(97/01/29 ver1.00) --------------------------------------------------------------------- この文章は、プラグ・アンド・プレイに対応していない AWE32 ユーザーの ために作成されたものです。 Windows3.1 から Windows 95 への切り替えの際に、Windows 95 用ドライ バで音が正常に音が出るようになり、Windows 95 に付属のドライバ、アプリ ケーションを利用することで、Sound Blaster AWE32 の基本的な動作には問 題はないが、Software Upgradeを購入していない(しなかっ た)ので、Windows 95 用 AWE Control Panel を入手出来なかったユーザー のために AWE Control Panel を提供することを目的としています。 << 注意事項 >> 1.「プラグ・アンド・プレイに対応している AWE32、SB32 ユーザー」 2.「Software Upgradeを購入したユーザー」 上記(1または2)に該当するユーザーは、すでに Windows 95 用 AWE Control Panel を入手されていますので、この文章および、この AWE Control Panel は必要がありません。 インストール方法に関しても、上記(1または2)に該当するユーザーを 念頭においていませんので、無理にインストールをおこないますと、不具合 が発生し得ます。 プラグ・アンド・プレイに対応していない AWE32 を使用しており 「Software Upgradeを購入していない(しなかった)」 ユーザーのみご利用ください。 条件を満たさない環境においてインストールをおこなった結果、不具合が 発生しても、弊社(クリエイティブメディア株式会社)では、責任を負いま せん。 --------------------------------------------------------------------- AWE Control Panel (Windows 95 version)日本語補足説明 ==================================================== この READMEJ.TXT ファイルは、Sound Blaster AWE Control Panel (for Windows 95)の 日本語補足説明をおこなうものです。 この文章の構成は、以下のようになっています。 1. 概要 2. 必要とする ハードウエア/ソフトウエア の構成 3. AWECP95.EXE に梱包されているファイル 4. AWE Control Panel のインストール方法 5. 追加情報 (a) AWE Control Panel の[WaveFx]パネルについて (b) Windows 95での標準MIDI出力の変更について (c) フルデュプレックス(全二重)の制約について (d) SoundFont とは、何か? (e) Creativeの FTP サイトと World Wide Web サイトの URL 1. 概要 ==== 今回のリリースは、AWE Control Panel (version 2.06) for Windows 95 です。 このバージョンでは、以下のことが可能になりました。 * SoundFont 2.0 sound-font bank フォーマットのサポート * MPU-401 エミュレーション(有効/無効)の設定 2. 必要とする ハードウエア/ソフトウエア の構成 ================================ 今回の AWE Control Panel (version 2.06) for Windows 95 を使用する ためには、以下の ハードウエア/ソフトウエア の構成が必要になります。 ハードウエア - Sound Blaster AWE32 (Windows 95 環境下にて、完全に動作していることが前提) ソフトウエア - Microsoft Windows 95 - ボリュームコントロール等の、基本的なアプリケーション - Windows 95 用の最新ドライバ (SBAWE32.DRV と SBAWE.VXD の バージョン 4.25 または、 それ以上のバージョンのもの) *** 重要!!*** * この AWE Control Panel (version 2.06) for Windows 95 を使用する ためには、Windows 95 用の最新ドライバが必要になります。 最新ドライバは、NIFTY の SPCVG のデータライブラリ6番にアップロ ードしてあります。 必ず、最新ドライバで AWE32 が動作する環境にしてから、この AWE Control Panel のインストールをおこなってください。 3. AWECP95.EXE に梱包されているファイル ==================================== AWECP95.EXE に梱包されているファイルは、以下の通りです。 AWECP32.EXE AWE Control Panel 本体 AWE32RES.DLL AWE Control Panel resources dll ファイル AWECP.HLP AWE Control Panel ヘルプファイル AWECP.CNT AWE Control Panel ヘルプファイルのコンテンツページ READMEJ.TXT 説明文(この文章です。) LICENCE.TXT ライセンス説明文(英語版) 4. AWE Control Panel のインストール方法 ==================================== AWE Control Panel のインストール方法は、以下の通りです。 PROGRAMフォルダの中に、インストールするためのフォルダを作成してく ださい。AWE という名前のフォルダです。 (例:C:\PROGRAM\AWE このようなフォルダが作成されます。) 次に、(AWECP32.EXE と AWE32RES.DLL)を、この AWE というフォルダに コピーしてください。 (AWECP.HLP と AWECP.CNT)は、WINDOWS95フォルダの中にある HELPフォ ルダにコピーして下さい。例:C:\WINDOWS\HELP にコピーする。 起動方法は、簡単です。 コピー後に AWECP32.EXE をダブルクリックすれば、起動します。 (ショートカットを作成すると便利です。) 5. 追加情報 ======== (a) AWE Control Panel の[WaveFx]パネルについて AWE Control Panel の[WaveFx]パネルで Wave ファイルをサウンド・サ ンプル・ファイルとしてロードする場合、 Wave ファイルのフォーマッ トは、モノラル 16Bit、44.1kHz のファイルでなくてはなりません。 モノラル 16Bit、44.1kHz の Wave ファイルを利用してください。 (b) Windows 95での標準MIDI出力の変更について Windows95では、音源ボードを取り付けた後の MIDI出力の設定は、 "内部 OPL2/OPL3 FM 音源" に設定されています。 Sound Blaster AWE32 には、WaveTableシンセサイザーが搭載されてい ますので、この WaveTableシンセサイザー機能を使用するためには、 MIDI出力の設定を変更しなければなりません。 MIDI出力の設定を変更するには以下のように行って下さい : a. [スタート]ボタンを選択して、[設定]メニューの[コントロール パネル]を選択します。 b. コントロール・パネルから[マルチメディア]アイコンを選択し、[マルチメディアのプロパティ]ダ イアログを表示します。 c. ダイアログの[MIDI]タブを選択してMIDIのプロパティを表示します。 d. [単一の機器]オプション・ボタンを選択して、 "Creative Advanced Wave Effect Synthesis for AWE32" を選択します。 e. [更新]ボタンを選択して、[OK]ボタンでダイアログを終了して下さい。 これで全てのMIDI出力は、Sound Blaster AWE32 の WaveTableシンセサ イザーから出力されます。 (c) フルデュプレックス(全二重)の制約について Sound Blaster AWE32は、フルデュプレックスによる再生および録音が 可能ですが、この機能を全てにおいて使用するには以下の制限に注意し て下さい : a. 再生をしながら録音をおこなうことができるのは、一つのセッショ ンのみです。 つまり、複数の再生をおこないながら、複数の録音をおこなうこと はできません。 b. 再生と録音を同時におこなう場合には、再生/録音ともに、同じサン プリングレートを使用して下さい。 c. オーディオ・ファイルの再生/録音は、Waveフォーマット(PCM)で行っ て下さい。 d. 再生および録音の動作が非常に遅い場合は、ご使用されているパソコ ン環境では負荷が大きすぎることを意味しています。 この場合には、再生と録音のサンプリングレートを低くして下さい。 注意 :フルデュプレックスおよびダイレクト・サウンドの機能は、お互い に排他的な関係にあります。 フルデュプレックス機能を使用する際は、ダイレクト・サウンド機 能を使用しないで下さい。 同時に使用すると問題が発生する場合があります。 (d) SoundFont とは、何か? SoundFont とは、AWE32 の上で実現できる「音のサンプリング」機能の ことです。 音楽CD、マイクロフォン、LINE−IN、等から、サンプリングし たい音をハードディスク上にWAVEファイルとして保存(録音)し、 Vienna SF Studio を用いて、加工/編集して SoundFont に変換しま す。 このように作成された SoundFont は、シーケンサ、MIDIキーボー ド等で利用/保存が可能です。 この SoundFont を自分で作成するのが面倒であったり、SoundFont を 利用した場合の音を聞いてみたいという方のために、色々な SoundFont を集めたCD−ROMを販売しています。 (e) Creativeの FTP サイトと World Wide Web サイトの URL 英語情報ですが、SoundFont 2.0 のより詳しい情報が必要な場合は、 Creative Labs World Wide Web (WWW) にアクセスしてみてください。 http://www.creaf.com/emu/ 最新のドライバは、Creative Labs FTP サイトにアップロードしてあり ます。 ftp.creaf.com または、Creative Labs World Wide Web (WWW) にアクセスしてみてく ださい。 http://www.creaf.com/wwwnew/tech/ftp/ftp-sb16awe.html また、NIFTY の SPCVG のデータライブラリ6番にも、アップロードし てありますので、ご利用ください。 *** 終わり ***