Command オブジェクトのすべての Parameter オブジェクトを格納します。
解説
Command オブジェクトには、Parameter オブジェクトで構成される Parameters コレクションがあります。
Command オブジェクトの Parameters コレクションで Refresh メソッドを使うと、Command オブジェクトで指定されたストアド プロシージャまたはパラメータ クエリに関するプロバイダ サイドのパラメータ情報を取得することができます。ストアド プロシージャの呼び出し、またはパラメータ クエリをサポートしないプロバイダの場合、Parameters コレクション上で Refresh メソッドを呼び出すとエラーになります。
独自の Parameter オブジェクトを定義せず、Refresh メソッドを呼び出す前に Parameters コレクションにアクセスした場合、ADO は自動的にメソッドを呼び出し、コレクションを作成します。
呼び出すストアド プロシージャまたはパラメータ クエリに関連付けられたパラメータのプロパティがわかっている場合、プロバイダへの呼び出しを最小限にすれば、パフォーマンス面で有利です。これには、CreateParameter メソッドを使って適切なプロパティ設定を持つ Parameter オブジェクトを作成し、Append メソッドを使ってそれらを Parameters コレクションに追加します。こうすれば、プロバイダを呼び出してパラメータ情報を取り出さなくても、パラメータ値を設定して返すことができます。また、パラメータ情報を提供しないプロバイダに書き込む場合にパラメータを使用できるようにするには、このメソッドを使って Parameters コレクションを手動で作成する必要があります。必要に応じて、Delete メソッドを使用して Parameters コレクションから Parameter オブジェクトを削除します。