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減色

画像を増減色します。256色画像をフルカラーのレタッチソフトで編集したい、フルカラーの画像をホームページで使うために256色にしたい…といったときに有用な機能です。

ハイカラー以上の画像を、ハイカラー以上に増減色する(例:フルカラー→ハイカラー)ときは、ダイアログも何も出さずにすぐ別ウィンドウにて増減色した画像を開きます。

4色(2bit)に減色すると、Windows上での画像表現の都合上できた画像は4bitになっていますが、実際に使われている色数は4色まで減っていますので、2bitでの保存をサポートしている形式(現在PNGのみ)で保存すれば2bit画像ファイルができます。

ハイカラー以上の画像を256色以下に減色するときは、次の減色条件を選んでください。

誤差拡散の方法

タイプAよりタイプBの方がドットが目立つ感じになります。タイプAがFloyd-Steinberg法、タイプBがJarvis法というマトリクスを使っています。

パレット選定の方法

写真画像には「メディアンカット」、アニメ絵(フルカラーながら200色程度しか使ってない画像など)では「多い色から」の方がよい結果を得られるようです。前者は色の頻度分布(ヒストグラム)を使って、使用するパレットを算出します。後者は単純に画像上で多く現れる色をパレットに割り当てます。
「グレイスケール」はいわゆる白黒画像です。
直前に使ったパレット、ほかの画像ファイルに使われているパレットを使用することもできます。画像ファイルから抽出するときは、ファイル名を指定しておいてください。このとき、画像でないファイルやパレットを持たない画像(ハイカラー、フルカラー)を指定すると失敗します。

現在の減色機能は画質、速度、機能などの点においてまだ発展途中であるとお考えください。なお研究を続けるつもりです。