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Text File  |  1996-08-07  |  15KB  |  293 lines

  1.          Life Note 2.4.5
  2.                    操作マニュアル2
  3.                       By Shurey
  4.  
  5.  
  6. ◆LifeNote.Man1から続き
  7.  
  8. ★「Budget Note」
  9.  カードを使うと後が恐い。しかし、持ってる以上は使いたい。年末の
  10. 支払いなんて覚えてられない。毎月の支払いさえ把握できないのに…。
  11. 帳面つけるのは面倒だと言う人に…。
  12.  
  13.  クレジットカードの使用記録や、定期的に必要となる支出の記録と予測を
  14. 行います。
  15. 主要な画面は「BudgetIndex」「C.B.Input」「R.B.Input」の3つです。
  16.  
  17. (注意:口座のデータを「CCard Note」と共有するため、パスワード登録後
  18.    でないと本来の機能を発揮しません)
  19.  
  20. 「BudgetIndex」
  21.  「List」画面に当月のクレジットカード使用記録と、定期支出の当月残を
  22. 表示します。
  23.  
  24.  各項目の内容
  25.   ①「口座名」…画面上部の横長ボタン。預金口座の切り換えを行うことで、
  26.          「List」表示を該当口座の表示に切り換えます。
  27.   ②「年月表示」…西暦年と月が表示されています。クリックすると現時点
  28.           の日付を表示します。
  29.   ③「年月切換」…「年月表示」の下にある左右の矢印で、「List」対象の
  30.           日付を変更することができます。
  31.   ④ 「List」…当月のクレジット使用明細と、定期支出明細(当日以降)を
  32.         列挙し、各合計金額とクレジットの使用残高を表示します。
  33.         クレジットの使用明細をクリックすると使用時に入力した
  34.         カードを呼び出すことができます。
  35.  
  36.  ○各ボタンの機能
  37.   ⑤ 「Credit」…クレジット使用記録の入力画面「C.B.Input」へ移動します。
  38.   ⑥ 「Regular」…定期支出の入力画面「R.B.Input」へ移動します。
  39.   ⑦「BudgetIndex」…「List」の内容をテキストファイルに出力します。
  40.  
  41. 「C.B.Input」(Credit Budget 入力画面)
  42.  クレジットの使用記録を「新規登録」し、「修正」を行います。
  43.  
  44.  ○各項目の内容
  45.   ①「締日」…クレジット会社が定める計算期間の最終日です。
  46.   ②「引落日」…クレジット会社が定める毎月の引落日です。
  47.   ③「分割回数」…「分割払い」のときに、「利用金額」を入力すると必ず自動
  48.           的に逆算します。ここを入力した場合、「利用金額」は入力
  49.           不要です。上限は9999回まで、35年(420回)ローンも
  50.           十分可能です。
  51.   ④「カード名」…「CCard Note」に登録したクレジットカードを表示。
  52.           一時契約(店頭ローン)の場合、「その他」を選択します。
  53.           登録があれば、⑦「口座名」⑨「締日」⑩「引落日」を
  54.           自動的に記入します。組み合わせ登録も自動で行われます。
  55.           「環境設定3」で確認できます。
  56.   ⑤「利用年月日」…カード又はローンの利用日です。日付は西暦から入力します。
  57.          例:「1995/8/20」
  58.   ⑥「利用場所」…カード又はローンの利用場所です。店名や企業名を入力します。
  59.           一覧表での見出しに使用します。
  60.   ⑦「利用品目」…利用例の品目を表示しますので、最適なものを選択します。
  61.           最適な品目がない場合には「環境設定」で品目名を登録します。
  62.           品目名の最後に「その他」が自動的に登録されています。
  63.   ⑧「利用金額」…カード又はローンの利用金額を入力します。
  64.           「商品代価+消費税+手数料」の全額を入力します。
  65.           補助項目が「支払形態」に応じて使用する項目が変わります。
  66.           「一括払い」…不要。
  67.           「ボーナス一括」…「ボ月」にボーナス月を入力。
  68.           「ボーナス2回」…「1回」「2回」にそれぞれ引落金額の
  69.                   内訳を入力。
  70.                   「ボ月」にボーナス月を2つ「/」で
  71.                   区切って入力。
  72.                   例:「1/8」(1月と8月)
  73.                     「12/7」(12月と7月)
  74.           「分割払い」…「初回」に1回目の引落額を、「毎回」に
  75.                  2回目以降の均等額を入力。
  76.                  「ボ月」にボーナス月を1つまたは、
  77.                  2つを「/」で区切って入力。その右に、
  78.                  ボーナス加算金額を入力。
  79.                  分割回数から計算可能。
  80.           「リボルビング」…「均等」に月々の均等引落額を入力。
  81.   ⑨「支払形態」…「一括払い」「ボーナス一括」「ボーナス2回」「分割払い」から
  82.           選択します。「リボルビング」はリスト表示には対応しませんが、
  83.           カードは残って行きます。
  84.   ⑩「口座名」…「CCard Note」に登録したキャッシュカードと口座を表示。
  85.          振込や現金払いの場合には、「その他」を選択してください。
  86.   ⑪「引落年月日」…初回の支払日を「利用年月日」「締日」「引落日」から
  87.            計算します。
  88.  
  89.  ○各ボタンの機能
  90.   ①「登録」…各項目の設定後、クリックすると新規カードに記録が写され、
  91.         明細リスト(注1)が作成されます。
  92.   ②「環境設定」…「環境設定3□」(Config3)に移動します。
  93.   ③「予定表」…「BudgetIndex」に移動します。
  94.   ④「New」…各項目のデータをクリアし、新規登録の可能な状態にします。
  95.   ⑤「Mark」…(注意:パスワード登録後機能します)
  96.          カードにマークを付けます。(「Credit」のカード対象)
  97.          マークの付け方は前述「AddressNote」各ボタンの機能参照。
  98.  
  99.  (注1)クレジット明細リスト「C.B.List」
  100.     「BudgetIndex」の次のページにあります。リスト中の任意の行を
  101.     クリックすることで、元のカードを検索することができます。
  102.     行の削除も可能ですが、カードを削除すれば、同時に削除されます。
  103.     分割払いの場合、登録日の翌年までリスト表示します。残りの分は翌々年
  104.     の1月分として残額を一括して表示しています。ただし、1年毎に自動更新
  105.     を行い、表示期間を前後1年に保ちます。(上限30000バイトまで)
  106.  
  107. 「Credit」(クレジット個別カード)
  108.  「C.B.Input」により登録されたカードが溜まっていきます。
  109.  「BudgetIndex」や「クレジット明細リスト」(上記、注1)より、リストから
  110. 検索したいデータをクリックすることで、カードを呼び出すことができます。
  111. また、「C.B.Input」からページを次に繰って行くことでカードを参照することが
  112. できます。
  113.  これらのカードは、支払完了日付の早い順に並んでいます。すなわち、前に未来の
  114. カード、後ろに過去のカードとなります。
  115.  
  116.  ○各ボタンの機能
  117.   ①「削除」…カード及び対応する明細リストデータを削除します。
  118.   ②「修正」…データの削除と同時に、「C.B.Input」にデータを写します。
  119.         修正後、再度「登録」しなければ、 「削除」と同じことになって
  120.         しまします。
  121.   ③「予定表」…「BudgetIndex」に移動します。
  122.  
  123.  ○データの自動削除
  124.   支払の完了したクレジットの個別カードを明細と一緒に削除することができます。
  125.  「環境設定」でデータの保存期間を指定し、その期間が過ぎれば、削除されます。
  126.   「環境設定」(4ページ)「★データの保存期間は」の項目を参照してください。
  127.  
  128. 「R.B.Input」(Regular Budget 入力画面)
  129.  定期的に発生する支出データの「新規登録」と「修正」を行います。
  130.  
  131.  ○各項目の内容
  132.   ①「モード表示」…「新規」又は「修正」と表示されます。クリックすると
  133.            各項目がリセットされ「新規入力」の状態になります。
  134.   ②「口座名」…引き落としに利用される口座を選択します。1行目はただの
  135.          見出しですので、そのままでは意味を持ちません。現金のとき
  136.          に使っておくと良いかもしれません。
  137.   ③「開始日」…西暦年月日で、最近の実際の支出日を入力します。
  138.          例:「1995/8/20」
  139.   ④「支出項目」…支払先や支払用途を選択します。
  140.           「環境設定」の4ページで最適な項目名を登録しておきます。
  141.           以前に明細リスト(「R.B.List」参照)へ登録した項目を
  142.           選択した場合、データの修正が可能になります。
  143.     「その他」…登録時に名称を決めて入力します。不定期の支出で、記録に
  144.           とどめて置きたい場合に使用します。項目の最後に自動登録
  145.           されます。
  146.   ⑤「支出金額」…実際にかかる支出額または予想平均額を入力します。
  147.   ⑥「パターン」…数字を入力し、単位を5つのパターンから選択します。
  148.           ④「支出項目」で「その他」を選択すると「不定」が選択され
  149.           ます。いつ発生するか分からないが、前回支出した金額を記録
  150.           しておきたいというときに使ってください。
  151.           例(不定):修理代、NTT以外の電話代、医療費
  152.   ⑦「次回期日」…③「開始日」と⑥「パターン」により自動計算。次に来る、支払
  153.           日を表示します。
  154.  
  155.  ○データ修正と更新
  156.    明細リスト(「R.B.List」参照)からデータを検索し、それを修正用データと
  157.   して入力画面に呼び出します。
  158.    操作は、入力時の「支出項目」の選択と同じです。過去に登録した「支出項目」
  159.   を選択すると自動的に「R.B.List」から登録済みのデータを引っ張り出します。
  160.  
  161.    通常は自動的に日付の更新が行われ、その際、金額欄にはそれまでの平均金額を
  162.   自動計算して記入します。(パターン「不定」以外)
  163.    月払い・年払いの場合、月が明けると更新されます。日払い・週払いの場合、
  164.   支払日が過ぎると更新されます。
  165.    毎期同じ支出金額の場合には問題ないですが、電話代のように月毎に料金が
  166.   変動する場合、請求書を見ないと正確な引落金額が分かりません。 そこで、
  167.   平均金額を暫定的に表示します。
  168.    請求書から当月の支出金額を入力すると、平均金額が正しく計算されます。
  169.    もし、新しい金額の入力を忘れても平均金額で「Budget Index」に集計され
  170.   ます。
  171.  
  172.  ○各ボタンの機能
  173.   ①「登録」…明細リスト(注2)にデータを登録します。
  174.         「修正」データを呼び出し、修正を行った場合も必ず、登録を
  175.         しなければなりません。
  176.   ②「環境設定」…「環境設定4□」(Config4)に移動します。
  177.   ③「予定表」…「BudgetIndex」に移動します。
  178.   ④「New」…各項目のデータをクリアし、新規登録の可能な状態にします。
  179.  
  180. 「R.B.List」(「R.B.Input」より登録されたリスト)
  181.  定期支出の明細リストとして、「R.B.Input」で登録または修正されたデータが
  182. 日付順に一覧表示されています。
  183.  
  184.  ○データ形式(Ver2.3より)
  185.   ①   ②   ③    ④    ⑤   ⑥    ⑦     ⑧
  186.   開始日,次期日,支出金額,支出科目,コード,過去回数,過去平均額,引落口座
  187.  
  188.    ③支出金額…一回の支出金額です。毎回変動する場合は、請求書に合わせて
  189.          変更が必要です。
  190.    ④支出科目…支出金額の用途を科目とします。
  191.          例:NTT電話代、電気代、ガス代、住民税、国民年金 等
  192.          科目の登録は「環境設定」で行います。
  193.    ⑤コード…支出パターンの識別コードです。
  194.    ⑥過去回数…過去の同科目の支出回数です。
  195.    ⑦過去平均額…過去の同科目の平均支出額です。
  196.  
  197.  ○データの修正と削除
  198.    修正または削除をしたいデータの行をマウスでクリックします。
  199.   すると、「修正/削除/Cancel」の選択を尋ねてきます。
  200.  
  201.    「修正」を選択すると、そのデータが「R.B.Input」に写されます。後は、
  202.   前述の「R.B.Input」に操作が移ります。そこで、必要項目の修正をし、
  203.   再度登録を行えば、データが上書きされます。
  204.  
  205.    「削除」を選択すると、再度、確認のダイアログが出てきます。「Yes/No」
  206.   を選択してください。削除したデータの復活はできません。入力操作からやり
  207.   直してください。
  208.  
  209.  ○データの自動更新
  210.    「Life Note」起動時に期日(支払日)の過ぎたデータを自動的に更新します。
  211.   「次期日」を「開始日」に入れ換え、さらに次の「次期日」を計算します。
  212.    期日「不定」データの場合、更新は行われず、古い日付のまま残ります。更新
  213.   時期が確定次第、「開始日」を書き換えるか、統計により「次期日」を仮に確定
  214.   してしまうかの対処が必要です。
  215.   (前述「R.B.Input」の「データ修正と更新」参照)
  216.  
  217.  ○「不定」のデータについて
  218.    「R.B.Input」で期日「不定」を選択して入力したデータは「R.B.List」から
  219.   修正を行います。もちろん自動更新はされません。
  220.    主に出費として高額で突然発生するようなものを入れておき、出費を判断する
  221.   ときの参考にメモしておくという感じです。
  222.    時計の電池交換やコンピュータの修理など、前にいくらかかったか思い出せず
  223.   にいるようなデータを入れておくと、いざというときの判断材料となります。
  224.  
  225. ★「DailySoft」
  226.  電子魚は一日一回は様子を見たい。でも、再起動の度に起動するのは面倒
  227. だし、ほっとくと忘れるし、病気になっちゃうし…と、お困りの人に…。
  228.  
  229.  1日に一度だけ動作させたいソフトとデータを指定し、起動させるメニューです。
  230. 「起動項目」に入れたアイコン(エイリアス)は起動や再起動の度に動作します。
  231. 起動に時間のかかるソフト(ゲーム等)の場合、2度も3度も動かしたくはないです
  232. よね。そこで、このメニューに登録をしておくと日付をチェックして、同日には一度
  233. しかプログラムを起動させません。しかも、7つのソフトを登録しておくことができ
  234. ます。
  235.  「Circuit」機能を利用すれば、毎日違うソフトを巡回させることもできますので、
  236. マスコットを日替わりで楽しみこともできます。
  237.  
  238. ①準備(Finder)
  239.  「Life Note」と同じフォルダに登録したいソフトと使用するデータのアイコン
  240. (エイリアス)を用意します。このときのアイコンの名前を登録に使用します。
  241. 登録しやすい名前を付けておくと良いでしょう。
  242.  
  243. ②登録(DailySoft)
  244.  7行で7つのソフトが登録できます。1行には前から、「チェックボックス」
  245. 「ソフト名」「データ名」「呼出ボタン」があります。
  246.  
  247.  1行にひとつのソフトとデータを登録します。
  248.  ⑴「チェックボックス」をクリックすると「呼出ボタン」が点いたり、消えたり
  249.  します。ここをチェックしておかないと、プログラムは実行されません。
  250.  ⑵「ソフト名」に準備したソフトのアイコンの名前を入れます。
  251.  ⑶「データ名」に準備したデータのアイコンの名前を入れます。
  252.  ⑷「呼出ボタン」を押して、プログラムの動作確認をします。⑵⑶が正しく
  253.   できていないと、ソフトの場所を聞いてきたりすることがありますので、
  254.   動作しない場合は⑴から見直してください。
  255.  
  256. ③起動(Life Note)
  257.  登録プログラムの実行は、「Life Note」の起動時に行われます。ですから、
  258. オリジナルまたはエイリアスを起動項目に入れておくと、最初の起動時に登録
  259. プログラムが実行されることになります。
  260.  なお、登録を行った当日にはプログラムは実行されません。翌日から動作します。
  261.  
  262. 注意:「ソフト名」が空白の場合、それがどこにあるのかを尋ねてきます。
  263.    そのときはマウスで該当ファイルを選択してください。
  264.  
  265. 「Circuit」機能
  266.  通常は、チェックマークの入ったプログラムを総て実行するのですが、この機能を
  267. 使うと7つのプログラムを1日ごとに分けて呼び出すことができます。もちろん、
  268. 1日に1度だけ起動します。
  269.  
  270.  2種類の呼び出しパターンを画面下部の「Circuit」ボタンで選択することが
  271. できます。事前に、2行以上のプログラムを登録して、チェックしておきます。
  272.  ①「Normal Circuit」…チェックプログラムを1日毎に順番に切り換えて起動
  273.              します。「Circuit」ボタンの中に行番号とプログラム
  274.              名が並んでいますので、次回の起動プログラムを選択
  275.              します。5つのプログラムを登録、チェックした場合、
  276.              5日で巡回することになります。ただし、「Life Note」
  277.              そのものを起動しない日があった時には、その日の分を
  278.              持ち越して行きます。
  279.  ②「Weekly Circuit」…チェックプログラムを各曜日毎に別々に起動します。
  280.              1行目から日曜日に該当し、7行目が土曜日の起動
  281.              プログラムとなります。
  282.              月曜日と金曜日に同じプログラムを実行させる場合、
  283.              2行目と6行目に同じ内容の登録が必要になります。
  284.  ③「Random Circuit」…チェックプログラムをランダム(無作為)に選択し、
  285.              起動させます。
  286.  
  287. ◆LifeNote.Man3へ続く
  288.  
  289. ★製作著作
  290.  Nifty-Serve ID:SGR00607 早乙女秀麗 1995/7/31
  291.  無断転載・プログラムの変更は一切禁止いたします。
  292.  
  293.