D端子に出力する(SSH-HDTV)

D端子出力は、SPECTRA 7400 DDR もしくは SPECTRA 8800、SPECTRA 8400、SPECTRA F11、SPECTRA F11 PE32、SPECTRA X20 にオプションボードの SSH-HDTV が接続されている場合に使用できます。以下の説明は SSH-HDTV を使用されている場合の説明です。

D端子に出力する手順:

  1. SSH-HDTVのD出力端子と TV の入力端子を接続します。
  2.  画面のプロパティをコントロール パネルから起動します。
  3. 設定 タブの 詳細 ボタンをクリックします。
  4. SPECTRA Information タブを選択し、表示設定 ボタンをクリックします。表示設定ダイアログが表示されます。
  5. D端子出力 タブを選択します。
  6. D端子出力モード D4端子出力(D4対応 TVの場合) もしくは D2出力(D2、D3対応 TVの場合)を選択します。画面の出力先がD端子出力に自動的に切り替わります。
  7. OK適用 をクリックします。

D端子出力の設定:

D端子出力設定
画面の出力先を、ディスプレイからD端子に切り替えます。(ディスプレイにも同時に出力されています)

D端子出力モードで使用できる解像度は、D4端子出力を選択した場合には 1280x720、1152x640、1024x640、800x600、720x480、720x416、720x400、640x480、640x416です。またD2端子出力を選択した場合は 720x480、720x416、720x400、640x480、640x416になります。
接続されているTVがD2もしくはD3対応であっても、D4端子出力を選択するとメニューにD4出力に対応した解像度が表示されます。これらの解像度を選択した場合に正しく表示されないだけでなくTVにダメージを与える場合がありますので、十分注意してご使用ください。

D端子の出力は通常TVにオーバースキャンモードで表示されるため、ほとんどの場合周囲がはみ出し画面全体を表示することはできません。720x480 と 1280x720 以外の画面モードは、画面全体を表示するため、あるいは固定の画面モードを要求するアプリケーションのために用意しています。ただしこれらの解像度を使用すると画面が引き伸ばされて表示されることがあります。また画面全体が表示されない場合があります。

D端子出力モードでのリフレッシュレートは、60Hz固定となります。
カーソルの表示方式を変更する
カーソルの表示方式を変更します。DirectXアプリケーションなどでカーソルがちらついたり表示されなくなる場合にはチェックをはずしてください。