トラックエリアの各部の名称と説明

タイムスケールコントローラ
スライダを右にドラッグすると、タイムスケールの1目盛りが示す時間が長くなります。スライダが右端にくるとFit(タイムラインクリップのトータル長とトラック長を一致させる)になります。スライダを左にドラッグするとタイムスケールの1目盛り示す時間が短くなり、左端にくると1フレーム単位の表示となります。
設定できる値は、1フレーム、2フレーム、5フレーム、10フレーム、0.5秒、1秒、2秒、5秒、10秒、15秒、30秒、1分、2分、5分、10分、15分、30分、60分、Fitです。
[タイムスケール設定]ボタン
[タイムスケール設定]ボタン上にはタイムスケールの現在の設定が表示されます。 タイムスケール表示をクリックすると、1つ前に選択していたスケールに戻るか「Fit」になります。 [←]ボタンをクリックするとタイムスケールの1目盛りが小さくなります。[→]ボタンをクリックするとタイムスケールの1目盛りが大きくなります。 [▼](リスト)ボタンをクリックするとリストが表示され、1目盛りの値を選択することができます。 設定できる値は1フレーム、2フレーム、5フレーム、10フレーム、0.5秒、1秒、2秒、5秒、10秒、15秒、30秒、1分、2分、5分、10分、15分、30分、60、Fit分です。
  • Fit
    クリップがトラック長いっぱいに表示されるようにタイムスケールを調節します。
  • Undo
    1つ前に設定していた値に戻します。
タイムスケール
タイムスケールでは、タイムコードを表示します。1目盛りの大きさを1フレーム~60分の範囲で設定できます。
タイムスケールを調節するには、タイムスケールコントローラまたは[タイムスケール設定]ボタンと[▲](リスト)ボタンを使用します。タイムスケール上で、Ctrlキーを押したままマウスホイールを回して調節することもできます。

知識

タイムラインのステータスカラー
タイムスケール上部には、タイムラインの状態が色によって表示されます。
クリップが存在しない場合描画なし
クリップが存在する場合紺色
レンダリング候補のクリップが存在する場合オレンジ色
レンダリングが必要なクリップが存在する場合赤色
レンダリング不要なクリップが存在する場合水色
レンダリング済みのクリップが存在する場合緑色
トラックパネル
初期状態では、タイムラインウィンドウに次のトラックが表示されます。
  • VA1(ビデオ・オーディオ1)~VA3(ビデオ・オーディオ3)トラック
  • A1(オーディオ1)、A2(オーディオ2)トラック
  • T1(タイトル1)トラック
VAトラックには、ビデオクリップとビデオクリップに連動するオーディオクリップが配置されます。Aトラックには、オーディオクリップが配置されます(例:BGM、ナレーション)。Tトラックにはタイトルクリップが配置されます。
トラック数は無限に増やすことができます。
目的のトラックが見えないときはスクロールバーをドラックして調節します。
  • [トラックのロック]ボタン
    [トラックのロック]ボタンをクリックすると、そのトラックの編集や変更を禁止します。再度クリックすると、ロックを解除できます。
  • [ビデオのミュート]ボタン
    [ビデオのミュート]ボタンをクリックしてオンにすると、そのトラック上のビデオクリップは、タイムラインモニタに表示されません。再度クリックすると、ミュートを解除できます。
  • [オーディオのミュート]ボタン
    [オーディオのミュート]ボタンをクリックしてオンにすると、そのトラック上のオーディオクリップは聞こえなくなります。再度クリックすると、ミュートを解除できます。
  • [トラック拡張]ボタン
    [ウェーブ]ボタン、[VOL/PAN]ボタン、[ミキサー]ボタンが表示され、タイムライン上でウェーブフォームの確認やボリュームやパンの設定などができます。
  • [ウェーブ]ボタン
    [ウェーブ]ボタンをクリックすると、トラック上にウェーブフォームラインを表示してエフェクトの効果を確認できます。再度クリックすると、ウェーブフォームラインを非表示にします。
  • [VOL/PAN]ボタン
    ボリュームとパンの設定ができます。
  • [ミキサー]ボタン
    トランスペアレンシーを設定することができます。
マーカー
マーカーを設定すると、設定した位置にジャンプしたり、クリップの開始位置にジャンプすることができます。マーカーの設定については、[Marker]パレットを参照ください。
Inマーカー/Outマーカー
タイムラインクリップ上にIn点、Out点を指定して、タイムラインクリップのうち必要な部分だけをトリミングしたり、各クリップをトリミングして、画面の切り替わりのタイミングを変えることができます。
タイムラインカーソル
タイムラインウィンドウで再生しているデータの現在位置を示します。
トラック
トラックでは、作成した各クリップを配置・編集します。