ウルトラズーム リリースノート Version 1.00 11/11/95 (はじめに) ウルトラズームは IBM Palm Top PC110 (愛称 ウルトラマンPC) の 4.7 イン チ小型液晶画面を縦横二倍に拡大表示して、画面を見易く表示する Windows プ ログラムです。 (特徴) ハードウェア機能を利用して拡大表示を行いますので、アプリケーションプログ ラムの動作スピードに影響を与えません。 Scroll Lock キーを押すだけでいつでも画面の拡大表示/復元が行えます。 拡大表示状態でもそのまま仮想スクリーンで操作を継続できます。 仮想スクリーンではハードウェアスクロールを使用しますので、高速なビューポ ート移動が行えます。 Windows 3.1 上で動作確認を行いましたが、原理的に Windows95 でも動作する はずです。 くるくるドライバーとの併用が可能です。 (インストール手順) 1)ZOOM110.EXE を任意のディレクトリーにコピーして下さい。 2)プログラムマネージャの「スタートアップ」グループに ZOOM110.EXE を登 録して起動時に自動始動するようにして下さい。 インストールが完了したら 2)で登録したアイコンを開いてウルトラズームを 起動して下さい。次回起動時からは自動始動されますのでこの操作は不要です。 (ウルトラズーム使用法) Scroll Lock がオンの状態で画面が拡大表示され、オフの状態では通常表示にな ります。 拡大表示状態では 320x240 画面が液晶パネルに表示されています。画面外の領 域を見たい場合はマウスポインターを移動してください。 デスクトップ上の「ウルトラズーム」アイコンを開くと設定ダイアログボックス が現れ、以下の設定が行えます。 [ズームイン] このチェックボックスをオンにすると Scroll Lock がオンになり画面を拡 大表示します。キーボードを使用せずに画面拡大を行う場合に使用します。 [ズーム機能を使用] このチェックボックスをオフにすると画面拡大機能が禁止されます。 [ダイアログボックスをセンタリング] このチェックボックスをオンにすると画面拡大状態でダイアログボックス が画面の外に表示されることを防ぎます。 (注意) ウルトラズームは IBM Palm Top PC110 専用です、それ以外の機種では使用しな いでください。液晶パネルにダメージを与える可能性があります。 外部モニターを使用した状態でウルトラズームを使用しないで下さい。モニター に表示不可能な信号が出力され、モニターにダメージを与える可能性があります。 マウスポインターが砂時計になっている状態ではスクロール機能は働きません、 しばらくお待ちください。 DOSアプリケーション使用中は、Scroll Lock キーを押しても画面拡大機能は 働きません、Windows アプリケーションに画面を切り替た時点で有効になります。 (画面拡大/復元時の効果音について) ウルトラズームを起動するとコントロールパネルの「サウンド」の「音を鳴らす 場面」に「ウルトラズームイン」と「ウルトラズームアウト」が追加されます。 お好みの WAV ファイルを選択しておけば、画面拡大/復元時に WAV ファイルが再 生されます。 (ファイル一覧) ZOOM110.EXE ... ウルトラズーム本体 README.TXT ... 今見ているファイルです 再配布される場合は必ず以上2個のファイルを無修正で含む形式で配布して下さ い、一部のファイルのみを配布することは避けて下さい。 (配布条件) 本ソフトウェアはフリーウェアです。本ソフトウェアの著作権は作者にあります が、コピー及び他の方への譲渡はご自由に行って頂いて構いません。作者への使 用許諾は一切不要です。ただし、以下の条件に従って取り扱って下さい。 1)本ソフトウェアを使用して生じた如何なる損害につても、作者は一切の責任 を負いません。あくまでも使用者自身の責任のもとにご使用下さい。 2)本ソフトウェアに不備があっても作者はそれを訂正する義務を負いません。 3)作者の許可なく本ソフトウェアを修正・改造することを禁じます。 4)作者の許可なく本ソフトウェアを営利目的に使用することを禁じます。 作者 : くるくる伊藤(伊藤 隆) NiftyServe ID : PFH00557 Internet ID : PFH00557@niftyserve.or.jp