----------------------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------------------- * xDSL回線をご利用されるお客様への補足事項(WLAR-L11-L/BLR-TX4) * * Copyright(C) 2000 MELCO INC. * ----------------------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------------------- このたびは、弊社製品をお買い求め頂き、誠にありがとうございます。 本製品のファームウェアのバージョンアップにより、PPPoEを使用したxDSL回線で インターネット接続が可能になりました。設定手順は、下記「■PPPoEを使ったxDSL 回線をご使用の方へ」を参照してください。また、PPPoEの設定の為に、設定項目が 追加されています(次項「■設定項目の追加」参照)。 ----------------------------------------------------------------------------- ■設定項目の追加 ----------------------------------------------------------------------------- 本製品の設定画面にPPPoE接続の為に以下の設定項目が追加されました。 1.[詳細設定]−[基本設定]−「WAN側IPアドレスの欄」 「PPPoEクライアント機能を使用する」 2.[詳細設定]のメニュー 「PPPoE設定」のメニュー ----------------------------------------------------------------------------- ■PPPoEを使ってxDSL回線をご利用される方へ ----------------------------------------------------------------------------- xDSL回線に本製品を接続してインターネット接続をする場合は、PPPoE接続の設定が 必要な場合があります。PPPoE接続が必要かどうかは、ご契約されているプロバイダ、 もしくは回線業者様にお問い合わせ下さい。 <<ご注意>> PPPoE接続をする際、通常、ご使用のパソコンにドライバをインストールして行なう PPPoE変換を、BroadStation内部で行なう為、ご使用されるパソコンにはプロバイダ等 から支給されます「PPPoE用のドライバ」をインストールする必要はありません。 ご注意下さい。 ※.PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)とは? 電話回線でのPPP接続と同様の通信を、Ethernetで行なう為の通信方法です。 <<設定手順>> PPPoE接続の設定は以下の手順にしたがって行なってください。 1)別冊「インターネットスタートガイド」の各OSの章のStep1〜Step4を参照して、 本製品の設定を行なってください。 2)別冊「インターネットスタートガイド」の各OSの章のStep1〜Step4を参照して、 本製品の設定画面を表示してください。 ・WLAR-L11-Lの場合 各OSの章の「Step4.AirStationにインターネットの接続の為の設定をする」の 手順1〜13(Windows2000/NT4.0の場合、手順1〜9) ・BLR-TX4の場合 各OSの章の「Step4.BroadStationにインターネットの接続の為の設定をする」の 手順1〜7 3)BroadStationのトップ画面が表示されたら[詳細設定]のボタンをクリックします。 パスワードの画面が表示されますので、ユーザ名に「root」、パスワードに設定 したパスワード(設定していない場合は空欄です)を入力し[OK]をクリックし ます。 4)画面左側のメニュー内の[PPPoE設定]をクリックします。 5)プロバイダから指定された「ユーザ名」と「パスワード」を入力してください。 また、「確認用」の欄に同じパスワードをもう一度入力してください。 ※.フレッツADSLをご利用のお客様は、プロバイダから指定されたユーザ名の 後に「@プロバイダの識別名」と入力する必要があります。 (例.ユーザ名:melco、プロバイダ:ニフティの時 melco@nifty.com) 詳しくはご利用のプロバイダにお問い合わせ下さい。 6)「接続方法」に問題がないか確認してください。 ※.接続方法については、下記「PPPoE設定画面について」を参照してください。 特に問題が無ければ「常時接続」でご利用下さい。 7)[設定]ボタンをクリックして下さい。「設定を完了しました」と表示されれば 設定は正常に完了しています・ 8)次に、メニューの「基本」をクリックして「基本設定画面」を表示します。 9)基本設定画面の「WAN側IPアドレス」の取得方法を「PPPoEクライアント機能を使用 する」に設定し、[設定]ボタンをクリックします。 10)「設定を完了しました…」と表示されますので、表示に従い、Webブラウザを閉じて 下さい。 以上でPPPoEの設定は完了です。 ----------------------------------------------------------------------------- ■インターネットに接続できない時 ----------------------------------------------------------------------------- インターネットに接続できない時は、別冊「インターネットスタートガイド」の「第5章 困ったときは」を参照して、を参照して、設定を確認してください。また、以下の手順 でPPPoEの接続が行なわれているか、確認を行なってください。 1)別冊「インターネットスタートガイド」の各OSの章のStep1〜Step4を参照して、 本製品の設定画面を表示してください。 ・WLAR-L11-Lの場合 各OSの章の「Step4.AirStationにインターネットの接続の為の設定をする」の 手順1〜13(Windows2000/NT4.0の場合、手順1〜9) ・BLR-TX4の場合 各OSの章の「Step4.BroadStationにインターネットの接続の為の設定をする」の 手順1〜7 2)正常に設定できていれば、BroadStationのトップ画面の「ブロードステーション情報」の 欄に「PPPoE状態」が表示されます。 ※.詳細な接続は「機器診断」の「本体情報」確認できます。 3)PPPoE状態にエラーが表示されていないか確認してください。 「通信中」となっていれば正常にPPPoEで通信できています。 4)エラー別に以下の項目を確認してください。 1.「ケーブルモデム/PPPoEサーバが見つかりません。」 ・BroadStationとケーブルモデムが正常に10Base-Tで接続されているか、確認して 下さい(WANのLEDが点灯しているか確認してください)。ケーブルモデムとBroad Stationはパソコンとケーブルモデムを繋ぐものと同じケーブルをご利用くだ さい。 ・直前までパソコンなどで回線を使用していた場合、ケーブルモデムは一台のみ しか接続できない物が多い為、モデム内に接続状態が保持されている可能性が あります。しばらく時間を置いてから、再度、接続を行なってください。 (フレッツADSLでは、強制切断後、西日本で30分、東日本で10分程度、 再度接続できなくなることがあります。ご注意下さい。) 2.「認証に失敗する」 ・ユーザ名、パスワードが正しく設定できているか確認してください。 設定済みの場合、パスワードの(確認用)の欄にのみ、再度パスワードを入力し きちんと設定ができているか等、確認を行なってください。 ・フレッツADSLをご利用の場合は、プロバイダへの接続契約が「フレッツADSL接 続」に切り替わっているか、確認して下さい。プロバイダによっては、ADSLに 対応していても、特別な契約が必要な場合があります。ご確認下さい。 3.「サーバの応答が無くなりました」 ・一旦、接続後、プロバイダのリモートアクセスサーバから強制切断されました。 暫く、時間を置いてから、再度接続を行なってみてください。また、プロバイダ にサーバの状態を確認してみてください。 ----------------------------------------------------------------------------- ■PPPoEの設定画面の各項目について ----------------------------------------------------------------------------- ここでは、詳細設定内の「PPPoE設定」で設定できる項目について説明をいたします。 1)ユーザ名 プロバイダに接続する際に使用するユーザ名を指定します。64文字まで入力が できます。 2)パスワード プロバイダに接続する際に使用するパスワードを指定します。また、確認用の欄 にも、同じパスワードを入力してください。64文字まで入力が可能です。 3)サービス名 PPPoEサーバ(もしくはケーブルモデム)が複数台存在する場合、接続するPPPoE サーバを指定することができます。空欄にした場合は、自動検索を行ない、最初に 検出したPPPoEサーバに接続を行ないます。 特にプロバイダより指定の無い場合は、空欄にして下さい。 4)接続方法 PPPoEサーバに接続するタイミングを設定します。 ・常時接続 … 起動と同時にPPPoEサーバに接続し、常に接続時続けます。 また、トップ画面の切断ボタンを押した場合も、自動的に 再接続を行ないますので、ご注意下さい。 ・オンデマンド接続… インターネットへ接続するときのみ、PPPoEサーバに接続 します。 ・手動接続 … BroadStationのトップ画面のPPPoE状態から「接続」ボタンを クリックした時にのみ、接続を開始します。 (ご注意)「常時接続」を選択し、Webサーバなどの構築を行なっている場合、外部 からの不正なアクセスを受ける可能性があります。ご注意下さい。 5)切断時間 接続方法に「手動接続」「オンデマンド接続」を選んだ場合、自動的に切断される までの、無通信時間を分単位で設定します。また、0が入力された場合、自動的に 切断を行ないません。 なお、「常時接続」を選択している場合、この機能は自動切断をおこないません。 6)認証方法   PPPoEサーバに対して、どの認証方法で認証を行なうかを設定します。   「自動認証」の場合、PPPoEサーバのサポートしている認証方法で認証し、「CHAP認証   のみ」「PAP認証のみ」の場合、それぞれの認証方法でのみ認証を行ないます。   特にプロバイダより指定が無い場合は「自動認証」で問題ありません。 7)MRU値   PPPoE上で、通信を行なう際に使用するMRU(MaximumRecive Unit)を578〜1492の範囲で   設定します。   本製品は、この値を使用してサーバとMRUネゴシエーションを行ないます。   特にプロバイダより指定の無い場合はデフォルト(1454)のままでご利用下さい。 ----------------------------------------------------------------------------- ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権などすべての権利は弊社に帰属します。 ・Windowsは米国Microsoft社の登録商標です。 株式会社 メルコ -----------------------------------------------------------------------------