home
***
CD-ROM
|
disk
|
FTP
|
other
***
search
/
DOS/V Power Report 2002 April
/
VPR0204A.ISO
/
OLS
/
LF-CSVPAD102
/
lf-csvpad102.lzh
/
LF-CSVPad.txt
< prev
Wrap
Text File
|
2002-01-01
|
8KB
|
228 lines
//-----------------------------------------------------------------------------
// LF-CSVPad (CSVファイル編集マクロ)
// Version 1.02
//
// Copyright: Original code by Yusuke Komori.
// Copyright (c) 2001. Yusuke Komori, All rights reserved.
//-----------------------------------------------------------------------------
【1】概要
「LF-CSVPad」は、秀丸エディタ上で CSV 形式のファイルを簡単に編集
するためのマクロです。
先頭行をヘッダとして認識し、各フィールドをカード型データベースの
ように一覧で表示できるので、直接編集を行いにくい CSV も Excel 等の
アプリケーションを立ち上げなくても手軽に行うことができます。
【2】ファイル一覧
LF-CSVPad.txt このファイル
LF-CSVPad.mac LF-CSVPad のマクロ本体
【3】動作環境
「秀丸エディタ for Windows (Intel 版)」の Ver.3.10 以降。
「田楽(でんがく)DLL」 Version 1.77以降。
※「田楽 (でんがく) DLL」は杉浦まさき氏によるフリーウェアで、秀
丸エディタのマクロから使用可能な各種ユーティリティ関数を備えた DLL
です。
※「田楽 (でんがく) DLL」は、LF-CSVPad には付属しておりませんの
で、別途入手の上、インストールを行ってください。「田楽 (でんがく)
DLL」は以下の場所で入手可能です。
※どちらもできる限り最新のものを使用することをお薦めします。
[一次配布先]「M. Sugiura Personal Web Page」
URL: http://www.ceres.dti.ne.jp/~sugiura/index.html
「秀まるおのホームページ」
URL: http://hidemaru.xaxon.co.jp/
【4】インストール&アンインストール
まず、「田楽 (でんがく)DLL」を前述の配布場所から入手し、付属のマ
ニュアルに従ってインストールを行ってください。
次に、LF-CSVPad.mac を「秀丸エディタ」のマクロディレクトリ (通常
は「秀丸エディタ」をインストールしたディレクトリの下にある macro デ
ィレクトリ) に置いてください。以上でインストールは完了です。
アンインストールは以下の手順で行ってください。
1) LF-CSVPad.mac を削除します。
【5】操作方法
● 起動・全般
「秀丸エディタ」の「マクロ (M)- マクロ登録 (E)」で LF-CSVPad.
mac を登録してから、適当なキーにアサインするか、「マクロ (M)-
マクロ実行 (X)」で直接実行してください。
LF-CSVPad はファイルの先頭行をヘッダと見なし、カーソル位置の
行をフィールド毎にダイアログに表示します。
各フィールドの内容を変更した場合、行番号の隣に「変更」と表示
されます。変更結果は、他のフィールドに移動する際に自動的にファ
イルへ反映されます。
また、フィールドを区切るカンマと各フィールドの文字列の間にス
ペース又はタブ文字があっても構いません。これらは読み込む際に無
視されます。
各フィールドが "(ダブルクォート) や '(シングルクォート) で囲
まれた CSV は今のところ対応しておりません。(次期バージョンで対
応予定ですので、しばらくお待ち下さい。)
● 空行・コメント行について
LF-CSVPad では、空行やコメント行の読み飛ばしを自動的に行いま
すので、移動の際に空行やコメント行があった場合はレコードとは見
なしません。
空行は、半角スペース又はタブ文字のみしか存在しない行で、コメ
ント行は"#"で始まる行 (# の前に 半角スペース又はタブ文字が存在
してもよい) です。また、コメント行と見なす記号はカスタマイズ可
能です。
● カスタマイズ
マクロを書き換えることにより、いくつかのカスタマイズを行う
ことができます。
LF-CSVPad.mac を開き、最初に記述されている変数を書き換える
ことで、いくつかのカスタマイズを行うことができます。
[#HEAD_FIELD_WIDTH]
ダイアログを表示する際、ヘッダを表示する部分の幅。
[#INPUT_FIELD_WIDTH]
ダイアログを表示する際、入力フィールドを表示する部分の幅。
[#INPUT_FIELD_ROW]
入力フィールドを表示する際の、1 列あたりの最大行数。(フィー
ルド数が多い場合、画面からはみ出してしまうため、入力フィー
ルドを横に並べて表示することができます。その場合、縦に最大
何フィールド分表示するかの設定です。画面の解像度にあわせて
設定を変更してください。)
[#IGNORE_VOIDLINE]
true の場合、空行を無視します。
[#IGNORE_COMMENT]
true の場合、コメント行を無視します。
[$COMMENT_HEADER]
コメントと見なす文字。複数指定が可能です。例えば、
$COMMENT_HEADER = "#:";
とした場合は、# と : で始まる行をコメント行と見なします。
[$SEPARATOR]
CSVを認識する際のフィールドを区切るセパレータ。必ず1文
字で指定してください。
●各ボタンの説明
[先頭ボタン]
ファイルの先頭レコードへ移動します。ただし、先頭はヘッダと見
なされるのでヘッダの次のレコードへ移動します。この際、レコード
の内容が変更されている場合は移動前に変更が反映されます。
[前ボタン]
一つ前のレコードへ移動します。この際、レコードの内容が変更さ
れている場合は移動前に変更が反映されます。
[次ボタン]
次のレコードへ移動します。この際、レコードの内容が変更されて
いる場合は移動前に変更が反映されます。
[最後ボタン]
最後のレコードへ移動します。この際、レコードの内容が変更され
ている場合は移動前に変更が反映されます。
[追加ボタン]
現在のレコードの次に新しいレコードを追加します。この際、現在
のレコードの内容が変更されている場合は移動前に変更が反映されま
す。
[削除ボタン]
現在のレコードを削除します。
[元に戻すボタン]
レコードを変更前 (最初に読み込んだ時の状態) へ戻します。ただ
し、レコードを移動して変更が反映されてしまったあとは元に戻せま
せん。
[検索ボタン]
秀丸エディタの検索機能を利用して文字列の検索を行い、見つかっ
たレコードを表示します。この際も、レコードの内容が変更されてい
る場合は、移動前に変更が反映されます。
【6】変更履歴
2002.01.02(Wed) Version 1.02
・フィールド数が多い場合、横に並べて表示できるようにした。
2001.12.24(Mon) Version 1.01
・先頭レコードへジャンプした際に、先頭レコードの次の行へジャンプし
てしまう不具合を修正。
・CSVでないファイルで実行した際にエラーが発生してしまう不具合を修正。
・田楽DLLのロード方法を改良した。
・途中でフィールド数が増えた場合にダイアログを表示し直すようにした。
・フィールドを追加した場合は空行ではなくCSVを出力するようにした。
2001.11.03(Sat) Version 1.00
初版公開
【7】著作権・配布条件等
[著作権について]
この「LF-CSVPad」の著作権は作者である 小森裕介
(y-komori@nifty.ne.jp) が所有しています。
また、「LF-CSVPad」が使用する「田楽 (でんがく) DLL」の著作
権は、杉浦まさき氏が所有しています。
[ソフトウェアの種別]
「LF-CSVPad」は フリーソフトウェア です。このソフトウェアを使
用するにあたり、誰に対しても一切お金を払う必要も義務もありませ
ん。
[配布条件]
基本的には自由です。ただし、雑誌の付録や Web/FTP サイト上での
公開の際は作者に一応ご連絡を頂けると嬉しいです (義務ではありま
せん)。
[免責事項]
このソフトウェアを使用したことによって如何なる不利益を被った
場合も、著作権者にはそれらに関する一切の責任が無いものとさせて
頂きます。また、著作権者はこのソフトウェアに不具合が生じた際に
修正する義務も一切ないものとさせていただきます。
[サポート・連絡先]
このソフトウェアに関する質問や要望、バグ報告、等々は、
y-komori@nifty.ne.jp
までメールでお願いいたします。
[最新版の入手方法]
以下の作者のWebページにて配布中です。
「Little Forest」
URL: http://www.win.ne.jp/~y-komori/
【8】謝辞
また、本ソフトウェアを作成するにあたり利用させていただいた、「田
楽 (でんがく) DLL」作者の杉浦まさき氏に深く感謝いたします。
「田楽 (でんがく)DLL」は秀丸マクロの持つ可能性を大きく広げてくれま
した。
以上