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電話をかける?
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1995-02-05
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3KB
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49 lines
■□ VisitingCard2 で電話をかける方法 □■
VC2 では,電話をかける機能を付加していますが,モデムの種類によって上手く繋がらない等の報告がありました.作者の環境でテストしてはいるのですが,色々なMacで色々なモデムを使ったテストは不可能です.どうしても繋がらなかった方は一読してみて下さい.
なお,現在AV-MacのGeoPortとPowerBookの内蔵モデムには対応していません.これも要望はあるのですが,作者の手元に資料がなく,未だ着手出来ない状態です.
■設定の確認
まず,VC2 の設定を確認してみて下さい.
1,ポートの設定は合っているか.(これが一番大事ですね)
2,端末速度(Mac←→モデム間の速度)は合っているか.
3,ATコマンドの設定は正しいか.
これ以外の設定は,実際回線を使う訳ではないので意味はありません.端末速度についても,結構アバウトに設定しても繋がるようです.14400BPSの選択はありませんが,モデムの許容する範囲で一番近い値に設定して下さい.
■ATコマンド
次にATコマンドを設定します.
お手持ちの電話回線がプッシュ式(見た目がプッシュでも回線はパルス式の電話があるので注意して下さい)の場合は, ATTD と設定して下さい.
パルス式だと,パルス信号の速度の設定がありますので,モデムのマニュアルを参照し,ご自分の電話に設定してあるパルス信号と合わせて設定します.多分 ATPxD といった設定になり, x のところにパルス速度を表す数字が入るようになっていると思います.
プッシュ式 ATTD
パルス式 ATPxD ( x の所は,10pps,20pps を設定するための数字)
重要: 必ず最後のATコマンドが D になるように設定して下さい.
■電話のかけ方
確認のためモデム状態が音でモニタが出来るようにモデムのボリュームを上げて下さい.ボリュームの付いていないモデムの場合は,先ほどのATコマンドでモデムのモニタスピーカがonになるような設定を最後の D の前に追加して下さい.(例:ATTM1D )
VC2 の電話アイコンをクリックし,「モデムから電話をかけます」のダイアログを表示します.この時にまだ受話器を電話から取らないで下さい.
OKをクリックして下さい.
モデムからプッシュ音(ピポパ)かパルス音(ツツツツツ)が聞こえたところで受話器を取って下さい.
モデムが電話をかけ終わって,呼び出し音がモデムから聞こえてきたら,回線切断ダイアログのOKボタンを押します.これで受話器に音声が切り替わり,引き続き呼び出し音が聞こえて来るはずです.
モデムによっては,最初に受話器を取って上記の作業を行っても電話をかけてくれる場合もありますが,どうしても繋がらない場合は上記の方法を試してみて下さい.
モデムによっては,ATコマンドに「モデム-オフフック&PHONEオンフック」を設定すると(例:ATTH1D )最初に受話器をとっても繋ぐことが出来ます.この場合も,呼び出し音がモデムから聞こえてきたら,回線切断ダイアログのOKボタンを押すと,受話器側に音声が切り替わります.
■テスト環境
作者が使っているモデムは,SUNTACのMS144AFです.このモデムでのテストでは,上記の「■電話のかけ方」の最後の方法でも接続できました.また以前使っていたオムロンのMD24FP4では,ATTD の設定だけで,受話器を取ったままで,何の苦労もなく繋がってました.
JAN/1995 HIRO. GFE00501