=============================================================================== 修正項目一覧: Windows 3.1 Update =============================================================================== 【Rel.1.11以降の新機能】 Microsoft Windows 3.1 Rel.1.11 より以下の機能が追加・変更されました。 ・パワーセーブ(節電)機能  消費電力を節約するため、パワーセーブ(節電)機能が追加されました。  パワーセーブ機能は、VESA(Video Electronics Standard Associationの略)が提唱し ているDPMS(Display Power Management Signalingの略)方式のパワーセーブ機能に 対応し、ディスプレイの消費電力を節約できます。ディスプレイやコンピュータがDP MS方式に対応していない場合は、パワーセーブ機能はできません。お使いのコンピュ ータやディスプレイがDPMS方式に対応しているかどうかは、取扱説明書をご覧くださ い。  パワーセーブ機能を有効にするためには、[コントロールパネル]の[画面のデザイ ン]で、スクリーンセーバーとして、[節電セーバー]を選択します。一定時間( 1 分〜99分まで設定可)キーやマウスからの入力がない場合、ディスプレイをパワーセ ーブモードに移行させて、消費電力の節約を行います。入力が何分ないとパワーセー ブモードに移行するかは、[スクリーンセーバー]の項の[実行までの待ち時間]で 設定します。 ディスプレイがパワーセーブモードになるとディスプレイには何も表示されません。 キーまたはマウスから入力を行うと、パワーセーブモードは解除され Windowsの画面 に戻ります。ディスプレイがDPMS方式に対応していない場合は、パワーセーブ機能は 有効になりませんが、通常のスクリーンセーバーとして働きます。 ・BIOSを経由しないでスワップファイルが使用可能(32ビットディスクアクセス)  512バイト/セクタでフォーマットされたIDEハードディスクに対して、BIOSを使用せず Windowsから直接ハードディスクにアクセスが可能になりました。BIOSを経由しないで スワップファイルが使用可能な機種は、Windowsインストール時にこの機能が有効に設 定されます。  32ビットディスクアクセスの設定は、[コントロールパネル]の[エンハンスドモー ド]から[スワップファイルの設定(V)..]ボタンをクリックし、さらに[変更(C)] ボタンをクリックします。最下行の[BIOSを経由しないでスワップファイルを利用] チェックボックスに×印が付いていると、32ビットディスクアクセスが有効です。 32ビットディスクアクセスの設定を変更した場合は、Windowsの再起動が必要です。 32ビットディスクアクセスが使用できない場合は、この項目は表示されません。 注 意  本機能はPC-486HX/HG以降の機種で、512バイト/セクタでフォーマットしたIDEハード ディスクが1台目として接続されている場合にのみ、有効です。 ・通信速度19200bps対応  [カードファイル]、[ターミナル]、[コントロールパネル]の[シリアルポート ]の通信速度に、19200bpsが追加されました。  19200bpsで通信を行うには、19200bpsに対応したコンピュータが必要です。 注 意 19200bpsに対応していないコンピュータで、通信速度として19200 bpsを選択しても 19200bpsで通信することはできません。お使いのコンピュータの通信速度(転送速度 )はコンピュータのマニュアル、またはシステムメニューでご確認ください。 ・WXAの変換効率の向上 連語辞書を8万語(760KB)から10万語(1.2MB)に拡張しました。 また、WXAの変換カーネルを更新し、変換精度・学習効果の向上を図りました。 ・プリンタドライバの追加 エプソン製プリンタ新機種用のプリンタドライバを追加しました。 ・Roland MIDIドライバの追加 RS-232Cを介して、MIDIの再生を行うためのドライバを追加しました。 [コントロールパネル]の[ドライバの設定]で、[追加(A)]ボタンをクリックし 表示された[ドライバの一覧]から[Roland Serial MIDI Driver]を選択してくだ さい。本ドライバを使用するには、RS-232Cに対応したMIDI音源ボックスが必要です。 ・拡張子とDOSアプリケーションの関連付け  Windowsセットアップの「アプリケーションの登録」で自動登録したDOSアプリケーシ ョンについても、拡張子とアプリケーションの関連付けができるようになりました。 これにより、ファイルマネージャから、DOSアプリケーションで作成したデータファイ ルをダブルクリックすると、そのデータファイルを作成したDOSアプリケーションを起 動することができます。 アプリケーション起動時にデータファイルを指定できないDOSアプリケーションは、従 来どおり、関連付けはされません。 ・プログラムマネージャに登録可能として自動認識されるMS-DOSアプリケーションの追 加 Windowsインストール時または[アプリケーションの登録]を実行したときに、[ハー ドディスクに見つかったアプリケーション](プログラムマネージャに登録可能なア プリケーション)として自動認識されるMS-DOSアプリケーションの種類が追加されま した。 【仕様変更されたプログラム】 Rel.1.11より、以下のプログラムの仕様が変更されました。 MOUSE.COM MOUSE.COMは、ウィンドウ表示したDOSボックス内でもマウスを使用可能にするマウス ドライバです。MOUSE.COMはMS-DOSのコマンドラインから実行します。 書式MOUSE [/Snnn][/Hnnn][/Vnnn][/Mn][/In][/Dnnn][/KPn][/KSn]    [/Nnnn][/Pn] MOUSE OFF MOUSE ON MOUSE /? 解説・MOUSEコマンドを実行すると、メモリにマウスドライバを常駐させます。 ・/Snnnは水平・垂直方向のマウス感度を設定します。nnnには0〜100の数値を 指定します。数が大きいほど感度はよくなります。指定しない場合は50が設 定されます。 ・/Hnnnは水平方向のマウス感度を設定します。nnnには0〜100の数値を指定し ます。数が大きいほど感度はよくなります。指定しない場合は50が設定され ます。 ・/Vnnnは垂直方向のマウス感度を設定します。nnnには0〜100の数値を指定し ます。数が大きいほど感度はよくなります。指定しない場合は50が設定され ます。 ・OFFを指定すると、メモリに常駐したマウスドライバを無効にします。 ・ONを指定すると、マウスドライバを有効にします。 ・/?を指定すると、MOUSE.COMの書式と機能を表示します。 注意・MOUSE.COMはWindows起動前に常駐させてください。Windows起動後にMOUSE.C OMを常駐させても、ウィンドウ表示のDOSボックス内でマウスを使用すること はできません。ただしWindows起動後にMOUSE.COMを常駐させた場合でも、フ ルスクリーンでのマウスの使用は可能です。 ・ウィンドウ表示のDOSボックス内では、Windowsのマウスカーソルを利用する ため、常駐開始時に感度等を設定しても効果ありません。 ・MOUSE.COM常駐時は、MOUSE.SYSが組み込まれていても、MOUSE.SYSの機能を使 用することはできません。MOUSE.SYSの機能が必要な場合は、MOUSE.COMを常 駐解除してください。 HIMEM.SYS HIMEM.SYSはXMSドライバ、つまりシステムのプロテクトメモリの使い方を調整し、2 つのアプリケーションが同時に同じプロテクトメモリを使ったりしないようにするプ ログラムです。HIMEM.SYSは、CONFIG.SYSファイルの中に記述します。HIMEM.SYSのコ マンド行は、プロテクトメモリを使うアプリケーションやデバイスドライバよりも前 に記述します。 書式device=[drive:][path]himem.sys[/a20control:on|off][/hmamin=m] [/numhandles=n][/testmem:on|off][/verbose] 解説・[drive:][path]にHIMEM.SYSのプログラムファイルがあるドライブ名とディレ クトリを指定します。 ・/a20control:on|offはHIMEM.SYSがメモリに読み込まれたときに、A20アドレ スラインがオンになっていても、それを制御するかどうか指定します。A20ア ドレスラインのハンドラにより、HMA(ハイメモリ領域)へのアクセスが可能 となります。/a20control:offを指定すると、HIMEM.SYSが読み込みまれたと きにA20アドレスラインがオフになっているときだけに、その制御が行われま す。指定しない場合は/a20control:onです。 ・/hmaminは、ハイメモリ領域(HMA)のメモリをHIMEM.SYSがどれだけアプリケ ーションに使用させるかをKB単位で指定します。同時に複数のHMAを使用する ことはできません。HIMEM.SYSはこのオプションで設定した必要メモリを要求 する最初のアプリケーションに対してHMAを割り当てます。このオプションに は0〜63までの数値を指定できます。 /hmaminの値は、HMAのメモリをもっとも多く使うアプリケーションに合わせ て指定します。/hmaminは省略可能で省略した場合の値は0に設定されます。 このオプションを省略すると、目的のアプリケーションがどれだけのHMAを使 うかに関係なく、HMAの使用を要求する最初のアプリケーションに適切なメモ リ容量が割り当てられます。Windowsをエンハンスドモードで起動していると きは、/hmaminオプションは効果ありません。 ・/numhandlesは、同時に使える拡張メモリブロック(EMB)のハンドルの最大 数を指定します。このオプションには1〜128までの数値を指定できます。/n umhandlesオプションは省略可能で、省略した場合の値は32に設定されます。 ハンドルが1つ増えるごとに6バイトのメモリが必要になります。Windowsをエ ンハンスドモードで起動しているときは、/HMAMINオプションは効果ありませ ん。 ・/testmem:on|offは、コンピュータを起動するとき、HIMEM.SYSにメモリテス トを行わせるかどうかを指定します。このテストにより、信頼性の低いメモ リを見つけることができます。HIMEM.SYSではコンピュータの起動時に行われ るメモリテストよりもはるかに厳密なメモリテストを行います。メモリテス トを行うようにするには、/testmem:onと指定します。 何も指定しない場合、または/testmem:offと指定した場合は、拡張メモリの 信頼性のテストはしません。  メモリテストを行わないと、コンピュータの起動時間を短縮できます。 ・/verboseは、HIMEM.SYSがメモリに読み込まれるとき、その状態に関するメッ セージを表示させます。/verboseは/vと短縮することもできます。 EMM386.EXE EMM386.EXEは、EMSメモリをソフトウェアによって作り出す仮想EMSドライバです。 書式device=[drive:][path]emm386.exe[/m=m|/p=n][/f=x[-y]|/e[n|h]=     p-q][/i=-][/l=z][/h=h][/umb|/noems] [/verbose][/win=-][/nohi] 解説・[drive:][path]にEMM386.EXEのプログラムファイルがあるドライブ名とディ レクトリを指定します。 ・/m=mは、EMM386でEMS/VCPI(Expanded/VirtualControlProgramInterface)メ モリとして割り当てる、拡張メモリの最大容量をキロバイト単位で指定しま す。指定したメモリ容量は、上位メモリブロックおよびEMM386そのもののた めに使うメモリに加えられます。mに指定できる値は、64〜32768までの整数 または64〜EMM386がメモリに読み込まれたときに使用可能な拡張メモリの容 量を超えない整数です。とくに指定しない場合の値は、使用可能な拡張メモ リの容量です。mに指定した整数は、もっとも近い16の倍数に切り捨てられま す。/pと/mは同時に指定できません。 ・/p=nは、確保する論理ページ数を指定します。nは4〜2048まで指定できます (1ページは16KB)。省略時は確保できる論理ページ数(最大2048ページ)が 設定されます。  /Pと/mは同時に指定できません。 ・/f=x-yは、予約メモリ領域上のページフレームアドレスを指定します。 ハイレゾモードで指定しても無効になります。xはページフレームの開始セグ メントアドレスとして、C000H,C400H,C800H,CC00Hのいずれかを指定します。 yはページフレームの終了セグメントアドレスとして、CFFFH,D3FFH,D7FFH,D BFFHのいずれかを指定します。 xとyの間で物理ページを4ページ以上確保できない場合はエラーになります。 yを省略した場合は、x番地から4ページの物理ページを確保します。xを省略 した場合は、C000Hから4ページの物理ページを確保します。 ・/e[n|h]=p-qは、EMSページまたは上位メモリブロックに、特定の範囲のセグ メントアドレスを使用することを禁止します。pとqに指定することのできる 値の範囲はノーマルモードではA000H〜FFFFHで、ハイレゾモードではB000H〜 FFFFHの範囲で、一番近い4MB境界に切り捨てられます。/eはノーマル・ハイレ ゾモード両方で有効です。/enはノーマルモードのみで有効です。/ehはハイ レゾモードのみで有効です。これら3つのスイッチは併記可能です。スイッ チ/eと/iの2つの範囲が重なった場合、スイッチ/eは/iに優先します。/fの 指定がある場合、/eの設定は無視されます。 ・/i=-は、EMSページまたは上位メモリブロックに使用されるセグ メントアドレスの範囲を指定します。と<nnnn>に指定することのでき る値の範囲はA000H(ハイレゾ時はB000H)〜FFFFHで、一番近い4KB境界に切 り捨てられます。スイッチ/eと/iで指定した範囲が重なった場合はスイッチ /eが優先します。 ・/l=zは、EMSのバンク(16KBのページ交換を行う)に利用可能な最低位のセグ メントアドレスを指定します。指定することのできる有効な値は、1000H〜4 000Hの範囲です。/lのみ指定した場合は、4000Hに設定されます。ユーザーズ メモリ上の終了セグメントアドレスは、次のようになります。   ・ノーマルモード  9C00H   ・ハイレゾモード  AC00H ・/h=hは、EMM386が使用できるハンドルの数を指定します。有効な値は2〜255 です。指定しない場合は64が設定されます。 ・/umbは、メモリアダプタで使用可能なすべてのメモリを使って、UMBとEMSに 対するページフレームが作成されます。 ・/noemsは、UMBへのアクセス機能を提供しますが、EMSメモリへのアクセスは 禁止します。EMSのページフレームを確保しないため、UMBの領域を大きくす ることができます。 ・/verboseは、EMM386がメモリに読み込まれるとき、その状態に関するメッセ ージを表示させます。/verboseは、/vと短縮することもできます。 ・/win=-は、指定した範囲のセグメントアドレスを、EMM386用と してではなく、Windows用として確保します。と<nnnn>に指定するこ とのできる値の範囲はA000H(ハイレゾ時はB000H)〜 FFFFHで、一番近い4K B境界に切り捨てられます。 スイッチ/eとスイッチ/winで指定した範囲が重なった場合は、スイッチ/eが 優先します。スイッチ/iとスイッチ/winで指定した範囲が重なった場合は、 スイッチ/winが優先します。 ・/nohiは、EMM386がUMBに読み込まれないようにします。通常、EMM386の一部 はUMBに読み込まれますが、このスイッチを指定すると、使用可能なコンベン ショナルメモリが少なくなりますが、UMBのために使用できるメモリ領域が多 くなります。 注意EMM386.EXEで、EMSを7168KB(7MB)以上確保すると、DOSボックスを開いたとき コンピュータがハングアップすることがあります。EMM386.EXEで確保するEMSは 6MB以下に設定してください。 SMARTDRV.EXE SMARTDRV.EXEはディスクキャッシュプログラムで、Windowsの動作速度を改善し ます。 SMARTDRV.EXEを実行すると、ハードディスクから情報を読み込んだとき、その 情報をプロテクトメモリのディスクキャッシュに保存します。アプリケーショ ンがその情報をハードディスクから読み込もうとしたときに、ハードディスク からではなく、メモリから直接その情報をアプリケーションに渡します。また SMARTDRV.EXEはハードディスクに書き込む情報も一時的にディスクキャッシュ に入れます。そしてシステムが比較的暇な状態になったときに、この情報をハ ードディスクに書き込み、動作の高速化を図ります。 SMARTDRV.EXEは、通常AUTOEXEC.BATファイルに記述します。 書式 [drive:][path]smartdrv.exe[/x][[drive[+|-]]..][/e:ElementSize] [[InitCacheSize[WinCacheSize]][/B:BufferSize][/c][/r][/l][/q] [/v][/s][/f][/n][/u][/?] 解説・[drive:][path]にSMARTDRV.EXEのプログラムファイルがあるドライブ名とデ ィレクトリを指定します。 ・/xは、すべてのドライブの書き込みキャッシュを無効にします。 ・driveは、ディスクキャッシュの有効/無効を設定したいドライブ名を指定し ます。ドライブは英字1文字でコロン(:)を付けずに指定します。複数のド ライブが指定できます。 +|-は、キャッシュの有効(+)と無効(-)を切り替えます。プラスやマイナ スを付けずにドライブ名のみを指定すると、読み込みキャッシュのみ有効と なります。+を指定すると、読み込み、書き込み両方のキャッシュが有効にな ります。-を指定した場合、そのドライブに対してキャッシュは無効になりま す。指定を行わないドライブに対しては、フロッピーディスクドライブ、CD -ROMドライブでは読み込みキャッシュのみ有効、ハードディスクドライブで は読み込み、書き込み両方のキャッシュが有効になります。 ・/E:ElementSizeは、SMARTDRV.EXEが一度に転送する情報量をバイト単位で指 定します。1024,2048,4096,8192を指定できます。省略した場合は8192が設定 されます。設定値を大きくするほどSMARTDRV.EXEが使用するコンベンショナ ルメモリは小さくなります。 ・InitCacheSizeは、キャッシュに使うXMSメモリをKB単位で指定します。 ディスクキャッシュのサイズによって、SMARTDRV.EXEの効率が変わってきま す。通常は、キャッシュが大きければ大きいほどSMARTDRV.EXEがディスクか ら情報を読み込む頻度が少なくなり、システムの速度が向上します。InitCa cheSizeを指定しない場合は、コンピュータに搭載されたメモリの量に従って 自動的に値が設定されます(下表参照)。 ・WinCacheSizeは、Windowsが起動されたとき、キャッシュサイズをどこまで小 さくするかをKB単位で指定します。Windowsはキャッシュのサイズを減らして その分メモリを使えるようにします。Windowsを終了すると、キャッシュは元 のサイズに戻ります。  WinCacheSizeを指定しない場合は、コンピュータに搭載されたメモリの量に 従って自動的に値が設定されます(下表参照)。InitCacheSizeで指定した値 がWinCacheSizeで指定した値よりも小さい場合や、InitCacheSizeのみ指定し た場合は、WinCacheSizeはInitCahceSizeと同じサイズに設定されます。  コンピュータに搭載されたプロテクトメモリに応じて設定される  InitCacheSize・WinCacheSizeの設定は下表のとおりです。 プロテクトメモリ InitCacheSize WinCachesize 1MB未満 全プロテクトメモリ 0(キャッシュしない) 2MB未満 1MB 256KB 4MB未満 1MB 512KB 6MB未満 2MB 1MB 6MB以上 2MB 2MB ・/B:BufferSizeは先読みバッファのサイズを指定します。先読みバッファは アプリケーションがハードディスクから情報を読み込むとき、ついでに読み 込む情報を格納する場所です。たとえばアプリケーションがファイルから51 2KBの情報を読み込むとき、SMARTDriveはBufferSizeで指定したバイト数の情 報を読み込み、一時的にメモリに保管します。このようにすると、そのアプ リケーションが次に同じファイルから情報を読み込むとき、ファイルからで はなくメモリから情報を読み込みます。特に何も指定しないと、先読みバッ ファには16KBが割り当てられます。 BufferSizeには、ElementSizeの整数倍の値を指定できます。 BufferSizeの値が大きくなるほど、SMARTDRV.EXEが消費するコンベンショナ ルメモリの容量も大きくなります。 ・/uは、CD-ROMが接続されていても、CD-ROMのキャッシュを行うためのSMARTD RV.EXEのモジュールを読み込まないようにします。 /Uを指定すると、CD-ROMドライブでキャッシュは行いません。 ・/cは、すべてのキャッシュ情報をメモリからキャッシュされたディスクへ書 き戻します。このスイッチはコンピュータの電源をオフするときに、すべて のキャッシュ情報を確実にディスクに書き戻したい場合などに指定します。 ・/rは、現在のキャッシュの内容をディスクに書き込み、キャッシュの内容を クリアします。 ・/fは、各コマンドの実行が完了した後で、キャッシュに保管されているデー タを書き込みます。何も指定しないと、このスイッチが自動的に指定されて います。 ・/nは、COMMAND.COMのプロンプトに戻る前にキャッシュの内容を書き込みませ ん。 ・/lは、アッパーメモリブロック(UMB)が利用できる場合でも、SMARTDRV.EX EがUMBにロードされないようにします。UMBを他のプログラムで使う場合に指 定します。 ・/vは、SMARTDRV.EXEを起動するとき、その実行状態に関する情報を表示しま す。/qと同時に指定することはできません。 ・/qは、SMARTDRV.EXEを起動するとき、その実行状態に関する情報を表示しま せん。/vと同時に指定することはできません。 ・/sは、SMARTDRV.EXEの実行状態について追加情報を表示します。 ・/?は、SMARTDRV.EXEのコマンドとオプションについてのヘルプ情報を表示し ます。 注意・コンピュータを再起動したり、コンピュータの電源をオフにする前に、すべ ての書き込みキャッシュが完了していることを確認してください。コンピュ ータの電源をいきなりオフにしたり、リセットボタンを押してコンピュータ を再起動すると、書き戻しが行われず、データが失われることがあります。 すべてのキャッシュ情報をディスクに書き戻すには、MS-DOSのコマンドプロ ンプトで、smartdrv /cと入力して リターンキーを押します。書き込み処理 が終了した後、コンピュータを再起動したり、コンピュータの電源をオフに します。 ・CD-ROMのキャッシュを行う場合は、SmartDriveを常駐させる前にMSCDEX.EXEを常駐 させてください。SmartDriveを常駐後にMSCDEX.EXEを常駐させてもCD-ROMの キャッシュは行われません。 RAMDISK.SYS RAMDRIVE.SYSは、メモリの一部をRAMドライブとして使用するためのドライバです。 RAMDRIVE.SYSは、CONFIG.SYSファイルの中に記述します。 書式device=[drive:][path]ramdrive.sys[DiskSize[Sectorsize [NumEntries]]] [/e][/m] 解説・[drive:][path]にRAMDRIVE.SYSのプログラムファイルがあるドライブ名とデ ィレクトリを指定します。 ・DiskSizeはRAMディスクに使うメモリ容量をKB単位で指定します。 640KBのRAMディスクを作る場合は、640と指定します。指定しない場合は、1 28KBのRAMディスクが作成されます。指定できる値は128〜65535です。 コンピュータに搭載しているメモリよりも大きな値は指定できません。 ・SectorSizeは、セクタサイズをバイト単位で指定します。指定できるサイズ は、512または1024のいずれかです。指定しない場合、またはRAMディスク容 量を32MB以上に設定した場合は1024です。 ・NumEntriesは、RAMディスクのルートディレクトリに作れるファイルやディレ クトリの最大数を指定します。指定できる数は128〜1024ですが、セクタサイ ズが512の場合は16の倍数、セクタサイズが1024の場合は32の倍数に切り上げ られます。指定しない場合は、128になります。 ・/eは、RAMディスクをEMSメモリに作ります。/eを指定するにはEMSドライバが 必要です。 ・/mは、RAMディスクをメインメモリに作ります。 ・/eも/mも指定しない場合は、RAMディスクをXMSメモリに作ります。 この場合HIMEM.SYSが必要です。 【アップデートにより修正される不具合について】 本アップデートにより以下の問題が修正されます。 本アップデートバージョンより追加あるいは修正されたモジュールには、*印を付加し ています。なお、本アップデートバージョンには従来のアップデート分もすべて含まれ ます。 COMM.DRV --- RS232Cドライバ ・ 拡張RS232Cボード9861K使用時FDDをアクセスできない ・ キャノン製プリンタLBP-A404E使用時ハイレゾモードでペイントブラシのデータを印刷すると、データ送   信中に「プリンタに用紙がセットされていないか接続がされていません」というメッセージ   が表示され印刷できない ・ Free Form Debugger(エー・アイ・ソフト)でRS-232Cへデータ受信時、画面が一瞬暗くなり、 DOSプロンプトへ戻りハングアップ  * まいと〜くFAX for Winで送信中に送信されなくなる SETUP.EXE --- Windowsセットアップ ・ DOSでSETUP.EXEを起動して環境設定を変更した際に表示されるメッセージが誤っ ている  「Windowのシステム...」 → 「Windowsのシステム...」 ・ カスタムセットアップで深いディレクトリを指定するとハングアップする場合が   ある ・ EPSON製以外のマウスドライバが組み込めない ・ Windows3.1 Rel.1.01をインストール中、ディスク#10で「SERIFE.FONアクセスが拒否されました」   のメッセージが表示される。また、フォント情報ファイル(*.FON)読み込み中にエラー発生 SETUP.INF --- セットアップ用設定ファイル ・ 電卓のアイコン情報が更新されない APPS.INF --- DOSアプリケーション登録情報 ・ 誤記 MSKANJI.EXE --- MS KANJI,ATOK7,WX2 I/Fのブリッジ ・ MS KANJIを使いFEPをON/OFFするとシステムリソースがなくなる ・ 白黒ボタンが有効にならない ・ MS-KANJIインタフェースでATOK8を組み込み、単語登録を行い終了させると「単語登録終了」   と表示されたままシステムラインが変更不可となる。また登録も正常に行われない GDI.EXE --- グラフィックカーネル ・ 日本語TrueTypeフォントのイタリック文字をBS(バックスペース)キーで削除した とき、ゴミが残る場合がある  * 日本語TrueTypeフォントを大量に印刷すると動作が異常に遅い KRNL286.EXE --- スタンダードモード用カーネル KRNL386.EXE --- エンハンストモード用カーネル  * Windows起動時にメモリの状態によってハングアップする場合がある HIMEM.SYS --- ハイメモリ領域管理ドライバ ・ サウンドボード16のWPLAY.EXEを使用すると再生が止まる MSD.EXE --- 自己診断プログラム ・ 表示内容を以下の通り変更した  項目   旧         新 ---------------------------------------------------------- 機種名  機種名を表示   EPSON PC(全機種共通) 不明(他社 PC)    EPSON PC以外 クロック XX MHz 高速/中速/低速 プロセッサ 80X86  286/386/486 以上 ビデオ ボード名と設定を表示 削 除 ・ CONFIG.SYSの中にDOS=HIGHがあると、「ビデオ表示色数256色」と表示する ・ RAMを16MB以上装着しても、MSDではXMSメモリの総計が15360KBまでしか表示されな い KBD.DRV --- キーボードドライバ ・ ターミナルで「設定→端末の設定→ローカルエコーをチェック」の操作後、ターミナルモードで文字入力し て文字をバックスペースで消去しようとしたとき、半角文字が1文字おきに消えたりハ   ングする ・ 一太郎for Windowsでプルダウンメニューをクリックするとヘルプ画面が起動してしまう ・ レコーダをスタートした後メモ帳を起動し、IMEを使用しないで半角かな文字を入力する。 これら操作を保存しショートカットキーで再生すると入力文字が化ける * 筆ぐるめVer.2 for Windowsで、CTRL+リターンキーの組み合わせのキー入力ができない WIFEDPD.DLL --- WIFEフォント用DLL ・ 極端に大きなWIFEフォントを使用すると表示もしくは印字ができない場合があ る ・ 特定の環境でWIFEフォントのサイズを変更しようとすると、正しく変更されな い場合がある  * 一太郎for WindowsでFA明朝文字飾りで印刷・イメージ表示を実行すると一般保護   エラーとなる WINNLS.DLL --- かな漢DLLモジュール ・ VK_DBE_KATAKANAのキーボードアサインを追加 WIN87EM.DLL --- 80x87数値演算コプロセッサ・エミュレーションライブラリ  * 数値演算コプロセッサを使用する以下のWinodwsアプリケーションの起動と   終了を繰り返す場合、2回目の起動時にハングアップする。アプリケーションによ   っては操作中にエラーメッセージが表示される場合もある。   ・ Lotus Approach 2.1J   ・ MPC Wizard 2.0   ・ Microsoft Excel Ver.5 ・ Micrografx Designer 4.0J   ・ Mr.Postman V3/V4/Lite(らくちんはがき'95 for Windows) ・ メルコ イメージスナッチャー Ver 1.00 など SMARTDRV.EXE --- ディスクキャッシュドライバ ・ DOS 3.X上においてSMARTDRV.EXEを常駐後XMOUNT OFFを行うと、OFFに設定したドラ イブ゙にアクセスした時点で不具合が発生 ・ DOSボックスで書き込みキャッシュのフラッシュが行われにくくなる ・ 特定のHDD使用時SMARTDRV.EXEを実行すると「0で除算しました」というエラーが発生 NETWORK.WRI -- オンラインドキュメント PRINTERS.WRI - オンラインドキュメント README.WRI --- オンラインドキュメント SYSINI.WRI --- オンラインドキュメント ・ 誤字、脱字、記述間違い GAIJIEDT.EXE --- 外字エディタ ・ 外字エディタで外字を作成するときにTrueType文字を参照するとシステムリソース が減少してしまう MPLAYER.EXE --- メディアプレイヤー ・ 他ウィンドウの下に隠れたメディアプレイヤーのスクロール矢印を押して上に表示 する際にスクロールバー表示が不正となる場合がある PROGMAN.EXE --- プログラムマネージャ ・ フルカラーの環境でプログラムマネージャの1つのグループに多数のアイコンを登 録すると一般保護違反が発生する場合がある  * アイコンの変更を行うとハングアップする場合がある TERMINAL.EXE --- 通信ソフト ・ 「テキストファイルの表示...」で文字が表示されない下の方をクリックすると 一般保護違反が発生する場合がある WINFILE.EXE --- ファイルマネージャ  * ファイルマネージャで書き込み禁止フロッピーディスクに対し500Kバイト以下のファイルをコピー   してもエラーとならない DRIVERS.CPL --- ドライバー用アプレット ・ コントロールパネルからドライバアイコンの選択を何度か繰り返すとリストボック   スに表示される組み込み済みのドライバが減少する WIN386.EXE --- 仮想デバイスドライバ  * NetWare3.12J/Personal Netwareで、LOGIN/LOGOUTできない  * Windsock起動後、キー入力ができない  * Microsoft Golf 起動後、キー入力ができない  * MIFESをいくつか起動し終了するとハングアップする  * DOSボックス内でADDDRV/DELDRVを実行するとハングアップする  * PC-486NOTE AUをダイナミックパワーセープモードで使用時、DOSボックス内の時計が正しくない WXASETW.EXE --- WXA環境設定 ・ コントロールパネルで日本語システムなしと変更し、WXAの設定を実行すると「 WXAかな漢字変換」でなく「WXA−Win」と表示される GSYS12.FOD --- システムフォントドライバ(12ドット) GSYS16.FOD --- システムフォントドライバ(16ドット) RGMJA12.JFR -- 標準ゴシックフォントデータ(12ドット) RGMJA14.JFR -- 標準ゴシックフォントデータ(14ドット) RGMJA16.JFR -- 標準ゴシックフォントデータ(16ドット) ・ システムフォント(12,16ドット)および標準明朝/ゴシック(12,14,16ドット)で   「ぱぴぷぺぽパピプペポ」と「ばびぶべぼバビブベボ」の区別がつかない RDMPU401.DRV --- ローランド社製ボード用ドライバ ・ ドライバのバージョン情報等の情報リソース追加 RDSMPU.DRV --- ローランド社製ボード用ドライバ ・ Super MPU Windows Device Driverのバージョン管理に関するリソースデータの追 加 ・ SMPTEのLTC情報をMTC情報へコンバートする機能及びスイッチ設定とそのスイッチ 状態を読むファンクションを追加 ・ SMPUSPP2CLK()でクロック値が65535以上になるとき値が0に戻ってしまう ・ SMPUGetCurTime()で同期モードがMIDI,IDLEのときは-15のエラーコードを返すよう に修正 WXA --- 日本語入力ソフトウェア ・ WXAで「句読点での変換」を選択し、漢字変換方式を「連文節変換」や「複合語優   先変換」にしておくと句読点を入力しても変換されず、スペースキーを押さなければ変 換されない ・ WXAで単語登録する際、「読み」に"0"を使用するとエラーになる CALC.EXE --- 電卓アプリケーション  * 電卓アプリケーションの計算結果表示が正しくない CRTS.DRV --- ノーマルモードGCディスプレイドライバ CRTE.DRV --- ノーマルモードEGCディスプレイドライバ CRTH.DRV --- ハイレゾモードディスプレイドライバ ・ BEAT WORD 1.0で自動保管のボタンをオン・オフした時、設定中のウィンドウの一部 の色が変わる ・ Ami PRO R3Jでチュートリアルを実行することができない ・ Microsoft Word Ver5.0でウィンドウ内の配色を変更し、入力した文字上でマウス を動作させると文字にゴミが残る ・ システムフォント12ドットの時Lotus1-2-3 Ver4 for Windowsでワークシートタブ   切り替えのマークが表示されない CRTLV4V.DRV --- ディスプレイドライバ(486SR/SE/NAS) 640×480 16色 CRTLV4N.DRV --- ディスプレイドライバ 640×480 16色 CRTLV8S.DRV --- ディスプレイドライバ(PCSKB/SKB2用) 640×480 256色 CRTLW4S.DRV --- ディスプレイドライバ(PCSKB/SKB2用) 800×600 16色 CRTLW8S.DRV --- ディスプレイドライバ(PCSKB/SKB2用) 800×600 256色 CRTLX4S.DRV --- ディスプレイドライバ(PCSKB/SKB2用)1024×768 16色 CRTLX8S.DRV --- ディスプレイドライバ(PCSKB/SKB2用)1024×768 256色 CRTLV8H.DRV --- ディスプレイドライバ(PCHKB/HKB2用) 640×480 256色 CRTLW4H.DRV --- ディスプレイドライバ(PCHKB/HKB2用) 800×600 16色 CRTLW8H.DRV --- ディスプレイドライバ(PCHKB/HKB2用) 800×600 256色 CRTLX4H.DRV --- ディスプレイドライバ(PCHKB/HKB2用)1024×768 16色 CRTLX8H.DRV --- ディスプレイドライバ(PCHKB/HKB2用)1024×768 256色 ・ Ami PRO R3Jでチュートリアルを実行することができない ・ アイコンエディタを使いPCSKB/HKB 256色でマス目表示すると、ゴミを表示したり   塗りつぶし円や四角を描画すると画面が崩れる ・ PCSKB/HKB使用時アプリケーション起動後、タイトルバーや作業領域の色が変わる ・ Microsoft Word Ver5.0でウィンドウ内の配色を変更して使用すると、入力した文   字の上にマウスを動作させると文字にゴミが残る ・ PCSKB+富士通製OASYS/WIN V2.0を使用し256色表示で、ある特定の操作をおこなう   と「アプリケーションエラー」が発生する ・ PCSKB+富士通製OASYS/WIN V2.0を使用しツールバーカスタマイズ画面起動時にアプ   リケーションエラーが発生する ・ PCSKB2/HKB2でGetforPixelファンクション使用時、エラーが発生する ・ PictureManagerでデータロード時にハングアップを起こす ・ WORD5で文字間隔をせばめると文字が欠けてしまう ・ 時計を「常に手前で表示」させアイコンを変更すると文字が重なる ・「ぴっくす」で解像度640×400(256色)時に図形を移動させると色が変化する ・ QuattroProで12ドット表示すると画面に横線が入る ・ Microsoft Word for Windows Ver5でレイアウト枠内に挿入した文字が欠けてしま   う ・ PCSKBドライバを組み込み、リコーPC-LASER SP4mkUを使用しExcel V4.0でグラフを印刷す   るとグラフパターンの網掛け部分が白抜けする ・ Video for Windows Ver1.0をPCPKB4で表示した場合、壁紙が白抜けする  * Windows画面の下が切れる CRTS.3GR --- ノーマルモードグラバ(エンハンスドモード用) CRTH.3GR --- ハイレゾモードグラバ(エンハンスドモード用) CRTK.3GR --- PCSKB(2)/HKB(2)用グラバ(エンハンスドモード用) ・ カラーパレットがDOSボックスのフルスクリーンとウィンドウ表示で灰色と明るい灰色   が逆になる VDDH.386 --- ハイレゾ用仮想ディスプレイドライバ VDDK.386 --- PCSKB(2)/HKB(2)用仮想ディスプレイドライバ VDDV.386 --- 高解像度表示ドライバ ・ 一太郎Ver5のアイコンをダブルクリックし一太郎にもどるとグラフィック画面が表   示されない ・ 一太郎Ver5の文書編集画面の中央に黒い縦線が出る ・ 複数のDOSボックスを「バックグラウンドでも実行」でウィンドウ表示するとハングす   る ・ DOSボックスのアイコンをダブルクリックすると1個目のDOSボックス画面が暗い ・ Lotus1-2-3での描画不具合(ノーマルモードのDOSボックスのみ) ・ 31行モードでWindows終了時に画面が乱れる ・ PCPKB4上で花子Ver2.2を起動し、十字カーソルの状態で直線描画等の操作を行うと   画面上にカーソル表示が移動後ゴミとして残ってしまう ・ 一太郎Ver4.3をDOSボックスを使ってウィンドウ表示させ、文書の印刷イメージを実行するとハ   ングアップする WCRTSET.EXE --- CRT選択ユーティリティ ・ SYSTEM.INIから情報を削除する際のメッセージを以下のように修正した 旧: 〜情報を消去します。 新: 〜情報を初期設定に戻します。 UNIDRV.DLL --- ジェネリックプリンタドライバ ・ 一太郎for Windowsで文字数の多い文書を印刷時に、「一般保護違反 UNIDRV.EXE」の エラーメッシセージが表示される  * デバイスフォント(プリンタ内蔵フォントなど)出力時に64KBのバッファ領域を超   えた文字印刷で文字抜けが発生する  * デバイスフォント出力時にUNIDRV.DLL内の0001:00B6番地で一般保護違反が発生する E_ESCP01.DRV --- ESC/Pプリンタドライバ ・ 対応機種追加(AP-1000V2,VP-1100,VP-6000,MJ-400,MJ-1010)  * 対応機種追加(AP-400V2,VP-600) E_ESCP02.DRV --- ESC/Pプリンタドライバ ・ 対応機種追加(MJ-500V2,MJ-1000V2,MJ-400,MJ-1010) E_ESCP03.DRV --- ESC/Pプリンタドライバ ・ 対応機種追加 アウトラインフォント用(AP-1000V2,MJ-500V2,MJ-1000V2) * 対応機種追加 アウトラインフォント用(AP-400V2,MJ-1050V2) E_PAGE01.DRV --- ESC/Pageプリンタドライバ ・ 対応機種追加(LP-1500S,LP-8000S,LP-8000SE,LP-1000) ・ TrueTypeフォントをプリンタフォントに置き換えて印字する機能を追加 * 対応機種追加(LP-9000,LP-8500,LP-1600)  * Microsoft Designerで印刷結果がイメージと異なる CANON10V.DRV --- CANON BJ−10vシリーズプリンタドライバ * シートフィーダ使用時に左マージンがずれる NM.DRV --- NEC NMシリーズプリンタドライバ ・ 「ユーザ定義サイズ」が選択できない  * ハガキ縦書きができない場合がある NPDL2.DRV --- NEC PC-PR1000/4 PC-PR2000/2,4 PC-PR4000/4,4000E/4プリンタドラ イバ ・ TrueTypeフォントの網掛けの印字が粗い場合がある  ・ Microsoft Wordでスクロールバーでのスクロールを繰り返しているとアプリケーシ ョンエラーが発生する場合がある ・ Microsoft Excel4.0でFAゴシックの印字中、2ページ目のフォントの一部が階段状 に印字される場合がある ・ DB Proのカード印刷で下線付き文字の下線の太さが均一でない場合がある ・ Aldus Pagemakerでの印字における「文字幅」を指定しても印字結果に反映されな い ・ Lotus Freelance 1.1JでサンプルデータBUILDING.SYMをオープンするとアプリケー ションエラーが発生する場合がある ・ 「用紙サイズ」選択時に"Letter 8 1/2×11 inchが"Letter 8 ス×11 inch"と表示 される場合がある ・ 特定のボールド文字の組み合わせで印刷すると文字が重なる場合がある ・ 用紙サイズを縮小設定にし印字すると、下5,6行、右隅が印字されない場合があ る  * アプリケーションを起動している状態で、コントロールパネルからプリンタの接続   を、ネット←→ローカルへ切り替えると印字結果が拡大される場合がある  * Amipro R3.0JまたはDBProの印刷時にTtueTypeフォント回転文字でボールドをかけると輪   郭のみ印字される場合がある。  * Microsoft ExcelまたはDBProの印刷時に、下線付きの印字を行った際、下線が文字   と重なってしまう場合がある  * 400DPIを設定し2部以上の出力をMicrosoft Excelから行うと、2部目以降が拡大印   字される場合がある  * Microsoft Wordで「ファイルに出力」ができない場合がある  * 1つの文書中で、1ページ目と2ページ目とで、印字方向や用紙サイズを別々に設   定できない場合がある  * 一太郎for Windowsで縦の罫線が印字されない場合がある  * Microsoft Excelでメモリ不足にならずに一般保護違反が発生する場合がある PCPR101.DRV --- NEC PR101シリーズプリンタドライバ ・ トラクタフィーダ使用時はサポートしていない「ユーザ定義サイズ」が選択できて しまう ・ シートフィーダを使用していると印刷後に一枚白紙が排出される PCPR201.DRV --- NEC PR201シリーズプリンタドライバ ・ Lotus1-2-3/W R4JやMicrosoft Excel4.0でプリンタフォントを使用して印刷した際 途中のセルから空白がなくなり、左側に詰まって印字される場合がある ・ シートフィーダを使用していると印字後に一枚白紙が排出される ・ 印字される余白の結果が設定と異なる ・ シートガイド使用時に2枚目以降の上部マージンの設定が無視される ・ PC-PR201/45Lにおいてトラクタフィーダが使用できない ・ トラクタフィーダ使用時はサポートしていない「ユーザ定義サイズ」が選択できて しまう PCPR700.DRV --- NEC PR700シリーズプリンタドライバ ・ Lotus1-2-3/W R4JやMicrosoft Excel4.0でプリンタフォントを使用して印刷した際 途中のセルから空白がなくなり、左側に詰まって印字される場合がある  * 印刷可能領域の値が不正の場合がある  * Windowsのプリンタの設定で用紙サイズを15インチに設定し印字すると用紙の右下   と下側が空いてしまう場合がある  * 単票用紙へ印字すると、先頭ページと2ページ以降のTOPラインの印字開始位置   が異なる場合がある  * Windowsから用紙の切り替えができない場合がある PR101.DRV --- NEC PR101シリーズプリンタドライバ ・ トラクタフィーダ使用時、「ユーザ定義サイズ」を選択しても11インチ用紙送りさ れる  * PC-PR101E2,F2,Gのプリンタにおいてハガキの左端を越えて印字される場合がある  * 手差し時に白紙が一枚排出される場合がある  * 手差し時に用紙の下が印字されない場合がある PR101T.DRV --- NEC PR101シリーズプリンタドライバ ・ プリンタ内蔵フォントのポイント数によって縦書き印字ができない場合がある  * シートフィーダ使用時、白紙が一枚余分に排出される  * シートフィーダ使用時に用紙上端の余白が狭くなる場合がある PR201.DRV --- NEC PR201シリーズプリンタドライバ ・ トラクタフィーダ使用時、「ユーザ定義サイズ」を選択しても11インチ用紙送りさ れる ・ トラクタフィーダ使用時はサポートしていない「ユーザ定義サイズ」が選択できて しまう PR602.DRV --- NEC PC-PR601,602,602R,PC-PR1000,1000/2,PC-PR2000プリンタドラ イバ ・ Lotus1-2-3/W R4Jで用紙の設定をB4にしても、Letterサイズになってしまう  ・ Microsoft Wordでスクロールバーでのスクロールを繰り返しているとアプリケーシ ョンエラーが発生する場合がある ・ 印字開始位置によって最後の文字が印字できない場合がある  * Microsoft Wordでファイルに文字が出力できない場合がある PSCRIPT.DRV --- ポストスクリプトプリンタドライバ ・ 20ポイント以上の日本語TrueTypeフォントを使用した場合、画面表示と違う文字 が印刷される場合がある ・ プリンタ設定/用紙サイズに表示されるB4サイズの文字列にo単位が表示されな い ・ アプリケーションのプリンタ設定での用紙サイズが無視され、コントロールパネル での設定で印刷される ・ PC-PR3000PS/4Fでc_Fontを正しく表示しない RPDL.DRV --- RICOH SPシリーズプリンタドライバ ・ OPTIONダイアログボックスでTrueTypeをグラフィックスで出力するボタンをチェッ クしないとき、400ポイント程度の大きいTrueTypeフォントを印刷すると一般保護 違反が発生する ・ アプリケーションからのプリンタ設定で縮小率を変更しても反映されない ・ 日本語TrueTypeフォントをイタリックで印字すると一般保護違反が発生する場合が ある ・ 罫線(太線)を印刷すると印刷がずれる場合がある  * TrueTypeをイメージとして印刷を指定しWord1.2A上で標準明朝および標準ゴシック   を印刷すると文字幅が0で印刷される  * 文字の回転、字間およびジャスティフィケーション、TrueTypeの置き換えが正しく   行われない  * スプーラを通し印刷すると印字されない場合がある  * 給紙トレイの設定がWindows起動時に初期化される  * Microsoft Excel上でグラフのラベルにTrueType文字を出力すると、文字がリバース   されて印刷される  * 縦書き印刷時の句読点の位置が正しい位置に印刷されない  * 手差し、マルチシートフィーダ、用紙サイズが正しく選択できない、およびマルチ   シートフィーダで設定できる用紙サイズに、A6・B6、LT・HLTの用紙サイ   ズを追加  * 文字間隔が指定されたフォントより小さい場合、フォント幅が不正になる  * 印刷データの終わりに、漢字シフトアウトが出力されない  * 文字回転角度シーケンスが改ページ時、プリンタのファームでリセットされてしま うため、改ページ後必ず文字回転角度のシーケンスを出力するように修正した  * Microsoft Word5.0でページ毎に用紙方向、用紙サイズおよび給紙トレイを指定した 場合、指定された内容で印刷されない、および複数部数の印刷ができない  * PC-LASER SP7以上の機種で、横書きおよび縦書き指定時、プリンタで用意されてい る横書きおよび縦書き専用フォントが使用されない 【変更または追加されたプリンタおよびマルチメディアのドライバ】 アップデートディスク#3には、変更または追加された下記のプリンタおよびマルチ メディアのドライバが含まれます。これらのドライバをインストールするときは、ア ップデートディスク#3をご使用ください。 (1) プリンタドライバ    E_ESCP01.DRV    E_ESCP02.DRV    E_ESCP03.DRV    E_PAGE01.DRV    CANON10V.DRV    LIPS3.DRV    NM.DRV    NPDL2.DRV    PCPR101.DRV    PCPR201.DRV    PCPR700.DRV    PR101.DRV   PR101T.DRV   PR201.DRV   PR602.DRV   PSCRIPT.DRV   RPDL.DRV  (2) マルチメディアのドライバ    RDMPU401.DRV   RDSMPU.DRV   RDSMIDI.DRV RDVCBD.386 EPSON Microsoft MS-DOS6.2の制限事項について EPSON Microsoft MS-DOS6.2のDoubleSpace使用時はEPSON Microsoft Windows3.1で ハイレゾ/ノーマル切り替え機能は使用できません。 ----------------------------------------------------------------------------- * Microsoft,MS,MS-DOSは米国Microsoft Corporationの登録商標です * Windowsは米国Microsoft Corporationの商標です * Windowsの正式名称はMicrosoft Windows Operating Systemです * その他記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です