
  287.  【電話関連】
  288.   ○「回線種別」には電話回線のプッシュ/ダイヤル別を設定してくだ
  289.    さい。ただし、ご使用のモデムが、プッシュ/ダイヤルの別を意識
  290.     しないものであるときは「その他」を選択してください。
  291.   ○「内線発信」はPBX等の内線にモデムを接続する場合に設定する
  292.     ものです。
  293.  【オプション設定】
  294.   次の設定を変更する場合は、「オプション」を選択してください。
  295.   ○モデムの詳細な設定が可能です。
  296.   ○センタ接続タイミング(入力と同時にセンタ接続とするか、検索実
  297.    行時にセンタ接続とするか)を変更できます。
  298.   ○通信ログ(通信記録)の要否の設定できます。
  299.  
  300.  (6)「接続テスト」画面
  301.   モデムとの接続を試験するときは、「する」をクリックしてください。
  302.   「しない」をクリックした場合は、(8)の画面へ移ります。
  303.   試験内容は、モデムを接続した通信ポートのオープンとモデムの初期
  304.   設定及び通信ポートのクローズのみです。センタ接続試験は行いません。
  305.  
  306.  (7)「モデム接続チェック」画面
  307.   試験の結果が表示されます。再度試験を行う場合は、「現在の通信設
  308.  定で再チェック」をクリックしてください。試験失敗の場合は、「通信
  309.  設定後に再チェック」をクリックし、通信設定を変更してください。
  310.  
  311.  (8)「接続テストの終了」画面
  312.   接続テストの終了を示す画面です。
  313.  
  314.  以上でインストールは完了です。
  315.