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「編集後記・お気楽劇場」(3/4)


3. お大事に 

■体にいいもの■


ある意味、健康オタクである専務。
あれにはこれ、こういう時にはこれといろいろな物を 見つけてはお試しされている。
・・・なので、社員の元気がないのを見ると「ほっとけない!」(ミノさん風)のであります。

そんな専務が見つけたのは、梅雨の湿度にやられた浅ちゃんの姿でありました・・・。


浅ちゃん 「あぅ~。体がカビちゃうの・・・ (((*--)←(朝からヨレヨレ)

専務 「何言ってるの!そんな時にはこれ、飲んでおきなさい!
 (--)/□しゃきーん!

浅ちゃん 「なんですか? (*'')

専務 「野菜ジュースよ。無添加、無香料、無農薬で21種類の緑黄色野菜が 斯く斯く云々・・・・・・で元気になるのよ! (--)/□

浅ちゃん 「やだぁ~、美味しくなさそうだも。 o(*><)o

専務 「何言ってるの! こういうのはね味じゃないの、体にいいから飲むの!」


浅ちゃんの予想はバッチリ大当たり!
ものすご~く野菜ジュース味なのでした。
こういった「健康に良いもの」の味は、体によさそうな味?なのです。







■バネ指■


社長が過剰な日曜大工のおかげでバネ指になってしまいました。
バネ指とは指の部分に発生する腱鞘炎で、指の曲げ伸ばしが困難になるのです。
短期で確実に完治させるには「手術治療」が一番で、当然、社長は「手術治療」を選択。

思い立ったが吉日!
社長は、テニス仲間が先生をしている、WSのご近所の整形外科へ向かったのでした。
着いたらすぐに手術してもらうつもりで、朝からはりきって出かけたのですが・・・


医者 「午前中は診察で忙しいから、昼休みにしたるわ。」



・・・そんな訳で、お昼休みに手術をして貰って来たようです。
社長は肩から三角巾をかけ、手の上に氷嚢を乗っけて帰って来ました。


社長 「ほらー、見てー!」

課長 「おぉっ!」

浅ちゃん 「氷嚢付きなのだな。」

新人一号 「手術してきたんですね。」

社長 「そうやねん♪ 技術も進歩しててさ、切り口めっちゃ小さいねん♪」



とりあえず、病院での事を皆に話して聞かせていました。
手術直後の状態も見せたくてしょうがなかったようです。(笑)
一通り、みんなに見せたら満足したのか、暫くして「痛くなってきた」という理由でお家へと帰って行きました。



さて、後日・・・。
1週間で抜糸できると思っていた、ちょっぴりせっかちな社長は、これまたテーーーーッと整形外科に赴いたのでした。
そして・・・・


社長 「先生、そろそろ抜糸してー! ( ̄▽ ̄人))

医者 「できるかっ! まだやー!! ( ̄曲 ̄) 凸

社長 「えー? (´△`;)

医者 「「えー?」じゃないっ!! まだはやい!」



抜糸をお断りされた社長はブツブツ言いながら帰って来たのでした。


当然と言えば、当然ですね。先生に素人判断を受け入れて貰える筈がありません。
友達だからって何でもお願いを聞いてもらえるわけじゃないのです。
判断は、プロにお任せしましょう。







■犬に咬まれた!■


WSの皆と楽しいお昼の時間。
席について暫くして、ありすはみっちゃんの右手に包帯が巻かれている事に気付いたのでした。


チエちゃん 「あれっ?!みっちゃん、その包帯、どうしたの?」

みっちゃん 「今朝、犬に咬まれて、病院行って来たの。」

浅ちゃん 「みっちゃんの飼ってるワンちゃんに?」

みっちゃん 「ううん、ご近所のワンちゃん。もともと気性の荒い犬なんだけど、 私はいつも撫でさせてもらったりしてたから。」

チエちゃん 「犬好きの人って犬はわかるっていうけどねぇ。何でなのかなぁ?」

みっちゃん 「飼い主さんも「奥さんには馴れてた筈なのに・・・」って言ってたけど。 でも、今日はちょっとダメだったみたい。 毎年注射してるから、狂犬病の心配はないの。 それと「保険入ってるから、ちゃんと治療費は請求してね。」って言われたわ。」

ありす 「傷はどんな具合?」

みっちゃん 「深く噛まれてると縫えないのね。ジクジク痛むわ。 あ、あと破傷風の注射されてね、今日はお風呂に入れないの。 咬まれた方の手も暫く、水にはつけられないし。」

浅ちゃん 「利き手なのに大変なのだな。」


「人に咬みつく犬」と「決して人に咬みつかない犬」の差は、一体、何なんでしょう?
もともと気性が荒いとはいえ、大の犬好きのみっちゃんが日頃優しく接してて、可愛がってた犬なのに・・・。
その犬に後で会うと、俯いてみっちゃんの顔を見てくれなかったそうで、犬なりに反省していたみたい。
ありすには相当ショックなお話でした。
でも、当のみっちゃんはもっともっとショックだったと思います。
どうか、みっちゃんの傷が1日も早く癒えますように・・・。



さて、視点を皆へ戻したいと思います。
みっちゃんが犬に咬まれた事について、最も敏感に反応した人がいたのですが、 それが誰で、その理由は何かというと・・・


チエちゃん 「私も、私も!小さい頃、犬に咬まれた事ある~!」


チエちゃんでした。


ありす 「チエちゃんも咬まれた事あるの?」

チエちゃん 「そう。皮膚に歯形がつくくらい・・・流血するほどの大怪我じゃ なかった。けど、ちょうど「狂犬病」の映画を見たばかりで、 すっごい怖くって。咬んだ犬が狂犬病の注射してるかどうかも わからないでしょ。で、親に報告したのに、特には何も してくれなくってねー。」

浅ちゃん 「それくらい大丈夫と思われたのかなぁ。」

チエちゃん 「けど、当事者は怖いよー?その日から暫く、水を見ては 「怖くない。今日は大丈夫」って、自分で判断して、 ガタガタブルブル震えながら過ごしたもん、私・・・。」

ありす 「何も無くて良かったですね。」

チエちゃん 「うん。でも本当にあの時は怖かったわー。」


なまじ「狂犬病」の知識が備わっていたが為に「自分に狂犬病の可能性がある」事実が、 当時のチエちゃんをどれだけ恐怖のどん底に突き落としていた事か・・・。
また、発症するまでが勝負の病気なのに、何の対処もしてもらえなかったんですから、 それはもう、怖くて怖くて堪らなかった事でしょう。


2006年末頃、話題になっていましたが、「狂犬病」について、あまりご存知でない方は、 下記の説明をご覧下さいませ。

※「狂犬病」とは・・・

犬だけでなく、哺乳類全てに感染する病気。
動物に咬まれる、傷口を嘗められる等、唾液が血液内に入る事により感染する為、人から人への感染は まず無い。

発症時には、風邪のような症状が現れ、次に幻覚・興奮等の急性神経症状が現れ、 やがて、水が受け付けられなくなる「恐水症状」・冷たい風に怯える「恐風症状」が現れ、 麻痺や全身痙攣を引き起こす事が多い。
現在、地球上に有効な治療法は存在せず、発症後は100%死に至る。

哺乳動物に咬まれた場合、発症を防ぐ唯一の事後対処法は、「傷口の洗浄後、一刻も速く病院へ行き、 五回~それ以上のワクチン接種をする事」である。但し、抗体が出来て駆逐するより先に ウイルスが脳や脊髄の神経細胞に達すれば手遅れとなる。
出国前に出来るだけ、予防ワクチンの接種を受けておく事が望ましい。

狂犬病根絶区域は、世界の二百近い国や地域の内、僅か十数カ所である。
(狂犬病根絶区域・・・ノルウェー、スウェーデン、アイスランド、アイルランド、イギリス、 オーストラリア、ニュージーランド、日本、その他[太平洋上の島国])
「狂犬病」での死亡者数は年間約5万人以上にものぼる。

日本国内では、戦後の対策により感染が確認されなくなって以降、狂犬病発症例は 3件(1970年に1名、2006年に2名)。いずれも、海外で犬に咬まれ、帰国後に発病し、死亡している。








■キタ━━(T△T)━━!!!!! ■


WSに遊びに来たありすと一緒に、お昼に向かう浅ちゃん。
ちょっぴり憂鬱そうなのは、何故・・・・?(笑)


浅ちゃん 「あ~、浅ちゃんねー、明日、健康診断なの。」

ありす 「あ、そうなの?」


・・・そうです。
毎年一回は必ずやってくる、ハラハラドキドキの一大社内イベント「健康診断」が あるからなのでした。
しかも、よりによって浅ちゃんの行く日は翌日です!


浅ちゃん 「そなの。でね、今日は夜8時までにご飯を食べないとダメでね、 そのメニューも『素うどん』なの~。」


『素うどん』というのは関東地区でいう所の『かけうどん』にあたります。

ありす 「素うどんじゃ、とても保たないもんねぇ、浅ちゃんの場合。 これから食べるお昼ご飯が、今日まともに食べられる最後の食事かー。 そりゃブルーにもなるよねぇ。」

浅ちゃん 「それだけじゃないも。」

ありす 「へ?ブルーになる理由?血をとられるから・・とか?」


何を隠そう、浅ちゃんは注射が大っ嫌いです。
なのに健康診断では、そんな浅ちゃんの気持ちなどお構いなし。
血液検査(採血)している、そのすぐ横で血圧をはかる無慈悲なシステムになっています。
そんなプレッシャーの中で、血圧をはかる浅ちゃんは、 恐怖で心臓がバクバク、緊張しまくりの状態。
なので「こんな血圧だったら死んじゃうよ」と言われる程、異常な 数値をはじき出してしまうのです。
浅ちゃんにとって、健康診断は出来ることなら避けて通りたい行事なのです。


浅ちゃん 「それもあるけど・・・。5年置きだったバリウムが、予定変更になって、 毎年飲まなきゃいけなくなったの~。くすん。」

ありす 「ま・・・毎年になったの?そりゃ、大変だねぇ・・・。」

浅ちゃん 「去年は下剤が効きすぎて大変だったの。トイレに誰かこもってたら大変なの。落ち着いてお仕事できないの。」

ありす 「あっ、バリウム飲むの、社員全員なのか!」

浅ちゃん 「うぅ・・・午後から帰っちゃおうかな。」

ありす 「かなりヘビーな1日になるね。」

浅ちゃん 「新人一号はねー、嫌って言うほど自費でいーっぱい検査を受けてるから、自己判断で パスしてるんだよぉ?」

ありす 「あぁ、今年、胆石の手術した時にいっぱい検査してたもんね?」

浅ちゃん 「ついでにポリープも内視鏡で取ったんだって。」

ありす 「へー、それは知らなかった。」

浅ちゃん 「いいなぁ~、新人一号・・・。健康診断受けずに済んで・・・」

ありす 「その代わり、普通の健康診断より色々大変な思いしてたじゃない?」

浅ちゃん 「明日だけ、代わってくれたらいいのになぁ。」

ありす 「またそんな・・都合の良すぎる事を・・・ ヽ(^^;)

浅ちゃん 「健康診断の日は、行ったら注射でブルー、帰ったら下剤でブルー。
一年で最も最悪な日なのだな。 <(T△T)>

ありす 「・・・・ご・・ご愁傷様ですっ。  (--;)


・・・そして。今年もやってきました、健康診断の日。
朝食抜きで、既に元気のない浅ちゃんなのでありました。


看護士さん 「最後に食事をされたのは何時ですか? (^^)

浅ちゃん 「昨日の夜の8時くらいなの。 (*'')←(なぜか悲しげ)

看護士さん 「そ、そうですか。ご気分とか悪くなったら言ってくださいね。 (^^;

浅ちゃん 「分かったのだな。」


そうして順番を待っている間に流れていたTVは、空腹の者にはちっと酷なグルメ番組だったのでした。


浅ちゃん 「美味しそう・・・あれも美味しそう・・・ (*'')うるるん

セーラさん 「もう、恥ずかしいから食い入る様に見るの、止めなさいって・・。 (--;


この日、本当に元気がなかったらしい浅ちゃんは、大嫌いな血液検査(採血)で血管が出ず、 特別にビックな注射器でググッと吸い取る方法になってしまったのでした。

踏んだり蹴ったりです。

しかし、なにはともあれ・・・今年も何とか健康診断を乗り切る事が出来ましたとさ・・・。








■診断結果は・・・■


健康診断にはいつも準備万端で挑むWSの面々。
その後、当然のごとく結果が届くのでありますが・・・


セーラさん 「肺に陰がある・・・ Σ( ̄□ ̄; ガーン


・・・という結果が届いたセーラさん。
あまりに悲しいので皆に報告してみたりするのでした。


セーラさん 「肺に陰かあるって言うの。結核かもしれない。 ('')しくしく←(セーラさんは結核ネタをよく使います)

ウッちゃん 「へぇ~、それってシワ?」

セーラさん 「肺にシワってどういう意味よ!いくらなんでも、そんなにお婆じゃないわ!! (--##キーッ!

ウッちゃん 「違うわよ。下着を着て採ると、シワが写りこむ事があるの!
 (--;

セーラさん 「そ、そうなんだ。 (^^;

ウッちゃん 「ま、それだけ元気なら大丈夫でしょ。」


慰めてもらおうとして、失敗してしまったセーラさんなのでした。(笑)



そして、後日・・・

医者嫌いのセーラさんですが、心配性の専務の強い押しに屈したようです。
どうにかこうにか再検査に行く事となりました。


セーラさん 「土曜日に行くわ。」

専務 「何言ってるのよ! 今日、今から行きなさい!予約とるから。 あ、もしもし・・・ (--)g←(速攻で電話をかける)

セーラさん 「えぇ~っ  (--; ←(だいぶん迷惑そう)

専務 「予約とれたから、午後から行ってね。」

セーラさん 「でも、仕事あるし。」

専務 「仕事なんてナントでもなるのよ!!ぐずぐず言ってないで、行ってらっしゃい! (--#


しぶしぶ、出かけたセーラさんなのですが、また出かけたお医者さんが愛想がなかったそうで。


医者 「う~ん、これねぇ・・・」

セーラさん 「先生、私、病気なんでしょうか! ('')←(ドラマ風に聞いてみたらしい)

医者 「分かりません。 (--)←(ものすごくきっぱり)

セーラさん 「は? (・・;

医者 「これじゃ、分からないからここに行って、もう一度、レントゲン撮ってもらって来てください。これ紹介状です。」


この時点で、ちょっとムッとしていたセーラさん。
けれど、お医者様に指示された通り、後日、紹介状を持って別の病院へ行く事にしたのでした。


セーラさん 「何かね~、1時間に1本しかバスがないのよぉ~。 (--)←(かなりやる気がない)

専務 「何グズグズ言ってるの! さっさと行ってきなさい!」

セーラさん 「お昼ごはん食べたら行くわよ・・・。 (--;


こうしてセーラさんはブツブツと文句を言いながら、出かけて行きましたとさ。(笑)
そして、そのままお家に帰るのかと思いきや、何故かまた夕暮れ時に会社へ戻って来たセーラさん。



セーラさん 「ちょっと、聞いて! (--#

浅ちゃん 「なぁ~に? (^^;

セーラさん 「確かにレントゲン撮りに行けって言われて行ったけど、撮っただけなのよ!」

浅ちゃん 「よかったじゃない?」

セーラさん 「何がいいのよ! 撮っただけなのよ、分かる? 1時間に1本しかないバスに乗って、はるばる出かけたのに、これ撮っただけなの。 出来上がったの持たされて帰されたのよ!」

浅ちゃん 「そうなんだ。 (^^;;

セーラさん 「これ、高かったのに診察しなかったのよ!」

浅ちゃん 「診察は愛想のない方の先生がするんじゃないのかな。  ;^^)b


かなりご立腹で言いたいこと言ってから帰っていきました。 そしてさらに後日、写真を持って愛想のない(←セーラさん談)先生の元へ。


医者 「ははぁ~。」

セーラさん 「先生、やっぱり私、病気なんでしょうか! ('')←(懲りずにドラマ風で聞いてみた)

医者 「前に、咳が酷かったことないですか?」

セーラさん 「そう言えば、春ごろに風邪が長引た事が~。」

医者 「たぶんそれですよ、炎症痕です。 詳しいことはこのプリントに書いてありますので読んでください。ま、様子をみましょう。」

セーラさん 「えぇ!? それだけぇぇ!! Σ( ̄ロ ̄|||) 


次の日・・・。
朝からセーラさんの愚痴が大爆発・・・。



セーラさん 「レントゲンまで撮らされて、これだけなのよ! #--)/◇ ←(プリント振り回す人)

みっちゃん 「結果が良くて、良かったじゃない。」

セーラさん 「だ・か・ら、行きたくなかったのよ!今までも病気してないもの!!」

専務 「今まではそう。でもね、これからは違うの。歳もとってくるし、健康が一番なのよ。」


とにかく、良い結果だったようで、何よりです。
セーラさんには『いろんな経験ができて良かったわ!』と、某名作劇場の愛少女ポ○アンナ風に 考えてもらって、怒りを静めてもらう他ないでしょう。(笑)






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