Microsoft ADO プログラマーズ リファレンス

Microsoft® ActiveX® データ オブジェクト (ADO) を利用すると、OLE DB プロバイダを通してデータベース サーバーのデータに対するアクセスおよび操作を行うアプリケーションを作成できます。ADO の主な利点は、使用が簡単で、高速に動作し、メモリのオーバーヘッドが小さく、ディスクの使用量が少ないことです。ADO は、クライアント/サーバー アプリケーションおよび Web ベース アプリケーションを構築するための重要な機能をサポートしています。

ADO は、Remote Data Service (RDS) の機能も備えており、1 回の処理で、サーバーからクライアント アプリケーションまたは Web ページにデータを移動し、そのデータをクライアントで操作し、操作後のデータをサーバーに返すことができます。RDS は、以前に Microsoft Remote Data Service 1.5 としてリリースされていましたが、クライアント側のデータ リモートを簡単にするために ADO プログラミング モデルに統合されています。

ADO の詳細および RDS を ADO と統合する方法については、「ADO ファースト ステップ ガイド」を参照してください。