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Text File  |  1996-06-20  |  16KB  |  358 lines

  1.                         1996年 6月18日
  2.  
  3.  
  4.  
  5.  IBM ThinkPad 760C/760CD/760L/760LD
  6.  システム・プログラム・サービス・ディスケット バージョン 1.22
  7.  
  8.  
  9.  
  10.  --[重要なお知らせ]-----------------------
  11.  
  12.  DOS、Windows* 3.1、OS/2をお使いになる方
  13.  -----------------------------
  14.   ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使っ
  15.   て、システム・プログラムの更新をこのまま続けてくださって結構です。
  16.  
  17.  Windows* 95をお使いになる方で、
  18.  Windows* 95初期導入モデルの場合
  19.  ---------------------
  20.   お客様のThinkPadがWindows* 95初期導入モデルの場
  21.   合は、必要なMwave DSP サポート・ソフトウェアが全て導入済
  22.   みですので、ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディス
  23.   ケットを使って、システム・プログラムの更新をこのまま続けてくださっ
  24.   て結構です。
  25.  
  26.  Windows* 95をお使いになる方で、
  27.  Windows* 95初期導入モデルでない場合、
  28.  または、後からWindows* 95を追加導入した場合
  29.  ---------------------------
  30.   Windows* 95を正しく動作させるためには、ここで提供される
  31.   ディスケットを使ってThinkPad本体内のシステム・プログラムを
  32.   更新するだけでなく、更にMwave DSP サポート・ソフトウェア
  33.   (Windows* 95用 バージョン2.10以上、およびDOS用
  34.   バージョン2.00以上)がWindows* 95に導入されている必
  35.   要があります。 この条件が満たされない場合、Windows* 95
  36.   の動作が不安定になります。
  37.   ここで提供されるディスケットでシステム・プログラムを更新する場合は
  38.   必ずそれらのMwave DSP サポート・ソフトウェアを入手してく
  39.   ださい。 必要なMwave DSP サポート・ソフトウェアは、
  40.   「IBM ThinkPad 高速モデム・アップグレード・キット」
  41.   (バージョン1.00 1995年12月21日現在)
  42.   として、次のところから入手することができます(有償サービス)。
  43.  
  44.     IBM PC ソフトウェア サービス センター
  45.     (TEL: 0466-45-1325) 
  46.  
  47.   (ご注意)
  48.   「IBM ThinkPad 高速モデム・アップグレード・キット」を
  49.   お求めにならない場合は、ここで提供されるディスケットでシステム・プ
  50.   ログラムを更新しないでください。 
  51.   かわりに旧バージョンのシステム・プログラム・サービス・ディスケット
  52.   (バージョン 1.00)でシステム・プログラムを更新するか、または
  53.   既にシステム・プログラム(BIOS)のレベルが次のようになっている
  54.   ことを確認の上、Windows* 95をお使いください。 
  55.  
  56.     ディスケット  BIOS     BIOS
  57.     バージョン   P/N      日付
  58.     -------------------------
  59.     1.00    91G1228  10-27-95
  60.  
  61.    (参考)
  62.     ・BIOS P/N とその日付は、 Easy-SetUp の
  63.      メニューから「Config」を選択し、さらに
  64.      「Systemboard」を選択することで確認できます。
  65.     ・Windows* に導入された Mwave DSP サポート
  66.      ソフトウェアのバージョンの確認は、「Mwaveの情報」の章を
  67.      参照してできます。
  68.  
  69.  ----------------------------------
  70.  
  71.  
  72.  
  73. -----------------------------------
  74. ディスケットの役目
  75.  
  76.  ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使って
  77.  ThinkPad本体内に収められたシステム・プログラムを更新すること
  78.  で、問題の解決や機能の追加、拡張といった変更を行うことができます。 
  79.  対象となる機種は次のとうりです。
  80.  
  81.   ThinkPad 760C/760CD/760L/760LD   
  82.  
  83.  システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、
  84.  「問題解決/変更の概要」の章を参照してください。
  85.  
  86.  システム・プログラムを更新するには、
  87.  「システム・プログラムの更新のしかた」の章を参照してください。
  88.  
  89.  
  90.  
  91. -----------------------------------
  92. ディスケット・リリース情報 (日本で未リリース分も含みます)
  93.  
  94.  
  95.  ディスケット
  96.  バージョン   内容
  97.                 
  98.  1.00    Windows* 95のサポート
  99.          問題修正サービス
  100.  1.10    問題修正サービス
  101.  1.20    ThinkPad 760L/760LDのサポート
  102.          問題修正サービス
  103.  1.21    問題修正サービス
  104.  1.22    問題修正サービス
  105.  
  106.  
  107.  
  108. -----------------------------------
  109. システム・プログラムの更新のしかた
  110.  
  111.  (注意)
  112.   -システム・プログラムを更新するには、ACアダプター,及び充電済み
  113.    のバッテリー・パックが必要です。
  114.   -ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡張ユニット、又はポート・リ
  115.    プリケーターがThinkPadに接続されている場合は、取り外して
  116.    ください。
  117.   -ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同
  118.    じ、又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディ
  119.    スケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。
  120.    導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ
  121.    ラムのレベルを自動的に調べて、お知らせします。
  122.  
  123.  
  124.  1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示してください。
  125.  2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けてください。
  126.  3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ
  127.    ット入れて、電源を入れてください。
  128.  4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。
  129.  5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。
  130.  6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム
  131.    プログラムの更新を完了してください。
  132.  
  133.  警告--------------------------------
  134.  画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に
  135.  、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
  136.  絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを
  137.  、、、、、、、、、、、、 
  138.  抜いたりしないでください。
  139.  
  140.   システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード
  141.   の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店
  142.   にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償
  143.   の場合もあります。
  144.  ----------------------------------
  145.  
  146.  
  147.  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。
  148.  
  149.  7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス
  150.    ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ってください。
  151.  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setup
  152.    の画面が表示されるまでF1キーを押し続けてください。
  153.  9.始動パスワードの入力を求められたら、正しいパスワードを入れてくだ
  154.    さい。
  155.  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選んで
  156.     ください。
  157.  11.「OK」を選んでください。
  158.  
  159.  
  160.  最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確
  161.  認してください。
  162.  
  163.  12.電源を切って,F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま 
  164.     Easy-Setup の画面が表示されるまでF1キーを押し続け
  165.     てください。
  166.  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始して
  167.     ください。 テスト画面が表示されます。
  168.     テストをパスした各項目には OK が表示されます。
  169.  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認してください。
  170.  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ってください。
  171.  
  172.  
  173.  これで全ての作業は完了です。
  174.  
  175.  
  176.  
  177. -----------------------------------
  178. 問題解決/変更の概要
  179.  
  180.   (参考)
  181.    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。
  182.    [新]は新機能または機能の拡張を示します。
  183.  
  184.  以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々の
  185.  バージョンで解決されました。
  186.  
  187.  
  188. [1.00]
  189.  -[新]Windows* 95のサポート。
  190.  -Mwaveモデムを使用不可に設定すると、デスクトップ拡張ユニットの
  191.   SCSISelectユーティリティーでデスクトップ拡張ユニットの
  192.   SCSIのIRQを11以外に変更できない。
  193.  -2台目ハード・ディスクのハード・ディスク・パスワードのパスワード・
  194.   プロンプト画面が表示されている時、パーソナライゼーション機能で個人
  195.   情報が表示されると、そのパスワード・プロンプトのアイコンが壊れる。
  196.  -外付けSVGAディスプレイの垂直同期周波数の設定を変更する時、画面
  197.   の表示が縮む。
  198.  -サスペンド状態からリング・インディケーター(着信呼び出し)または
  199.   リジューム・タイマーで通常の操作状態に戻る時、パスワードを入力する
  200.   前に何かキーを一回押さなければならない。
  201.  
  202. [1.10]
  203.  -不揮発メモリーのデーターが壊れていたり、不揮発メモリーのバックアッ
  204.   プ電池がなくなっていると、システムが立ち上がらない。
  205.  -Windows* 95のデバイス マネージャで、プリンタ ポートと
  206.   通信ポートを使用しない状態にできない。
  207.  -ハードディスク・パスワードを設定していて、かつサスペンド状態から通
  208.   常の操作に戻ると、ハードディスク・パスワード・プロンプトが表示され
  209.   る前にマウス・カーソルが現れてしまう。
  210.  -シリアル又はパラレル・ポートでデータを転送していると、そのデータが
  211.   一部壊れる(欠落する)ことがある。またはモデムやファックスが正しく
  212.   動作しない。
  213.  -拡張ビデオを「使用する」に設定していると、ThinkPad機能設定
  214.   プログラムのサスペンド/ハイバネーション/レジューム・オプションで
  215.   「LCDを閉じてもサスペンドしない」を指定しても、サスペンドしてし
  216.   まう。
  217.  -Windows* 95 の[マイ コンピュータ]-[コントロール
  218.   パネル]-[パワー マネージメント]の「パワー マネージメント」の
  219.   設定で、「標準」を選択するとサスペンド状態に入れなくなる。
  220.  -(Easy-SetupのTestメニュー) 拡張ビデオのテストで、
  221.   051-30、051-50 エラーが表示されることがある。
  222.  -(Easy-SetupのTestメニュー) システム・ボードのテス
  223.   トで、009-03 エラーが表示されることがある。
  224.  
  225. [1.20]
  226.  -[新]ThinkPad 760L/760LDのサポート。
  227.  -[新]赤外線通信ポートに対して、新しいPnP IDのサポート
  228.   (Windows* 95)。
  229.  -IBM ミニー・マウスを接続していると、キーボードが動作しなくなる
  230.   ことがある。 
  231.  -Windows* 95のデバイス・マネージャで、ハード ディスク
  232.   コントローラとフロッピー ディスク コントローラを使用しない状態に
  233.   設定しても、依然として使用中のままになっている(それらのリソースが
  234.   開放されない)。
  235.  -(プラグ・アンド・プレイ機能及びフロッピー・ディスク・コントローラ
  236.   内蔵の)Adaptec 1542CP SCSIカードをデスクトップ
  237.   拡張ユニットに差して使用すると、Windows* 95でシステムが
  238.   立ち上がらなくなる。
  239.  -ヨーロッパ版Windows* 95初期導入モデルのいくつかのモデル
  240.   で、Windows* 95の動作中にハングすることがある。
  241.  
  242. [1.21]
  243.  -ThinkPadをポータブル拡張ユニットまたはデスクトップ拡張ユニ
  244.   ットにドッキングして電源をオンにすると、オペレーティング・システム
  245.   が立ち上がらないことがある。 この時、液晶インジケーター・パネルの
  246.   「ディスケット・ドライブ使用中」アイコンが表示されっぱなしで、シス
  247.   テムがハングしている。
  248.   システムを拡張ユニットから外すと、正常に動作する。
  249.  -「Easy-Setup」メニューの「Initialize」を使って
  250.   システムを初期化すると、サスペンド状態から通常の操作に戻る際、始動
  251.   パスワードのパスワード・プロンプトが表示されない。
  252.  -(Easy-SetupのTestメニュー) テストをどれか実行する
  253.   と、「HDD タイマー」の値が「0分(無効)」になってしまう。
  254.  
  255. [1.22]
  256.  -Windows* 95で、IBMイーサネットPCMCIAカードを次
  257.   の条件で使用すると、システムがハングする。
  258.   (ThinkPad 760C/CDのみ)
  259.   ・IBMイーサネットPCMCIAカードのリソ-スの設定で、I/Oポ
  260.    ート・アドレスを0120-013Fにしている(標準設定)。
  261.   かつ
  262.   ・ACアダプターを抜き差しする。または、サスペンド・キー(Fn+
  263.    F4キー)等によりサスペンド状態に入る。
  264.  -Windows* 95で、ACアダプターを接続しないでバッテリー・
  265.   パックのみで操作する状態でしばらく(2、3時間)キー入力なしに放っ
  266.   ておくと、システムがハングすることがある。
  267.  
  268.  
  269.  
  270. -----------------------------------
  271. システム・プログラムの情報
  272.  
  273.  各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のような
  274.  システム・プログラムが入っています。    
  275.  BIOS P/N とその日付は、 Easy-SetUp のメニュー
  276.  から「Config」を選択し、さらに「Systemboard」を選
  277.  択することで確認できます。
  278.  
  279.  
  280.     ディスケット  BIOS     BIOS
  281.     バージョン   P/N      日付
  282.     -------------------------
  283.     1.00    91G1228  10-27-95
  284.     1.10    91G1530  01-30-96
  285.     1.20    91G1535  02-23-96
  286.     1.21    91G1727  04-16-96
  287.     1.22    91G1791  05-30-96
  288.  
  289.  
  290.  
  291. -----------------------------------
  292. サービス情報
  293.  
  294.  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシス
  295.  テム・プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が
  296.  生まれます。 この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、
  297.  EMM386.EXEのようなメモリー・マネジャーを使用することで
  298.  UMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することができます。
  299.  
  300.  
  301. ThinkPad  BIOS P/N  使用されないBIOS領域
  302. モデル       BIOS 日付                  
  303. -----------------------------------
  304. 760C/CD   91G1791   E000-EFFF(64KB)
  305. 760L/LD   05/30/96 
  306.  
  307.  (注意)
  308.  -メモリー領域 C000-C7FF は、ビデオBIOS用にあらかじめ
  309.   予約されています。
  310.  
  311.   上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応した
  312.   BIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラム
  313.   の更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。
  314.  
  315.  
  316.  BIOS P/N とその日付は、 Easy-SetUp のメニュー
  317.  から「Config」を選択し、さらに「Systemboard」を選
  318.  択することで確認できます。
  319.  
  320.  
  321.  
  322. -----------------------------------
  323. Mwaveの情報
  324.  
  325.  Windows* に導入された Mwave DSP サポート・ソフト
  326.  ウェアのバージョン確認するには、以下のようにしてください。
  327.  
  328.  1.Windows* 3.1上で、「メニュー バー」上の「ファイル」
  329.    の中から「ファイル名を指定して実行」を選択する。
  330.    または、Windows* 95上で、[スタート」メニューの中から
  331.    「ファイル名を指定して実行」を選択する。
  332.  2.次のファイル名を指定して実行する。
  333.     C:¥MWW¥MANAGER¥MWLEVELS.EXE
  334.    (C:¥MWWは,Mwaveサポート・ソフトウェアが導入されてい
  335.     るディレクトリです。もしMwaveサポート・ソフトウェアを別の
  336.     場所に導入した場合、そのディレクトリを指定してください。)
  337.  3.テキスト・ウィンドウが開く。
  338.  4.開いたテキスト・ウィンドウの最も下の部分に、Mwaveサポート・
  339.    ソフトウェアのバージョンが以下のように表示されています。
  340.  
  341.    OEM=Mwave ThinkPad Release 2.00
  342.                               ==== 
  343.             Mwaveサポート・ソフトウェアのバージョン 
  344.  
  345.  
  346.  
  347. -----------------------------------
  348. 商標
  349.  
  350.   * Windows は Microsoft Corporation 
  351.    の商標です。
  352.   * Pentium は Intel Corporation 
  353.    の商標です。
  354.  
  355.  
  356.  
  357. ----------- <ファイルの終わり> ------------
  358.