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レコードテンプレート補足説明
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Text File
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1996-04-20
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3KB
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58 lines
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レコードテンプレート機能の補足説明
☆レコードテンプレートの継承機能などについて
☆レコードテンプレートの今後
☆レコードテンプレート作成での注意点
①レコードテンプレート新規作成時
②レコードテンプレートとレイアウトについて
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☆レコードテンプレートの継承機能などについて
あるレコードテンプレートのフィールドを全て継承したレコードテンプレートを作成することが出来ますが、この意味について説明します。
たとえば標準テンプレート”住所”のサブテンプレートとして”新規ファイル作成2”で学生住所というサブテンプレートを作成しましたが、例えば男女でフィールド構成を変えたい場合があるかも知れません。このような時は学生住所のサブテンプレートとして”学生(男)”、”学生(女)”という2つのテンプレートを作成すればよいでしょう。
このような場合、”学生住所”でソート設定を行なえば、男女どちらも学生住所とみなされ一緒にソートされます。
またカード検索も”学生住所”で行なえばどちらも検索できます。
レイアウトでも”学生住所”でレコードレイアウトを作成すればサブテンプレートの分を特に定義しなくても構いません。もし、男女で違ったレイアウトが必要な場合のみ”学生(男)”、”学生(女)”の設定を行なってください。
もっともあまりテンプレートが増えるとテーブルが複雑になってしまいますので不要なテンプレートを作らない様、注意してください。
このようにレコードテンプレート機能を活用すればユニークなデータベースが作成できるでしょう。また今後付く機能により、その意味は大きくなるでしょうから、関係ある標準テンプレートがある場合にはそのサブテンプレートにすることをお薦めします。
☆標準テンプレート
標準テンプレートはまだ住所、住所2、ファイルの3つしかありません。しかし、今後数を増やしてライブラリのようなものを作りたいと考えています。今のところの考えているのは
・AV関連(CD、カセット、ビデオ、レコード)
・書籍(マンガ、雑誌、小説、専門書籍)
・フロッピー、CD-ROM、
・スケジュール(用件)
・販売管理(伝票など)
他...
☆レコードテンプレートの今後
①横断検索(カード検索)
複数のデータベースファイルに渡って特定のレコードテンプレートについて検索します。例えば、住所テンプレートで検索すれば住所をそのサブクラス(上記の学生など)について検索します。したがって全ての住所関連のデータを住所テンプレートのサブテンプレートとして入力しておけば、学生住所、サークル住所、会社住所でも検索できることになります。
②標準テンプレートに対応したレイアウトファイル集を作成する予定です。(時期は未定)
ほかにも便利な機能が多く搭載されることでしょう。この機能は他のデータベースと較べた場合、パワーデータベースの最大の特長だと思っています。
☆レコードテンプレート作成での注意点
①レコードテンプレート新規作成時
データを多く入力した後に変更するのは時間もかかりますし良くありません。レコードテンプレートを新たに作成した場合はデータを本格的に入力する前に完成させて以後変更しないことをお薦めします。レコードテンプレートが完成したらレコード定義ダイアログのオプション設定でレコードテンプレート定義変更不可のチェックをすることをお薦めします。
②レコードテンプレートとレイアウトについて
レコードレイアウトはレコードテンプレートが変更されると使用できなくなります。レコードテンプレートが完全に完成してから、レイアウトファイルを作成すべきです。