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カスタマイズ.txt
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Text File
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2002-01-19
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14KB
|
317 lines
☆はじめに
Little Spider はカスタマイズが命です。
設定を叩けば結構使いやすくなると思ます。
この作業を面倒と思うかどうかは…使う人次第ですね。
Litestepが好きな方なら気に入っていただけるかも。(^^ゞ
とりあえず簡単ですが、カスタマイズ項目のマニュアルです。
*ワードラップはオフ、TAB幅は[4]で見てください。
------------------------------------------------------------
☆設定ファイルの読み込み
□仕様等
・デフォルト(起動時)の設定ファイルはLs.rc固定です。
ただし!ChangeRc アクションにより、実行中の変更は可能です。
・読み込む設定ファイルからさらに別の設定ファイルを読み込むことも出来ます。
したがって各パーツを納めたサブ設定ファイルをいくつか作成し、メインの設定ファイ
ルからはそれらを参照するというのがクールでしょう。
・サブ設定ファイルの読み込みは“AssignFile(読み込むサブ設定ファイル)”で実行され
ます。
・サブ設定ファイル内に存在するAssignFileは無視されます。←循環参照を回避するため。
□サンプル
--------------------
AssignFile(c:\Program Files\Ls\MainMenu.rc)
AssignFile(Popup.rc)
AssignFile(PopExp.rc)
AssignFile(Toolbar.rc)
AssignFile(Hotkey.rc)
--------------------
・設定ファイルが上記のような構成の場合、5つの設定ファイルから元となる設定ファイ
ルが作成されアプリケーションに反映されます。
・ファイル名のみでパスが省略されている場合、検索パスはLittle Spiderがインストー
ルされているフォルダとなります。
------------------------------------------------------------
☆Little Spider カスタマイズ
□メニュー関連
・メインメニューの書式
*MainMenu,!Action,Title,Param[0],Param[1],Param[2]
・ポップアップメニューの書式
*Popup,!Action,Title,Param[0],Param[1],Param[2]
・内蔵エクスプローラ用ポップアップメニューの書式
*PopExp,!Action,Title,Param[0],Param[1],Param[2]
□ツールバー
・ツールバーで利用するbmpファイルのあるフォルダ。
ToolbarImagePath,c:\Program Files\Ls\Images\
未指定の場合は、Little Spiderがインストールされたパス+'images\'
・ツールバーのボタンの高さ。未指定の場合は22
ToolbarButtonHeight,22
(注意)
上記2つの設定を行う場合、個々のツールバー、ボタン設定の記述よりも前に書かな
ければ機能しません。
・ツールバーの書式
*toolbar,Folder,キャプション,Name,Row,Pos
Nameに利用できるのは半角英数字のみ。将来的に利用予定ですが、現在は未使用です。
Rowは表示する行番号。ゼロスタート。
Posは左端を0とした位置。
*button,アクション,キャプション,ヒント,イメージ,ボタン幅,Param[0],Param[1],Param[2]
キャプション,ヒント、イメージなど必要ない項目は空白でかまいません。
*label,アクション,キャプション
アクションは現在未実装。単純にラベルとしてしか機能しません。
*separator
設定項目なし。セパレータを挿入します。
*edFind,Width
検索用エディット配置。Widthで幅指定。
*edReplace,Width
置換用エディット配置。Widthで幅指定。
*edHistory,Width
履歴用エディット配置。Widthで幅指定。
□ホットキー
・ホットキー(ショートカット)の書式
*Hotkey,Shortcut,!Action,Pram[0],Pram[1],Pram[2]
・ショートカットの指定方法
「CTRL+C」、「F12」、「CTRL+SHIFT+A」といった感じで設定します。
(特殊な?キー表記)
コントロールキー:Ctrl
ALTキー :Alt
シフトキー :Shift
エンターキー :Enter
エスケープキー :Esc
↑ :Up
↓ :Down
← :Left
→ :Right
□Delphiコードテンプレート風内臓エディタ
・内臓エディタの書式
*Inplace,識別名(半角英数字推奨),ヒント(ご自由に),挿入する文字列(先頭の『|』にキャレット移動)
・内臓エディタ内でキータッチを行うと、識別名でオートコンプリート機能が働きます。
全角文字列ではオートコンプリートが効きませんので、識別名は半角英数字推奨です。
・挿入時、『|』を検索し、最初に『|』がある場所にキャレットを移動させます。
2個目移行の『|』についてはそのまま文字列として挿入されます。
・現在、複数行の文字列の挿入はサポートしていません。
□書式の基本
各項目は『,』(コンマ)によって区切られます。
*基本項目の意味
・!Action :そのコマンドにより実行される内容です。詳しくは下記参照。
・Title :メニューのキャプションです。アクセラレータ文字(&)を利用すれば快適。
また『-』にすれば区切りになります。そのときアクションは実在しないもの
('nil'とか)にしてください。(^^ゞ
ex. *MainMenu,nil,-
・Param[0..2]:アクションコマンドが参照する引数です。引数を取るアクションは下記のさらに下記参照。
------------------------------------------------------------
☆Little Spider アクションコマンド一覧
------------------------------------------------------------
[フォルダ]
Folder :フォルダの始まり。
~Folder :フォルダの終わり。
------------------------------------------------------------
[引数を取らないもの]
(ファイル関連)
!New :ファイルの新規作成。
!Open :ファイルを開く。
!Reopen :ファイルを開きなおす。
!Save :ファイルの保存。
!SaveAs :名前を付けて保存。
!SaveAll :すべて保存。
!Insert :選択ファイルを挿入。
!Print :印刷。
!FileHistory :ファイル履歴の一覧を表示。
!TabPrevious :タブ(編集ファイル)を左に移動。
!TabNext :タブ(編集ファイル)を右に移動。
!Maximize :ウィンドウ最大化。ウィンドウが最大化されているの場合はノーマルな状態へ。
!Minimize :ウインドウ最小化。
!Close :編集中のファイルを閉じる。
!CloseAll :編集中のすべてのファイルを閉じる。
!Exit ;Little Spiderの終了。
(編集関連)
!Undo :元に戻す(アンドゥ)。
!Redo :やり直し(リドゥ)。
!Copy :複写(コピー)。
!Cut :切り取り(カット)。
!Paste :貼り付け。
!PasteBox :BOX貼り付け。
!SelectAll :すべて選択。
!ToggleInsert :挿入モードと上書きモードの切替。
!Indent :インデント。
!UnIndent :アンインデント。
!TabIndext :選択行の行頭にタブコード挿入。
!Tabunindent :選択行の行頭のタブコード削除。
!Split :画面分割のオン・オフ。
!ToggleSelection :矩形選択のオン・オフ。
(変換関連)
!HanToZen :半角→全角(すべての文字)。
!HanAToZenA :半角アルファベット→全角アルファベット。
!HanNToZenN :半角数字→全角数字。
!HanKToZenK :半角記号→全角記号。
!HanJToZenJ :半角カタカナ→全角カタカナ。
!ZenToHan :全角→半角(すべての文字)。
!ZenAToHanA :全角アルファベット→半角アルファベット。
!ZenNToHanN :全角数字→半角数字。
!ZenKToHanK :全角記号→半角記号。
!ZenJToHanJ :全角カタカナ→半角カタカナ。
!Sort :文字列をソート。
!UpperCase :小→大文字
!LowerCase :大→小文字
!Trim :行頭・行末の空白を削除(全角スペースはNG)。
!TrimLeft :行頭の空白を削除(全角スペースはNG)。
!TrimRight :行末の空白を削除(全角スペースはNG)。
!AnsiTrim :行頭・行末の空白を削除(全角スペースOK)。
!AnsiTrimLeft :行頭の空白を削除(全角スペースOK)。
!AnsiTrimRight :行末の空白を削除(全角スペースOK)。
!WrapToRet :ワードラップ位置で改行
!DeleteEmptyRow :空白行を削除。
!DeleteDualEmptyRow :2行以上の空白行を1行の空白行に。
(検索関連)
!Find ;検索ボックスにフォーカスを移動。
!FindNext :次を検索。
!FindPrevious :前を検索。
!Replace :置換。
!ReplaceAll :すべて置換。
!GoTop :ファイルの先頭へ。
!GoBottom :ファイルの最後へ。
(エディタ関連)
!ListEditorSettings :エディタ設定の一覧を表示。
!Wordwrap :ワードラップのオン・オフ。
!ScrollVertical :スクロールバーを縦のみに。
!ScrollHorizontal :スクロールバーを横のみに。
!ScrollBoth :スクロールバーを縦・横両方に。
!PPA :PPA実行。詳しくはPPA.txt。
(オプション関連)
!LsOption :共通設定起動。
!EditorOption :エディタ設定起動。
!LsTweak :LsTweak起動。
!Popup :ポップアップメニューの表示。
!Recycle :Ls.rc再読込。
(内蔵エクスプローラ関連)
!ToggleExp :内蔵エクスプローラのオン・オフ。
!FocusExp :フォーカスを内蔵エクスプローラに。フォーカスが内蔵エクスプ
ローラにあるときはエディタに。
!ShellExec :内蔵エクスプローラの選択ファイルを関連付けで開く。
!DeleteFile :選択したファイルを『ゴミ箱』に削除。
!Refresh :フォルダ・ファイルリストを更新。
!ATag :相対パスを取得してAタグ作成。
!ImgTag :JPGファイル、PNGファイルのWIDTH、HEIGHT、相対パスを取得し
てIMGタグ作成(GIFは不可 :-P)。
!DuplicateFile :ファイルの複製。
!RenameFile :ファイル名の変更。
!CreateDir :フォルダ作成。
------------------------------------------------------------
[引数を取るもの]
----------------------------------------
(設定系)
----------------------------------------
・!ChangeRc:設定ファイルの切り替え用アクション。
Param[0]:読み込む設定ファイル名。
パスが省略されている場合の検索パスはLittle Spiderがインストールされているフォルダになります。
----------------------------------------
(文字列挿入系)
----------------------------------------
!Str :文字列挿入用アクション。
Param[0]:挿入する文字列。
Param[1]:挿入後のカーソル位置。ただし、省略可能。省略した場合はParam[0]の幅。
ex. *Popup,!Str,改行:&BR,<BR>,3
--------------------
!Tag :タグ挿入用アクション(選択範囲があれば前タグと後タグで挟んで文字列を挿入)。
Param[0]:前タグ。
Param[1]:後タグ。
Param[2]:挿入後のカーソル位置。省略可。省略したときは、後タグの後ろ。
ex. *Popup,!Tag,太字:&B,<B>,</B>,3
*Popup,!Tag,斜体:&I,<I>,</I>,3
--------------------
!Line :複数行文字列挿入用アクション。
改行は『#13#10』で表します。その仕様上『#13#10』を文字列として挿入することは出来ません。
また、改行は2文字分の幅を取ります。カーソル位置を指定するとき参考にして下さい。
Param[0]:挿入する文字列。
Param[1]:挿入後のカーソル位置。省略可。
ex. *Popup,!Line,HTML文書,<HTML><HEAD>#13#10<TITLE></TITLE>#13#10<STYLE TYPE="text/css"><!--#13#10#13#10--></STYLE></HEAD>#13#10#13#10<BODY>#13#10#13#10</BODY></HTML>,21
*Popup,!Line,&TABLE,<TABLE BORDER="0" CELLSPACING="2" CELLPADDING="1">#13#10<TR><TD><TD><TD>#13#10</TABLE>,60
--------------------
!Ls :Ls(Litestep or Little Spider)用?文字列挿入アクション。
内蔵エクスプローラの情報を文字列として挿入できます。
・使えるメタ文字
(小文字オンリー。よって『$FileName$』ではダメ)
(またその仕様上『$』を文字として挿入することは出来ません)
$filename$ :ファイル名に変換。
$folder$ :フォルダ名に変換。
$path$ :フルパスに変換。
$enter$ :改行コード挿入。
$ :『,』(コンマ)に変換。
Param[0]:挿入する文字列。
ex. *PopExp,!Ls,Wharf,*Wharf "$filename$" .extract "$path$"$enter$
*PopExp,!Ls,Popup,*Popup "$filename$" "$path$"$enter$
*PopExp,!Ls,LsxCommand,*Commandalias $filename$ "$path$"$enter$
*PopExp,!Ls,LsExec,*MainMenu$!Exec$$filename$$$path$$enter$
--------------------
!DateTime :現在の日時を挿入するアクション。
フォーマットはObject PascalのFormatDateTimeに準じます。(ってこれでいいのだろうか?(^^ゞ)
Param[0]:フォーマット
ex. *MainMenu,!DateTime,現在の日時を挿入(&D),yyyy'年'mm'月'dd'日' hh'時'mm'分'ss'秒'
↑の場合『2000年01月01日 00時00分00秒』といった感じで挿入されます。
----------------------------------------
(エディタ関連)
----------------------------------------
!EditorSetting :エディタ設定の変更。現在のエディタ設定をEditor.iniに記録してあ
る任意の設定に変更します。
当然ながらEditor.iniに該当するセクションが存在していないと無意味です。
Param[0]:変更したいエディタ設定のセクション名。
ex. *Popup,!EditorSetting,デフォルト,デフォルト
*Popup,!EditorSetting,HTML用設定,HTML
--------------------
!WrapByte :現在のエディタのワードラップ位置を変更します。
ワードラップがオフの場合は、同時にワードラップがオンになります。
引数がゼロの場合は、ウィンドウのサイズに合わせ、右端で折り返します。
また、安全のため引数が30より小さい場合は無視します。
Param[0]:ワードラップするカウント。
ex. *Popup,!WrapByte,ウィンドウの右端で折り返し,0
*Popup,!WrapByte,40文字でワードラップ,40
*Popup,!WrapByte,80文字でワードラップ,80
*Popup,!WrapByte,120文字でワードラップ,120
----------------------------------------
(ファイル関連)
----------------------------------------
!OpenFile :指定したファイルを開きます。
Param[0]:開きたいファイルのフルパス。
ex. *MainMenu,Folder,お気に入り(&L)
*MainMenu,!OpenFile,&Step.rc,c:\litestep\step.rc
*MainMenu,!OpenFile,Ls.&rc,e:\delphi\b2r\ls\ls.rc
*MainMenu,~Folder
--------------------
!OpenAs :指定したファイルをテンプレートとして、ファイルを新規作成します。
Param[0]:テンプレートにしたいファイルのフルパス。
ex. *Popup,!OpenAs,Ls.rcをテンプレートとして新規作成,e:\delphi\b2r\ls\ls.rc
--------------------
!InsertFile :指定したファイルを挿入します。長文の挿入にはこちらが便利でしょう。
Param[0]:挿入したいファイルのフルパス。
ex. *Popup,!InsertFile,Ls.rcを挿入,e:\delphi\b2r\ls\ls.rc
----------------------------------------
(ランチャ系)
!Exec :指定したアプリケーションを起動します。
Param[0]:起動したいアプリケーションのパス。『shell』を指定すると、引数ファイルを関連付けで開きます。
Param[1]:アプリケーションへの引数1。当然省略可能
Param[1]:アプリケーションへの引数2。当然省略可能
『1』を指定すると、現在編集中のファイルを引数としてアプリケーションを起動します。
『2』を指定すると、内蔵エクスプローラで選択中のファイルを引数としてアプリケーションを起動します。
『3』を指定すると、内蔵エクスプローラで選択中のフォルダを引数としてアプリケーションを起動します。
ファイル名を直接指定することももちろん可能です。
ex. *Popup,!Exec,編集中のファイルをIEで開く,C:\Program Files\Internet Explorer\Iexplore.exe,1
*Popup,!Exec,「c:\sample.htm」をIEで開く,C:\Program Files\Internet Explorer\Iexplore.exe,c:\sample.htm
*Popup,!Exec,「c:\sample.htm」を関連付けで開く,shell,c:\sample.htm
*PopExp,!Exec,選択ファイルをIEで開く,C:\Program Files\Internet Explorer\Iexplore.exe,2
*Hotkey,F5,!Exec,C:\Program Files\Internet Explorer\Iexplore.exe,1
*Hotkey,Shift+F5,!Exec,C:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\netscape.exe,1
*Hotkey,Shift+F12,!Exec,notepad,/p,1
------------------------------------------------------------