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アドレス帳のディレクトリ サービス

ディレクトリ サービスは、人間やビジネスに関する情報を世界中から簡単に収集することができる、強力な検索ツールです。Windows のアドレス帳では、このディレクトリ サービスにアクセスするための LDAP (Lightweight Directory Access Protocol) がサポートされており、いくつかのポピュラーなディレクトリ サービスへのアクセス機能が標準で用意されています。ユーザーが使用するほかのサービスを指定することもできます。

[サービス名]
LDAP サービスのわかりやすい名前を入力します。この名前がサービス名として表示されます。
[サーバー名]
追加するディレクトリ サービスの名前 (ldap.contoso.com や ldap.lucernepublishing.comなど) を入力します。これらのサービスにアクセスするユーザーに、NTLM などの SSPI パッケージを介した認証を要求する場合は、[SPA を使用してログオンする] チェック ボックスをオンにします。ユーザー名とパスワードを使用した基本的な認証は、.ins ファイルを通じて構成できます。
[サービス Web サイト]
ディレクトリ サービスのホーム ページの URL を入力します。

Windows 95、Windows 98、または Windows NT でユーザーがディレクトリ サービスのホームページを表示する方法

  1. Windows で、[スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントして、[人] をクリックします。
  2. [人の検索] ダイアログ ボックスで、[探す場所] ボックスの一覧からディレクトリ サービスのホーム ページを選択し、[Web サイト] をクリックします。

Windows 2000、Windows XP、または Windows Millennium Edition でユーザーがディレクトリ サービスのホームページを表示する方法

  1. Windows で、[スタート] ボタンをクリックし、[検索] をポイントして、[人] をクリックします。
  2. [人の検索] ダイアログ ボックスで、[探す場所] ボックスの一覧からディレクトリ サービスのホーム ページを選択し、[Web サイト] をクリックします。
[検索ベース]
[検索ベース] は、LDAP サーバーを検索する起点となる階層レベルで、ルートまたはスコープと呼ばれることもあります。国や組織などのグループを検索ベースとして指定できます。Outlook Express では、検索ベースを指定していない場合、検索ベースの既定値は "c=us" になります。検索ベースを指定しないようにするには、「NULL」と入力します。
[サービス ビットマップ]
134 × 38 ピクセル、16 色のカスタム ビットマップ ファイルを指定できます。カラー マッピングの一貫性を保つために、ビットマップの作成時には Windows の 16 ビット カラー パレットだけを使用してください。使用するコンピュータ上の .bmp ファイルを検索するには、[参照] をクリックします。
[検索のタイムアウト]
検索要求をタイム アウトするまでの時間を指定できます。スライダを使用して、時間値を 30 秒 〜 5 分の範囲内で設定します。
[検索結果の最大表示数]
検索結果を何件まで表示させるかを指定できます。表示させる件数の最大値をこのボックスに入力します。
[メールを送信するときに、名前をサーバーで確認する]
ユーザーがメッセージを送信するときに、サーバーの代わりに Outlook Express に名前解決させるには、このチェック ボックスをオンにします。このオプションを選択すると、Outlook Express はメール メッセージの [宛先]、[CC]、[BCC] の各行に入力された名前に対応する電子メール アドレスを調べます。

関連項目