Reshape Name プロパティ - ダイナミック (ADO)

Recordset オブジェクトの名前を指定します。

戻り値

Recordset の名前である文字列型 (String) の値を返します。

解説

名前は、接続中、または Recordset が閉じられるまで保持されます。

Reshape Name プロパティは、主に Microsoft Data Shaping Service for OLE DB サービス プロバイダのリシェイプ機能で使用されます。リシェイプでは一意の名前を使います。

このプロパティは読み取り専用ですが、Recordset の作成時に間接的に設定できます。たとえば、SHAPE コマンド句で Recordset を作成し、それに "AS" キーワードのエイリアス名を与える場合、そのエイリアスは Reshape Name プロパティに割り当てられます。エイリアスが宣言されない場合やエイリアスが既存の名前と競合する場合、Reshape Name プロパティには、Data Shaping Serviceで生成される名前が割り当てられます。

SHAPE コマンドで Recordset を参照する場合や、Data Shaping Service で生成したために名前がわからない場合は Reshape Name プロパティを使います。この場合、Reshape Name プロパティによって返される文字列にコマンドを連結することによって、SHAPE コマンドを生成できます。

Reshape Name は、CursorLocation プロパティを adUseClient に設定したときに、Recordset オブジェクトの Properties コレクションに追加されるダイナミック プロパティです。