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/ DOS/V Power Report 1997 July / VPR9707B.ISO / DRIVER / IODATA / RSA3120 / M120.EXE / JETCOM / README.TXT < prev    next >
Text File  |  1997-03-03  |  8KB  |  211 lines

  1.                 JetCOM
  2.  
  3.                                    Copyright (C) 1995-97 I-O DATA DEVICE,INC.
  4.  
  5.  
  6.  最近のパソコンは、最高115.2kbpsの通信が可能なシリアルを持っていたり、高速シ
  7. リアルボードを使用できるにもかかわらず、Windows3.1では、COMドライバの制約や
  8. 通信アプリケーションの制限により、本来の性能を発揮できません。JetCOMを使用すれ
  9. ばこのような問題を解決できます。
  10.  
  11. 目次
  12.  
  13. 1.  JetCOM(PC-98シリーズ用)
  14. 1.1 はじめに
  15. 1.2 仕様
  16. 1.3 使用方法
  17. 1.4 注意事項
  18.  
  19. 2.  JetCOMV(DOS/V用)
  20. 2.1 はじめに
  21. 2.2 仕様
  22. 2.3 使用方法
  23. 2.4 注意事項
  24.  
  25.  
  26.  
  27. 1.  JetCOM
  28.  
  29.  
  30. 1.1 はじめに
  31.  
  32.   JetCOMは、Windows3.1上で通信を行う時の通信速度を最大921.6kbps(RSA-98Ⅲシリ
  33. ーズ使用時)に設定するユーティリティです。
  34.  
  35.  最近のPC-98シリーズは、最高115.2kbpsの通信が可能なシリアルを持っているにもか
  36. かわらず、Windows3.1ではCOMドライバの制約により19.2kbpsまでの通信速度しか使用
  37. できません。また、RSA-98Ⅲシリーズを使用した場合、COMドライバは921.6kbpsをサポ
  38. ートしていますが、ほとんどの通信アプリケーションは921.6kbpsまで設定できません。
  39. JetCOMを使用すればこのような問題を解決できます。
  40.  
  41.  
  42. 1.2 仕様
  43.  
  44. パソコン本体:PC-98シリーズまたはその互換機
  45. OS    :Windows3.1
  46. DTE通信速度 :COM1 ・115.2kbps出せるマシン  ->最高115.2kbps
  47.                     ・シリアルが5MHz系のマシン->最高38.4kbps
  48.                       (ただし、EPSONマシン及びPC9821An,Npより前に発売されたマ
  49.                         シンでは、38.4kbpsに設定はできますが、シリアルポートの
  50.                         制限により文字落ちする事があります。)
  51.                     ・シリアルが8MHz系のマシン->最高20.8kbps
  52.        2ndCCU                     ->最高115.2kbps
  53.        RSA-98,RSA-98SB,RSA-98Ⅱ/S ->最高230.4kbps
  54.        RSA-98Ⅲシリーズ           ->最高921.6kbps
  55.  
  56.  
  57. 1.3 使用方法
  58.  
  59. ① JetCOMをインストールします。
  60.  
  61. ② 初回起動時のみ、COM1で115.2kbps出せるマシンかどうかの確認のメッセージボック
  62.   スが表示されます。マニュアルで確認してください。(95年5月以降に発売されたPC-98
  63.   シリーズは、COM1で最高115.2kbpsの通信が可能。)
  64.  
  65. ③ 自分の使用したいCOMの設定を行います。
  66. 1) 設定したいCOMのチェックボックスをチェックします。
  67. 2) 設定したいCOMの通信速度を指定します。
  68. 3) 次回の起動時からこの設定を有効にするためにSAVEしてください。
  69.    また、次回起動時からはCOM1で115.2kbps出せるマシンかどうかの確認メッセージは
  70.    表示されません。(初回起動状態にさせたいときは、Windowsディレクトリに作成さ
  71.    れたJETCOM.INIを削除してから起動させてください。)
  72.  
  73. ④ 設定したら必ずOKを押してください。設定が有効となり、JetCOMはアイコン化され
  74.    ます。
  75.  
  76. ⑤ 変更が必要になったら、必ず通信中でないのを確認し、JetCOMで変更します。
  77.  
  78. ⑥ 終了するにはENDを押してください。JetCOMの設定は無効化され通信速度はWindows
  79.    の管理下におかれます。スタートアップに登録しておくと便利です。
  80.  
  81. ※JetCOMが起動されていてCOMの設定が有効になっているときに、通信アプリケーショ
  82.   ンでそのCOMの通信速度を変更してもJetCOMの設定が優先されます。アプリケーショ
  83.   ン側で通信速度を変更したい場合は、使用したいCOMのチェックボックスを空白にし
  84.   設定を無効化してください。
  85.  
  86.  
  87. 1.4 注意事項
  88.  
  89. 1)処理速度
  90.   JetCOMが実行中は通信アプリケーションの起動・終了・通信速度変更・COMポート変
  91. 更に若干時間がかかることがあります。これは、COMポートの調査・速度変更にかかる
  92. 時間です。
  93.  
  94. 2)通信速度設定
  95.   JetCOM、通信アプリケーション共に、使用できない様な通信速度を選択しないように
  96. してください。
  97.   ハードウェアの限界以上の通信速度を選択すると、文字化け等が生じる場合がありま
  98. す。
  99.  
  100. 3)モデムの使用
  101.   RSA-98Ⅲシリーズにモデムを接続して使用する場合、RSA-98Ⅲシリーズは921.6kbps
  102. まで出せますが、モデムがその速度に対応していないと921.6kbpsは出せません。
  103. JetCOM上では921.6kbpsに設定できますが、モデムにより使用できる最高速度が違います
  104. ので注意してください。
  105.   FAXを行う場合はそのCOMにJetCOMを使用しないでください。FAXの通信速度は一定であ
  106. るため、JetCOMを使用しても無意味であり、更にモデムによってはFAXできない場合も
  107. あります。
  108.  
  109. 4)8MHz系のシリアルを持つマシンでの使用
  110.   8MHz系のシリアルを持つマシンで20.8kbpsを使用する場合、モデムを8MHz系のモード
  111. に切り替える必要があります。9600bpsで、モデムを8MHz系のモードに設定してから、
  112. JetCOMで20.8kbpsに変更してください。
  113.   8MHz系か5MHz系かは、JetCOMが初回起動時に判断してJETCOM.INIに書き込みますが、
  114. パソコンのスイッチでシステムクロックを切り替えた場合には、必要に応じてINIファ
  115. イルの5MHzFlgを変更してください。INIファイルの設定は次回のJetCOM起動時に有効と
  116. なります。
  117.  
  118. 5)2ndCCUを使用する場合
  119.   2ndCCUに対応したCOMドライバが必要なため、パソコンにプリインストールされてい
  120. るWindows3.1で使用してください。
  121.  
  122. 6)JETCOM.EXEの環境ファイル
  123.   SAVEをすると、JETCOM.INIがWindowsディレクトリに作成されます。初回起動状態に
  124. させたい時はこのファイルを削除してから起動します。
  125.  
  126.  
  127.  
  128.  
  129. 2.  JetCOMV
  130.  
  131.  
  132. 2.1 はじめに
  133.  
  134.   JetCOMVは、Windows3.1上で通信を行う時の通信速度を最大921.6kbps(RSA-DV使用時
  135. )に設定するユーティリティです。
  136.  
  137.  最近のDOS/Vマシンは、最高115.2kbpsの通信が可能なシリアルを持っているにもかか
  138. わらず、Windows3.1では、COMドライバの制約により57.6kbpsまでの通信速度しか使用
  139. できません。また、RSA-DVを使用した場合、COMドライバは921.6kbpsをサポートしてい
  140. ますが、ほとんどの通信アプリケーションは921.6kbpsまで設定できません。JetCOMVを
  141. 使用すればこのような問題を解決できます。
  142.  
  143.  
  144. 2.2 仕様
  145.  
  146. パソコン本体:IBM PC/AT 100%互換機
  147. OS    :Windows3.1
  148. DTE通信速度 :115.2kbps出せるマシン->最高115.2kbps
  149.        RSA-DV               ->最高921.6kbps
  150.  
  151.  
  152. 2.3 使用方法
  153.  
  154. ① JetCOMVをインストールします。
  155.  
  156. ② 初回起動時のみ、COMドライバを利用して設定するかどうかの確認のメッセージボッ
  157. クスが表示されます。”いいえ”を選択すると、COMドライバのサポートしている最高
  158. 通信速度に関係なく、115.2kbpsまで設定できます。但し、RSA-DVのCOMが動作しなくな
  159. ります。RSA-DVをご利用の場合は”はい”を選択してください。
  160.  
  161. ③ 自分の使用したいCOMの設定を行います。
  162. 1) 設定したいCOMのチェックボックスをチェックします。
  163. 2) 設定したいCOMの通信速度を指定します。
  164. 3) 次回の起動時からこの設定を有効にするためにsaveしてください。
  165.   また、次回起動時からはCOMドライバを使用して設定するかどうかの確認メッセージ
  166. は表示されません。(初回起動状態にしたいときは、Windowsディレクトリに作成された
  167. JETCOMV.INIを削除してから起動させてください。)
  168.  
  169. ④ 設定したら必ずOKを押してください。設定が有効となり、JetCOMVはアイコン化され
  170. ます。
  171.  
  172. ⑤ 変更が必要になったら、必ず通信中でないのを確認し、JetCOMVで変更します。
  173.  
  174. ⑥ 終了するにはENDを押してください。JetCOMVの設定は無効化され、通信速度は
  175. Windowsの管理下におかれます。スタートアップに登録しておくと便利です。
  176.  
  177. ※JetCOMVが起動されていてCOMの設定が有効になっているときに、通信アプリケーショ
  178. ンでそのCOMの通信速度を変更してもJetCOMVの設定が優先されます。アプリケーション
  179. 側で通信速度を変更したい場合は、使用したいCOMのチェックボックスを空白にし、設
  180. 定を無効化してください。
  181.  
  182.  
  183. 2.4 注意事項
  184.  
  185. 1)処理速度
  186.   JetCOMVが実行中は通信アプリケーションの起動・終了・通信速度変更・COMポート変
  187. 更に若干時間がかかることがあります。これは、COMポートの調査・速度変更にかかる
  188. 時間です。
  189.  
  190. 2)通信速度設定
  191.   JetCOM、通信アプリケーション共に、使用できない様な通信速度を選択しないように
  192. してください。
  193.   ハードウェアの限界以上の通信速度を選択すると、文字化け等が生じる場合がありま
  194. す。
  195.  
  196. 3)モデムの使用
  197.   モデムを接続して使用する場合、JetCOMVは115.2kbps(RSA-DV使用時は921.6kbps)
  198. まで出せますが、モデムがその速度に対応していないと115.2kbpsは出せません。
  199. また、パソコン本体が115.2kbps出せない場合も同様です。
  200.   FAXを行う場合はそのCOMにJetCOMVを使用しないでください。FAXの通信速度は一定で
  201. あるため、JetCOMVを使用しても無意味であり、更にモデムによってはFAXできない場合
  202. もあります。
  203.  
  204. 4)JETCOMV.EXEの環境ファイル
  205.   SAVEをすると、JETCOMV.INIがWindowsディレクトリに作成されます。初回起動状態に
  206. させたい時はこのファイルを削除してから起動します。
  207.  
  208. 5)初回起動時のみ、COMドライバを利用して設定するかどうかの確認のメッセージボッ
  209. クスが表示されます。RSA-DVをご利用の場合は”はい”を選択してください。
  210. ”いいえ”を選択するとRSA-DVの通信速度を変更できなくなります。
  211.