●さて、日本語の入力は?

A「この前よりは元気そうね」
B「うん、ともかくキミのヒントで、フォントは表示できた・・・んだけど」
A「あら、良かったじゃない。それで何が不満なの?」
B「フォントが表示したのは、半角、つまり英数字だけなんだ。前に話したように、UNICODEっていう体系じゃないと、漢字が表示できないんだ」
A「マックとかの、メニューバーの右から2番目と3番目のがないのね」
B「そうそう、入力する方法がないんだ。UNICODE用の漢字変換なんてあるのかな」
A「私はわからないわ。インターネットでは探したの?」
B「うん、探したよ。UNICODEとか、漢字変換とかのキーワードで、ずいぶん検索したんだ」
A「BeOSって、手が掛かるのね」
B「うん、悩んではいるけど、けっこう楽しいよ。何と言っても新しいってのがいいんだ」
A「マックはもう面白くないの?」
B「そうじゃないんだけど、最近斬新なことってあんまりないし・・・次のOSまでまだ時間があるし・・・BeOSって昔のマックみたいなところがあるんだ」
A「今度は絶対に見せてね」
B「うん」




家に帰ったB君は「beos」というキーワードで、インターネットで検索してみた。関心を持っている人も増えているだろうし、すでに漢字変換もできるようになっているかもしれないし、という淡い期待を抱きながら・・・ネットサーフィンするうちに、あった! 「BeOSで日本語表示」というページに、KanBeというAA:PR用の漢字変換エンジンが・・・。