指定された Recordset オブジェクトが特定の種類の機能をサポートしているかどうかを判別します。
構文
boolean = recordset.Supports( CursorOptions )
戻り値
CursorOptions 引数で指定されたすべての機能がプロバイダでサポートされているかどうかを示す、ブール型 (Boolean) の値を返します。
パラメータ
CursorOptions 1 つまたは複数の CursorOptionEnum 値で構成される長整数型 (Long) の式を指定します。
解説
Supports メソッドは、Recordset オブジェクトがサポートする機能の種類を調べるために使用します。CursorOptions で指定された定数に対応する機能が Recordset オブジェクトでサポートされている場合、Supports メソッドは True を返します。対応する機能がサポートされていない場合は、False を返します。
注意 指定した機能に対して Supports メソッドが True を返しても、プロバイダでは必ずしもその機能を使用できるとは限りません。Supports メソッドは、必要な条件が満たされているという前提に基づいて、指定した機能をプロバイダがサポートできるかどうかを判別した結果を返します。たとえば、カーソルが複数のテーブルの結合に基づいている場合でも、Supports メソッドは、その Recordset オブジェクトが更新をサポートすると判別することがありますが、実際の列の中には更新できないものがあります。