1 , 起動準備
IPアドレスを取得するには予めコンピュータ(又はルーター等)が
インターネットに接続されている必要があります。
また、プロバイダーからグローバルIPアドレスを配布されている必要があります。
※ソフトウエアファイアウォール等で、IPアシストが行う通信をフィルタリングすると、
IPアドレス取得エラーとなります。IPアシストが行う通信はフィルタリングしないようご注意下さい。
2 , 基本操作
IPアシストを起動すると、コンピュータのグローバルIPアドレスを表示します。
テンプレートで用途を選択して、 [コピー]ボタンを押して下さい。
[コピー]ボタンを押すとクリップボードにコピーされます。
チャットのウィンドウ画面等に切り替えてペースト(貼り付け)して下さい。
3 , ボタン解説
[コピー (C)]
取得したIPアドレスとテンプレートにより付加された文字列をクリップボードにコピーします。
[再取得]
IPアドレスを再取得します。
[LAN内IPアドレス取得]
LAN内で使われているコンピューターのプライベートIPアドレスを取得します。
※一部の環境によっては、グローバルIPアドレスを取得することがあります。
これは仕様ですのでご了承下さい。
(例)LANカードを使用していないダイヤルアップ接続
ルーターを用いない場合の一部のケーブルTVインターネット接続
ルーターを用いない場合のYahoo!BB(ADSL) 接続
4 , オプション解説
[トレイへ入れる(T)]
タスクトレイに常駐させます。常駐中はIPアシストのアイコンにカーソルを
あわせて、右クリックを押すことによりタスクトレイ専用メニューが表示されます。
[IPアドレスをファイルに出力(W)]
取得したIPアドレスの値をテキスト形式でファイルに出力します。
出力先ファイル名は[詳細画面モード]にして "IPアドレス出力先ファイル名"欄に入力して下さい。
[常に手前に表示(V)]
IPアシストを他のウィンドウに隠れないように常に手前に表示させるようにします。
[簡易画面モード(E)]
画面を簡易モードにします。初期状態ではこの状態になっています。
[詳細画面モード(A)]
画面を詳細モードにします。詳細な設定及びレスポンス情報の表示が行えます。
・接続先WEBサイト
IPアドレスを取得するために接続するWEBサイトを選択します。
応答が速いサイトを選択して下さい。
・ インターバルタイマー
接続時のコネクション間隔を設定します。通常は (500) にしておいてください。
IPアドレスの取得エラーが多発する場合はこの数値を上げて下さい (600 〜
1000)
[自動再取得の設定(R)]
・自動再取得を無効にする [デフォルト]
自動再取得機能を無効にします。再取得操作はユーザー側で行います。
・自動再取得を有効にする
自動再取得機能を有効にします。
(IPアドレスの再取得は約30分おきに行います)
また、IPアドレスの変更を感知した場合に、
ディスプレイ / Eメール / ホームページ上でお知らせします。
1つだけを選択しても良いですし、複数を同時に選択することも可能です。
尚、自動再取得機能を有効にして、なにもチェックを付けないと、
自動でIPアドレスの再取得は行いますが、
IPアドレスの変更を感知してもIPアシストは何もしません。
[スタートアップの設定(S)]
常にタスクトレイモードで起動
IPアシストを常にタスクトレイに常駐した状態で起動させます。
IPアシスト起動時に強制的にIPアドレス変更検知処理を行う
IPアシストを起動したときに、前回最後に取得したIPアドレスと同一であっても、
IPアドレスを画面 / Eメール / ホームページ上でお知らせする処理を実行します。(一度だけ)
IPアシスト起動時にIPアドレスをクリップボードにコピーする
IPアシストを起動したときに取得したIPアドレスを自動的に、
クリップボードにコピーします。(一度だけ)
Windows起動時にIPアシストを起動
IPアシストのショートカットをプログラムメニュー内の”スタートアップ”フォルダ内に
作成します。自動起動を停止したい場合は作成したショートカットを削除して下さい。
ディレイタイマー
IPアシスト起動時に一番最初に行う、IPアドレスの取得処理を指定した秒数遅らせる事が出来ます。
スタートアップに IPアシストを登録していて、IPアシスト起動時にインターネット接続が
完了していない可能性がある回線環境の方はこのオプションを使用すると取得エラーを回避できます。
(ダイヤルアップ接続やADSLブリッジ接続等)
0〜300秒の間の値を入力します
(0秒の場合、ディレイタイマー機能は無効となります [デフォルト] )
※ディレイタイマー機能を使用すると自動再取得機能も同時に有効となります。
Eメールアドレスの設定
(メールアドレスはお間違いのないようにお願いします)
宛先Eメールアドレス : Eメールを送信したい宛先アドレスを入力します。
(TO) :TOは必ず1件以上のアドレスを登録してください。
(BCC):BCCは登録しなくても構いません。
※(TO)/(BCC) 共に複数のアドレスを登録可能です
(TO)が未登録の状態で(BCC)のみの登録は出来ません。
複数のアドレスを登録する場合は、宛先と宛先の間を半角カンマ(,)で区切ります 例:maila@test.ne.jp,mailb@test.ne.jp |
送信元Eメールアドレス : Eメールを送信元アドレスを入力します。
ご自分のEメールアドレスを入力して下さい。
SMTPサーバー : 使用されているSMTPサーバー(送信メールサーバー)
のアドレスを入力して下さい。
ニックネーム : 送信メール内に名前を追加します。
名称は自由に設定することが出来ます。
空欄にして未設定(空欄)にしても構いません。
(ニックネームを設定することでユーザー識別が容易になります)
テンプレートを使用する : ユーザーが作成したテンプレートを使用してメールを送信します。
ファイルはフルパス (例)c:\Doc\Network\ipmail.txt
で指定します。
拡張子も入力して下さい。
テンプレートファイルの書式は、mailtemp.txt をご覧下さい。
また、チェックを外した状態ではデフォルトテンプレートを使用します。
※指定したファイルが見つからない場合も、デフォルトテンプレートを使用します。
□IPアドレスの取得に失敗した場合にエラーを示すメールを送信します
IPアドレスの取得に失敗した場合、通常はメール送信を行いませんが、
このチェックを有効にするとエラー発生時の通信ログをメール送信します。
FTPアップロードの設定
(IPアドレスをインターネット上に公開するので不正アクセスされる可能性が高くなる場合があります。
セキュリティ的に不安がある場合はこの機能は使用しないで下さい)
接続先FTPサーバー : 普段使用されているFTPサーバーのIPアドレス/URLを入力します
アップロード先ディレクトリパス : ログイン時のカレントディレクトリから見た、普段使用されている
WEBスペースまでのディレクトリのパスを指定してください。
絶対パスでも構いません。
アップロード先ファイル : このファイル名でインターネット上に公開されます。
ログインID : FTPサーバーにログインするためのIDを入力します。
ログインパスワード : FTPサーバーにログインするためのパスワードを入力します。
ニックネーム : 出力ファイルのIPアドレスの前部に名前を追加します。
名称は自由に設定することが出来ます。
空欄にして未設定(空欄)にしても構いません。
(ニックネームを設定することでユーザー識別が容易になります)
テンプレートを使用する : ユーザーが作成したテンプレートを使用してファイルをアップロードします。
ファイルはフルパス (例)c:\Doc\Network\ipwebl.html
で指定します。
拡張子も入力して下さい。
テンプレートファイルの書式は、webtemp.html をご覧下さい。
また、チェックを外した状態ではデフォルトテンプレートを使用します。
※指定したファイルが見つからない場合も、デフォルトテンプレートを使用します。