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HyperLib 1997 Winter - Disc 1
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1994-07-09
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5KB
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92 lines
1.「彩札(あやふだ)」について
「彩札」は4色13種類(+2)の札を使って点を取り合うゲームです。
2.動作環境について
「彩札」はつぎのような環境で動作します。
○1.5M以上のアプリケーションメモリ(申〜しわけない。)
○256色モード13インチ(640×480)のビデオ環境(申〜しわけない。)
○32bit Color QuickDraw
○IIciクラスではちょっと遅いかもしれません。(申〜しわけない。)
3.基本ルールについて
○最初に各プレイヤーに7枚づつ札が配られます。
○場に捨てられた札と、色が同じか文字が同じなら捨てることができます。
○最初にすべての札が無くなった人がその回の勝者です。
○勝者は3人の敗者から残った札に従って点数を得ます。
○もしも、自分の順番に捨てられる札がなかったなら山から札を取ります。
その札が場の札と色か文字が同じなら同様に捨てることができます。捨てることができない
場合は、手札の中に入れます。
○最後(あがる時)に捨てる札は役札以外でないといけません。
○4人のうち3人をコンピュータが担当します。
○麻雀と同じで親が存在し、一回の勝負は親を全員に2度回します。
○親があがった場合親の移動はありませんが、他の人があがった場合時計回りに移動します。
○誰かがあがった場合、他の人は残った札から勝者に渡す点数を計算しますが、あがった
のが親の場合、渡す点数が倍になります。また親以外があがった場合、親だけが倍づけになり
ます。
4.札について
各札は、色と文字の属性を持ちます。
○色は、赤、緑、青、黄です。
○文字は 零、壱(一)、弐(二)、参(三)、肆(四)、伍(五)、陸(六)、
漆(七)、捌(八)、玖(九)、逆、跳、贈です。
○零〜玖までは普通札で、逆、跳、贈は役札です。それぞれ、次のような効果があります。
逆:札を出す順番が逆になります。
跳:次のプレイやーを跳ばします。
贈:次のプレイヤーに2枚札を取らせます。ただし次のプレイやーが同じ札(色違いOK)
を手札の中に持っていた場合のみ捨てることができその場合、その次のプレイヤーが4枚
とります。(連続して出された場合札は2枚づつ増えていきます。)
○以上の札の他に4つのすべての色を持つ札があり、それらは贈の文字か変の文字を持ちます。
変:場の札を好きな色に変えることができます。
贈:次のプレイヤーに4枚取らせ、且つ、場の札を好きな色に変えることができます。
(次のプレイヤー同じ札を持っていても出すことはできません。)
○4色の札で場の札が変えられた場合や、単色の贈の札で誰かが札を取った場合は、その
後、文字のない札が表示されます。その場合、色が同じ札だけが出せます。
5.点数について
誰かがあがったときに、残っている各札の点数の合計を、あがった人に渡さなければなりません。
各札の点数は 札の文字×札の色で決まります。
札の色は、赤、緑、青、黄が1、2、3、4となります。
札の文字は、零〜玖の場合はそのまま数字にして、逆、跳、贈は10とします。
例えば、青の弐の札は6点、緑の逆の札は20点、赤の玖の札は9点、黄の捌の札は32点となります。
ただし、4色の札はそのまま1枚50点となります。
6.操作について
○自分の番になったら出したい札をクリックします。
○もしも札を出さない(出せない)時は山の札(中央下部の裏を向いている札)をクリックします。
そのときそれが出すことができる札なら、山の上で札が反転します。それを出すのなら場の札を、
出さないのなら自分のテーブルを、クリックしてください。(出せない札の場合には自動的に自分の
手の中に入ります。)
○場に贈の札がすてられた場合、手持ちに贈の札がなかったら山の札をクリックしてください。取る
べき枚数が自動的に手札の中に入り順番が次に回ります。
○前の番のプレイヤーが4色の贈をだすと、何も出すことができませんので自動的に4枚手札に入り
順番が次に回ります。
○4色の札を出すと次の色を決めるダイアログが表示されます。(ダイアログが表示されると、手札が
見えなくなりますので、どの色に変えると有利であるか覚えとかなくてはなりません。これは一見、
プログラマのミスのように見えますが、このような仕様なのれす。)
○メニューには札を整頓する機能と、その時点のスコアをみる機能があります。
7.そのほか
○このソフトウェアはフリーウェアであり、非営利目的の転載、譲渡、複写は自由です。
○ただし著作権は作者が所有します。
○このソフトウェアを個人で楽しむ範囲で改良・改悪するのは自由ですが、それを配布する事は
禁じます。
○このソフトウェアを使うことにより何らかの不利益を被ったとしても、作者は一切の責任を
負いません。
○基本的に非営利目的の転載は自由ですが、作者に一報頂ければ幸いです。
8.最後に
何が辛かったって、このファイルを作るのが一番辛かったです。なんか会社で仕様書を書いてるような
感じがして、いや〜な気分になってしまいました。
ソフトウェア自体はまだまだ完成度が低いと思いますが、暇なときには遊んでやってください。
岩永九州男(いわながくすお)
Nifty : NBB02455
e-mail : iwanaga@crl.mew.co.jp