《 REG2TXT - REG.DAT→テキスト変換ツール 》 1.始めに   REG2TXTは、Windowsのレジストリデータファイル REG.DAT をテキストファイルに変  換するツールです。ツリー形式(ツリーの線は出力しません)と、登録エディタ  REGEDIT で読み込めるREG形式の2種類の形式で出力可能です。 2.使い方   REG2TXTの使い方は至って簡単で、「ファイル名を指定して、OKを押すだけ」です。  Cancelを押すと終了します。   また、"REG形式"をチェックすると、登録エディタで読み込める形式で出力します。  チェックしないとツリー形式で出力します。   なお、.DLLも.VBXも.HLPも使っていないので、REG2TXT.EXEだけで動きます。 3.何に使うか  ・ディレクトリを移動したら動かなくなった   最近のアプリケーションはOLEサポートのからみもあってか、REG.DATにプログラム  のフルパス名を埋め込むことが多いようですが、そのせいでディレクトリを移動させ  たりすると動作しなくなる場合があります。   こういう時は登録エディタでディレクトリを書き換えてやればいいのですが、登録  エディタの検索機能が貧弱なため、書き換え忘れることもあります。   そんな時にREG2TXTです!REG2TXTでREG.DATをテキスト化して、適当なエディタで  置換して、登録エディタで再登録すれば完璧です。   なお、大抵のアプリケーションは.INIファイルにもディレクトリ名を埋めこんでい  ます。.INIファイルも修正しないと大抵は動作しません。また、バイナリファイルに  もディレクトリ名を埋め込んでいるアプリケーションもあるようです。こういう場合  はバイナリエディタで書き換えてやれば動くかもしれません。  ・REG.DATを部分的にコピーしたい   WindowsとOS/2の両方使っている方もいらっしゃるかと思いますが、WIN-OS/2の  REG.DATはWindowsのREG.DATと若干内容が異なるので、WindowsのREG.DATをそのまま  WIN-OS/2へコピーするとまずいことになります(と思う)。   そんな時にREG2TXTです!REG2TXTでREG.DATをテキスト化して、Windows標準アプリ  ケーションの部分だけ削除して、WIN-OS/2で登録エディタで登録すればWindowsと同じ  環境になります(多分^^;)。  ・アプリケーションを消したけど、REG.DATに情報が残っている   アンインストールプログラムを使用すればREG.DATも消してくれると思いますが、ア  ンインストールプログラムがない時は、登録エディタで1つずつ消さないと完璧なア  ンインストールはできません。当然消し忘れもありえます。   そんな時はREG2TXTでREG.DATをテキスト化して、消したアプリケーションの情報ら  しい箇所を検索−削除し、一旦Windowsを終了、REG.DATを削除し、再度Windowsを起動  し、登録エディタで一括登録しましょう。   また、インストール前とインストール後のREG.DATを、REG2TXTでテキスト化してお  いて比較するのもいいでしょう。 4.注意  REG.DATを不用意に変更するとWindows等が動作しなくなる危険があります。REG2TXTで テキスト化したファイルを再度登録エディタで登録する時は、変更する内容をよく理解 した上で登録して下さい。念のため、REG.DATをバックアップしておくことをお薦めしま す。  また、アプリケーションによってはREG.DATだけではなく.INIファイル等も変更しなけ ればならない場合があります。 5.免責  本プログラムの使用によって発生したいかなる損害に対しても当方は一切責任を負わ ないものとします。  またバグの修正、バージョンアップ等の一切のサポートの責は負いません。 6.配布条件  再配布する場合は、以下の条件を守って下さい。  ・コピーライトを変更しないこと。  ・オリジナルのままの形態で配布すること。  また、BBS等へ転載する場合は特に作者に連絡する必要はありません。 ASCII NET pcs32469(h_tosh) NIFTY NAG02240(堀田 俊哉) 日経MIX h_tosh