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カスタム ブラウザの展開を自動化するには、次のいずれかのオプションを使用します。
ディスク イメージのコピーは、複製とも呼ばれ、新しいデスクトップを最もすばやくセットアップできる方法の 1 つです。標準のデスクトップのイメージを作成し、新しいコンピュータおよび既存のコンピュータの両方にそのイメージをコピーします。カスタム ブラウザの設定は、標準のデスクトップのイメージの一部として構成されます。
ディスク イメージのコピーでは、通常、ユーザーの操作がなくてもセットアップを完了できるので、最も時間とコストを節約できます。オペレーティング システム、アプリケーション、およびデスクトップのカスタマイズを含む、ほぼすべてのコンポーネントを構成できます。
状況および環境によっては、ディスク イメージのコピーが適さない場合があります。イメージは、同じ構成のハードウェアまたは非常によく似た設定のハードウェアでのみ機能します。既存のコンピュータをアップグレードする場合、ディスク イメージによってコンピュータ上の既存のファイルが上書きされるので、ユーザーの設定およびデータをサーバーなどの別の場所に一時的に格納する必要があります。
電子ソフトウェア配布 (ESD) では、ネットワーク経由でデスクトップにソフトウェアをインストールするには、特別なアプリケーションを使用します。他の展開方法とは異なり、ESD は通常、Hewlett Packard、Intel、Microsoft、Tivoli などから提供されている包括的エンタープライズ管理スイートのコンポーネントです。
ESD は通常、オペレーティング システムのインストールに使用されるのと同じインストール スクリプトに依存しますが、一部の ESD ソリューションでは、これらのスクリプトを作成するために、よりグラフィカルな環境およびアプリケーションのセットアップ言語との統合が提供されています。ESD ソリューションを使用して、展開の進捗状況および結果に関するレポートを作成することができます。
ネットワークの帯域幅をより効率的に使用するように、リモートからのインストールをスケジュールする必要がある場合などは、エンタープライズ管理スイートを使用して展開処理を管理することができます。ただし、結局はディスク イメージのコピーよりも ESD の方が複雑です。たとえば、ESD の構造を作成するには、イメージを作成してコピーするよりも時間がかかります。また、一部の ESD ソリューションは既存のハードウェア テクノロジを前提としています。