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サインアップ サーバーの情報

[サインアップ サーバーの情報] 画面では、ユーザーのダイヤルアップ接続を構成して、ユーザーがインターネット サーバーに接続できるようにします。

[接続名]
サインアップ サーバーの名前を入力します。わかりやすい名前を指定することができます。
[ファイル名]
ファイルの名前を入力します。サインアップ パラメータを格納するファイルには、拡張子 .isp を付ける必要があります。インターネット設定を格納するファイルには、拡張子 .ins を付ける必要があります。
[市外局番/電話番号]
この接続で使用する市外局番および電話番号を入力します。
[国番号/ID]
この接続で使用する国コードまたは地域コード、および国 ID を入力します。
[ユーザー名]
この接続で使用する既定のユーザー名を入力します。
[パスワード]
この接続で使用する既定のパスワードを入力します。
[サポート電話番号]
ユーザーがサポートにダイヤルできる電話番号を入力します。
[最初のオンライン サインアップ ページの URL]
サインアップ プロセスの最初のページの URL を入力します。
[詳細オプション]
次に示すダイヤルおよびゲートウェイに関する設定をするには、[詳細オプション] をクリックします。
[静的 DNS アドレスを使用する]
ドメイン ネーム システム (DNS) は、TCP/IP (Transmission Control Protocol/Internet Protocol) ネットワークのプロトコルおよびサービスです。DNS を使用すると、数値によるアドレスではなく、www.microsoft.com のようにわかりやすい名前を使用することができます。名前と IP アドレスの対応付けを調べるときに、すべての DNS サーバーで検索されるようにするには、このチェック ボックスをオンにして、手作業でプライマリ DNS アドレスとセカンダリ DNS アドレスを入力してください。
[ログオンを要求する]
クライアント コンピュータが Windows ログオン認証をオンにしているか確認するには、このチェック ボックスをオンにします。Windows パスワードを入れると ISP パスワードが格納されている Windows パスワードのキャッシュにアクセスします。長くてわかりにくい文字列をパスワードに割り当てる場合、このオプションは特に有効です。このオプションは Windows 95 および Windows 98 クライアントにのみ有効です。
[TCP/IP を取り決める]
ユーザーがインターネット接続を確立するときに、TCP/IP の取り決めを有効にするには、このチェック ボックスをオンにします。
[LCP を利用しない]
ポイント ツー ポイント プロトコル リンクの確立で LCP (Link Control Protocol) 拡張の使用を無効にするには、このチェック ボックスをオンにします。サインアップ サーバーが LCP 拡張を扱えない場合は、サーバーに接続するクライアント コンピュータ上で LCP を使用しない設定にしてください。この値は Windows NT 4.0 クライアントにのみ有効です。
[電話番号を表示する]
既定の市外局番を設定しないようにするには、このチェック ボックスをオンにします。たとえば、ユーザーが既定の設定以外の市外局番から通話する可能性がある場合は、このチェック ボックスをオンにした方がよいでしょう。ユーザーが現在の市外局番と既定の市外局番の違いに気付かないと、思わぬ長距離通話料を請求されることにもなりかねません。
[パスワードを暗号化する]
暗号化されたパスワードの送信および受信だけをコンピュータに実行させるように指定するには、このチェック ボックスをオンにします。この機能は、該当する接続のセキュリティを強化する場合に便利です。接続するコンピュータで、暗号化されたパスワードがサポートされている必要があります。
[ソフトウェア圧縮を使用する]
送受信する情報を送信前に圧縮して、情報の転送速度を上げるには、このチェック ボックスをオンにします。両方のコンピュータが互換性のある圧縮方法をサポートしている場合にのみ、この圧縮機能は動作します。
[IP ヘッダー圧縮を使用する]
TCP/IP ヘッダーを圧縮して、低速のシリアル回線の転送効率を上げるには、このチェック ボックスをオンにします。これを使用すると、通常はコンピュータ間のデータ転送が最適化されます。

接続 ID と変更フィールドを示す小さなヘッダーを構築し直すときは、転送するバイト数を減らす必要があります。ただし、圧縮を機能させるためには、パケットは順番に到着しなければなりません。

ただし、圧縮がいつでも望ましいわけではありません。たとえば、古い機器を使用している場合は、圧縮を利用できないかもしれません。相互運用性のために、Serial Line Internet プロトコル (SLIP) のドライバ (ヘッダーの圧縮をサポート) には、ユーザーが圧縮を無効にできるような何らかのフラグを備えておくべきです。

[既定のリモート ゲートウェイを使用する]
既定で、IP (Internet Protocol) のトラフィックを WAN (ワイド エリア ネットワーク) にルーティングするには、このチェック ボックスをオンにします。ゲートウェイとは、2 つの異なるネットワークを接続する接続ポイントまたは交換ポイントです。

関連項目