実際には?]

 では、メーカーの売り文句の中から、実際にいくつか抜粋して、本当に良くなっているのか試してみましょう。

[革命5]

・仮想CD構築に要する時間の短縮

 約600MのCD-ROMイメージを作成するのに要していた時間

革命4     約12~15分
革命5     約4~6分

これは劇的に改善されているのが実感出来ます。明らかに速くなっていますから。

・仮想CD編集機能の強化

革命4     プログラム部分のみ、またはオーディオ部分のみ
革命5     プログラム部分とオーディオ部分のミキシングが可能

・・・一見良くなっている様に思えますが、CD-DAのミキシングする為には一旦オーディオトラックをファイル化しないといけませんし、この方法で作成してもキチンとミキシングされていて、正常に動作する確立はそれほど高くありません。(CD-DAの制御が出来ず、BGM等が鳴らない場合が多い)


・セーフディスク対応

革命4     非対応
革命5     対応

分かる人には分かる「セーフディスク」の意味。これは[携速Me]に対する大きなアドバンテージです。(あるモノに対して「とっても」強い)

 

[この他に改善等された点]

・エリア指定で仮想CDファイルの一括削除が可能に。並びに仮想CDファイルを格納してあったフォルダの削除も可能に

 これってすごくありがたいです。私みたく大量のソフトを同時に扱う者にとって、HDDの掃除は結構手間ですから。
 ちなみに[携速Me]でこれを行うと・・・(不具合の項参照)

・[VCDPLAYER]の自動起動

 CD-DAを含むソフトを仮想ドライブに挿入すると、自動的に[VCDPLAYER]が立ち上がってくれます。いちいち起動しなくてよいのは便利ですね。

・圧縮指定のデフォルトが「標準圧縮」になっている

 小さな事ですが、いちいち切り替える手間を省いてくれるので結構便利です。

[携速Me]

・・・あれ?試せる項目が無い・・・単純に作成、動作させる分には表面上の改善点は無いようです。

 

[この他に改善等された点]

・CD-DAのデジタル取り込み時のアクセス不良の改善

 今まではアクセスがおかしくなったら[一時停止]→[イジェクト・挿入]→[再開]と手間をかけていましたが、これが自力で抜けられるようになっています。

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